『 1分 』

今週、『学校掲示板』にこんな書き込みが届いていた！



さかた校長「これスゴくない!?」

こもり教頭「スゴイよね！」

さかた校長「全部で35曲！　バンドの方もおられるし、シンガーソングライターも、いろんな形のアーティストの曲をね」

こもり教頭「どうやって探したんだろうね？」

さかた校長「世界中の曲を全部1回聴いたんじゃない？」



こもり教頭「あ、そう！　ふ〜ん！」

さかた校長「スゴイよな…！」

こもり教頭「ね！」

さかた校長「『ね！』じゃないよ！　スゴイけどさぁ…」

こもり教頭「どういうこと？　え？　どこ？　どこ？」

さかた校長「『世界中の曲を〜』ってちょっとユーモアを入れたわけなんだけど、すっごいスルーっと行くからさ…」

こもり教頭「ごめんごめん!!（笑）　全然スルーしちゃってた！（笑）」

さかた校長「まぁ、プレミアムかまぼこが35曲を探し出したのもスゴ過ぎるからね」

こもり教頭「でも、これ本当に1分なのかな!?」

さかた校長「ちょっと実際に聴いてみる？」

こもり教頭「そうだね！」

さかた校長「じゃあ、King Gnu先生の『Teenager Forever』！　これ聴いてみましょう！」

こもり教頭「ミュージック…」

さかた校長・こもり教頭「スタート!!」


♪ Teenager Forever　／　King Gnu


こもり教頭「これ（1分）行かないんじゃないの？」

さかた校長「プレミアムかまぼこ、やっちゃったかもな！」

さかた校長・こもり教頭「10・9・8・7・6・5・4・3・2・1…！」



＜♪ “伝えたい想いは溢れてるのに…”＞

こもり教頭「（笑）」

さかた校長「気持ちよ！　ジャスト1分！　あの感じで1分で行くんだ！」

こもり教頭「気持ちいい！（笑）　スゴイね！
あと、日本の曲だけじゃなくて海外の曲もある。あ、俺の好きなアウルシティーもあるよ！　じゃあ『Good Time』聴いてみましょうか！
ミュージック…」

さかた校長・こもり教頭「スタート!!」


♪ Good Time　／　アウルシティー&カーリーレイジェプセン


こもり教頭「あと20秒！」

さかた校長「さすがに行かないんじゃない？　まだまだ全然来ない！」

さかた校長・こもり教頭「10・9・8・7・6・5・4・3・2・1…！」

＜♪ “Woah-oh-oh-oh Woah-oh-oh-oh…”＞

さかた校長「気持ちよ！」

こもり教頭「1分だわ！　スゴイね、どうやって探したんだろう？」



さかた校長「ジャストがこんなに気持ちいんだね！」


さかた校長「今夜は、この書き込みを元にした授業をやっていこう！
ということで、今夜も、SCHOOL OF LOCK! FRIDAY！　始めていくぞ!!」


さぁ今夜は、RN プレミアムかまぼこの書き込みを元に、こんな授業を行う！

『サビが来るまでに伝えきれ！　ワンミニッツ書き込みチャレンジ!!!』

＜♪ コーナーアタックの音＞

さかた校長「…無限大ホールじゃないかよ。若手芸人たちがやるコーナの時の、アタック音じゃないかよ！」

こもり教頭「（笑）　今から、生徒の書き込みを紹介します！
書き込みを読み終わったあと、RN プレミアムかまぼこが書いてくれた『サビがはじまるまでちょうど1分の曲』を流します！
その曲のサビが来るまでの1分間で、書き込みに対してメッセージを届け切れたら…クリアです!!」

さかた校長「なるほどね。まぁ、1分ぴったりで生徒にメッセージを届ければいいわけね！」

こもり教頭「そう、できたらね！　…じゃまず、一発目やりたい人、挙手！」

さかた校長「俺しかいないじゃん…」

こもり教頭「それでは、校長が挙げてくれたので行きましょうか！　まずは書き込みを紹介します！」

＜ジャン♪＞

さかた校長「これも、抽選箱で順番のくじ引きを引く時の音！（笑）」




こもり教頭「という書き込みですが、準備はいいでしょうか？」

さかた校長「任せてください」



こもり教頭「1曲目は、LiSA先生の『紅蓮華』になります！
…さかた校長のワンミニッツ書き込みチャレンジ、スタート!!」

＜カーン♪＞


♪ 紅蓮華　／　LiSA


さかた校長「無力マン、まずは、免許取得おめでとう！
俺も最近取ったばかりだから、無力マンの気持ちわかるのよ！　しかも『初心者マーク』を貼らなくちゃいけない！　これは前か後ろのどっちかじゃないよ？　前後両方に貼らなければいけないんだよね！
そしてこの『初心者マーク』！　なんと今、100均でも買えるんだよ！　知ってた？　100均でお手軽に買えるけど、ちょっと粘着力が弱いらしいから、もうちょっとちゃんとしたところで『初心者マーク』を買って貼った方がいいんじゃないかな？
そしたら、今度、『初心者マーク』を貼った者同士、一緒にドライブできたらいいらしいと思うんだよな！　無力マン！(笑)
でもドライブする時は、やっぱり“思いやりティドライブ”！　これが一番大変だから、思いやりを持って、人のためを思って運転をする！」

こもり教頭「Bメロ」

さかた校長「これが、素晴らしく、簡単なようで大変なんだよね。
でも運転をすると行動範囲が広がるから、君の人生の幅もどんどん広がっている！　GO、GO！　ドライブ！　さぁ、どこへ行く!?」

