SCHOOL OF LOCK!



(チャイム……)


SCHOOL OF LOCK!


斎藤「日高くん!」

SKY-HI「はい!」

斎藤「先日は’SK's Session 2’お疲れ様でした!」

SKY-HI「いえ!こちらこそ!!」

2人「ありがとうございました!」

斎藤「本当に……!僕の、UNISON SQUARE GARDEN外のソロのライブを去年から始めて、第2回目があったんですけど。日高くんに出てもらいまして……。」

SKY-HI「’SK2’」

斎藤「’SK's Session 2’、略して’SK2’ね。このライブはどんなライブかというと、まあ……そんじょそこらのセッションライブじゃないくらい、がっつりと2人で組んでライブをやろうという事で。この日も6曲やったんだけど……。」

SKY-HI「6曲やりましたね」

斎藤「その6曲たちが、えぇ……猛練習を必要とする6曲たち!」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「何を隠そう日高くん、最高峰のラッパーでありながら……!」

SKY-HI「おっ!良いこと言いますね!」

斎藤「1曲はドラムを叩き……。」

SKY-HI「ドラム叩きましたね!」

斎藤「1曲はカホンを叩き……。」

SKY-HI「カホンを叩きました」

斎藤「1曲はピアノを弾き……!」

SKY-HI「ピアノ弾きましたね!」

斎藤”何をやらせているんだ!?”っていう(笑)」

SKY-HI「(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


斎藤「めちゃくちゃなセッションライブだったんですけど、おかげさまでめちゃくちゃ良いライブが出来た!」

SKY-HI「アレ、めちゃくちゃ良かったですよ」

斎藤「すごく、僕もプラスになったしね。」

SKY-HI「俺もね、引き上げられました。もう斎藤先輩に」

斎藤「本当ですか?」

SKY-HI「もうグイッ!、斎藤先輩にグイッと!」

斎藤「ありがとうございます!」

SKY-HI「ありがとうございます!」

SCHOOL OF LOCK!


斎藤「それで、何を隠そう……日高くん、僕の高校のマジ後輩!

SKY-HI「マジ後輩なんですよ」

斎藤「1コ下のマジ後輩でして((笑)」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「先輩権限として”おい日高、俺がソロライブやるから付き合えよ”って事で(笑)」

SKY-HI「そうそう、だからスタジオにある飲み物とか全部、俺がコンビニとかで買ってきて……」

斎藤「甘い物とか(笑)」

2人「(笑)」

SKY-HI「”斎藤さんだからコーヒー用意しないと!”(笑)」

斎藤「(笑)そう、日高くんと練習しようと思ってスタジオに行く時に、一応差し入れにコーヒーと水どっちでも選べるように買ってったんだけど、もう行ったら既に並んでたからね!」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「机の上に…”あっすいません”みたいな(笑)」

SKY-HI「まさか斎藤さんが買いに行ってくれてたとは思わず」

斎藤「いやいや(笑)……それでは、ユニゾンLOCKS!……」

SKY-HI「始めます!」

SCHOOL OF LOCK!


斎藤「改めまして、UNISON SQUARE GARDENボーカルギターの斎藤宏介です。そして!」

SKY-HI「SKY-HIです!」

斎藤「よろしくお願いします!」

SKY-HI「よろしくお願いします!」

斎藤「ようこそ!」

SKY-HI「いや〜やっと来れた!」

斎藤「すいません、白衣着ちゃって……」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「なかなか見ないでしょ?」

SKY-HI「いや、でも斎藤さんいつも白衣着てるじゃないですか?」

斎藤「そうですか?」

SKY-HI「こういうスタジオの中とかでも……」

斎藤「(ラジオの)スタジオでほとんど会わないでしょ!(笑)」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「(笑)…白衣を着てやらせてもらっているんですよ」

SKY-HI「いいな〜」

斎藤「さっきから’日高くん’と言ってますけど、なんで’SKY-HI’と呼ばずに’日高くん’と呼んでいるかと言うと、さっきも言った通り、高校時代の先輩後輩で、僕が1コ上なんですね」

