後輩1年生の世話係に任命されて、どうすればいいのか悩んでいるという生徒を、こもり顧問が全力応援!!!

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聴取期限 2020年6月12日(金)PM 10:15 まで



応援部では、9月いっぱいまで、運動部、文化部、同好会に入っている生徒を全力で応援していきます!

部活の悩みがある生徒は『応援部掲示板』にその悩みを書き込んでほしい!

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さぁ、今夜も今夜も部活を頑張っている生徒に逆電して、悩みを聞いていきます!

先輩として出来ること
こんばんは!僕は中学校でテニス部に入っています。友達とも仲良くできてて、レギュラーメンバーにも入れているので、かなり充実した時間を送っているなと思われると思いますが、僕には1年生の世話係というめちゃくちゃ大切な役割があります。僕は人見知りなので、あまり他学年の人と話すのが得意じゃありません。
こもり顧問どうすれば1年生と仲良くできるのでしょうか?
おとうふ初段
男性/14歳/新潟県
2020-05-02 15:06


おとうふ初段 新潟県 14歳 男性 中学2年生

RN おとうふ初段は中学2年生!
というわけで、いつものアレ、いくぞ!!

こもり教頭「中2高2は当たって!?」

おとうふ初段「砕けろ!」

こもり教頭「突っ走れ!!」

おとうふ初段「おーーー!!」

こもり教頭「よく言った!!」

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さあ、ではRN おとうふ初段の悩みを聞かせてもらうぞ。

おとうふ初段「この春から1年生の責任者になり、技術や礼儀の指導まで行わなければいけない立場になりました。ですが、人見知りで、相手の反応を気にしすぎて、1対1での会話でうまく自分を出せません。反応を気にせず、誰とでも気軽に話せるようになりたいです」

RN おとうふ初段の所属しているテニス部は、2〜3週間前から活動が始まっていて、先週仮入部が終わったところなのだそう。部員数は全部で24人。そのうち1年生は半数以上の13人にもなるとのこと。

こもり教頭「なんで、責任者に任命されたの?」

おとうふ初段「去年の夏休みに、その時に小6だった今の後輩たちが1回体験入部みたいな形で来た時に、自分がメニューを考えたので、それもあって、責任者に指名されたっていう感じです」

こもり教頭「体験入部期間中の自分の行動が評価されて、“おとうふ初段が後輩を見た方がいいんじゃないか”っていうことになったってことだ」

おとうふ初段「そうですね」

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こもり教頭「『反応を気にせず』って、どうやられるのが嫌ってこと? 後輩に限らず、みたいなこと?」

おとうふ初段「相手と話してて、相手がつまらなそうにしていると、次から話しかけにくくなっちゃって、あんまり次に進めないみたいなプレッシャーがあります。相手とはなるべく笑顔で話したいです」

こもり教頭「なるほどね。でも、書き込みにもあるけど友達とは仲良くできてるんでしょ? 同じ部活の同級生とは仲良くできてるの?」

おとうふ初段「はい。うちの中学校は小学校からそのまま持ちあがりの中学校なんです。ひとつの小学校からしか来てないので、小学校からずっと一緒にいた同級生とは仲良くできるんですけど、あんまり関わりのない先輩とか後輩とかには、あまり積極的に関わって行けないかな、という感じです」

こもり教頭「これは俺の想いになるんだけど…。俺も今年25歳になって、学生時代もいっぱいあったし、大人とコミュニケーションをとることもいっぱいあったの。その中での経験で、俺もこんなにペラペラしゃべってるけど、結構気にするタイプなのよ。周りの反応も気にするし、“こう言ったらどうなるかな?”とか、“俺が言ったことを、今あの人はどう思ってるだろうな”とか、言った後にも気になっちゃう。だから、俺の結論としては、反応を気にせず話ができるようにはなれないのよ」

