さようならの唄

長渕LOCKS! 2015.6.28 日曜日

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校長「この生活指導室のドアを開けてしまうと、もう最終回への速度が止むことはないんだなと思うと気が引けますけど…でも剛先生が待ってますからね……いくか。失礼します!!!!!!!」

長渕「押忍!!」

校長「剛先生!ついにこの長渕LOCKS!、本日をもちましてひとまず最終回を迎えるわけなんですけど…淋しいですね」

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長渕「ひとつ我々は!!!!!!!」

校長「ッ!!!!!!! ひとつ我々は!!!!!!!!!」

長渕「富士の大自然に劣らぬ純粋で無垢な魂であること!!!!!!!!」

校長「富士の大自然に劣らぬ純粋で無垢な魂であること!!!!!!!!」

長渕「ひとつ、我々は!!!!!!!」

校長「ひとつ、我々は!!!!!!!」

長渕「心身ともに己という武器を限界まで錬磨すること!!!!!!!!!!!!」

校長「心身ともに己という武器を限界まで錬磨すること!!!!!!!!!!!!」

長渕「ひとつ、我々は!!!!!!!」

校長「ひとつ、我々は!!!!!!!」

長渕「たとえ苦しく孤独でも炎を決して絶やさず何があっても諦めぬこと!!!!!!!!」

校長「たとえ苦しく孤独でも炎を決して絶やさず何があっても諦めぬこと!!!!!!!!」

長渕「よし!」

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校長「いや〜、久しぶりですねこれ!【長渕LOCKS!富士合宿道場訓】!!!」

長渕「久しぶりだな!今日は悲しみに負けずにね、この気合いを持って前進していきたいと思います」

校長「そうか、危なかった!正直僕、センチメンタルな気持ちになってたんですよ」

長渕「それじゃいけないぞ、校長!」

校長「そうですね!強い気持ちを持っていきます!いや〜、気合い入った!ちょっと考えがバチーン!と変わりましたよ!!!!」

長渕「バチーン!と変わったか!」

校長「押忍!剛先生、今夜もよろしくお願いします!!!!!」

長渕「お願いします!!!!!!!」

ついに今夜の授業をもって長渕LOCKS!は休講!!
淋しさからちょっとセンチメンタルな感じになっていたとーやま校長ですが、ここは“炎の生活指導室”!!! 最後まで熱い気持ちのまま走り抜けます!

校長「剛先生、先週の授業では“炎の留守番電話”を使って生徒のみんなから届いた声を聴いていきましたが、実は先週の授業では聴ききれなかった声があるので聴いてもらってもよろしいでしょうか」

長渕「はい。聴きましょう!」

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剛先生、オールナイトライヴ絶対行きます!
『富士の国』を力一杯歌いきって下さい!僕もしっかり覚えます!押忍!!!
三宅心快
男/10/愛媛県




オールナイトライヴでは剛先生のやりたいことをやって欲しいです。
オールタイムベストのツアーではやりたいことができたと言っていたので、剛先生の笑顔が多かったように感じました。なので、オールナイトで、最高の舞台で、剛先生のやりたいことをやってみんなで楽しく頑張っていって欲しいと思います。
ながぶちつよしダイスキマン
男/16/大阪府




本当に誰よりも剛先生のことを応援してます!
10万人と一緒に朝日を引きずり出して下さい!
春待気流
男/14/大阪府




オールナイトライヴ、もうすぐですね。
私は剛ファンになる影響を与えてくれた10歳年上のお姉ちゃんと参戦します!
歴史に残るようなオールナイトライヴに姉妹揃って参戦できることは幸せなことです。
今回で最後となるオールナイトライヴ、必ず成功すると信じています。
剛先生と10万人の剛ファンさんみんなで一生忘れないような最高のライヴにしましょう!
えもっち
女/20/大阪府




剛先生!10万人オールナイトライヴに向けて、僕は東北の絆の拳を剛先生と富士で突き上げ、朝日を引きずり出すぞ!剛、いくぞー!!!!!!!
らいきらいき
男/12/福島県




僕はあれから路上ライヴをして、新しいアコースティックギター“ハミングバード”を購入しました。これからもっともっと活動し、早く大きな舞台に立てるように頑張りますので、剛先生も頑張って下さい!
僕も10万人オールナイトライヴ、見に行きます。ぜひ10万人のお客さんと一緒に富士山の麓でライヴを成功させていただきたいと強く願います!
最後に、長渕先生への応援歌を作らせていただいたので歌わせていただきます。聴いて下さい!