SKY-HI「はい」

斎藤「その頃から日高くんはドラムをやっていて……」

SKY-HI「そう。ドラムやってました」

斎藤「それで、バンドやってる仲間の大きいグループの中の一員で、お互い知り合いだったっていう感じなんですよね」

SKY-HI「そうなんですよ。田淵さんに至っては部活の先輩だったから…」

斎藤「あっ、サッカー部の!」

SKY-HI「そうそう、それもあって意外と初期から仲良くして頂いてて……」

斎藤「元々、UNISON SQUARE GARDENっていうのは、僕とベースの田淵が’高校の同級生’で、ドラムの鈴木と田淵が’小学校の同級生’っていう繋がりなんだけど」

SKY-HI「すごいですよね」

斎藤「高校時代に、田淵と”バンドを組もう”ってなった時に、ドラマーがいないから探し回って、”1コ下にドラムを叩ける子がいるぞ”って事で」

SKY-HI「ヤベェ…!」

斎藤「ちょっと日高くんにやってもらいたかったりしたんだけど…」

SKY-HI「あ〜!もしかしたら俺、ユニゾンだったかもしれなかったのか〜!!」

斎藤「そうなんだよ!でも”やんわり声掛けたら、やんわり断られた”って田淵が言ってて……」

SKY-HI「いやいや!そんな事なかったと思うけどなぁ…」

斎藤「一応、UNISON SQUARE GARDENのドラマーの第1希望は日高くんだったんだよね。第2希望なんだよ、貴雄は(笑)」

SKY-HI「ウソでしょ!(笑)」

斎藤「ドラフト2位(笑)」

SKY-HI「(笑)でもまさかそんな…!」

SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


斎藤高校時代の、僕とか田淵の印象ってあったりします?

SKY-HI「めっちゃありましたよ」

斎藤「どんな感じに映ってたんだろう?」

SKY-HI「とりあえず田淵さんは’フィジカルモンスター’って俺らの世代では言われてましたし(笑)」

斎藤「はいはい、足速かったね」

SKY-HI「足速いし、ジャンプしたら落ちてこないですからね」

斎藤「(笑)」

SKY-HI「ドンッ!!って飛んで、落ちてこないで…”あれどこいったかな?”って思ったらストン!って来て”え〜!?”って」

斎藤「(笑)あれ?俺、なんかそれドラゴンボールで見た事ある(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


SKY-HI「斎藤さんはすごかったですからね…もう一匹狼!」

斎藤「(笑)」

SKY-HI「茶髪でパーマかけて…ウチの高校、校則とか厳しかったですけど、パーマとかかけてると”おい!斎藤!!”って呼び止められるんですけど、”スイマセン、やっちゃった”って感じで…!」

斎藤「そんなんだったか!(笑)」

SKY-HI「”おおっカッケー!”みたいな」

斎藤「(笑)」

SKY-HI「パンツは腰履きで、裾がチリチリになったりすると思うんですけど、斎藤さんは裾ボロボロでしたから」

斎藤「ズボンの裾ボッロボロだったね」

SKY-HI「ボッロボロでしたよね」

斎藤「雨の日もそれだからね」

SKY-HI「カッケェ!って。一匹狼でしたね。だからずっと”ロンリーウルフ斎藤”って呼ばれてましたからね」

斎藤「…ッ!!初めて言われたけどね(笑)」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「ロンリーウルフ?」

SKY-HI「それはごめんなさい…ウソです(笑)」

斎藤「(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


斎藤「高校時代に軽音楽部っていう形じゃなく、知り合いだったじゃん」

SKY-HI「はい」

斎藤「その関係性も絶妙でさ、付かず離れずだし」

SKY-HI「確かに、同じ部活っていう事でもないですもんね」

斎藤「なんか、”今度みんなでライブをやろうよ”ってたまに半年に1回、1年に1回みたいな感じで顔を合わせる」

SKY-HI「でしたね」

斎藤「みたいな感じだったから…」

SKY-HI「でも俺、最前でモッシュしてましたからね」

斎藤「ウソでしょ?」

SKY-HI♪となりのットットロ〜!トットロ!!

斎藤「あの…!説明させて頂きますと…(笑)」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「今の3人とボーカルの男の子が1人いて、”みんなで歌える曲が無いか?”っていう事で『となりのトトロ』をパンクアレンジして…」

SKY-HI「パンクアレンジして」

斎藤「♪となりの…トットロ〜!トットロ!!」

SKY-HI「”♪となりの…”からのキメがカッコ良かったんですよね」

斎藤「あの時から音が鈴木貴雄だったよね!」

SKY-HI「そうですね」

斎藤「”♪となりの…”ダッダン!!みたいな感じ。あの感じが貴雄なんだよな〜」

SKY-HI「斎藤さんのギターソロが♪デ〜デデ、デ〜デデ〜って」

斎藤「そうそう!(笑)」

SKY-HI「よかったんですか!?トトロの話をして…!」

斎藤「弾いてたね〜!うん。でも、あの時から才能があったんだね、僕らもね(笑)」

SKY-HI「いやすごかったですよ!最前でモッシュしてましたから」

SCHOOL OF LOCK!


