JASRACは皆さんが普段聴いている音楽の著作物使用料を、その曲を作った著作者(作詞家・作曲家)のもとへ届けています。著作者にとって「著作物使用料が届く」ということは生活の支えになるだけでなく、「自分の曲を聴いてもらっている」という実感にもつながり、新しい作品を生み出す励みになっています。このように、著作物使用料の分配を通じて新たな作品の創作を支えていく好循環をJASRACでは何と呼んでいるでしょうか?

A:文化のサークル
B:創造のサイクル
C:JASRACの輪


正解はB:創造のサイクルです。

皆さんの大好きな楽曲には必ずその作品を生み出した著作者(作詞家・作曲家)がいます。
著作者は自分の理想を形にすること、そして自分の作品を皆さんの元に届けるために、毎日懸命に創作活動に取り組んでいます。
ですから著作者にとって、自分の作品を多くの人に楽しんでもらうことは大きな喜びであり、次の作品を創作する励みとなります。
しかし、そうして苦労して生み出した作品が例えばタダでビジネスに利用されてしまったり、違法なコピーやダウンロードをされてしまったとしたらどうでしょう?
著作者をはじめ、創作に関わる人たちの創作活動や生活はたちまち行き詰ってしまいます。
私たちがこれからも新しい音楽に出会うためには、音楽を楽しむことだけでなく、音楽を作る人たちを支えていくことも必要です。
音楽を聴く時に、時々この「創造のサイクル」のことを思い出して、創作者の想いを感じてみてくださいね。