『命で奏でるあなたの叫びが僕の心に響いて
枯れていたはずの夢に水をくれました
僕もあなたのようなヒーローになりたくて』

ありがとうございました!!!
きょういち
男/20/東京都




長渕「押忍(笑)」

校長「みんな、それぞれの想いを届けてくれましたね(笑)」

長渕「いや〜、俺ね、きょういちの歌以外は心に刺さりましたね(笑)これ、最終回で流す必要あったのか?」

校長「(笑)」

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長渕「え〜っとね、僕は長渕LOCKS!のために3つの道場訓を考えたんですよ。僕達は大声でこれを連呼してね、1年弱を駆け抜けてきたんですけれども、まずは“富士の大自然に劣らぬ純粋で無垢な魂”。これは大きな自然、滅びゆく自然のことですね実は。国が発展を目指して成長を進めてきた反面、自然はどんどんどんどん崩壊してゆく。全国各地コンサートで歩いてますと、自然というものがどんどん消えていっているのを感じます。そんな今現在において、大自然に劣らぬ純粋で無垢な魂であることはすごく大事だと思います。たとえ自然がこの国から無くなったとしても、自然と戯れた子供時代を宝物のように大切に思っている人達は絶対富士に家族を連れてきてね、もう一度きっと純粋な涙を流すことだろう…そういった意味では、いつの時代も純粋で無垢な魂は必要だよっていうことを伝えたくてこのひとつめの道場訓を作りました」

校長「はい」

長渕「そしてふたつめは、心身ともに自分という武器をですね、武器になるまで限界を自分で引かないで、錬磨する。磨き上げていけよ、ということですね。
社会という中に入っていって傷ついたり傷つけてしまったりすることがあるでしょう。そういった自責の念や裏切られたという気持ちが、実は長い人生の中ではダイヤモンドの原石である人間を磨いていくことなんだ。ですから限界を自分で決めないで、思いっきり叩かれて、そして輝いていこうじゃないかという思いを込めました」

校長「はい」

長渕「そしてみっつめは、苦しくてひとりぼっちを感じても絶対に燃えろ!自分で燃えていくんだぞ。自分で着火するんだ!そして絶対にあきらめるな!という気持ちです。この3つの道場訓は僕の人生の心の中にある大きな大きなもので、父母からもらった遺言のようなものです。そしてそれを自分の実体験によってみんなに伝えたかった。今度はそれを富士という大自然の中で、自分がこの道場訓のままの生き方、歌い方を指し示したい。僕は今日もたくさんの生徒からメッセージをもらった。今日聴いた分だけじゃない、いつも掲示板やメールでメッセージをくれる生徒の気持ちも全てもらったつもりだし、この授業を聴いてくれている全ての生徒の気持ちも受け取ったつもりでいます。その全ての気持ちを受け取って、富士に臨む。幸せになるのだ、自然よありがとう、父よ母よありがとう、おじいちゃんおばあちゃんありがとう、子供達よありがとう…そんな想いで僕は夜通し叫びたい。みんなと一緒に富士山に向かって叫びたい。そういう風に思ってます」

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校長「はい」

長渕「だからこの長渕LOCKS!を通じてね、とーやま校長と一緒に精一杯10代の生徒達と交流できたことが今の僕の燃料ですね」

校長「そう言っていただけるとこの学校の校長としても本当に嬉しいです」

長渕「こちらこそ。みんな本当にありがとう」

校長「あの〜剛先生。きょういちもオリジナルの曲を贈ってくれましたけど…」

長渕「ん?…う、うん」

校長「あいつらしい気持ちの届け方ですね(笑)」

長渕「きょういちに関してはね、チューニングをちゃんとやりなさい」

校長「今日もちょっとおかしかったですよね(笑)」

長渕「これで2回注意出ましたよ。3回目注意のときは僕はかなり厳しいですよ。それからファルセットはきちんと出しなさい。ヨーデルの神が教えてくれました。あれはきょういちの魅力でもあります。その魅力、武器をちゃんと磨いていくこと。これを僕はきょういちに最後の最後まで伝えましょう」

校長「ありがとうございます」

長渕「ヨ〜ヨ〜ロレイヒ〜ヨ〜ロレイヒ〜レリレリレリレリレッリッホ〜♪」

校長「出た!ヨーデルの神(笑)」

長渕「(笑)」

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校長「いや〜、改めて考えると、今日の授業が終わってしまえば剛先生は8月22日に向けて本格的な準備にはいりますから、僕も剛先生に頻繁にお会いすることはできなくなるわけですよ」

長渕「うん、そうだね」

校長「でもその富士に向けて突き進む剛先生に、僕からも贈りたいものがあるんですけど…よろしいですか?」

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長渕「はい」

校長「じゃあすみません…ちょっと失礼してお借りします」

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長渕「え?ちょっとそれ俺のギブソン…どうしたの?」

校長「…(♪〜)」

長渕「え!? まさか歌うの?」

校長「…じゃあ、お別れですし、この歌に込めますので…」

長渕「…わかりました」

校長「……………うわ〜、すげぇ緊張する………..」

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長渕「早く歌いなよ」

校長「いや、いいのかなって思っちゃって…」

長渕「潔く!きょういちだって歌ったんだから。さあ生徒のみんな、とーやま校長一世一代!俺のギブソンで歌います」

長渕先生に促されて、とーやま校長が贈る曲とは…


M 乾杯(Studio Live)/ とーやま校長&長渕剛

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この日のために長渕先生に内緒で練習を重ねていたというとーやま校長。
長渕先生も今日、この演出があることは一切知りませんでしたが、校長が歌い始めるとギターを持ち、校長の演奏を支えるように歌い始めてくれました。
上記のクレジットが『とーやま校長&長渕剛』となっているのはそのためです。