斎藤「でもスゲーな!って思ったのは、育ってきた世代、環境、色々が似てるから…」

SKY-HI「♪育ってきた環境が〜(『セロリ』のメロディー)」

2人「♪似てるから〜」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「似てるからさ、感性も近いような気がしていて…!」

SKY-HI「はいはい!」

斎藤「音楽への解釈であったりとか、”ここって、もうちょっとこうだよね?”っていう何となくの会話もすぐ、次の練習の時には達成されてたりとか」

SKY-HI「はい」

斎藤「お互いがやった事がお互いに良かったり、ハマり合っている感じがあって、本当にすごい一緒にやれて嬉しかった」

SKY-HI「僕の方こそ、音楽を作る人として引き上げて頂きました!先輩にステージを……!」

斎藤「うん!」

SKY-HI「ありがとうございます」

SCHOOL OF LOCK!



M Double Down / SKY-HI





斎藤「僕がすごく……日高くんの事好きだし、尊敬している部分は……」

SKY-HI「はい」

斎藤「あの……やっぱりさ、”母体がありつつ、ソロ活動をする”ってぶっちゃっけスタートがマイナスだと思ってて」

SKY-HI「あ〜!はいはい。先入観とかありますからね」

斎藤「先入観もあるし、批判もあるし、無関心もあるし」

SKY-HI「そうですね」

斎藤「それでも’SKY-HI’としてやっていくには、すごくピュアな気持ちがないと出来ない事だと思ってて」

SKY-HI「はい」

斎藤”何を思ってSKY-HIとして音楽を始めて、ここまで続けてきて、さらに今もやっているのか”っていうのを聞いてもいいですか?」

SKY-HI変わらない事が1つあるとすると…最初にデモを作って、それを持ってて”良いじゃん”って言われた時のどうしようもない’喜び’…?(照)」

斎藤「ああ〜」

SKY-HI確かに、「あれがずっと根底にある気がしますね」

斎藤「その…向かう先は世界…なのかな?」

SCHOOL OF LOCK!


SKY-HI「でも、その喜びがあるから、僕はやっぱり未だに…この前のワンマンとかやった時に、たくさんの人たちが自分の歌を歌っている状況っていうのは最初に7、8年くらいはクラブの小っちゃい所でしかやってないから、メジャーデビューしてからの数年の方がちょっと異常な状況で」

斎藤「はい」

SKY-HI「お客さんが自分の曲を大合唱するみたいなのが…。だからこそ、めちゃくちゃ喜びと感謝を感じているから、だから社会にコミットした発言とか、そういう曲も作るんですけど、それがもし好まない人がいるんだとしたら”なんでコレをちゃんと分かろうとしないんだよ”って思うより、”そういう人も楽しんでくれる物をちゃんと作りたいな”って事を結構心から思うし…」

斎藤「確かに歌詞も、音楽性も広いしね」

SKY-HI「アメリカとかでそれこそホントに”コイツ、クールだな”って思われたいっていうのと同じくらい、日本で応援してくれている人に飽きられないような物をちゃんと作りたいっていうのもあるから、”目標が世界か?”って言われると、”それもそうだけども…”っていう…。ベクトルは一緒!」

斎藤「なるほど、SKY-HIの音楽はすごくオールマイティで器用でありながら、表現者としてずば抜けて尖っていると思うんだよね」

SKY-HI「はい」

斎藤「だからそういう意味でも、日本だけじゃなく、世界基準で評価されるべき音楽だなと確かに思うので」

SKY-HI「嬉しいですね…」

斎藤「海外に向かっていくのは、僕としては全然不思議ではなくて」

SKY-HI「嬉しい話をありがとうございます」

斎藤「むしろ”評価されろ早く!”って思いますね」

SKY-HI「(笑)頑張ります!」

斎藤「”お前は、武道館2日間で満足するような男じゃねえぞ!”っていう(笑)」

SKY-HI「ありがたい話です…!」

斎藤「すごく思う」

SCHOOL OF LOCK!