＜♪ “どうしたって〜”＞

＜カンカンカン…！＞

こもり教頭「終了〜〜!!」

さかた校長「決まったっしょ？」

こもり教頭「ということで、今のは…クリア!!」

＜ファンファーレ＞

さかた校長「（笑）　“クリアしてよかったのかな？”ってなるんだよね…。
でも、無力マンが同じ想いを持ってるから、すごい嬉しかった！」


こもり教頭「じゃあ次に行きましょうか！　やりたい人、挙手！」

さかた校長「いや、だから俺しかいないじゃん！」

こもり教頭「よし、じゃあ行きましょうか。　書き込みを紹介したいと思います！」



＜ジャン♪＞



こもり教頭「という書き込みになります。準備はよろしいでしょうか？
続いての曲は、瑛人先生の『香水』！　さかた校長のワンミニッツ書き込みチャレンジ、スタート!!」

＜カーン♪＞


♪ 香水　／　瑛人


さかた校長「神奈川の神様！　まずは、代表になれずに、残念だったな！　
…と言うのも、神奈川の神様は、サッカーをやっていたのかな？　神様の仕事が忙しくてそれどころじゃなかったかもしれないしな。
お前が“RN 神奈川の神様”ではなく、“RN サッカーの神様”だったら、ひょっとしたら代表入りしてたかもしれない。でも『サッカーの神様』っているんだよね。ジーコさんなんだよね。これ『サッカーの王様』だったら、ペレなんだよね！
先ほど無力マンが『交通事故に遭わないように』ということもあったのかな？　“事故”“ジーコ”で繋がって、神奈川の神様は『サッカーの神様』だったらよかったな。

でも、はっきり言わせてもらうけれども、代表になるより、神様になることの方がすごいからね！　日本は47都道府県ありますよ！　色んな県があって、俺は福岡県出身だけども、“北海道でっかいどう”ってね、美味しい料理もいっぱいあるし。
でも一番羨ましいのはね、東京にもすぐ行ける、神奈川！」

＜♪ “別に君を求めてないけど〜”＞

＜カンカンカン…！＞

こもり教頭「終了〜〜〜〜!!」

さかた校長「あああーー!!」

こもり教頭「ということで、今のは…クリアならず!!!」

＜ドカーーン!!（爆発アタック）＞

こもり教頭「生きてもらわないと！」

さかた校長「瑛人先生、ちょっとサビ分かりづらいですね」

こもり教頭「（笑）　おい、やめろ！」

さかた校長「『香水』、ちょっとスムーズ過ぎてね」

こもり教頭「じゃ、続いては…さかた校長！」

さかた校長「ちょっと、テンポスゴくない!?　俺息切れしてるんだけど！」



こもり教頭「まずは書き込みを紹介します！」

＜ジャン♪＞



こもり教頭「という書き込みですが、準備はよろしいでしょうか？
続いての曲は、ゆず先生の『夏色』！　さかた校長のワンミニッツ書き込みチャレンジ、スタート！」

＜カーン♪＞


♪ 夏色　／　ゆず


さかた校長「まずは、RN 不死身のピーナッツ！　オランダの警察官が馬に乗ってることを教えてくれてありがとう！
本当に乗ってんのか？　本当に乗ってるんだったら、俺はマジで“ありがとう”なんだけど…。

そもそも、なんでオランダの警察官、パトカーじゃないの？　馬に乗るってことなの？
やっぱりパトカーはエンジンが切れてることがあるから…ガソリンか！　ガソリンが切れることがあるから、エンジントラブルとかがあるからアレだけど、やっぱり馬っていうことは動物だから、魂さえあれば走ってくれるから！
泥棒が出た、と。オランダの地図泥棒だ！　“あ、地図泥棒だー！”っていう時に、馬がバババーっと、自分が乗らなくても捕まえてくれるのがな。その時“ヒヒーン”つって鳴くんだろうな！　嬉しい悲鳴なのか、それとも悲しい悲鳴なのかな？

下り坂の時は馬ってどうするんだろうね？　ブレーキとかないから、つま先をぐっとして、いく、のか、な〜」

＜♪ “この長い長い下り坂を〜”＞

＜カンカンカン…！＞

こもり教頭「終了〜〜〜!!
う〜〜〜ん……。今のは…クリアならずで!!」

さかた校長「厳しくない？」

＜ドカーーン!!（爆発アタック）＞

さかた校長「そもそも！　どんなメッセージを送ったらいいかわかんない！
なんだよ、不死身のピーナッツ！　『オランダの警察官が馬に乗ってる』って！　本当かどうかが俺にはわかんねーんだよ！　それ本当なのか？」

こもり教頭「（笑）
…ということで、さかた校長の最終結果は！　3チャレンジ中、1回、成功ーーー!!!」

＜ファンファーレ＞

さかた校長「そのファンファーレも無限大ホールで死ぬほど聞いてるわ！　3回中1回とか、そんな溜めることでもないし！」

こもり教頭「いやでもスゴイよ！」

さかた校長「俺、ずっとしゃべってたんだけど息継ぎしてた？」

こもり教頭「ギリギリだね！」

さかた校長「ギリギリだったよね。“こんなにしゃべれるんだ”って思ったし」

こもり教頭「それと、本当にどの曲も1分なんだね。スゴイよね！　俺はもっとそこを称えて欲しい！」



さかた校長「そうだけど、（サビまでを）1分にしてとかいう決まりないでしょ？　2分だって3分だっていいんだから！」

こもり教頭「こんなに集まるなんて奇跡だと思わない？」

さかた校長「確かにね。世界を股にかけたよね。これからも1分の曲を探していきたいと思います！」

こもり教頭「（笑）」