引退を間近に控えたバスケ部の高3女子マネージャーと逆電!!

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聴取期限 2020年9月4日(金)PM 10:15 まで



応援部では、9月いっぱいまで、運動部、文化部、同好会に入っている生徒を全力で応援していきます!

さぁ、今夜も我が校の『応援部掲示板』に部活の悩みを書き込んでくれた生徒に逆電していこう!

残り1ヶ月
私は男子バスケットボール部のマネージャーをしている高校3年生です。引退まで1ヶ月をきり、この夏休みで、私自身の部活内での立ち位置がよく分からなくなりました。進路の関係で部活に行けない日もしばしば。そのため、先生も2年生のマネージャーに頼ることが増えました。それは嬉しいことではありますし、私が引退したらその日々が当たり前になるので慣れて欲しい気持ちもあります。ただ、自分が部活に行く意味って?と思ってしまうこともあります。部活にモチベがないわけではないですが、こんな気持ちをもちながらの部活はモヤモヤするし、悔いを残すのではないか。って思います。私は残り少しの時間はどう過ごし、自分の立ち位置を見つけるべきでしょうか?
ピエロット
女性/18歳/埼玉県
2020-08-18 21:29


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さっそく話を聞かせてもらおう。

ピエロット 埼玉県 18歳 女性 高校3年生

RN ピエロットは、以前『ステイホームで学んだこと』で逆電したくれた生徒。その時は「マネージャーはサポートする側だと思ってたけど実は自分達も部員や顧問の先生に支えられていた事に気が付いた」と話してくれた!

こもり教頭「今、部活はどんな感じなの? 普通に活動できてるの?」

ピエロット「できてます」

RN ピエロットの部員数は、逆電時から1年生が増え、3学年で40人にもなるのだそう。
今は少しずつ、2年生が引っ張って行くようになっているとのこと。

こもり教頭「もうすぐラストっていうことだけど、何かそういう大会とかはあるの?」

ピエロット「大会はあります。ウィンター(カップ)だと思います」

こもり教頭「ウィンターか! うまくいけば優勝まで走り切れて、もし負けてしまったらそこで引退。本当にここ1か月で引退するかしないかが、白黒はっきりつく時期には入ったってことだ」

ピエロット「そうです」

さかた校長「ヒリヒリするなぁ」

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ピエロット「はい」

こもり教頭「今は部活が円滑に回るようになってきて、マネージャーっていうのは主にどういう仕事をやってるの?」

ピエロット「熱中症とかなりかけてるような子も毎日のように出てて、その対応をしてる感じですね」

こもり教頭「この時期必要だからね。水とか飲み物もそうだし、後片づけとかもあるんじゃない?」

ピエロット「ありますね」

こもり教頭「だから必ず必要なはずなんだけど、やっぱり後輩のマネージャーが徐々にできてくるようになってはいるんだ」

ピエロット「そうです」

こもり教頭「ピエロットは、自分が高2だった時もあるわけじゃん。で、高3になって、いざパッて見た時に、“ああ、あんなダメダメだった高1の後輩が、できるようになってるんだ”っていう感覚もある?」

ピエロット「あります」

こもり教頭「何となく“必要とされてないな”と思うことがある? どういう瞬間にそういうのを感じる?」

ピエロット「はい。先生が仕事を頼む時、教官室の前から“〇〇!”って名前を叫ぶんですよ。それが私だったのが、私が体育館にいても、2年生のマネージャーの名前を呼ぶことが増えて、“あれ?”って思うようになっちゃって。そこから“そう言えば私が名前呼ばれてるのっていつだっけな?”とかって考えると、“最近呼ばれてないな”とか。それが当たり前になるんですけど、ちょっと寂しいな、っていう」

こもり教頭「本来なら“あれ、私ここ走ってたはずなんだけどな”とかっていう、隙間みたいなものを感じる瞬間に、寂しさを感じたりするってことだ」

ピエロット「そうです」

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こもり教頭「書いてあったけど、別にモチベーションがないわけではないんでしょ? 目の前に白黒つけるものが近づいてきて、悔いは残したくないってことだよね」

ピエロット「はい」

こもり教頭「俺が思うに、まず、ピエロットが初めて部活に入った時。たぶん何も経験したことがなくて、自分の中ではまだ手いっぱいだったんだけど、時を重ねて成長していく中で、ピエロットの感覚とか求めるものっていうものがどんどん変わっていったんだと思うの。それは、いいことだと思うのね。

それっていっぱい経験して、いっぱい吸収して、“自分はこれが一番ベストだ!”っていうものを見つけられたから、そういうのができてって、どんどん成長していって今というものがあると思うのよ。

