潜入(前編)

長渕LOCKS! 2015.2.21 土曜日

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校長「(小声)失礼しまーす…!おはようございまーす。SCHOOL OF LOCK!校長のとーやまです。」

いきなり小声の校長の挨拶からスタートした[長渕LOCKS!]。
なぜ、小声なのかと言うと…!いつもはSCHOOL OF LOCK!の
校舎内にある炎の生活指導室からお届しているこの授業。
今回は、本日からチケットの一般発売のスタートもした
【 TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR 2015 'ROAD TO FUJI' 】!!
このリハーサルが行われている、都内の某スタジオに潜入しているからなのであります!

校長「今週と来週の[長渕LOCKS!]は、僕が、今この手に持っているボイスレコーダーで、剛先生のリハーサルの模様を録音させて頂いて、それを生徒のみんなに聞いてもらおう!と。これはなかなか貴重な出来事だと思うんですよ。たぶん『嵐にしやがれ』でも出来ない、もう[長渕LOCKS!]にしか出来ない技だと俺は思っているんですけど。ツアーまでね、あと2週間くらいですか、今日(2月16日)の時点で。なんですけど…まぁ、リハーサルの時点から“100”だと、剛先生が、おっしゃっていましたけど、言ってもまだ2週間あるんで、調整と言いますか、まぁ、その……どう………分かんないす!ちょっと、観てみないと。これ、分かんないっす!!!!」

校長「でもま、とにかく!かなり貴重な音源をみんなに聞いてもらえることになるかと思うんで!まだね、剛先生いらっしゃっていないみたいなんですけど、今のうちに1回ね、スタジオの中を探検して潜入取材したいと思います!行ってきます!!」

と言う事で、スタジオに内に潜入!

校長「失礼します!スタジオに実際はいっ……うわーーーー!!!まずこの、広さが半端じゃない!と言うのと、あと機材の数と、ギターの数が30本くらいあるんじゃないですか!?これ全部剛先生が使われる…?」

スタッフ「ほとんど!」

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校長「ほとんど剛先生が使われる…。ほへぇーーーー!普通のライブハウスのステージくらいの大きさがありまして、そして僕の右手には、剛先生が使われるギターが並んでおりましてスタッフの人数も今だけでも、もう15人くらいいらっしゃる感じで、更に今回のこのツアーの……」

校長「あ!ちょっと待って下さい!!あれセットリストって事で良いんですよね?」

なんと、壁には今回のツアーで実際に演奏するセットリストが貼ってあったぞ!

校長「これは言えないですけど…うわぁぁぁ!!ちょっとみなさん、この【 TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR 2015 'ROAD TO FUJI' 】マジで楽しみにした方が良いです。(笑)これ、遅刻厳禁ですね。本当!ド頭からとんでもないことになる事、確実です。」

そうこうしている間に、剛先生が到着!

全員「おはようございます!」

長渕「うぃーす!」

早速、潜入取材開始!!

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校長「(小声)今、剛先生が控室に入られて、そこで今日のリハーサルの打ち合わせとかをスタッフさんとしているところなんですかね。で、色々お水が並んでいたりとか、あと……サプリメントなんかが並んでいるところを選んでいて、今日のリハーサルに向けて整えています。今僕は、半透明な暖簾と言いますか、暖簾越しに剛先生を見ている感じなんですよね。見つからないように……潜入しないと。」

長渕「(暖簾の奥から)昨日はさー、詩画も書かなきゃいけなかったんだよ。」

スタッフ「(暖簾の奥から)何時までですか?」

長渕「2時30分。夜中の……。」

暖簾の向こう側には、もう剛先生が…!!

