SCHOOL OF LOCK! | スカパー! 校内放送 ラッパーズ

ハザマリツシ先生とトラックメイク!!

校内放送ラッパーズ 2018年08月03日(金)

SCHOOL OF LOCK!

今日は、ハザマリツシ先生とトラックメイクの授業!!!



とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」



あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」



R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」



とーやま校長「Rちゃ〜ん。夏、好き?」



R-指定先生「夏はちょっと暑いからあんまり好きじゃないかなぁ」



とーやま校長「一番好きな季節はなんなの〜?」



R-指定先生「秋…」



あしざわ教頭「関西弁のイントネーションでしたね(笑)」



R-指定先生「生まれた月が9月で秋なので…」



とーやま校長「じゃあ、夏は苦手な部類に入るんですね」



R-指定先生「ちょっと暑すぎますね」



とーやま校長「調子上げていこう〜Rちゃん〜!」



R-指定先生「はい! 上げていきます!」



SCHOOL OF LOCK!



さあ、今夜はこの授業の専属トラックメーカーが特別講師として登場してくれます!



とーやま校長「R先生、呼び出しをお願いします!」



R-指定先生「はい!」





<ピンポンパンポーン>





R-指定先生「先生の呼び出しをします。校内放送ラッパーズ、トラック製作担当ハザマリツシ先生、今すぐ放送室に来てください!」



SCHOOL OF LOCK!



ハザマ先生「よろしくお願いします! ハザマリツシです!」



あしざわ教頭「元気いっぱい!」



とーやま校長「来ていただくのは3月以来ですね!」



ハザマ先生「お久しぶりです!」



ハザマリツシ先生は、奄美大島出身で、現在24歳。
「未確認フェスティバル」の前身でもある「閃光ライオット2011」ファイナルに、バンド「寸止海峡」のボーカルとして出場されていました!
その後、バンドは解散し、現在はソロ活動をしながら、色んなアーティストに楽曲提供もされています!
そして、この校内放送ラッパーズで使用するトラックのほぼ全てを作ってくれているのも、ハザマ先生なんです!




とーやま校長「噂によると、3月に来てもらって以来、仕事が増えたとのことですけど…」



ハザマ先生「ありがたいっす!」



あしざわ教頭「ヒゲを触りながら(笑)」



とーやま校長「どんな仕事が新たに増えたんですか?」



ハザマ先生「5月にある劇団の舞台音楽をやらせてもらって」



とーやま校長「それはどういう繋がりで?」



ハザマ先生「下北沢でサイファーがあるんですけど、僕全然フリースタイル出来ないのにふざけてサイファーに参加したら”面白いね!”って声をかけてくれた人がいて。その方は、ヨーロッパ企画という劇団の方だったんです」



とーやま校長「ええっ!」



あしざわ教頭「めちゃくちゃ有名な劇団!」



R-指定先生「ヨーロッパ企画の人がサイファーしてたんですか?」



ハザマ先生「そうなんですよ!」



とーやま校長「ヒップホップってすごいんですね!」



ハザマ先生「あとは、芸人さんの単独の音楽をお手伝いさせてもらったりしましたね」



とーやま校長「どんな方の単独をお手伝いされたんですか?」



ハザマ先生「この間終わったのは、きつねさんというお笑いコンビの方の単独ですね」



とーやま校長「きつねさんは、音を使ったネタをされる方で、最近よくテレビに出られているんですよ!その方の単独で音楽をやられたんですか!」



ハザマ先生「やらせてもらいました!」



R-指定先生「そのうち、テレビから流れてくる音楽もハザマくんのやつになるかもしれないですね」



ハザマ先生「やりたいです!」



SCHOOL OF LOCK!



とーやま校長「そして今日、ハザマ先生は(トラック製作のための)機材を持って来てくれたんですよね!