おとうふ初段「はい」

こもり教頭「でも、俺がいろんな人と話してきた中で感じたことは、『写し鏡』ってあるじゃん。『人の振り見て我が振り直せ』みたいな。人が悪いことしてるの見たら、自分も直さなきゃいけないな、って。第三者を見て、自分を直さなきゃいけない、みたいな言葉なんだけど。俺は、これって1対1でも使える言葉だなって思ってるの。なんでそう思うかって、相手がやってくる自分への対応って、『写し鏡』の逆だと思うわけ。だから、相手がやってることって、自分が相手にしてる対応なのよ」

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おとうふ初段「はい」

こもり教頭「だから、笑顔で自分が話しかけた時は、やっぱり笑顔で返して欲しいとか。おとうふ初段が言ってることって、要は、心を開いてしゃべって欲しいってことじゃない。でもおとうふ初段が、悩みで『自分は人見知りで、話した時の相手の反応を気にしすぎてうまく自分を出せない』ってことは、もうこれが答えなのよ。自分がされたくないことの答えがもう出てるわけ。

だったら、人見知りだけど話して欲しいと思うんだったら、自分がまず元気にあいさつしなきゃいけないし。話した時の相手の反応を気にしすぎてしまうんだったら、相手にかける言葉を自分が選んで話してあげなきゃいけないし。笑顔で話して欲しいとか、自分と心を開いて話して欲しいんだったら、まず自分が心を開いて、自分が自分を出して接さないと、相手も心を開いてくれないから。

今わかりやすく言うと、1年生の世話係になって、1年生に礼儀とか技術とか話したりとか普通のコミュニケーションをとった時に、後輩に嫌な顔をされたら嫌だな、とか。だとするならば、“1年生に向けては、元気にあいさつする”。相手の反応が気になるんだったら、“相手が気になるだろうなと思った上で言葉を使ってあげる”。向こうに自分を出して欲しいんだったら、“自分のキャラをまず自分が提示してあげる”」

おとうふ初段「あ〜」

こもり教頭「そう。だから、向き合う人を鏡だと思って、向き合ってコミュニケーションを取っている人の対応は、自分が取ってる相手への態度だから。大前提で、反応を気にせず話ができるようにはならないから、だから自分から相手に対して接し方を変えていく。俺はこういうふうなやり方で人と接してきたから。これから先、1年生の世話係で嫌だな、だけじゃなくて、これができるようになると、今後もっと違うところでも自分という表現の方法が変わるんじゃないかなって思うな」

さかた校長「おとうふ初段。こもり顧問の話を聞いて、どう思う?」

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おとうふ初段「今まで、先生とかに言われなかったことをこもり顧問が言っていたので、すごい身に沁みました」

さかた校長「言ってくれた言葉が腑に落ちたか?」

おとうふ初段「そうですね」

こもり教頭「本当に、俺は接待に背中を押すから! 今日は電話ありがとう! バイバイ!」

おとうふ初段「バイバーイ!」

RN おとうふ初段、話を聞かせてくれてありがとう!


さかた校長「おとうふ初段は、今方法がわかった上で、あと足りないのはほんの1ミリの勇気! あと1歩、笑顔であいさつする、っていうところさえやれば、あとはもうとんとん拍子で行けると思うから!」

こもり教頭「あとね、おとうふ初段だけじゃなくて、“人と向き合う時にどうすればいいんだろう?”とか、“(初めての環境で)どうやって話せばいいかわかんない”っていう悩みを持ってる生徒とかにも、今日話したことだったりとかがきっかけで、学校が始まってちょっとでも、ワントーンでも上がった『おはよう』が心から出れば、嬉しいなって思いますね」

さかた校長「それで、自分の性格とか向き合い方が全然変わってくるもんね」

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今、部活動の悩みを抱えている君は、その悩みを『応援部掲示板』に書き込んで欲しい!

お前たちは1人じゃない!
SCHOOL OF LOCK! は、学校を挙げて頑張っているお前のことを応援しているぞ!!!



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