校長「……..」

長渕「素晴らしい!いや〜…ジーンときたよ」

校長「すみません、剛先生の曲をご本人に贈るっていうのはどうなのかとは思ったんですが」

長渕「いいんだよ。校長、歌は想いだね。上手い下手とか関係ないよ。想いの力ですね、歌っていうのはね。最近の若い連中のCDを聴いていて思うことがひとつだけあって、うますぎるんだよ最近のCDって。こうやればウケるとか感動するとかっていう狙いが見えるんですね。もっと自分自身が『こうやりたいんだ!』『これを届けたいんだ!』っていう想いが先行することが人の心に届けるためには必要なんじゃないかなって思うんだよ」

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校長「はい」

長渕「あとギター上手かったね」

校長「本当ですか?ありがとうございます!練習しました」

長渕「上手かったよ。歌ってる最中に『校長にはキーが高かったのかな。前もって知ってたらキーを下げてあげたかったな』と思ったんだけど、校長は歌いきった。そして最後まで僕に想いを伝えようとしてくれた。それが僕にめっちゃくちゃ伝わってきてヤバかったよ」

校長「ありがとうございます」

長渕「想いだね…想いの力ですよ。本当にありがとうございました」


M 富士の国 <Live Version> / 長渕剛


歌に込める想いの話に続いて流れてきたのは、長渕先生が富士への、日本への想いを込めて作り上げた『富士の国』。

校長「長渕LOCKS!は本日を持って休講になりますけど、気持ちはもちろん長渕剛とともにありますので。8月22日まで僕らも死ぬ気で応援します!」

長渕「ありがとう!」

校長「それじゃあ最後のアレですね」

長渕「アレですね(笑)」

校長「100点出しちゃいましょうよ!お願いします!」

これまで長渕LOCKS!を聴いてくれていた生徒なら“アレ”の意味は分かるはず!長渕先生が魂を込めて叫んだ最後のアレは何点だったのか!?

校長「剛先生…99点です!」

長渕「おぉっしゃあ!」

校長「今までで一番の気持ちが込められたアドレス読みでした!ただ100点は出しません!なぜなら、僕らはまた会うからです!! その時まで100点はおあずけにしておきます!それでよろしいですか!?」

長渕「押忍!!!!!!!!」

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100点はならずとも、ついに史上最高得点である99点を叩きだした長渕先生!
そして最後は、今夜の授業を受けて即興の生演奏を披露してくれました。以下に歌詞を記しておきます。


『お前の歌も心に響き
ラジオの前のおまえたちの気持ちも俺の心のド真ん中に突き刺さった
あとはやるだけ あとはやるだけ』



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校長「剛先生!富士、絶対に成功させてください!SCHOOL OF LOCK!も全力で応援していきます!」

長渕「押忍!」

校長「それでは最後の挨拶、いきましょう!」

長渕「SCHOOL OF LOCK!を聴いてるみんな!いくぞーーーーー!!!!!!!!!! 長渕LOCKS!、この授業をもって休講!! 授業を届けてきたのは長渕剛と!」

校長「とーやま校長でした!剛、行ってこい!!!!!!!!」

長渕「いってきます!」

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オープニングでの宣言通り、悲しみに負けずに前進し続けた最後の授業、生徒のみんなにはどんな風に届いたでしょうか。この最終回のみならず、これまでの全ての授業を通して、君の心に何かしらの想いが着火されていたら嬉しいです。

これからは8月22日の富士山麓オールナイトライヴに向けて、長渕先生は突き進んでいきます。我がSCHOOL OF LOCK!は長渕先生の意志を引き継ぎ、この授業で募集していた『富士合宿』の当選者、そして富士合宿のために制作する『長渕LOCKS!オリジナルTシャツ』についてのプロジェクトを推し進めていきます。そして同じように、[ 長渕掲示板 ]は今後も稼働していきます。8月22日に向けた君の想い、長渕先生へのエール、自分自身が今思っていることや悩んでいることなど、これまでと同じように活用して欲しいと思います。

では、いつまでも長々と終わりを引き延ばすのもよくない!
長渕LOCKS!はこの授業をもって休講!!
今この時をさよならと呼ぶつもりはない!! また会おう!約束だ!!!!

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長渕語・録「お前の歌も心に響き ラジオの前のおまえたちの気持ちも俺の心のド真ん中に突き刺さった あとはやるだけ あとはやるだけ」




















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