森7000生

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2022年5月18日(水)PM 10:00 まで



(教室のドアが開く)

森七菜「さあ、生徒のみなさん、こんばんは。七組の担任、森七菜です。3回目の授業になりますが、今回はGIRLS LOCKS!で生まれたこちらの授業を、先生バージョンでお届けしたいと思います。」

森七菜「題して…『森7000生』!

森七菜「さあ、『森7000』改め『森7000生』。これ口にすると結構ややこしいんですけど、『森7000』に、先生の“生”がついている、という授業です。」

森七菜「私がなんか、7000種類のエチュード台詞を持っているらしくて(笑)。私はI Don’t knowなんですけど(笑)。そういう逸材の私が、生徒の皆さんの希望するシチュエーションで、エチュードをお届けする、という授業らしいです(笑)。・・・私としては台詞を持っているつもりはないんですけど。どうやらそうらしいんで、皆さんのエチュードにお付き合いというか、ご一緒して、理想を一回叶えようという、そういう授業となっております。」

森七菜「3月に1回お届けしたんですけど、やっぱ難しい訳ですよ。だから私が先生として、どんどん引っ張っていかないとっていう、気合いをだいぶ入れてきました。」

森七菜「私は今月から先生なんですが、このお芝居の中では、生徒役でも、先生役でも、後輩役でも、どんな役でもこなしていきたいと思います。…なにせ、7000種類あるんでね(笑)。任せてください。」

SCHOOL OF LOCK!


森七菜「今回も生徒の方がいらっしゃるんですよね。神奈川県、14歳、女の子、ラジオネーム石ころんさん。」

森七菜「もしもし〜。お願いします。」

石ころん「もしもし、石ころんです。お願いします。」

森七菜「さあ今日は、どんなシチュエーションがよろしいでしょうか?」

石ころん「今日はですね、クラスの明るめな子に話しかけるっていうのを、やりたいです。」

森七菜「それは、人気者みたいな女の子?ちょっと仲良くなりたい?理由はあるんですか?」

石ころん「自分と全然タイプの違う子で、これまで話しかけたことないなと思って。臨機応変に対応できる力って、使えるかなって。」

森七菜「お〜なるほど、わかりました。それはどういう場面というか、どういうシーン?」

石ころん「体育の授業で、ペアを組んでってあるじゃないですか。話しかけるっていうか。」

森七菜「ちょっと雑談したり、そこから仲良くなられたな、みたいな雰囲気で?」

石ころん「はい。」

森七菜「私の役設定としては、人気者なムードメーカー的な感じで?」

石ころん「はい。」

森七菜「わかりました、やってみましょう。じゃあ「よーいアクション」の合図をお願いします。そこで私もピキッと役を入れるんで(笑)。」

石ころん「わかりました。よーい、アクション!


