5/6 「バグパイプの89812」

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GWも、もう終わりですね。こちらは8回目の授業!バイブルバイブルバイブル・・・バイブル?


「RADWIMPSを描いた漫画?」

秋田県 はとむぎ
「高校生の頃のバイブルを教えてください」

本ってこと?

まあ、そういう類のものだよね。

俺はアレだね、麻雀の本だね。何かこう、麻雀の技術とかじゃなくて、「こういう気持ちで挑め!」みたいな感じ?

桜井 (章一) さん?

そうそうそう。それが、麻雀以外のことやるときにも、そういう意識でやれば物事がうまくいくっていう感じの本なんだけど。それは一応、麻雀の本として出てるんだけど、何かその、割と普段の生活のことに触れてて、「直感を鍛えろ!」とかね。

何ていう本?

えっとねー、「勝負哲学」・・・かな?結構たくさん本出てて、俺も何冊か持ってるんだけど。例えばね、こう、電車乗ってて、駅着いてドアが開いて、次に入ってくるのが女の人か男の人か?・・・みたいなのを当てる。それを鍛えてれば、だんだん確率が上がってくるはずだ!みたいなこと言ってましたね。

それは、根拠はあるんだ?

いや、もちろん科学的にとかはないと思うんだけど、その人はそれが出来るんだって、実際に。

さとしは、出来た?

いや、出来なかったね・・・ (笑) でも、その科学でまだちょっと説明出来ないような考え方ってすごい面白いなぁって。すごい興味あるから、やっぱ実践してみて。なんかそういう、まだ知らない世界がきっとあるんだろうなぁっていう風に思ったよね。

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なるほどね。武田は何かある?

いや・・・、特に本とかはないけど、たま~に古いマンガ読んで、「あー・・・ちょっと頑張ろうかな」っていう気持ちになることは。「あしたのジョー」とかも、最後もう頑張り過ぎてるじゃない?ああいうの読んで・・・まあ授業中にだけど・・・。なんか、「いいな~」って思ったりしたことは (笑) 。

桑は?

・・・俺、マンガしか読んでなかった。

マンガでもいいんじゃない?バイブルだから。

そうだな、高校のときは、結構コンビニで週刊誌とか立ち読みしてたな。

多分、みんな、質問と違うぞ、答えが (笑) 。バイブル・・・、CDとか映画でもいいよ、DVDとか。「これは見てほしい、はとむぎに!俺の青春を!」っていう・・・

う~ん、高校生だよね・・・。

じゃあ、僕。あのね、高校3年生ぐらい・・・2年生の終わりぐらいかなあ。『百年の愚行』っていう本があるんだけど。基本、写真が多いんですよ。地球が100年間でどうなったかっていうのを、すごい分かりやすく。もうだから、あんまり言葉も必要なく、写真だけでこう伝わってくるものがあって。それで、ものすごいいろんなこと考えるようになった気がする。すごいなーって思って。なんか「自分が見えてるものとか、ほんのこれっぽっちしかないんだなぁ」って思ったり、「見えてないものこんなにあるんだ」って思って。いろいろ考えたのは覚えてます。『百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY』━━ 写真が多くて、文字もちょこちょこ入ってる。見てほしいです、是非。・・・あった桑?大丈夫?

まあやっぱ・・・・・・、「BECK」かな?

ああ、そうだね。それはバイブルだ、確かに。

もう終わっちゃったけど。マンガ、俺全部持ってるから。バンドやってる人とか特にね。あれはいいと思いますよ。バンドの気持ち分かってるなぁって、作者の人が。「あ、そういうことあるなぁ~」みたいな。あと、ライブのシーンとか、要はマンガだから、音とか、どんな音楽流れてるのか分かんないから、こう・・・やっぱ想像するよね。すごいんだろうなぁって、いろいろ考えたりとか。

そうだね!