校長「なるほど、昨日の夜までずっとお仕事されていたんだ。まずはね、こうやってスタッフの皆さんと楽しくおしゃべりをしながらやっているって事で…(ブツブツ)」

長渕「……!? 何だあれ?何だ、あそこにいるのは? 誰だ!?」

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校長「やべっ!!……にゃ〜お♪」

長渕「にゃ〜お♪じゃないよ!猫じゃないんだから(笑)」

校長「あ、すいません!(笑)」

長渕「入ってこいよ!誰だ!?」

校長「校長のとーやまです。」

長渕「何してんだ校長!」

校長「おじゃましてもいいですか?」

長渕「いいよ!どうぞー!何!?……それ何持っているの?手に。」

校長「あ、これ、レコーダーってやつですね。」

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長渕「何、勝手に録音しているの?」

校長「あのーーー。」

長渕「ここ世田谷だよ!?俺のシマなんだよ。挨拶が無いと!」

校長「すみません、お邪魔します!世田谷にお邪魔します!押忍!」

長渕「世田谷は俺の庭だから。みんな友達だから。」

校長「みんな友達?」

長渕「その雑貨屋も豆腐屋も3件先の居酒屋さんも、もつ鍋屋さんも全部友達だから。」

校長「じゃあ今日の帰り、もつ鍋屋さんに食べに行って剛さんでツケておいてって言ったら大丈夫ですか?」

長渕「ツケておいちゃだめだよ。まずは行って『とーやまです!剛さんのお庭にお邪魔します!』って言わないと、ボコボコになっちゃうよ!」

校長「誰にボコボコにされるんですか!?(笑)」

長渕「友達たちに。世田谷同好会だから、俺達は…。世田谷を守る同好会だから。」

校長「世田谷を守る同好会?」

長渕「……世田谷を守るボコボコ同好会だから。」

校長「どんどん名前増えていっているじゃないですか!(笑)」

長渕「よそ者が来たときは、必ず挨拶がない場合は、色んな所に出没する事になっているから。気を付けて!最初に言っておいてくれれば、『今日は校長が世田谷に一歩踏み入れるからな』って言っておいたんだけどな。」

校長「これ、僕、出た瞬間にボコボコ同好会が待っているじゃないですか!」

長渕「ボコボコ同好会、もう全員待ってるよ。バコーン、バコーン、バコーン!!気を付けて!」

校長「気を付けます!(笑)」

校長「今日は、リハーサルをこのスタジオでされると言う事で、その見学をさせて頂けないかなと思って、入らせて頂いているんですけども大丈夫ですか?」

長渕「うん大丈夫だよ。マジでガチのリハーサルだからね。ラジオを聞いているみんな、ちゃんと聞いておかないとこんなチャンス無いからね。」

校長「じゃあ録音とかさせて頂いても大丈夫ですか?」

長渕「うん。いいよ。」

校長「ありがとうございます!!」

長渕「押忍!」

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世田谷ボコボコ同好会の恐怖に怯えつつ(笑)改めてリハーサルの見学へ!!!

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そして当日のスタジオでは、剛先生の今回のツアーメンバーへの想いも伺ったぞ!

長渕「校長!あのね、何十年かかったか分かりませんけど、去年のツアーもそうだったんですけどね、アメリカの選手。僕は選手と呼ぶんだけど、アメリカの選手達を呼んで、互角に勝負をすると言う…要するに『お前ら後ろだから演奏しろよ』とかじゃなくて、『エンターテイメントみんなでグルーブしながら、それで感動を作り上げようよ』ってそういうメンバー達を募ってですね…本当にまぁ、僕は30代の頃は、背中に日の丸背負ってガチガチになってアメリカに乗り込んだりして空回りしたりしたんだけど、やっとこの年になって、どのような人種であろうが、どの様な国の人であろうが、一緒にセッションを楽しく出来るようになって、去年のビデオとか見てもらえば良いと思うけど、アメリカの選手達が3名ね、ザ・フーのバンドでずっと世界を回っているキーボードのローレンだとか、あとは世界的にもベースで鳴らしているジョンとか、それからギターはイーグルスなんかの前面でやっていますけど、ピーターとかね。今回はなんと、エアロスミスのバッキングでキーボードを弾いている、ラス!」

校長「スティングとかブライアン・アダムスとかもやられていますね。」

長渕「そうそうそう。僕が20代の頃とかさ30代の頃『くそー!!』と言う風に思っていた連中たちの所で、世界を周ってプレイをしてたやつらだけど、それに声をかけさせて頂いて一緒にやっているんだけど、もうすごいよ……!」

リハーサルでは、剛先生とキーボードのラスのセッションも…!

