閃光ライオット

2008年08月08日

鍵の学校の海賊です。

どうも。スクール・オブ・ロック!の海賊先生と名乗る者です。

閃光ライオット。
あと、50時間くらいで、始まるね。
ずっとこのブログに言葉を載せようと思いながら、なかなか言葉にする事ができず、
こんな直前まで、かかってしまいました。

胸がね、こう、なんかずっと、変な音が鳴ってる感じで、
スクール・オブ・ロック!が数年走る中、これほどまでに、馳せた想いが、
手の平でつかめずに、ハラハラと舞っていく事は初めてだったりします。

それはまるで、屋上からばらまかれた綺麗な桜の葉を、
全部つかもうとしてる感じだったり、
10台のCDプレイヤーで、10曲同時に大好きな曲をかけられたような感じだったり。

この感じは、きっと8月10日の当日まで続くと思う。いや、終わるまで続くと思う。

2008年 1月。
このフェスを勃発させた日。
僕は、デモテープ募集のページにこんな事を載せました。(以下、抜粋。)

−−−−−

「チャンスをつかむことは大賛成。
究極言えば、チャンスさえ手に入れば、方法論なんてなんでもいい。
そんぐらいチャンスって言うヤツは、いばらの道に落っこちてる。

ただ、ある日、思った事は、
“音楽やる”って事が、そもそも何だったっけ?ってこと。

その歌は、せまい会議室で、披露するため“だけに”あるんだっけ?
その音は、小さなオーディション会場で、評価されるため“だけに”鳴るんだっけ?

何かが、決定的な“何か”が違うと思った。
体や心じゃ抑えきれない“何か”があって、それを音楽にぶつけて、
繰り返す爆発と放出。

それが、真夏の大空の下、ドデカイ野外で、オーディエンスの耳に届く。
跳ね返るハンノウ。
湧き上るドキドキ。 
その瞬間のために、キミは歌う。
その瞬間のために、キミらは鳴らす。

その一瞬のためだけの、音楽。
「今」だけを刻む、鼓動。

最初に言った通り、チャンスは、いばらの道に落っこちてる。
ホンキで欲しいなら、またとないチャンスだ。ビビリながら拾ったっていい。
チャンスとか、ピンとこないってヤツなら、
思いっきり楽しみながら拾って、後で捨てちまえばいいさ。」

−−−−−−

こんな想いが胸の中でドクンッてなって、この10代アーティストの夏フェス
“閃光ライオット”は、産声をあげた。

やましげ校長、やしろ教頭はもちろん、スクール・オブ・ロック!の全スタッフ職員の
胸にも、同じ音が鳴ってて、そして、僕らのこんな想いに、一瞬で共鳴してくれた
SONY MUSICの熱きスタッフ達がいて、閃光のような音を届けてくれてた挑戦者達がいて、
何よりも、そのドクンッに、一番共鳴してくれたリスナーのキミがいて、
そして、閃光ライオットは鼓動し、光を放ち始めたんだ。

上手く言えないのだけれど、きっと、もう少し、落ち着いたら、いろいろ
言葉に出来る事もたくさんあると思うけど、もしかしたら、また直前に、
ここに、書き綴り始めるかもしれないけど、今は、もうダメだな。きっと。

上手く言えないのだけれども、とにかく、・・・・泣きそうなんだ。正直。

8月10日に会えるんだ。
8月10日に会えないんだ。
8月10日に叫ぶんだ。
8月10日へ向けて叫んだんだ。

8月10日に辿り着くための、すべての“閃光”に、僕は、全身が砕けるほどの力で、
こう言うよ。

“ありがとう”。

誇り高き、すべての閃光と衝動達へ。
ありがとう。


SCHOOL OF LOCK! 鍵の海賊より。

投稿者 toukousya:05:42