3/25 「謎謎の232425」

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RADWIMPS先生が "かずのお講師" となってから、2回目の授業!本日も、みんなから届いたメールを掘って掘って掘り下げてゆきました。


「どんどん自分のものにしちゃってほしいです」

福井県 ゆぴぐ
「ついに私の手元にやってきました!全部聴かせてもらったんですけど、もうなんか胸がいっぱいになって涙出ちゃいましたよ。作った側のRAD先生の想いとは違うかもしれないけど、私の心の声なんじゃないかと思うところもあって、やっぱすごいの一言です!」

ありがとうございます!涙流しちゃったって・・・いやー、本当嬉しいです。

「自分のこと言ってるみたいな感じ」っていうのは、すごい分かる。同じバンドのメンバーだけど、洋次郎の歌詞は、ある意味他人として聴くわけだから。それでなんかね、「あ、この気持ち、俺がこう思ってたけど言葉にしてなかった感じなんじゃないかな」って僕もそう思うことあるんで、すごい分かりますね。

嬉しいです、智史にそう言ってもらえると。でも、"うちらの思いとは違うかもしれないけど" って書いてあるけど・・・、それがいいんだよね。

そうだね。

ていうか、CD出す意味って、そこにしかないと思ってるから。俺は純粋に。うちらが作った想いのまんま、そういう曲ですって言って、そういう曲だって受け止められたら、なんだろ、結構むなしいな。 曲はもう、うちらが作ったところで止まっちゃってるから、CD出す必要ってあんまないんだけど。発売して、そっから誰かのものになっていくから面白いわけで。うちらやっぱCD出したいって思うからね。もう、どんどん自分のものにしちゃってほしいです。 俺らのものからどんどん手を離れていくから、もしかしたら、うちらよりも自分のものにできちゃうものだし。かわいがってください、是非。

是非。

ぜし。



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「靴下が落ちてたらアイツが近くに居る!?」

京都府 またがし
「よく道路とかに靴下が落ちていますが、何故ですか?」

落ちてるねえ。

しかも、大体、タイヤで踏まれてぺっちゃんこになってたりするよね。

泥だらけ、みたいな。

こう、お酒飲んで、いい感じになった帰り道とかに、「何で俺、靴下とか履いてるんだろう。」みたいな気持ちに何故かなって・・・

でも相当なハードルだよ、靴下を脱ぐっていうのは。まず靴を脱がなきゃいけないんだから。

そっか。靴を置いてくほうがまだ簡単だ。

しかも、注目すべきなのは、パンツは落ちてないよ。

確かに。

やっぱ靴下ってところに意味があると思うんですよ。

「俺も石田純一になりてぇ!」って (笑)

あ!

途中で思っちゃったらさ、やっぱ脱がずにいられないじゃん。

もしくはもう、全部、石田純一のものだったりするかもね。

あー、確かに (笑)

仕事で履かなきゃいけなくて履いて、「・・・やっぱないな」みたいな。

たいだい、その靴下近くにはいるかもしれない、ヤツが。だからもう靴下見かけたら、周りに石田純一がいるものと思っていいんじゃない?

なんか、GPSみたいだよね。

そうそう、だから石田純一は携帯とかいらないんだよ。靴下見つければいい。



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「崖の上のぽむ 」

愛媛県 ぽむ
「何で短い期間に好きな人が変わったりするんですか?」

これは体験談なのかなぁ?女性の方ですね。これはちょっと、授業1回分ぐらい必要なテーマだね。

そうですね。

まず好きっていう感覚がみんな違うよね。その度合いというか。主観的なものだから、なかなか比較できるものじゃない。好きはみんな違うから。

んー、「軽好き」ぐらいなんじゃない?だから「大好き」ぐらいになると、そんなに (好きな人が) 変わらないんじゃないかっていう。

あーなるほどね。

違いますかね・・・ (笑)

いやいや、自信持と。

変わる人は、変わるイメージはあるけどね。

あと一つ気になるのは、"短い期間に変わったりするんですか?" ってあるけど、期間はあんまり気にしないでいいんじゃないかな。幸せなことだと思うしね。

好きな人がいるなんてね。

あと、時間の経過の話でいうとさ、同時に何人かと付き合うのが世の中的に悪いって言うじゃん。だけどさ、1年間で2、3人同時に付き合ってたら悪い人で、1年間に途切れ途切れに3人と付き合ってたら、全く悪くない人なんでしょ。それってすごい不思議なことだなって思うんだよね。期間がかぶってたら悪い人で、期間が違ったらいい人っていう、その社会的な安直さはどっからくるんだろうと思ってて。まあ、相手に失礼のないようにしなきゃいけないけど。まず付き合ってもないかもしんないしね。ぽむの場合は。好きになるのは嬉しいことだし、その思いがどっからくるのか確かめるべきだし。まあ、いまだに「好きって何なのかなー」ってやっぱ考えるからね。

