本当はテニス部に入りたかったけど、親の意見を受けて水泳部に入部したという生徒と逆電!!

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聴取期限 2020年7月10日(金)PM 10:15 まで



応援部では、9月いっぱいまで、運動部、文化部、同好会に入っている生徒を全力で応援していきます!

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さぁ、今夜も我が校の『応援部掲示板』に部活の悩みを書き込んでくれた生徒に逆電! 話を聞いていくぞ!

悩んでます。
私は最近水泳部のマネージャーに所属しました。部登録前日までテニス部のマネージャーになろうと決めてました。ですが、親から勉強と両立出来るの??とか合宿代はいくら??とか仲の良い友達と一緒じゃなくていいの??とかもう1人のマネージャーの子と仲良くなれるの??など言われて私の心の中に迷いが出てきてしまいました。そして部登録当日水泳部を選びました。水泳部になってから4日経ちましたが正直毎日のように悩んでいます。自分の選択が正しいのかも分かりません。私は優柔不断なので白黒ハッキリ出来ないのがほんとに嫌です。
ちるきち
女性/15歳/愛知県
2020-06-28 15:52


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ちるきち 愛知県 15歳 女性 高校1年生

現在水泳部の部員は1・2年生合わせて8人。マネージャーは1年生にもうひとりいるので、RN ちるきちを入れてふたりとのこと。仕事内容は、練習用具の準備や、タイム測定など。

こもり教頭「どうして、もともとはテニス部に入りたいと思ってたの?」

ちるきち「正直、入りたい部活がなかったんですけど、テニス部のマネージャーの先輩方が“テニス部どう?”みたいな感じで声をかけてくださって、実際に体験に行ったら、“ここならやりがいを感じられるかな?”と思って、テニス部に入ろうかなって思いました」

こもり教頭「なるほどね。それでいろいろ見てて“テニス部かなぁ?”と思ってたのに、なんで水泳部に変えたの?」

ちるきち「部登録前日に、親から“勉強と両立できるの?”とか言われて、迷いました」

こもり教頭「そうやって親から“できるの? どうなの?”みたいな貰った疑問を、クリアできたっていうのが水泳部だったってこと?」

ちるきち「はい、そうです」

こもり教頭「で、部登録の日にテニス部じゃなくて水泳部を選んで入った、今のちるきちの一番の悩みは?」

ちるきち「実際に入ってみたら、正直あんまり仕事っていうのがなくて、やりがいを感じられてないっていうのが悩みです」

こもり教頭「選んでみて“なんでこっちを?”みたいな感じもあるってことだ」

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ちるきち「はい」

こもり教頭「逆に、『テニス部に転部』っていう選択肢は、ちるきちの中にはあるの?」

ちるきち「“続けるなら、途中で辞めるんじゃなくて、最初から最後までその部活でいたい”っていう気持ちが私の中にあるので、転部っていう選択肢もあるんですけど、あんまりな、って言う感じです」

こもり教頭「話を聞いた上でちょっと思うんだけどね。俺って、人っていうのは悩んでいく生き物だと思うのよ。だから、テニス部のマネージャーになろうと決めてて、親に話した時にいろいろな疑問を投げかけられて、ちるきち自体が悩んで揺れたわけじゃん。

でも俺は、悩んでしまうことってそれはすごく大切なことだと思うの。ノリで決めたのに“入ってみたら全然やることなくてやりがいないっすわ”って言ってる方が、もっと考えなきゃいけないことがあるんじゃないかな、と思うんだけど、ちるきちはすでにそこで悩んだ上で、“それがクリアできてるのが水泳部なんだろうな”って自分で選べてるから、俺はそこは一点いいポイントだな、と思うわけ。」

ちるきち「はい」

こもり教頭「でも“やりがいがない”とか、“実は入ってみたけどやることないなぁ”みたいな悩みに関しては、正直ちょっと、テニス部のマネージャーだったとしてもナイような気がするのよ。俺はテニス部のマネージャーをやったことがないし、もちろん水泳部のマネージャーもやったことがないからわかんないんだけど、でも、そういうののやりがいって、自分で決めたハードルを越えていくからやりがいって生まれるんだな、ってすごく感じてる。今水泳部でマネージャーをやっていく、っていう中で、どういうマネージャーになれたらやりがいを感じられるなって思う?」

