9/10 「 新語3 with MELLOW YELLOW!」

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今回の講師はRYO-Z先生&PES先生! 前回の授業で、100回目を迎えたRIP LOCKS! ですが、今回は祝100回ということで、ゲスト講師が来てくれました!
“遊びの講師:RIP SLYME”の遊びの講師!! (いろんな意味での)遊びの先輩・・・MELLOW YELLOWのKIN先生です! “遊びの講師”先輩後輩関係(笑)。どんな授業だったのか、さっそく振り返っていきましょう

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まずは、PES先生が黒板をカリカリっと・・・
はいコレ、ドーン!

「着 w ぽ え い う d h f」

RIP LOCKS! のケータイサイト「音で遊ぶコーナー」では、これまでにSU先生の“着エロ”、ILMARI先生の“着セレブ”、そしてRYO-Z先生の“着ラーメン”と、さまざまなケータイ用「着ボイス」をDROPしてきました。
その第4弾として登場したのが、着ボイスの真打ち:PESSY先生です! 着ボイスのタイトルは、先ほど黒板に書いた通り、「着wぽえいうdhf」。 通称:“着新語”です(笑)。この着ボイスをDROPしたその瞬間から、RIP LOCKS!掲示板には、ドワーっと書き込みが寄せられ、大反響でした。第2弾も間もなくアップされるかも・・・!?

で、今回の授業で発覚した重大なポイントがありますんで、ここ注目!! RIP掲示板でも話題になっていた、この着ボイス・シリーズ、タイトルの読み方について、PES先生が解説してくれました。「w」は「ダブリュー」ではなく、「ワラ」と発音(※インターネットで会話するときに“笑ってます”というニュアンスで文章の最後などに、「w」を使うことが多い)。正式な読み方は、「ちゃくワラぽえいうディーエイチエフ」だそうです。ちなみにこの着ボイスを収録するときに他の先生に言われたキーワードは、「音楽的」「新語っぽいもの」「なんでもいいです」の3つ。なんでもいいんかい!!(笑)

さてさて、この「着wぽえいうdhf」、通称「着新語」を聞いた感想をひとつ紹介しましょう。


■ ヤバイわぁ~

テンション上がった。これに助けられた。親から悲しい話聞かされて、苦笑いしかできなかった。まじ立ち直れるか分からなかったけど、これ聞いていつもみたいに笑えました!

Уu‐
女/15/兵庫県
2007/08/21 00:54


RYO-Z「助けられた?」
PES「うん。助けられたらしいよ(笑)」
RYO-Z「それよりも・・・“悲しい話”って何だろう」
PES「そっちの方が気になるよね(笑)」

着ボイスで人助け(!?)。PES先生、サスガです。と、こんな感じで掲示板の書き込みをチェックしていると、突然! 教室の扉がガラガラガラッと開きます!!

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KIN「授業100回、おめでとうございまーす!」

なんとここで登場してくれたのは、RIP SLYMEと、と~っても親交の深いHIP HOP グループ、MELLOW YELLOWのメンバー、RIP先生の大先輩、KINさんです! 授業が100回を突破したということで、お祝いに駆けつけてくれました。KINさんとRIP先生、その昔から“昼と夜のお遊び”を教わる、先輩後輩の仲だったのです。
PES先生、曰く「KINさんが言ってた言葉を、よく、新語で使ってるんですよ」・・・「PESの先生がオレだから、まぁしょうがないよね(笑)」とKIN先生。つまりは“遊びの講師”の講師。遊びの大先輩、それがKIN先生ということであります。ちなみにRIP SLYMEの記念すべき初レコーディングは、なんとなんと、MELLOW YELLOW先生のレコーディングにフィーチャリング・アーチストとして参加したときだそうです。それくらいこの方たちの関係は古いのです。

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そんなKINさんを迎えての、さっそくの授業いきましょう。リスナー生徒からのリクエストに対して、言葉の魔術師:PESSY先生が新しい日本語を生み出す授業、“新語3”です。早速、ひとりめ・・・