校長「先ほど、剛先生が来られる前に、ちょこっとだけスタジオの方に入って、観させて頂いたんですけど、圧倒されました!」

長渕「あのー、失礼とかなかった? 校長に。」

校長「あ、全然大丈夫です。特にジョン!」

長渕「ジョンは良いヤツなんだよ。」

校長「ジョン、めっちゃ良いヤツでした。すごく日本語をしゃべりたくてしょうがないとの事で、一緒に歌とかも歌ってきました。」

長渕「何の?」

校長「それは内緒です!!」

実際にとーやま校長とジョンとのやりとりで何が行われていたのか…!?

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校長「ハーイ!オハヨウございます!アイアムとーやま校長!」

ジョン「ナイストゥミートユー、アイム、ジョン!」

校長「ジョン!僕と剛先生のオリジナルソングっていうものがあって、一緒歌ってほしいなと思うんですけど…。」

ジョン「日本語、歌えないけどダイジョウブ?」

校長「だ〜から〜ぁ♪」

ジョン「だ〜から〜ぁ♪」

校長「一緒に、一緒に!トゥギャザー!」

2人「だ〜から〜ぁ♪」

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実はとーやま校長はジョンに“あの歌”を教えていたのだった!(笑)

長渕「アイツ、豆しか食わないんだよ。」

校長「豆しか食べない!?」

長渕「ビーガンって言って、いわゆる自然食の、特に絶対に動物性のタンパク質は摂らないんだ。『何食ってるの?』って言うと、いっつも豆食ってるの。プレイしながら素焼きナッツ食ってるんだから。」

校長「そうなんすか。(笑)」

長渕「歯茎にいっっっぱいナッツが詰まってるの。(笑)」

校長「やっぱり、その“食”って言うのも、ツアーとかライブするに当たっては大切な事になるじゃないですか。体を作るわけですから。」

長渕「すっごい大事だね。」

校長「だから、そういう事も気にかけて、このリハーサルも行っていると言うわけですよね。」

長渕「そう、ご飯を食べるタイミングとかね。全集中して『ここだ!』っていう時に、ご飯80グラムを摂って、鶏肉の蒸し鳥をちょっと摂って、スープは今日はちょっと疲れたから、すっぽんのスープを3口くらい吸ってとか、生き血をちょっと飲んでとか、ビタミンもこのようにB1、B2、B6、B12、鉄に亜鉛に……とかね、ツアー中は自分の肉体管理には、本当に疲れるくらいに神経注いでやりますね。まぁ、みんなスタッフが色々やってくれますね、ありがたい事にね。」

校長「剛先生、今日はお時間ないと思うんですよ。なのであれ頂いておいても良いですかね?」

長渕「何を?」

校長「いや、いつもの」

長渕「へ?」

校長「アドレスですよ。」

長渕「お、おい!ここで…?とりあえず、言っておけば言いわけ? いや、流れってものがあるからさー。」

校長「リハ終わりとかでもいいんですよ。どうします? それはもう、お選びいただいて。ちょっと、一回言っておきますか?」

長渕「あぁ、良いよ。」

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と言う事で、ここでまさかのアドレス読み!

校長「覇気があまりなかったので、68点ですね。」

長渕「……分かったよ。なんかなー。俺のシマに入り込んで来たにしてはなぁ。」

校長「ここはボコボコ同好会と関係ないとこなんで。これアドレス同好会なんで。」

長渕「ちょっと電話しておこうか?」

校長「電話しないで!やめて!!」

長渕「もしもし?ひろし?」

校長「ひろし!(笑)」

長渕「あのさーいまボコボコ同好会の所に校長が来てるから。態度が悪いからさ、出たら頼むな!」

校長「逃げまーす!(笑)」 

M. Success(TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’リハーサル 2015.2.16.)/ 長渕剛

M. 泣いてチンピラ(TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’リハーサル 2015.2.16.)/ 長渕剛

M. 君のそばに…(TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’リハーサル 2015.2.16.)/ 長渕剛

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長渕(謎)語・録「世田谷ボコボコ同好会」
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