ハザマ先生「持って来ました!」



とーやま校長「目の前にはMac(パソコン)があって、右手にあるのは…なんの機械ですか?」



ハザマ先生オーディオインターフェースって言って、音を綺麗に入れたり出したりする機械ですね」



とーやま校長「さらに奥にも大きな機械がありますね」



ハザマ先生「これが、自分の生活の一部分を苦しめているMPCっていう機械で……



とーやま校長「苦しめているのはなんで?(笑)」



ハザマ先生こいつのローンがまだ残っているんですよ!」



あしざわ教頭「そういうことか!」



R-指定先生「今、ビートを刻んでくれましたね」



とーやま校長「今のはハザマ先生の手によって生まれたビートですね」



R-指定先生「パッドを叩くことで音が生まれると」



あしざわ教頭「ボタンひとつ一つに音が入っているということですか?」



ハザマ先生「そうです。色んな楽器の音を作ることが出来る、という機械です」



とーやま校長「ちなみに、この機材はいくらです?」



ハザマ先生「これは、11万7千円です!」



とーやま校長「結構しますね…!」



あしざわ教頭「これは苦しめるね」



とーやま校長「これを何回払いで?」



ハザマ先生24回払いです!」



あしざわ教頭「結構刻んでない?(笑)」



とーやま校長「2年間は払い続けないといけないんだ(笑)」



SCHOOL OF LOCK!



R-指定先生「RHYMESTERの歌の中でも、機材を買ったことがリリックに出てくるんです。そこでMummy-Dさんも『男の24回払い』って言ってましたからね(笑)」



あしざわ教頭「なるほど!」



ハザマ先生「サンプリングしました!」



R-指定先生「ローンの回数もサンプリングしたと(笑)」



とーやま校長「じゃあ、せっかく機材を持って来てくれたということで、今なにかトラックを作れたりしますか?」



ハザマ先生「そうですね! 今日はそのつもりで持って来ました!」



とーやま校長「マジで!」



あしざわ教頭「トラックを作ってみたいっていう生徒もたくさんいると思うので、教えて欲しいですね!」



とーやま校長「まず、トラック製作はどこから取り掛かればいいんですか?」



ハザマ先生「色んなやり方があるので一概には言えないんですけど、僕はまずビートを打ち込んでいって、『キック』っていうバスドラムの音と、『スネア』っていう音の2つがあると、なんとなくリズムが成立するんです。この中に『ハイハット』(ドラムセットの中にある、シンバルが向き合うように重ね合わさっている部分)を入れたものを最初に作って、そのあとにベースといわれるものを足したり、色んな音を足して曲を作っているんです」



とーやま校長「ベースラインはすでにあるんですか?」



ハザマ先生「実は、ベースラインを打ち忘れて来ちゃいまして…」



とーやま校長「何してるの!」



あしざわ教頭「めっちゃ怒られてる(笑)」



ハザマ先生よろしければ、校長、教頭、Rさんに協力していただいて、トラックを作れたらと思っているんですけど



あしざわ教頭「どうすればいいんですか?」



R-指定先生「何をすればいいんでしょう?」



ハザマ先生「今のビートに適当にベースラインを口ずさんでもらっていいですか?」



とーやま校長「じゃあ俺が…。〜〜〜♪



ハザマ先生「わかりました!」



あしざわ教頭「カッコイイ! ロックな感じですね」



とーやま校長レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『Give It Away』の振りが効いているベースはこんな感じじゃないかな、と思って」



あしざわ教頭「めっちゃカッコイイじゃないですか!」



SCHOOL OF LOCK!



R-指定先生「ちゃんとルーツもあるしっかりとした…(笑)」



とーやま校長「R先生、俺がふざけると思ってたんですか?」



R-指定先生「完全にふざけると思ってました(笑)」



あしざわ教頭「僕らもそのつもりで構えてましたから」



とーやま校長「時間とかも見てるの! 余裕があったら1ボケ入れてましたよ」



全員「(笑)」



とーやま校長「とか言っている間に…」



SCHOOL OF LOCK!