ぽむさんにとっては、すごい自然なことだから、「浮ついてるのかなー」とかそういうのはないと思う。好きになるっていうのは、あり得ることだと思うから、全然いいことだと思います。

好きっていうのは誰から決められることじゃないから。自分で勝手に決めていいもの。周りがいくら「お前あの人のこと好きじゃないでしょ」って言っても、自分が「好き」って言ったらそれが正解だから。それぐらい、素晴らしい言葉でしょ。相手に決められない、自分の「好き」っていう気持ちを。自分の感情は自分で決めていいものだから、うん、それは大事にしていい。また長くなるけどさ、それ、すごいことだよね。自分の感情は自分が正解なんだから。行動は法律とか法規で縛れるわけよ。あれしちゃダメ、これしちゃダメ。これしたら罰金、違反、死刑とか。だけどさ、心の中で何を思ってようが、それは罰則できないんだよね、裁判おこそうが。感情っていうのは、それぐらい自分だけのものであって、誰にも変えられるものじゃないし、誰が何と言おうと自分の感情は自分で決められる。だからもう・・・、ぽむっちゃえばいいんだよ、ぽむは。崖の上のぽむでいればいいんだよ。

後悔のないように、うん。本当に、好きにやったらいいと思う。

そうだよ、たくさん間違っちゃえばいいよ。17 (歳) なんだから。



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アルトコロニー”かず”の定理

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23、24、25です。この数字が何だか分かる人〜?

はい!

「アルトコロニーの定理」にまつわる数字です。

・・・!

はい、智史!

あ、間違えました。全部、人名だと思った。「兄さん(23)」、「Ne-Yo(24)」、「NIGO(25)」。

(笑) あ、ちょっとNe-Yoの歌うたってみて。

ズッズズカッ、ズカットコトコカッズカッ・・・オッオッォッ・・・ま、知らないんだよね (笑)

すげえなドラマーって、歌ってみてって言ったらリズムが出てくるんからね (笑)

俺、分かっちゃったかもしんないんだけど、これ、「12」とか入る?

お!・・・つまり?

つまり、12月23、24、25・・・。

正解です!12月23日、24日、25日。「謎謎」という曲と格闘してた時期ですね。まあ、この3日間だけじゃないんだけど、まあこの3日間で、いよいよ精神的にも体力的にも6回目ぐらいの佳境を迎えた時期でした。クリスマスイヴイヴから、イヴ、そしてクリスマス当日と、桑原くんにも付き合って頂いて、男だけのスタジオ・クリスマスを過ごしたわけです。楽しかったね〜。

うん。すごい楽しくて、なんかもう1回ぐらいやってもいいかなって思うぐらい (笑)

いや、本当に地味な作業してて、いつもだけど、アレンジはやっぱり僕の中で正解は1つだって思ってやってるから、それに辿り着くまで3日間ずっとやり続けて、本当に。桑原にも不眠不休でずっとやってもらって。ギターの音出してもらったりとか。あと、あの曲は、バンド以外の音も入れてて、シンセサイザーって音で、こうピコピコピコピコ入れてたりして。それがまた難しくて、「あ〜、できない」って思いながらやってたりして。クリスマスになった瞬間の午前0時とかにね、「お前それミじゃねえよ、それファだよ。なんだよそれ!」とか言って、クリスマスの聖なる夜にやってたね。なんか、クリスマスに作ったせいか、そんな曲にも聴こえてくる曲になってしまいました。・・・僕らだけかもしれないけど・・・きっと僕らだけだと思います。

でも、サンタさんがプレゼントくれたって話してたよね。「謎謎」っていう曲を、うちらにね。

いや、本当そうだと思う。でもサンタさん、だいぶ厳しいなって思った。

ちょっとやり過ぎだろって思った (笑)

俺がサンタだったら、23日で完成させてあげたよね。「24日25日は、まあ楽しめよ」と言うところだけど。普通に26日の午前10時ぐらいまでやってて (苦笑) 、大変な顔してました。うん。

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M-1 謎謎 / RADWIMPS