2012年の著作権法改正で、違法ダウンロード行為に罰則が設けられました。
次のうち、刑罰の対象となる可能性がある行為はどれでしょうか。

A:100回以上音源をダウンロードする
B:違法にアップロードされたことを知りながら
ダウンロードする
C:まだCDになっていない音源をダウンロードする


正解はB:違法にアップロードされたことを知りながらダウンロードするです。

皆さんも、日頃音楽アプリや配信サービスで、好きなアーティストの楽曲を聴いていると思います。
しかし、無料でダウンロードできるようなサービスの中には、楽曲が違法にアップロードされているものも存在するので、注意が必要です。
市販のCD・DVDや有料配信されている音楽・映像を違法にアップロードされたものと知りながらダウンロードする行為については、著作権法では「2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方」の罰則が規定されていて、著作権者が訴えを起こした場合、刑罰の対象となる可能性があります。
違法にアップロードされたことを知らずにダウンロードしてしまった場合などは、刑罰の対象にはなりません。
また、権利者の許諾を得て適法にアップロードされた音源であれば、たくさんダウンロードしたり、まだCDになっていない音源をダウンロードしても問題ありません。
違法音楽アプリは、無断でアップロードされているため、どれだけ音源を聴かれてもアーティストは収益を得られません。
皆さんが好きなアーティストを応援する意味でも、適法なサービスを利用しましょう!
詳しくは、一般社団法人日本レコード協会が解説した特設サイト「あの音楽アプリは、もう違法。」をご覧ください。