8/11 「 DJ FUMIYAの・・・閃光EDIT!! 」

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「音楽はボクの栄養」
「音楽を聴いてると1日1回は閃光が走る」

そう言い放つのは今回のゲスト講師、DJ FUMIYA先生!!! 数々の名曲を生み出してきたRIP SLYMEの守護神、そんなFUMIYA先生から重大発言が・・・(汗)。なななんと、FUMIYA先生がビビッときてしまった他のアーチストの楽曲を“スペシャル・リミックス”した音源が存在するというのです!!

音楽で想いっきり遊んでしまう、さすがは“遊びの講師”!!!
(ちなみに勝手にリミックスしてしまったらしい・汗)

今回はその貴重な音源を、蔵出し大放出!!!!
ぜったい他では聴く事ができないリミックス音源を時間の限り、聴かせてもらおぅ!!
ちなみに今回の一番最初にここに掲載している写真のFUMIYA先生・・・の手にあるCDRが、そのスペシャル音源を収めたCDなのです!!!

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とその前に、RIP LOCKS! から、
音楽について一家言・・・

音楽との“出会い”━━━━

ときにそれはオレたちに
ビビビッと閃光を走らせ
羅針盤が指し示す方向すら
変えてしまう。 

━━━━音楽との“出会い”

それは人との“出会い”。
そして、まだ知らない自分との“出会い”


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「ちょっと大げさ過ぎますって!!(笑)」

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では授業、はじめて参ります。本日行なう“遊びの講師”の授業、そのFUMIYA先生のスペシャル・リミックスをがっしがしとオンエアしていきます。その名も・・・

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ビビッと閃光が奔ったFUMIYA先生によるスペシャル・リミックスを聴いて、更にボクたちワタシたちもビビッと、ビビビッときてしまいましょう!!! そんな授業、閃光エディット! さっそくいってみよー!! 今回も専門用語や難しい部分は、解説を付けます。

では・・・DJ自らPLAYボタンを押します。
(シェフ自ら取り分けます、的な意味で)

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「ポチッとな・・・」

<曲を聴きながら・・・>

RYO-Z_知ってるなぁ、コレ!
FUMIYA_絶対、知ってると思うよ。
RYO-Z_・・・お、コレね! コレはやばいっすねぇ~!
FUMIYA_コレは・・・?
RYO-Z_「ZOCK ON!」と・・・
FUMIYA_マドンナの「マテリアル・ガール」です。
RYO-Z_マドンナとTERIYAKI BOYZのマッシュアップ※1か~~!
FUMIYA_「マテリアル・ガール」は、ずっとエディット※2したくて。
RYO-Z_「ZOCK ON!」も好きで、その2つを合わせちゃったと。
FUMIYA_無理矢理、ガチコーンと(笑)
RYO-Z_ガチコーンしたねぇ!!
FUMIYA_実は、それをするためにTERIYAKIの声のデータを・・・
RYO-Z_頼まれましたよ~。裏のルートでね・・・(笑)
FUMIYA_どうもその節は(笑)
RYO-Z_TERIYAKIのメンバーも、これ驚いてましたから。

※1 [ マッシュアップ ]
もともとは別々の2曲を1曲にまとめてしまう編曲テクニック。歌っている声や、楽器・バックトラックのフレーズなどを上手く組み合わせて2曲のいいとこ取りをしてしまうという、DJ感覚的なやり方。みんなが知ってるマッシュアップ音源といえば、布袋寅泰さんとRIP SLYME先生による「BATTLE FUNKASTIC」あたりでは・・・?

※2 [ エディット ]
編集のこと。ここでのエディットとは、既にある楽曲のイントロを長く延ばしたり、メロディの一部をとってしまったり、サビが何度も繰り返されるようにしたり・・・そんな作業のことを差しているぞ。

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いきなりスンごいのがドロップされましたが、
続いてのスペシャル・リミックスはコチラです。

<曲を聴きながら・・・>

RYO-Z_これはもう、分かりやすい!
FUMIYA_Yael Naim(ヤエル・ナイム)の「New Soul」っす。
RYO-Z_CMで使われていた曲ですね。
FUMIYA_ですね。
RYO-Z_コレ、原曲がスローテンポだから、クラブでは使いづらい※3
FUMIYA_だから無理矢理スピードあげて、ビートを強くしました!!
RYO-Z_いや~この大雑把な編集具合がいいんですよ。
FUMIYA_バイレファンキ※4っぽくしてます!
RYO-Z_ナルホド~!!

