閃光ライオット

2009年08月06日

(3)閃光2009が、刻んだ“傷と誇り”―大阪の日 from 海賊

毎年、個性のルツボと化すのが大阪会場。ご多分にもれず今年も、
エナジーの大嵐となった。
まず突風を巻き起こしたのは、「Bamboo Horse Relations」。
“閃光ライオット”を象徴するかのような、フレッシュな光。初々しさの中にも、
真っ直ぐな眩さを放ってくれた。ふさわしき切り込み隊長達に感謝を!/続いたのは、
四国からの刺客!「蛇苺」。ガールズ・バンドのキャッチーさの裏に隠し持つ、
蛇のような危険な成分。ホント睨まれたまま動けなかったっス(笑)/「HiEVERS」。
知ってるさ。もの静かなアプローチの奥底にあった、圧倒的な闘志と自信には、
当然気付いてたさ。失って獲得する。また失って、また獲得する。HiEVERSは、
そうして“高み”へと登って行く。きっとね。若き旅はまだ始まったばかりさ。/
大阪地区でも、リベンジ組は名を連ねた。中でもそのポワンとしたキャラから(笑)、
再挑戦を想像してなかったバンドが姿を現わしてくれた。
京都は嵯峨野出身のガールズ4人衆「Drop+Dumbo」。2年連続の3次ライヴ出場。
控えめに言っても、デモ音源の音質もワルく、ライヴの経験もステージの場数も
まったく踏んでないのは一目瞭然。そんな彼女達が何故、2年連続3次ライヴへと
駒を進めたのか。それは、控えめに言っても、圧倒的な「潜在的ロック」を、
忍ばせていたから。
ボーカルの詩織とピンクのレスポールが先導する4人の覚醒を心から待望する。
てかマジでもっと新曲が聴きたい!そう思うバンドだ。/
そして、メロコアの上空から疾風のごとく吹き荒れたのが「SCARLETJEM」。
スクール・オブ・ロック!とRIP SLYMEが、卒業ライヴ企画で訪れた高槻北高校で
偶然出会い、ギターボーカルの安藤君にステージ上で渡された1枚の
デモCDがキッカケ。その突発的な出会いから数ヶ月後、気付けば
3次ライヴ会場で、ギターを折るわ、ダイヴをしてお客さんのメガネを割るわ、
(俺が自腹で弁償したんだぞ!コノヤロー(笑))
もうそれはそれは、大暴れのパンクライヴを見せつけやがった!(笑) 
それでいいさ。それでいい。絶対にあきらめるな!/「strobe edge」去年、
3次ライヴに参戦してくれた福岡のガールズバンド“REACH”のボーカル・晴香が、
解散後、下を向くヒマもなく新メンバーを率いて再登場! そのバンド名の通り、
とにかく眩い! 語弊を恐れず本音をこぼしてしまうと、とにかく可愛い! 軽口を叩けば、
「こんな可愛い3人がロックやってんだ!」ってこと。(笑)でもそれも立派な武器さ。
ロックってそういう色気やギャップが乗っかって成立する瞬間、あるからね。
/ロックが成立する瞬間は、他にもいろいろある。例えば、“WHITE STRIPES”よろしく、
ギターとドラムの2セットのみでも、立派にロックは鳴らせる。
「ENDROLL IS END」がそうだったように。“♪強制体験”はヤバかった。
リズム・リフ・ボーカルの節回し、どれをとっても、エンドロール後の新たな幕開けを
予感させた。/「ヒゲクーピー」に関しては、もう何も言うことはない。
彼等のような2人が音楽で世の中にアプローチし続ける事が、
とても重要な事なんだ。/「US AIR FORCE」。宇治の少年、そのイニシャルでUS!
京都から離陸した15歳の少年達は、まるでロックを弾倉に詰め込んだ空爆機!
その操縦は天才的で優雅。あえて70年代モノの機体を使用して、
最新鋭の敵機をブチ落とす! 少年よ、更なるスキルを磨け!/そして大阪会場を
「愛」でいっぱいにしたのは「PURPLE HUMPTY」。彼等にやらされた(笑)
あの恥ずかしいフリ付けは、気づけば確かに笑顔を量産した。音楽は時として、
不思議な魔法を使う。彼等は、それを実証した
希有なチカラを持つバンドだ。笑顔の国へ招待してくれてどうも有り難う。/
そして、大阪会場には08年のリベンジ組がもう1組登場してくれた。
少し個人的な感情を言います。彼等に再開して僕は、本当に驚いた。
そして、本当に嬉しかった。急激な“変化と進化”を目の当たりにした。
それは表層的なハナシではない。音色や、楽曲の世界観は、
変わらず“らしい”感覚。ヒトによってはシュールなタッチと言うだろう。
でも、その中身が全然違った。
耳に飛び込んできた感覚が、まったく別モノだった。その変化と進化は、
メンタルの部分で巻き起こっていた。
音楽のメンタル部分で。ホントに届いた。ホントに伝わったよ。あとね、キミタチが
名乗る通り、真実を突き止めるための理論は確かに曖昧の中にある。
これからも答え探しを続けて欲しい。有り難う「ファジーロジック」。

投稿者 toukousya:21:51