広島県/ キャッツ (17歳・女の子)
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PES「これ、分かる分かる!」
KIN「なかなか女の子から言えないもんね」
RYO-Z「コレは難しいね」笑)」
KIN「“好き”っていう言葉は、鋭利な感じするじゃん。このコは、その鋭利な感じがイヤなんだよ。だから・・・もっと鈍角? 丸い感じで言いたいんだと思う」
RYO-Z「ナルホド~(笑)」
KIN「・・・う~ん・・・グンっグンっ!?」
RIP「(爆笑!)」
PES「(1人芝居風で)“お前、オレの事嫌いなの?”」
KIN「“グンっグンっ!”」
RIP「(大爆笑!)」
KIN「これ伝わってるよねぇ~!」
RYO-Z「(笑)伝わってる~~~!!!さすがは、遊びの講師だわ~!」

ちなみにKIN先生、曰く「これは基本問題だよね」とのこと(笑)。続いては・・・

大分県 / もも(14歳・女の子)
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KIN「あれ(笑)こっちのほうが“グンっグンっ”でよかったかな?」
PES「そうですかね・・・」
KIN「あ、イントネーションの違いかな? (ハイテンション&エッジを効かせつつ)“あ、グンッ!”」
RIP「(爆笑!)」
PES「あ、グンッ!」
KIN「あ、グンッ!」
PES「あ、グンッ!」
RYO-Z「(笑)止めらんねーな、この2人がいたら・・・」

さすがは、PES先生の師匠的存在、KIN先生!! 生み出すスピードも、クオリティもメチャクチャ高い!!(笑) 朝が弱くて起きれないリスナー生徒のキミ、これからは「あっぐん!」で、朝から気合いを入れようじゃないか!

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大阪府 / あいみ(15歳・女の子)
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RYO-Z「やっぱチーズとかは、語尾がズだから口が違うよね」
KIN「そうだよね、言葉の最後でニコってできる感じがいいんだろうな」
PES「“はい、ズーチー”…で、いいんじゃないですか?業界っぽく」
RYO-Z「いいっすね」
KIN「ワン・ツー・スリーだけでもいいよね」
RIP「(笑)」
KIN「ワンツーでもいいよね」
RYO-Z「(爆笑)」
PES「イチニーは? もっと端折って」
KIN「イチ!(笑)気持ちを一つにしてイチ!」
RIP「(爆笑)」
KIN「うーん、でもそうだな・・・ギョージャッ! かな(笑)」

ギョージャ!? この不思議な言葉は、先日、KIN先生が中華料理屋に行った際に、一緒に行ってた香港の方が、注文をするときに“ギョージャ”を連発。KIN先生が何度も“ギョーザだよ”と、発音を教えようとしても、結局は“ギョージャ”の繰り返しだったとか。

KIN「ギョージャだったら誰でも言えるんだって思ってさぁ・・・でもギョージャの“ジャ”って言ってるときの顔、まぬけかな?」
RYO-Z「いや、それいいっすよ! チーズっていう“二コ”っていう顔よりもさらに明るさが出てる」
KIN「フレンドリーでしょ?オープンでしょ?」
PES「ほんとにソレやってるの、見たくなりました~10人ぐらいで、“ジャッ”って顔してるの!(笑)」
KIN「(笑)うんうん、見たいよね(笑)」

では~!! 101回目の記念に、今回、生み出されたばかりの新語、「写真を撮るときの合図=「ハイ、ジョージャッ」!! 使ってみようじゃないですか。では・・・ハイ、ギョージャッ!!

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(カシャ!)見てください! 3人が口を“ジャッ!!”の形にした顔を! 屈託の無い笑顔を(笑)!!
「閉鎖的な場所でも、この一気に場が明るいピクチャーが撮れるんじゃないか?」とRYO-Z先生も大絶賛。こんなカンジで、今回の授業もそろそろ終了です!!

KIN先生、実は今週の金曜日、9月14日に、新曲、CD未発表音源、フィーチャリング作品など、活動12年のキャリアをギュっとまとめた2枚組CD、ベスト・アルバム『MELLOW YELLOW大全集』をリリースするのでした。そのアルバムの中から、めちゃくちゃ長いユニゾンが聞きどころ(と、RYO-Z&PES先生が言ってた)「TOP ROCK」をオンエア。おめでとうございます!! 活動は12年ですが、結成から数えると16年近いそう!! 遊びの大先輩、KIN先生。またぜひぜひRIP LOCKS!に、遊びに来てくださいね~!! 来週はFUMIYA先生が登場。フミヤージュの予定です!! お楽しみに!!

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(TEXT by ダンガリー先生)

M-1 Freak Show (feat.MELLOW YELLOW) / RIP SLYME
M-2 TOP ROCK / MELLOW YELLOW