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pinguの作品
朝
僕は目を覚ましてすぐおどろいた
「芽が出てる!!」
土のあいだから 力強くひらくふたば
そして 僕の横には 傘をさした小さい男の子が立っている
「どんな花がさくんだろうね」
男の子はニッコリ笑ってそう言った
あのね・・・・・・・・・
もし・・・・・・あの時君がいなかったら・・・・・・
僕はここまで信じて待てなかったよ
本当に ありがとう
しばらくすると、雨もすっかりやんでいた
初めて見る空の色は どの青ともくらべようが無いくらいきれいで
まるで宝石箱に入ったみたいだった
これも 芽のおかげなのかな・・・・・・
今度は この青空の下で花がさくのを待ちたいな
もちろん 君と一緒にね
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