あとライブ前に、うちらよく読んでたね、昔ね。なんかちょっとテンション上がるから。10巻とか・・・10巻かな?フェスのシーンとかね。何だろ、こう・・・全然人気ないんだけど、一番お客さん集めちゃうみたいなね。演奏で、たまたまこう偶然が重なって、「あのバンド、なんだ??」みたいな感じで。

ちょうどさ、「BECK」の話が展開してくのと、うちらがインディーからメジャーにいくのとか、すごいダブッてたんだよね、話が。

そうそう。

本当、うちらも初めてフェス出るみたいになった4年ぐらい前か。あんときにも、ちょうど「BECK」も出るみたいな話になって、「え、これハロルド (作者:ハロルド作石) うちらのこと見てるんじゃねえのか?」みたいな感じがあって (笑) 。だからもう、フェスに出るときは必ずみんなでね、機材車の中とかで読んだりして・・・。去年のサマソニも俺は見てたんだけど。

俺、結構 (マンガを持ってくるのを) 忘れるときあるよね (笑)

忘れるよね。で・・・俺、本当にがっかりするんだよね、たまに (笑)

申し訳ない。でも・・・買ってほしい・・・できれば。うー・・・ (笑)

違うんだ。だってもうあるんだもん、桑ん家に! (笑)

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「発売日までは、小さな世界にある小さな曲」

東京都 黒猫
「今回のアルバムは、本当に今までにない感じで、またRADWIMPSの世界観が広がったなって思いました。「叫べ」の歌詞がすごく心に響きました。「今日、一日を後悔しないように、毎日を大切に過ごしたいな」、そして、「明日に新たに希望を持って、いろんなことに挑戦したいな」って思いました。またこのアルバムには、いっぱい助けられそうです。何か行き詰ったとき、この定理で道が開けるような気がします!」

ありがとうございます。「今日、一日を後悔しないように、毎日を大切に過ごしたいな」と書いてありますが・・・みなさんどうですか?・・・ちゃんと過ごしてます?

・・・お前、どう思ったんだよ?

でもちょっと学校とかさ、学生とかだと、毎日こう・・・だいたい同じだからさ。学校行って、勉強して、帰る、みたいな。・・・まあ、部活とかもあると思うんだけど。そういうときに・・・「叫べ」の歌詞とか・・・すごいいいと思いますよ、僕は。

・・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・あれ?俺が喋るとさ、なんかみんな喋んなくなるね・・・。

違う、何かね、変な感じなの桑。そんなに、社交辞令っぽくなんなくていいよ。

あー、確かにね。俺、本音で喋んないところあるもんね?・・・ないか?

いやー、分かんね (笑)

それ、桑しか分かんないから (笑)

俺、お前のこと、どんだけ知ってると思ってんだよ (笑) 「本音で喋らないとこあるよね?俺」って言われても・・・ (笑)

そっか (笑)

すげー質問だね、今の (笑)

あとは「このアルバムにはいっぱい助けられそうです」って書いてありますけど。

嬉しい。

うちら、そういうことだけ意識してやってる訳じゃないけどさ、やっぱそう言われると嬉しいですよね。

むしろ、ほとんど意識してないんだよね、やっぱり音楽作るときは。これは僕らなりのっていうか、俺の中での決め事なんだけど、曲を作るときは本当に自分だけの世界で、自分が普段経験してる世界で曲書かないと、ってか書けないからそれじゃないと俺は。だから本当、発売日までは、小さな小さな世界にある小さな曲なんだけど。うん、本当そうだよね。こうやって、初めて意識することはたくさんあります。

何か「叫べ」が、黒猫さんの曲になったんだなって。

聴きたいときに、是非是非、聴いてほしいです。僕らも聴きます。

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アルトコロニー”かず”の定理

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これ分かる?

・・・「吐く肺に (89812) 」。

なんか怖いね、それ。

(笑)

「やく・・・やいつ」??

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・・・足された。

ここまですれば!

おお!

ちょっと今、一瞬で降ってきた!

いいね、これ読ませ方が進化したね、なんか!

だんだんハードル上がっていくじゃん。「叫べ」でもう使い果たしたのに、一回。せーの・・・「バグパイプ」!!!

(拍手)

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M-1 バグパイプ / RADWIMPS