10/8 「 家族は運命共同体!! 」

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3年目になっても毎週月曜は、遊びの講師ことRIP SLYMEが担当、『RIP LOCKS!』。今回は、RYO-Z先生&PES先生が登場! “家族のために曲を作りたい”・・・そんな生徒からのメッセージを受けての、いつも以上に生徒と真剣に向き合った授業でした。

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ドアを開けPES先生が教室に入ると、すでにRYO-Z先生が来ていて、何かをしているようす。どうやら“DVD鑑賞”していたみたいです。というのもこのDVD、実はリスナー生徒から送られて来たもの。以前、「セレブ俳句の会」でいっしょに授業した 広島県 / 雨子(16歳・女の子)が送ってきてくれた、「体育祭のようす」を収めたモノ。【そん時の授業のようすは・・・コチラ
この体育祭の中で、クラス対抗ダンスに参加した雨子。そのダンスのBGMにRIP SLYMEの「Masterpiece」を使ってくれていて、雨子のクラスを一致団結させるような俳句を、RYO-Z先生とILMARI先生でプレゼントしたところ、体育祭本番では、スピーカーからその俳句を先生に詠み上げてもらってからパフォーマンスをしたそう!! しかし結果は入賞することができず、雨子ちゃんは涙したそうだけど、そんな雨子ちゃんに向けてRIP先生は・・・

PES「僕らの曲で「UNDERLINE NO.5」という曲があるんだけど、“人生は5番目ぐらいがちょうどいい”っていう考え方もあるよ(笑)」
RYO-Z「踊り、すごくうまかったよ。だからそんなに悲しがらないで!」

雨子ちゃん、わざわざDVD、そしてクラスの楽しそうな写真まで送ってきてくれてありがとう!! 今度、ILMARI先生にも見せておきまーす!! DVDを見終わったRYO-Z&PES先生が「マジ感動した」「ありがとう」って言ってましたよ!!!

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さて今回の授業ですが、1通のメールを読みたいと思います!
兵庫県 / Уu‐ (15歳・女の子)から届いたメールなんですが、Уu‐ ちゃんは、以前にもRIP LOCKS!の中でメッセージを紹介したことがあります。それは、PES先生の着ボイス・シリーズ「着wぽえいうdhf」第1弾の感想メッセージを紹介していたときのこと。


■ ヤバイわぁ~

テンション上がった↑(笑) 暇な時パソコンのキーボード適当におしてたらたまに『着wぽえいうdhf』的な字出てくるわ(^皿^)=3 てか、これにめっちゃ助けられた!!
今日親から悲しい話聞かされて偽笑いしか出来なかったしマジ立ち直れるか分からんかったケドコレ聴いていつもみたいに笑えた(*^_^*) アリガトウ(^_^)v

Уu‐
女/15/兵庫県
2007/08/21 00:54:23


このカキコミを読んだPES先生とRYO-Z先生・・・「悲しい話ってどんな話されたんだろ?」なんて授業で言っていたら、Уu‐ちゃんからメールが届きました。

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“病気になってしまったお父さんに、自分で作った歌を贈りたい。でも初めて歌を作るのでどうしたらいいか分からない”そんなメールでした。本当は直接、お話ができれば良かったのですがタイミングが合わず。ということで、授業の中でPES先生がメッセージします。

「でもさ・・・、曲を贈らなくても十分ですよ。この授業を聞くだけで、お父さんがんばれちゃうよね。なんにもできないとか、励ましの言葉をかけられなかったというのはしょうがない。直面してしまったら言葉が出ないこと、ありますよ。でも想ってるんだからいいんじゃないですか?」

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「でも歌も作れなくて、楽器もできないということは、うーん・・・リズムだけ? ブレイクビーツになっちゃうのかな(RYO-Z先生・思わず爆笑)! いきなり曲を作るのは無理だと思うから、伝われば何でもいいと思います。既にある曲のメロディーを引用するとか、何かの歌の間にラップを入れるとか・・・。でも何でもいい。手紙でもいいから、早い段階で“みんなで頑張ろうね”っていう言葉を伝えてあげたら、お父さん元気になると思うよ。病気というものは家族で治すものですから。“私も頑張るから、頑張ろうね”っていうキモチを伝えてあげたらいいんじゃないですか」

“病気は家族で治すもの”・・・そんなPES先生のトークを聞いていて、RYO-Z先生が「あそうだ!」と思いつきます。
「例えば、ポエトリー・リーディング(=詩の朗読のこと)でもいいですよね。何か素敵な音楽の上に、思いの丈を綴った詩をのせる」。なるほどー。そう言えば、ちょうどRIP SLYMEにもそんなCDありましたよね。

「そういえば、オレたちのCDで、『RIP SLYME ORCHESTRA +PLUS』っていうアルバムがあるんだけど、これはRIP SLYMEの曲をオーケストラにアレンジして、そのオーケストラの上で、俳優さんや声優さんに“曲の歌詞をリーディング(=朗読)”してもらってる・・・というCD。こういうポエトリーなイメージでもいんじゃないかな。ちょうどインスト(音楽だけ)も入ってるし。」

これまた、なるほど。伊武雅刀さん (JET STREAMのナレーターさん!!) をはじめ、永作博美さんや永瀬正敏さん、中村獅童さん、下条アトム さんなどが参加するこのアルバム。RIP先生のリリックの素晴らしさを改めて知る事ができるスゴイCDなのですが、確かに、このCDに入っているオーケストラの音楽だけのバージョン・・・それを流しながら、手紙を読む。これは、かなり良いアイデアです!! Уu‐ちゃん、どうかな?

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せっかくなので、今回の授業のラストは、この『RIP SLYME ORCHESTRA +PLUS』から1曲オンエア。
下条アトムさんのリーディングによる、「運命共同体」です。選曲したRYO-Z先生、曰く「やっぱり、家族は運命共同体ですからね。そういう意味を込めてこの曲を贈らせていただいたんですけど」「ま、形は違うけど伝わるものは一緒だよってことですよね。インストに僕らの歌詞じゃなくて、自分の想いを詩にして贈ってあげたら、きっとお父さんも頑張れるんじゃないかな」「そうだね。Уu‐ちゃん、受験ともども頑張ってください!!」

運命共同体
RIP SLYME
( album RIP SLYME ORCHESTRA +PLUS )

というワケでRIP LOCKS、今回の授業もそろそろ終了です。
“曲は作れなくても、思いを伝える方法はいくらでもあるよ”、そんなRIP先生からのメッセージ。Уu‐ちゃんの参考になってくれれば嬉しいです。もし授業を聴いてくれていたら、返事をしてくれるなら、メールでもカキコミでもいいので待ってます。そしてУu‐ちゃんだけでなく、家族に、友達に、恋人に、その思いを伝えたい!! そんな生徒は、是非とも今回の講義を参考にしてほしいです。

と、素敵にエンディングを迎えるかと思えば、ラストはPES先生の着ボイス・シリーズ「着wぽえいうdhf」の第2弾を、ドロップです!! これを聴いて、Уu‐ちゃんがまた笑顔になってくれれば嬉しいです。「着wぽえいうdhf」第2弾をダウンロードしたいヤツは、今すぐケータイで番組サイトをチェックしてくれっ!!

さて、次回の授業は、FUMIYA先生を迎えて・・・の、RIP SLYMEのブランニュー・チューン「SPEED KING」を、宇宙初解禁オンエアします!! もちろんフルでいっちゃうので。1週間待たせちゃったけど、次の月曜まで期待して待っててくださいっ!!!

M-1 ALIVE / WISE
M-2 運命共同体 - Poetry Version- / 下条アトム