浪人することを決意した生徒に逆電!!

2019.03.15

応援部

SCHOO OF LOCK! 応援部は、受験生を応援すべく、「宣言メイト」と「応援メイト」の2つのメッセージを募集中！

「宣言メイト」は、受験生である君からの受験にまつわる宣言！！

「応援メイト」は、応援したい受験生がいる君からのエールのメッセージです！！

あしざわ顧問「受験が終わっていない生徒がいる限り、我々は応援することをやめません！」

さあ、今夜は応援部掲示板に書き込みをくれた生徒に逆電して話を聞かせてもらいます！

■ 暗いニュース
国立大学の結果が出ました。結果は... 不合格でした。
自分の中でやることはやり切ったつもりだったし、正直受かると思っていたから、悔しい気持ちでいっぱいです。
そして、今後の進路について。自分でも自問自答して、本当にあと1年頑張れるのか考え続けていました。
その結果、私立は蹴って、あと一年頑張ることにしました。
どうしても「夢を叶えたい気持ち」は捨てられませんでした。
だから、浪人することを決めました。決めたからには、全力で勉強します。
そして、絶対に来年の春、笑顔になります。周りの人も笑顔にします。
暗い報告でごめんなさい。明るい報告は来年まで待っていてほしいです。

偏差値36
男性/18歳/東京都
2019-03-05 11:45

あしざわ顧問「…もしもし！」

偏差値36　東京都　18歳　男性

偏差値36「もしもし」

あしざわ顧問「偏差値36、久しぶり！　書き込みを読ませてもらったけど、ダメだったか…」

偏差値36「ダメでした…」

あしざわ顧問「合否が分かったのはいつ？」

偏差値36「3月7日です」

あしざわ顧問「しんどいな…。結果が出たときはどんなことを考えた？」

偏差値36「正直、自分が本当に受けようと思っていたところからワンランク落として受けていたので、まさかっていう気持ちでいっぱいでした」

とーやま校長「そこからの落差はズガンとくるよね。行けると思ってたんだもんな」

偏差値36「はい」

あしざわ顧問「でも、私立は蹴って一年浪人することを決めたんだよね。ちなみに、何を目指しているかとか聞いていい？」

偏差値36「将来、都市計画とか街作りに携わる仕事がしたいと思っていて、そういうことが勉強できる学部や学科に行きたいって思っています」

RN 偏差値36の住んでいる街は東京23区内ではあるものの、交通の便が少し悪く、自分の力で住んでいる街を変えたいという気持ちが芽生えたのだそう。

偏差値36「それと最近、近所で都市開発が始まったんですけど、いざ始まってみると今まで見ていた風景が変わっていくことにちょっと残念な気持ちもあって。ちょうどいい都市開発というか、交通の便も良くしながら風景も変わらないような都市開発をしたいって思ったのがきっかけです」

とーやま校長「顧問、すごくないですか！僕たち一度でも自分の街の道路を”こういう風に変えてみたら良くなるかも…。”なんて考えたことあります？」

あしざわ顧問「いや、ないね。何年もかけて街って変わっているのに、それに気づかなかったりもするじゃない。でも、偏差値36はそこに魅力を感じたんだね」

偏差値36「そうですね。自分の理想というか。自分でやってみたいなって気持ちになりました」

とーやま校長「めちゃめちゃ素敵な夢だと思う！　自分の手で街を作るんだもんな！」

あしざわ顧問「カッコいいよ！　そして、そこに向けて今はどういう気持ち？」

偏差値36「今は、1年間頑張るしかないっていう気持ちではいるんですけど、心のどこかで1年頑張れるのかなっていう不安はあります」

あしざわ顧問「もう1年っていうのがのしかかってくるよね」

偏差値36「来年も同じ結果になったらどうしようかなっていう不安が正直あって…」

とーやま校長「両親はなんて言ってくれているの？」

偏差値36「今年、私立で行きたい学部や学科じゃないところに受かったので、やりたいことができる大学に行きたいなら、1年頑張りなさいって言ってくれたので、親は賛成してくれています」

とーやま校長「今まで味方だった人が、さらに協力してこの1年一緒にいてくれるってことだね」

偏差値36「そうですね！」

あしざわ顧問「俺も大学を2浪しているし、すごく気持ちがわかるよ。せっかくだから、カロリーメイトにメッセージを書いて送りたいんだけど、いいかな？」

偏差値36「ありがとうございます！　お願いします！」

とーやま校長「最近はどうしてる？」

偏差値36「不合格って分かってからは勉強は単語帳を毎日見るぐらいでそんなにしてなくて。ちょっと近所に出かけたりとかしてリフレッシュできるようなことをしてます」

とーやま校長「いいね！　楽しいところとか行きたいところに3月中なら行ってもいいんじゃない？」

偏差値36「はい！」

あしざわ顧問「それじゃあ、偏差値36に向けて言葉を届けるよ！」

『未来を創造れ!!』

あしざわ顧問「街って、1年とか2年とかで出来るものでもなかったりするじゃない。何年も先を見て、生活する人たちのことを考えて、一生懸命未来のことを想像して作るものだと思うんだ。だから、すぐ目の前のことだけで物は作れないと思うし、偏差値36が自分の未来を作るために必要な時間が、これからの一年だと思う。お前という存在が、もっと大きくなるために、この一年をゆっくりじっくりと時間をかけて造っていって欲しい。そうすれば、きっとお前は立派な人になれるし、立派な街ができると思う！」

偏差値36「はい！」

あしざわ顧問「でね。どうしても偏差値36っていうラジオネームが気になっちゃうわけよ。この名前がずっと続くと、ちょっとモチベーションも上がりにくいかなと思って、メッセージに『偏差値〇〇』って書いて、スペースを空けてあるんだよね。目指してる大学は、偏差値いくつぐらいなの？」

偏差値36「偏差値は60ぐらいです」

あしざわ顧問「じゃあ、ラジオネームを『偏差値65』とかにするのはどう？」

とーやま校長「掲示板の名前って登録し直すことできるからね」

偏差値36「わかりました。変えてみたいと思います！」

あしざわ顧問「これからまた受験が始まるけれども、気を抜かず最後までこの言葉を持って、でっかい街をつくってくれ!!!」

偏差値36「ありがとうございます！」

♪ あすなろたちの歌詞 / THE BOYS&GIRLS

あしざわ顧問「今、受験を頑張っているけれど未来が暗くて見えないですっていう受験生の生徒達もたくさんいると思う。でも、明日を作っていくのはお前自身だから。今はしんどいかもしれないけど、次に向けて自分自身を作って、ゆっくりでもいいから次に向かって頑張ってほしいと思っております!!」