SKY-HI「UNISON SQUARE GARDENこそね、’クールジャパン’を掲げて世界に行ったら、”何なんだ!コイツらは!”ってなりそうですけどね」

斎藤「逆に海外に行くべきバンドなのかもしれないね?」

SKY-HI「それこそ今、世界で受け入れられている日本人ってどっちかと言うと、BABYMETALとか、海外では成しえなかった事をやっている気がするから、それはすごく思います」

斎藤「それで、そういう音楽ってさ、意外と教科書に載ってなかったりするような技術が必要になったりするから…」

SKY-HI「そうっすよね」

斎藤「”ボイストレーニングはこうしましょう”とかっていう事がUNISON SQUARE GARDENの歌では通用しなかったりとか」

SKY-HI「そうですよね!(笑)」

斎藤「”ギターは腰で弾きましょう”とかみたいな感じも、”腰で弾いてたらこの曲間に合わねぇわ!”とかさ…」

SKY-HI「そうですよね。足元とかも…斎藤さん、踊るようにエフェクター踏み替えるから!

斎藤「(笑)」

SKY-HI「だから、あれはステップなんですよ!」

2人「(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


斎藤「そういうちっちゃい工夫が、気付けばバンドのオリジナリティになってきていて。それはすごくメンバー3人楽しんでいられる感じがあるから、それを続けていきたいなっていうのがあって」

SKY-HI「うん」

斎藤「それで…大きい目標としては”楽しく、おじいちゃんになるまでUNISON SQUARE GARDENをやりましょう!”っていうのがあって」

SKY-HI「良いっすね〜!」

斎藤「そのために、”ある程度の人たちから喜んでもらえるような曲、喜んでもらえるようなライブを続けていかなきゃいけないから頑張りましょう”っていうのが’今’かな?」

SKY-HI「なるほど…!」

斎藤「でも俺、60歳で『10% roll, 10% romance』歌えるかな〜?(笑)」

SKY-HI「(笑)ずっと歌い続けたら意外と…」

斎藤「いけるかな〜?」

SKY-HI「意外と」

斎藤「ちょっとテンポ落としたりしてみようかな?(笑)」

SKY-HI「じゃあ俺、要所、要所、挟みます!」

斎藤「入ってもらって…!」

SKY-HI「要所、要所、挟みます!」

斎藤「要所、要所(笑)」

SKY-HI「要所、要所(笑)」

斎藤「助かります(笑)」

SCHOOL OF LOCK!



M 10% roll, 10% romance / UNISON SQUARE GARDEN


SCHOOL OF LOCK!


斎藤「今日は良い話がたくさん聞けて…」

SKY-HI「いやいやこちらこそ!」

斎藤「良かったですよ」

SKY-HI「良い話も聞けたし、あとはたくさん褒めてもらえて…!(笑)」

斎藤「いや〜、なんかね、もっと話したい事いっぱいあるんだよな〜」

SKY-HI「おっ!そうですよ、打ち上げも満足に出来てなかったので」

斎藤「そうだよ、日高くん忙しすぎるんだよ〜」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「俺、初めてだよ!スタジオの1階と5階を行き来する人!」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「SKY-HIのリハとSessionのリハを行き来する…」

SKY-HI「同じスタジオでホント助かりました!」

斎藤「いやいや(笑)バンドとしてもまだ共演した事が無いね」

SKY-HI「うわっ!無いっすね!」

斎藤「バンドとしてもやってみたいですし」

SKY-HI「ヤバイっすね。俺と田淵さんが同時に出たら、マツバラさんと田淵さんみたいな…!」

斎藤「マツバラさん…(笑)トトロを歌ってた人ね!」

SKY-HI「トロロやります!?」

斎藤「トトロやります!?(笑)なんかもうちょっとアップデートして…ポニョとかやりますか?」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「♪ポーニョッ!ポーニョポニョ!ズッタン!ツクツクタンッ!」

SKY-HI「(笑)」

斎藤「今後も色々とお付き合いできたらと思っておりますので、公私共によろしくお願いします」

SKY-HI「よろしくお願いします!」

斎藤「今日は本当にありがとうございました」

SKY-HI「ありがとうございました!」

斎藤「では、今夜は以上です」

SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!