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Creepy Nuts先生が特別講師を務める、ラップの授業、校内放送ラッパーズ
3月いっぱいで一旦、閉講となります。
約1年間、聞いてくれてありがとうございました！
DTラップクルー経過報告2回目!!(前編)
校内放送ラッパーズ 2018年08月24日(金)
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです！」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして！」
R-指定先生「スカパー！校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です！」
とーやま校長「Rちゃん！ もう夏終わるけど…どう？」
R-指定先生「終わるんかなあ〜もうちょっと暑いの続くと思いますぅ〜」
あしざわ教頭「いつもよりキー高い（笑）」
とーやま校長「調子がいいってことだね！」
R-指定先生「そうですね（笑）」
とーやま校長「Rちゃんが調子良くないと、校内放送ラッパーズは始まらないんだから！」
あしざわ教頭「その通りです！」
さぁ！今夜はこの授業で行なっている、こちらのプロジェクト！
「自分解放宣言〜DTラップクルー〜」!!!
まだラップをほとんどやったことがない"ラップDT"の生徒が、来年の高校生RAP選手権出場を目指すプロジェクトです！
クルーメンバーは4人の生徒！
毎週、ラップに関する宿題が出されて、専属講師のEINSHTEIN先生・言xTHEANSWER先生にアドバイスをもらいながら、ラップの修行を行っている！
あしざわ教頭「これまでクルーメンバーが提出した宿題の音源、アイン先生・アンサー先生とのやりとりは、全て[ 特設サイト ]に載っているので、ぜひチェックしてみてください！」
とーやま校長「先月、初めての経過報告を行ったんだけど、今夜は、2回目の経過報告！」
あしざわ教頭「4人のクルーメンバーは2人ずつ、EINSHTEIN先生チーム、言xTHEANSWER先生チームに別れています。今日は、アンサー先生チームの2人に経過報告をしてもらいます！」
とーやま校長「ってことで、R先生、呼び出しちゃって下さい！」
R-指定先生「はい！」
＜ピンポンパンポーン＞
R-指定先生「静岡県、16歳、ラジオネーム アプリコットのツリーホーク！高知県、17歳、ラジオネーム MC KAKELU a.k.a 翔！ 今すぐ放送室に来なさい！」
アプリコットのツリーホーク「失礼します！ アプリコットのツリーホークです！」
MC KAKELU a.k.a 翔「MC KAKELU a.k.a 翔です！」
とーやま校長「高知と静岡から駆けつけてくれました！ 元気にしてた？」
アプリコットのツリーホーク・MC KAKELU a.k.a 翔「元気です！」
とーやま校長「KAKELUの学校は夏休みは終わった？」
MC KAKELU a.k.a 翔「俺の学校、他の学校と違って。最近夏休みが始まったばかりなんです」
とーやま校長「本当！ いつくらいまで夏休みなの？」
MC KAKELU a.k.a 翔「9月いっぱいまでです」
R-指定先生「最高やん！」
あしざわ教頭「季節的にも過ごしやすい季節だね」
MC KAKELU a.k.a 翔「でも、周りと（夏休みの時期が）違うので、友達と遊べないっていうのはあります」
とーやま校長「同じ学校同士なら良いけどね。だけど混んでいるとこもスムーズに遊びに行けそうだね。アプリコットのツリーホークは、まだ夏休み？」
アプリコットのツリーホーク「31日にテストがあります！」
とーやま校長「勉強はしてるか？」
アプリコットのツリーホーク「してないですね！」
とーやま校長「まあ、それよりもやらなきゃいけないこともあるしな（笑）」
アプリコットのツリーホーク「勉強なんてそっちのけです（笑）」
先月、この授業の専属トラックメイカー・ハザマリツシ先生を迎えて、R先生、とーやま校長、あしざわ教頭、ハザマ先生の4人でオリジナルトラックを作ったんですが今週の宿題では、そのトラックが使われています！
とーやま校長「今夜は、その宿題音源を聴かせてもらおうと思っている！」
今週の宿題は、「高校生RAP選手権」への思いをラップにしろ！
ということで、まず最初に聴かせてもらうのは…
RN アプリコットのツリーホーク 静岡県 16歳
全員「すごい!!!」
とーやま校長「KAKELUも”すごい”って言葉を漏らしていたけど…」
MC KAKELU a.k.a 翔「もう、俺より上です！」
とーやま校長「可愛らしいしカッコいいですね！」
R-指定先生「若い子がフリースタイルの延長で曲を書いたって感じじゃなくて、ちゃんと曲として成立しているラップやな、って思いました！」
アプリコットのツリーホーク「嬉しい！ ありがとうございます！」