その中で、ピエロットは高校3年生になった。たぶん高校2年生の時って結構がむしゃらだったじゃん。いろんなわかんないこともあったけど、 “こうかな?”“ああかな?”みたいに自分で考えて、で、成長した今があって。ピエロットの中の求めるものっていうのがどんどん成長していって、それがいつしか、下の世代ができるようになってきてるのよ」

ピエロット「はい」

こもり教頭「それって、“下の世代に未来へのバトンを渡せてる証拠”だと思うの。これでもし、先生に言われてもピエロットしか動けてなかったら、今度は逆にピエロットが思ってきたことについて受け継げてないから、それはそれでまた違う話になるんだけど。今ピエロットが感じてるモヤモヤって、それがちゃんと受け継げてるっていうモヤモヤだと思うわけ。

だから、そのモヤモヤはネガティブな意味じゃないし、たぶん“どうしたらいいんだろう?”っていう悩みじゃなくてね。今まで、バトンを持ってがむしゃらにやってきたわけじゃん」

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こもり教頭「バスケットボールに例えたら、一生懸命ドリブルしながらどっかにボールが飛んでって、それでもその飛んで行ったボールを追いかけて戻して、もう一回ドリブルして走ってきたものが、いつしか“はい、あなたの番”ってボールを渡した瞬間に、ドリブルするものがない。で、ただ走ってるだけ。

ってなった時の、この“なくなっちゃった感じ”。その喪失感のモヤモヤだと思うの。“今まで全力で走ってきたから、何をしたらいいんだろう?”でも、それって悪いことじゃなくて、絶対に下の世代の未来の子たちにちゃんとそれを託せてるって証拠だし。

たぶん今後ピエロットが引退して、もっといろんなところ…社会に出ていく時に、バスケットボールだけじゃないところで勝負していくと思う。その、自分がまた0から1を作る時に、また新しいバトンを持って、がむしゃらに走る時に掴むもの…それっていうのは、きっとみんなからの“ありがとう”とか、今まで学んできたこととかが全部詰まった重いボールになるから。今度はまたそれを一生懸命どんどんドリブルして、“あ、ボールがどっかいってドリブルできない、でも自分なりのドリブルを見つけて”みたいなことになると思う」

ピエロット「はい」

こもり教頭「高校3年間、ずっと一生懸命そうやってやってきて、しっかり託してるから、ドリブルし続けたものが今はない。“どうしよう? 一生懸命頑張ってきたから、なんかちょっとスカッとしちゃうな”のモヤモヤ。だから、本来のピエロットが“何で部活に入ったのか?”みたいな。高校1年生の時のあのがむしゃらな感じ。

俺は、マネージメントってすごいことだと思うのよ。自己犠牲の精神と言うか、“誰かのために”って本当に素晴らしいことだと思うから、この1か月、『悔いなく』って言葉で言うと、初めて自分が部活に入った時。“何もできないけど誰か選手をサポートしたい”っていうぐらいの0の状態に戻って、もっと自分本位のマネージメントを選手にしちゃってもいいと思うんだよね」

ピエロット「あー…」

こもり教頭「そうすると、意外と“1か月じゃ足りない!”ってなる可能性もあるし。“あれ、もっとああいうことしたかった!”とかも出てくるかもしれないし。ピエロットはモチベーションも高いから、もっと自分本位な、やりたいことに向かってやっていいと思う。で、しっかり下の子たちがそういうふうにできてるってことは、ピエロットが一生懸命頑張って世代を繋いだっていう証だから。モヤモヤじゃなくて、もっともっと自分本位にやりたいことをやってもいいんじゃないかなって思う」

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さかた校長「顧問の話を聞いてどうだ、ピエロット?」

ピエロット「確かに、この2年間とかは、自分の感情とかを無にして部活のマネージャーをやってきたんで、今、残り1か月ぐらいは、ちゃんと部員との距離も今までよりも近づいて、マネージャーという立場ではあるけど、ちゃんと部員と部員という立ち位置にまでなれればいいかな、って。この1か月で友達ぐらいの感覚になりたいな、って思いました」

こもり教頭「うん! それがピエロットができる究極の武器だと思うから。全力でやっちゃってよ!」

ピエロット「はい!(笑)」

こもり教頭「行けそうか!?」

ピエロット「頑張ります!」

さかた校長・こもり教頭「頑張れよ!!」

ピエロット「はい!」


♪ バトンロード / KANA−BOON


こもり教頭「意外と時間ってないから、自分の思うもの、“何をしたいのか”っていう本当にやりたいものを見つけて、ピエロットには最後の最後までやり切ってほしいなと思っております」

さかた校長「うん!」

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今、部活動の悩みを抱えている君は、その悩みを『応援部掲示板』に書き込んで欲しい!

お前たちは1人じゃない!
SCHOOL OF LOCK! は、学校を挙げて頑張っているお前のことを応援しているぞ!!!


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