※3 [ クラブでは使いづらい ]
DJが音楽をかけているクラブは、おもに踊りに行く場所。しかし今回、紹介している「New Soul」という曲は、すごくテンポがゆっくり。曲のスピードが遅い。そこで「踊りやすいテンポ(スピード)に調整した」バージョンが今回のリミックスでした。

※4 [ バイレファンキ ]
音楽のジャンル。誕生してまだ新しい、ブラジル発のダンス・ミュージック。FUMIYA先生もお気に入りのイギリスのアーチスト、M.I.Aが作品に取り入れ、世界的な話題になった。

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今日はなんだか自信に満ちた表情(笑)

<またまた曲を聴きながら・・・>

RYO-Z_フーーーッ!! ヤバイイィ!!!
FUMIYA_コレ、曲名は「IT'S JUST BEGUN」
RYO-Z_JIMMY CASTOR BUNCHですか。
FUMIYA_はい。
RYO-Z_HIP HOPの完全なクラシックで・・・ビートは現代風!
FUMIYA_シンセイザーのベースをブリブリかましてます(笑)
RYO-Z_これもカッコイイなー聴いてたらもう踊りたくなっちゃうでしょう!!
FUMIYA_いいよ、RYO-Zクン・・・踊っても。
RYO-Z_え、いいの!? じゃあ、お言葉に甘えて・・・

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RYO-Z先生、グングンです!!!!

RYO-Z_・・・ハァ、ハァ。もう若くない!!(笑)
FUMIYA_では・・・本日、最後の曲いきます。
RYO-Z_はい。(聴きながら・・・)おぉ、このチューンは・・・!!
FUMIYA_コレに前、RYO-Zクン、ラップあててたよね?
RYO-Z_あてました(笑)。一昨年ぐらいかな~
FUMIYA_コレはポール・マッカートニーの「Coming Up」。
RYO-Z_1980年にヒットしたビッグ・チューンですよ。
FUMIYA_ですです。
RYO-Z_にしても・・・カッコイイ!!
FUMIYA_コレはボルティモア・ブレイクス※5をちょっと意識してます。

※5 [ ボルティモア・ブレイクス ]
以前も解説したかな。アメリカ・メリーランド州の港湾都市:ボルティモアで産まれたとされる、音楽のジャンルというかリズム(トラック)の種類。RIP SLYMEの曲だと、アルバム『FUNFAIR』に入っている「Bubble Trouble」などが影響を受けている。

閃光エディーーーット!!!!!
いやー、スゴかった!!
他では聴けない音源ばかりです!
ホンッットに貴重な授業でした!!

ではFUMIYA先生の方から、まとめをお願いします。

「今日かけた曲たちは、自分の中だけで“楽しんで作ってた”ものなんですけど、クラブだけじゃなくて、RIP LOCKS!を聴いてる若い男のコとか女の子たちにも聴いてもらいたいなと思ってオンエアしました。“こういう遊び方もあるよ”っていうのを、少しでも感じてくれたらいいかなって思います。やっぱ“遊び心”が大切ですね」

━━はい、まさに遊びの講師による、遊びの授業でした!! RYO-Z先生&FUMIYA先生、そして生徒のみんな、お疲れさまでした。
今日の授業を聴いてみんなはどう思ったかな?“遊び心さえあれば、どんなことも無限に楽しめる”・・・そう教わった気がします。

今日の授業、スペシャル・リミックスを聴いた感想や、質問・メッセージは、RIP LOCKS! 掲示板メールで待ってます!! 気軽に送ってね♪


M-1 ZOCK ON!×Material Girl - DJ FUMIYA EDIT /
TERIYAKI BOYZ VS. MADONNA
M-2 New Soul - DJ FUMIYA REMIX / Yael Naim
M-3 IT'S JUST BEGUN - DJ FUMIYA REMIX /
JIMMY CASTOR BUNCH
M-4 Coming Up - DJ FUMIYA REMIX / Paul McCartney