ちるきち「選手ひとりひとりの得意種目とかをちゃんと理解して、支えてあげられるっていう感じが、やりがいを感じられるのかなって思います」

こもり教頭「もうね、その時点で、実はちるきちの中で答えって出てるんじゃないかな? やりがいって結果が出ないと感じないんだろうなって思うのよ。だから、作業工程の中ではやりがいって絶対に感じられないから、目で見て自分が選んだもので結果を出して、みんなと分かち合った瞬間に、“やってよかった!”、“だから行けたんだ!”みたいなのがやりがいなんじゃないかな。
で、今俺が“何がマネージャーとしてのやりがいなの?”って聞いたじゃん。その時に、“う〜ん…”ってならずに、ちるきちがポンって答えを出せたっていうことは、もうそれが答えだと俺は思う!」

ちるきち「はい!」

こもり教頭「じゃあ、何ができるか? 今はコロナの影響とかインターハイがなくなって、とか、暗いニュースばっかりだし。特に運動部の子たちは自分たちの結果を出す場所がなくなっていってるから、より見出しづらいかもしれないけど、ずっとこんな世の中じゃないから。きっと。

ちるきちが高校2年生になった時は、もしかしたらまた選手たちが一生懸命結果を出せるような環境になってるかもしれないし。そういう先の未来に、自分で選んだもので結果を出せる喜びを作ってく時間を、高校1年生で作っていく、っていうのが、すごく大事になってくるんじゃないかな、って思った。だから、俺はできると思うんだよね。ちるきちはやりがいを感じられると思う。ただ! それが1週間・2週間ではできないなって思うから、もっと自分の熱量とやりたいことを膨らませていって、わくわくさせて行って欲しい…って話を聞いて思ったな」

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ちるきち「はい…!」

さかた校長「ちるきち。顧問のアドバイスを聞いて、どうだ?」

ちるきち「すごいぐっときました」

こもり教頭「本当に!?(笑) でも、準備するだけでも、選手とコミュニケーションを取っていって、“この人はこういうのが欲しいんだろうな”とか、部活中、“この人の飲み物の濃さはこれだな”と好みを聞いてくとか、そういうコミュニケーションもたぶんマネージメントのひとつの仕事だと思うから。できることはすごくいっぱいあるし、今後、絶対に結構明るい未来が来るから、そこに向けて頑張って欲しいな! 来週の月曜日から、全力で行けそうか? どうだ?」

ちるきち「はい!」

こもり教頭「頑張れよ! 応援してるからな!」

さかた校長「頑張れよ!」

ちるきち「ありがとうございます!」

RN ちるきち、話を聞かせてくれてありがとう!


♪ スターダム / Mrs. GREEN APPLE


こもり教頭「いつかちるきちが、選手がぶわーって泳いでて、バサーッ! “ベストです!!”“きたーー!!” バーン! みたいな、ハイタッチの瞬間とか、こういうことだと思うのよ。気持ちのワクワクが爆発する瞬間とか。

あと“日の目を浴びて”、とかっていうのはプレイヤー目線かもしれないけど、サポートしてる側ってきっとそういう誰かの願いが叶った瞬間とか、意外と自己犠牲な部分が多い職業だから。そういう瞬間に一秒でも早く立ち会って欲しいし、そうなってったら、どんどん部活も盛り上がってくし、自分の思い出にもなってくし。
もう俺は“バチン!”見えたね!」

さかた校長「(笑) 見えた! だって、その時は、絶対に自分のことよりも嬉しいと思うしね。その時に初めて実感するのかもしれないけどね」

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こもり教頭「今すぐは無理かもしれないけど、“今やりたい”、“目指したい”っていう想いをどんどん膨らませていって、いつか本当に嬉しいやりがいを感じる瞬間が来ると思うから、その日まで頑張って欲しい!」


今、部活動の悩みを抱えている君は、その悩みを『応援部掲示板』に書き込んで欲しい!

お前たちは1人じゃない!
SCHOOL OF LOCK! は、学校を挙げて頑張っているお前のことを応援しているぞ!!!


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