ハザマ先生「ざっくりですが、作ってみました!」



<〜〜♪>



とーやま校長・R-指定先生「すごーい!」



あしざわ教頭「楽しい!」



ハザマ先生「ありがとうございます! バイト先でもこんなに褒められたことないです(笑)」



とーやま校長「何か、もう一つくらいあったほうがいいですか?」



ハザマ先生「よくヒップホップのオールドスクールのやつで”イエー!”とか”フーー!”っていう声が入っているのがカッコイイな、って思うんですけど、これらをテンションに乗せて言ってもらってもいいですか?」



とーやま校長「これは、R先生に入れて欲しいなって思うんだけど、みんなもそう思っていると思うんだよね! ただ、権利問題があるってことで……」



R-指定先生「全然大丈夫ですよ!(笑)」



とーやま校長「じゃあ、俺はベースをやったから教頭とR先生でお願いします!」



SCHOOL OF LOCK!



(思い思いの声を出すR-指定先生とあしざわ教頭)



あしざわ教頭フリーダムッ! SOL!



R-指定先生「(笑)」



ハザマ先生「ありがとうございます!」



R-指定先生「大丈夫かなあ?」



とーやま校長「今のでいいの?」



ハザマ先生「フリーダム前までは最高でした(笑) R-指定の生のサンプル持ってるって友達に言ってもいいですか?」



とーやま校長・あしざわ教頭「(笑)」



R-指定先生「もっと色々考えれば良かった〜(笑)」



SCHOOL OF LOCK!



ハザマ先生「(笑) 一応、今サンプリングした声を入れてみました」



SCHOOL OF LOCK!







ハザマ先生「ちょっとタイミングが早いところもありますけど、後々修正していきます」



とーやま校長「これ、せっかくだからDTラップクルーの宿題に使わせてもらってもいい?」



ハザマ先生「もちろんです!」



とーやま校長「近々、クルーメンバーの宿題としてこのトラックを使わせてもらうので、毎週更新されるDTラップクルーの特設サイトをみんなチェックしておくように!」





ということで、今夜はこの授業の専属トラックメーカー、ハザマリツシ先生を迎えて実際にトラックを作っていきました!



とーやま校長「ハザマ先生ありがとうございました!」



ハザマ先生「こちらこそありがとうございます! 緊張しました」



とーやま校長「あまりしてないでしょ?」



ハザマ先生「いやいや、汗をみてください!」



とーやま校長「汗かいてないよ」



あしざわ教頭「全然見えないです(笑)」



とーやま校長「羽を伸ばし始めているなあ(笑)」



ハザマ先生「2回目なので(笑)」





ここで、ハザマ先生からのお知らせ!



ハザマ先生「シンガーソングライターの町あかりさんという方がいるんですけど、歌謡曲っぽい曲を作っている方で、その人の曲を編曲してリミックスしてくれというお願いが来て、”やったー!”と思って作ったんです。そしたら、『じゃあ、ハザマくんも歌おうよ!』ってことになって」



とーやま校長「ええっ!」



ハザマ先生「なので、俺が歌ったやつが配信されているんですよ」



あしざわ教頭「あら!」



とーやま校長「どうやって調べたら出て来ます?」



ハザマ先生「『ハザマリツシ』で検索したら出てくるんですけど、これ誰が嬉しいんだろうって思って(笑)」



あしざわ教頭「いやいや!」



R-指定先生「聴いている生徒は嬉しいですよ!」



ハザマ先生「それと、町あかりさんの歌謡曲っぽい曲を自分が思うメタルアレンジで作った楽曲が配信されていると思うので、是非聴いてみてください!」



とーやま校長「みんな聴いてみよう! それじゃあハザマ先生、また遊びに来てね!」



ハザマ先生「はい! 明日とかでも全然大丈夫です!」



とーやま校長「早いなあ(笑)」





そして、来週はゲスト講師を迎えての特別授業を行なっていきます!

来週は日本ヒップホップ界のレジェンド、Kダブシャイン先生が来てくれます!



Kダブシャイン先生への質問やメッセージは、ラップ掲示板に書き込み待ってます!



ということで、「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!

R-指定先生、今夜もありがとうございました!
ページトップ