• 「優秀賞」
    まず、読み終えたあとの感想は「ヤバい!!」でした。
    普通の小説なら恋人の死や結婚とかが小説のメインの話になると思うのですが、これはいい意味でその期待を裏切ってくれました。

    主人公である、福寿と高寿の二人の名前に含まれるこの「寿」という言葉は長命や祝いに対して使われるそうです。40日という短い間でしか互に付き合える期間はない。
    でも、幼い頃、それぞれに助けれ、その時から支え合いながら生きてきたということに対しての表れではなかったのかと思います。

    「最初が最後」この言葉が強く胸に残っています。
    時間軸が違うからこそ高寿が悩み、そして成長し、それを互に理解し合いながら進められてくストーリーは、どこか切なく美しさを感じました。

    言葉の巧みさによって小説の世界に引き込まれていくのが分かりました。
    いつの間にか終わってしまっていました。すごくいい小説だと思います。

    RN あびりぃ 神奈川県 17歳 男の子

  • 「残りは70年で賞」
    一言で表すと本当の幸せはこうなんだと思いました。
    40日間という短い時間で高寿は愛美の事実を受け入れ、その1つ1つの幸せを噛み締めて過ごしました。僕は今まで楽しかった思い出は覚えてきたつもりです。
    しかし、明確に覚えているかと言うとイエスとは言えません。
    今まで僕が過ごしてきたものは出来事であり、それを思い出なのかと聞かれたら答えることは出来ないと思います。だから、楽しいと感じたときに、その瞬間を全力で楽しむことが思い出となるきっかけです。
    このきっかけを作れるように残りの70年一生懸命生きていきたいです。

    RN もんとぅーん 静岡県 16歳 男の子

  • 「ザ・シンプルで賞」
    面白かったです

    RN からのすけ 北海道 15歳 男の子

  • 「さりげなくリクエストで賞」
    この物語の重要なキーワードは「矢印」。2人の物語は突然の出会いから始まって、お互いの思いが溢れる読み始めだった。「矢印」が同じ方向を向いていた。
    美味しいものを好きな人に食べてもらいたい。面白い場所を見つけたら見せてあげたい。
    美しいものを見れば一緒に見たい。一緒にいる時間を2人で幸せにいつまでも過ごせると思っていた。

    でも、ここまでは物語の序章でしかなかった。
    彼女の秘密を知ったとき、同じ方向を向いていたと思っていた「矢印」は、逆向きに向かい合っているものだと気づく。分かり合いたいと思っても、どうしてもすれ違ってしまう。ぶつかる事もあったが、苦悩する中で見つけ出した答えは、以前と同じように、2人で同じ時間を幸せに過ごすことに他ならなかった。
    同じ方向を向いていても、逆向きに進んでいる「矢印」でも、同じ時間と空間を進んでいる瞬間は確かにあって、その一瞬一瞬が、彼らの前に花となって開いていくようだった。
    思いや願いや祈りは時空を超えて心から、心へ届くものだと改めて知ることができた。

    僕がこの本を読んで思い浮かんだ曲は、backnumberの「僕の名前を」です。
    完璧な女の子を好きになった純粋な男の子の気持ちはもちろん、歌詞がこの本にぴったりだと思いました。
    もし良ければ、リクエストさせて下さい。

    RN アッシュ 埼玉県 17歳 男の子

  • 「素敵なシーンはピザ賞」
    『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』読みました!
    前半の部分はとても温かい雰囲気で一気に引き込まれて、後半、愛美の秘密が分かってからはすごく切なくて思わず泣いてしまいました(><)
    素敵だなと思ったシーンはたくさんありましたが、僕の1番素敵だなと思ったシーンは、
    デートの下見に来た高寿がピザを食べて「これ、愛美に食べさせたい」って思うあのシーンです!

    RN れんれん凵@愛知県 16歳 男の子

  • 「これからも活字を読んで行きま賞」
    僕デートを読んでみて思った事は読んでる途中でえ?ん?となる感じで1回少し前のところを見て確認してみたり、お?と少し興奮しながらどんどんページが進んでいってスラスラスラ〜と読むことができました!
    福寿さんがたまに意味深な事言ったり途中でお姉さんとの話になったりもしや?って思う事もありました!