森七菜「ここら辺でボール投げようか。」

石ころん「そうだね。」

森七菜「えい!」
石ころん「えい!」

森七菜「速ない(笑)?「えい!」「えい!」だと、ちょっとボールの速度が速すぎるかな(笑)。」

石ころん「(笑)。」

森七菜「えい!」

石ころん「えい!」

森七菜「おー、上手じゃん。」

石ころん「七菜ちゃんこそ。」

森七菜「うそ〜。全然、七菜たち上手だね。」

石ころん「ありがとう〜。」

森七菜「部活とか入ってるの?」

石ころん「部活はね、今のところ入ってないかな。」

森七菜「そっか〜帰宅部か。」

石ころん「帰宅部。」

森七菜「私も帰宅部なの。休みの日とか、本当にベットの上とか、ご飯食べてるだけだから、毎日暇なの。」

石ころん「一緒。」

森七菜「でしょ?…でしょって(笑)。趣味は?」

石ころん「趣味はね、あんまり上手じゃないんだけど、たまにギター弾いたりとか。」

森七菜「え、まじで?すごくない?私もギター弾くよ。ちょっとだけどね。」

石ころん「すごい〜!」

森七菜「すごいね。好きな漫画とかアニメはあるの?」

石ころん「あんまり見ないかな…。」

森七菜「じゃあ、好きな俳優さんとかは?」

石ころん「あの…森ハチさんが。」

森七菜「(笑)。なんで変えてきた(笑)。ハハハハハ(笑)。なんで変えてきたの(笑)。」

森七菜「森ハチさんね!でも分かるかも、かっこいいよね。」

石ころん「かっこいい。」

森七菜「私も森ハチさんが好きで。今さ、映画もやってるよね。『隣の君』みたいな。知ってる?」

石ころん「知ってる、知ってる〜。」

森七菜「知ってる?予告編見た?」

石ころん「見た見た!」

森七菜「本編観た?」

石ころん「まだなの。明日観にいく。」

森七菜「え、誰と行くの?」

石ころん「誰もいないんだよね(笑)。」

森七菜「一人で?…一緒に行って良い?」

石ころん「え!行く?」

森七菜「行こ行こ!」

石ころん「行こう行こう!」

森七菜「とりあえず、うちわ持ってくわ。森ハチの。」

石ころん「あ〜(笑)。」

森七菜「なんか…オタクしよ(笑)。一緒に極めよう。」

石ころん「うん!」

森七菜「じゃあ明日、一緒に行こう!」

石ころん「行こう、行こう!」

森七菜「明日、ご飯とかも食べる予定として、早めに集合して。」

石ころん「うん!」

森七菜「楽しみ〜!」

石ころん「楽しみだね!今までそういうのなかったから。」

森七菜「そうなの?あんまり行かない?」

石ころん「行く友達が(笑)。」

森七菜「(笑)。そうだったんだ!」

石ころん「良かった、同じ人がいて。」

森七菜「ちょこちょこ遊ぼうよ。」

石ころん「遊ぼう、遊ぼう。」

森七菜「OK、じゃあ決まりね。明日朝、10時集合で!」

石ころん「10時集合、OK〜!」


森七菜「カット!

石ころん「いや〜、なんか本当に、明日行く気持ちに(笑)。」

森七菜「気持ちになった?(笑)」

石ころん「なりました(笑)。」

森七菜「石ころんさん、面白いですよ(笑)。面白かった(笑)。…緊張してましたか?」

石ころん「なんか意外と。」

森七菜「してなかった?その調子で行けば、絶対友達できると思う。」

石ころん「ホントですか?」

森七菜「なんか話しやすいし、ウケる返ししてくれるから、そういう話すタイミングさえ掴めれば。ギターとかやってる友達とか、結構特殊な趣味というか、中学生でなかなかいない趣味だと思うから、相手も「やっと同じ趣味の子見つけた」って思えると思うんです。だからそういう、仲良くなりたいっていう子さえ見つかれば、絶対に大丈夫だと思います。」

石ころん「ありがとうございます!」

森七菜「ありがとうございました〜!またね〜!バイバイ〜!」

石ころん「バイバイ〜!」

SCHOOL OF LOCK!



森七菜「…なんで森ハチって変えてきたんだろう(笑)。言っちゃいけないと思ったのかな?なるほどね。そこはちょっと私からの説明不足でした。失礼しました。」

森七菜「ということでですね、最後に一曲聴いてください。斉藤和義さんで『ずっと好きだった』。」

〈M. ずっと好きだった/斉藤和義〉

森七菜「お聴き頂いた曲は、斉藤和義さんで『ずっと好きだった』でした。」

森七菜「さて今夜は『森7000生』の授業をお届けしましたが。楽しかったです、私は。なので引き続き、生徒の皆さんから、一緒に演じたいシチュエーションと、エチュードに参加してくれる生徒の方を、募集したいと思います。」

森七菜「エチュードを通して、お悩みを解決できたりとか。イメージトレーニング、私を練習台として使って頂いて構わないので。みなさんどしどし送ってきてください。森七菜LOCKS!の掲示板に書き込んでもらえればと思います。

森七菜「ということで、私とはまた明日!七組の担任・森七菜でした!バイバイ!」

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