R-指定先生「可愛らしさがオールドスクールなラップの感じもあって、『滑稽な姿は見せないさ 絶対』とかのイントネーションのつけかたや跳ね上がる感じが良かったし、歌詞も『スキルの差は埋める これから 気持ちの差は今すぐに消すから』って対比も使いつつ、いい感じに自分のものにしていってるな、って感じはします！俺的にあがったのが、『言語学とセントラル』っていう長めの韻ね！ すごいセンスがあるな、と思いました！」
アプリコットのツリーホーク「『言語学とセントラル』、韻ふめてましたね！ 今気づきました！」
R-指定先生「マジ!? ナチュラルに出来てたの？ すごいなあ」
とーやま校長「感覚でやっていたってことですか？」
R-指定先生「そうですね。感覚でやってて、後から韻踏んでたって気がつくって、天才よ！ラップをやり続けているとたまにあることなんですけど、すごいです！」
とーやま校長「このラップはどうやって作ったの？」
アプリコットのツリーホーク「高校生ラップ選手権っていうのが私の中で結構原点だなって思うところがあって。高校生ラップ選手権を見て”カッコいい！”って思ったところに自分が行こうとしている中で、憧れとか、上を向いているだけじゃなく、そいつらを追い越してやるんだっていう気持ちを持たなきゃっていうのが一番強いところなので、それを込めました！」
とーやま校長「その気迫も感じるラップだったね！」
続いて、聴かせてもらうのは…
RN MC KAKELU a.k.a 翔 高知県 17歳
とーやま校長「これは攻めましたね！」
R-指定先生「確かに！」
MC KAKELU a.k.a 翔「ちょっと攻めすぎましたね」
R-指定先生「いやいや！ めっちゃ良いと思います。ラッパーとしてしっかりと先を見ている感じもあるし、高校生ラップ選手権が自分にとって序章、登竜門に過ぎないっていうのは、ラッパー的な考え方というか、よりヒップホップ的な考え方で。若い子がMCバトルに出たいっていう思いで出場して、とにかく何が何でも優勝するぞ、って感じで優勝してから先のことを考えるっていう人もおるし、僕らの世代とかやったら、まずは曲を作って、今後ライブをやっていくための取っ掛かりとしてバトルに出る、っていう人も多かったんです。そのビジョンを自分の中でしっかりと持っているっていうのは素晴らしいことやと思うんです」
MC KAKELU a.k.a 翔「ありがとうございます！」
R-指定先生「攻めすぎって言いましたけど、これでいいんですよ！ 『今回発表されたメンバーは 最近流行りの00世代って言っているけど 俺はカッコいいと思えない』っていうのは正直な気持ちなので」
とーやま校長「00世代っていうのは？」
R-指定先生「2000年以降に生まれた…みたいなことですよね。同世代はカッコいいと思えない=俺の方がカッコイイんや、っていうのはラッパーとして当たり前ですから！俺もつい自分を卑下（ひげ）したリリックを書いてしまうんですけど、本来ラッパーの根っこはこうあるべきなんです。バトルは『お前よりも俺の方が強い』をやりに行く場所ですし、なぜ強いのか、っていう言い回しがラップの面白さになっていくので。ヒップホップの大事なことがMC KAKELU a.k.a 翔の作ってくれた歌詞には詰まっていて、『バトルっていうのは俺にとって始まりで、ここから見とけよ！』っていうのと、『同じ世代のやつはカッコよくない。なぜなら俺の方がカッコイイから。ただ、自分の地元の土佐からラガっていう新たなラッパーが出たからそいつを応援する』っていう。これには地元を大切にするレペゼンの気持ちが現れているし、ヒップホップの大事なところが詰まっていて素晴らしいと思いました！」
MC KAKELU a.k.a 翔「ありがとうございます！ リリックを書く時は、俺の中の本音をぶつけてみようって思って作っているんです！」
R-指定先生「素晴らしいね！」
とーやま校長「2人とも確実にスキルもアップしているし、気持ちの面でもアップしていってるね！」
あしざわ教頭「本当ですね！」
とーやま校長「まだまだDTラップクルーの授業は続くから、引き続き頑張れな！」
アプリコットのツリーホーク・MC KAKELU a.k.a 翔「はい！」
さぁ今夜は、「DTラップクルー」のメンバー、RN アプリコットのツリーホーク と RN MC KAKELU a.k.a 翔に経過報告をしてもらいました！
この「DTラップクルー」のメンバーは、来年の高校生RAP選手権出場を目指しているんだけど、高校生RAP選手権、第14回大会が、いよいよ来週！8月31日、金曜日、Zepp名古屋で開催される！
生徒のみんなと同世代のトップレベルのラッパーが全国から集まってきます！
詳しくは、「高校生RAP選手権」のアプリ、または「BSスカパー！BAZOOKA!!!」の【 オフィシャルサイト 】から、チェックしてみて下さい！
ということで、「スカパー！校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講！
来週はEINSHTEIN先生チームの2人に、経過報告をしてもらう！
R-指定先生、今夜もありがとうございました！