    高寿君は福寿さんに一目惚れですぐ想いを伝える積極的な男かと思ってたら付き合ってから手を繋ぐのも抱きつくのも1回1回確認しててじれったい!男ならガッて行け!って思ったりもしましたが(^^;;

    僕がこれまで読んだ本の中で大人っぽいような本で少し難しかったですが、ななみんの紹介で読んだみたら、たまには活字もいいなという気持ちになりこれから少しずつ活字を読んでいこうと思いました!とてもおもしろかったです!

    RN ラリー(^^) 神奈川県 15歳 男の子

  • 「あの作品を超えた!賞」
    この本は、SF恋愛ものの最高作(自己解釈です。)「時をかける少女」を超えるものでした!
    時間の進み方が違う男女が、運命の中で奮闘するというのは、とても面白い設定だと思いました。特に主人公の高寿が彼女である愛美の秘密を知った時からの、主人公の葛藤やそれを乗り越えてからの行動は、彼女いない歴=年齢の僕もうるっとくる内容でした。僕は都内の高校で演劇部に所属しています。
    僕の部は、公演で使用する台本は自分たちで作ります。
    僕はまだ1年生なので、台本を作る立場にはありませんが、2年生になって台本を作る機会が回ってきたらこの本の影響を受けてしまいそうです(´・_・`)。
    本の中の時間軸の設定とか、彼氏と彼女の関係の変化とか、もう数え切れないくらい影響を受けそうです。

    RN京の生鱈奈良生ななみん 東京都 16歳 男の子

  • 「いつか彼女とお祭りに行きま賞」
    課題図書読みました!
    とても読みやすくてあっという間に読めました。
    でも、冒頭部分の高寿と愛美の関係が彼女がいない僕にとってうらやましすぎて「もう読むのやめようかな」と思うこともありました(笑)

    そんな自分と葛藤しながら読んでいくと想像してた展開とは全く違ってて、切なくなって泣いちゃいました(T-T)久しぶりに感動しました。読み返すとさらに涙が、、、(ToT)
    恋人と過ごす時間って本当に奇跡の連続なんだなって改めて思いました。偶然同じ時代に生まれてお互いを好きになるなんて奇跡としか言いようがない!色んな人が言ってきた言葉だけどこの小説を読んで改めてそう思いました。

    大切な人がいるって羨ましい。僕も彼女と夏祭り行きたい、、、改めてそう思いました。

    RN 裏切りの太陽 宮崎県 17歳 男の子

  • 「小説から学んでいるで賞」
    ぼくは明日、昨日のきみとデートする 感想文
    普段から小説は読むんで、前から読んでみたいと思ってた作品でした。
    それでこのラジオで紹介してるのを聞いて、翌日に本屋で買って早速読んでみると、本当に読んで良かったと思う作品でした。感想は始めは、読んでいて、恋愛てやっぱりいいなて思いました。だけど彼女の秘密を知った時は感情移入し過ぎて物凄い辛かったです。
    だけど秘密を知ってからの二人の行動などから「人を好きになることの素晴しさ」改めて教えてもらいました。それに最後らへんを読んでいて、電車の中でおもわず泣いてしまいました。
    なので本当に読んで良かったと思う作品でした。この本を紹介してくれた橋本さんに感謝してます。

    RN 有栖川有栖 福岡県 18歳 男の子

  • 「私が泣いた本賞」
    ぼく明日は、友達から貸してもらって読みました。
    時の流れが違う中で生活している2人の関係、という全体的な設定自体にも感動しましたが、そんな環境でもお互いの運命を理解していこうと努力する2人の姿がとても印象的でした。
    私は朝読書の時間にこの本を読んでいて、愛美が主人公へ本当の事を明かす瞬間のあの夜の場面で、時間が終わってしまいました。だけど、読みたい気持ちがおさまらなくて、主人公がどんな反応を示すのだろうとか、今後どうなるのかなとか、たくさん想像することができました。ただ、続きを読み始めたときは予想したのと全然違って、思わぬ展開に良い意味で驚きました。
    滅多に本を読んで泣く事なんて私が泣いた本です。
    映画を観る前に、原作を読んでみたほうが絶対いいと思います!!

    RN 宇宙の楽隊 秋田県 14歳 女の子

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