9/15 「 親友と友達 」

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「親友じゃなくて友達に戻ろう」

新学期早々、こんなことを言われてしまったのが、熊本県のさわりん、15歳の女子! 「とんでもないパンチライン(=決めセリフ的な言葉)ですよ」と、RIP SLYMEを唸らせるこのセリフが、今回の授業のテーマとなりました。

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SUの人間交差点!

SCHOOL OF LOCK!に設けられた謎の小部屋。そこに居るのが、ミスタ★道標(みちしるべ)こと、SU先生です。恋の悩みから人生相談、人にはなかなか聴けない深~い悩みまで、どんなコトでも、この小部屋で相談すれば、きっと進むべき道が見えてくる・・・そんな授業、それが「SUの人間交差点」です。

今回は、授業タイトルになっている「人間交差点」、これがどんな交差点なのか?・・・を、SU先生が黒板を使って説明してくれました。はいみんな! 黒板に注目ー!!!

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「上からほっしゃんが歩いてきましてね。隣のRYO-Zと手をつないでます」
「左に曲がったらうどん屋があるんです」
「右行ったら揖保乃糸屋の路面店がありましてね」
「ほっしゃんは左のうどん屋に行っちゃいました~」
「RYO-Zは右に行っちゃいました~」
「まっすぐ行ったらM1があります。M1のMはマゾのMですから」
「マゾなんで質問で痛めつけてほしい。“いためチャンプル”です」
「そんな交差点のド真ん中・・・これがSUの人間交差点~~」

・・・・・・・・・・・・。

まったく分かりませんが、説明の熱量はハンパなかった!! ・・・ということで今回は特別に、説明のようすを「パラパラマンガ風」に掲載! ドン・ズドン!!!



どうですか。
わかりやすいっ!(自画自賛)
とにかくですね、SU先生は、
この授業に真剣に取り組んでいます!!
ということが伝えたいワケです。
(特に最近、アツいんですよねー)

それでは。本日、「謎の小部屋」にお招きする生徒は・・・




まずは小部屋に案内する前に、RYO-Z先生と挨拶です。

RYO-Z_RIP SLYMEのRYO-Zです!
さわりん_熊本県のさわりんです!
RYO-Z_また、スゴイこと言われたね~。
さわりん_はい。
RYO-Z_しかも最近だよね?
さわりん_はい、新学期が始まってすぐです。
RYO-Z_オレ、こんなパンチライン喰らったことないわ。
さわりん_あ、はい。
RYO-Z_じゃあ、SU先生が待つ小部屋へ、どうぞ。
さわりん_はい。失礼します!!

(小部屋のドアをガラガラ・・・)

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「はい、こんばんは~SUですよ!」


さわりん_こんばんは。よろしくお願いします。
SU_えーっと、親友とはいつから仲が良いの?
さわりん_小学校5年生ぐらいです。
SU_じゃあ、かれこれ5年くらい経つんだね。
さわりん_そうです。
SU_“アタシたち親友だよねー”って言い合うものなの?
さわりん_言い合ってました。
SU_突然・・・“友達に戻ろう”って言われちゃった?
さわりん_はい。すごく悲しくて、泣きました。
SU_何か理由とかあったのー?
さわりん_お互い仲のいい友達ができたんですよ。
SU_へー。女の子の友達?
さわりん_はい。それで嫉妬してケンカになったんです。
SU_どんなケンカになったの?
さわりん_言葉の無いケンカ・・・です。
SU_あららら。
さわりん_お互い距離を取るようになって。
SU_“あのコと仲良くしちゃヤダ”って言わなかったの?
さわりん_言いました。“私とも遊んで”って。
SU_そしたら?
さわりん_“あー、ごめんごめん”って。
SU_そうなんだ・・・。
さわりん_だけど、そのままでした。
SU_これはさぁ、女心だよねぇ。男にはね、
さわりん_はい。
SU_“オレたち親友だよな”っていうのが無いのね。
さわりん_あー、そうなんですか。
SU_だから、すごく不思議だなーってね。
さわりん_はい。
SU_「友達」と「親友」の境目って何?
さわりん_友達だと素の自分でいられないっていうか。
SU_あぁ、なるほど~。
さわりん_親友だとそのままの自分でいられます。
SU_さわりんは、親友に戻りたいの?
さわりん_んー・・・普通にしゃべっていきたいです。
SU_じゃあ、友達でいいんだ?
さわりん_これ以上、親友を悩ませたくなくて・・・

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「(週間少年)ジャンプには載ってなかった話だなぁ・笑」

「さわりんがその親友を悩ませたくないっていう気持ちなら、それでいいと思うんですよね。しばらく友達でいて、でも、もしかしたらまた仲良くなる日が来るかもしれないでしょう。
だから今は、さわりんが大人になって、ゆったりとその日を待つのもいいんじゃないでしょうか。2人が歩んできた5年間の月日はそんな軽々しいもんじゃないと思うからね」

SU先生に続いて、
小部屋の外で待っていたRYO-Z先生からもアドバイス。

「オレは“親友”って言われると、思い浮かぶヤツが1人いるんだけど、そいつは小学校から知ってるヤツで。今は海外に行ってて、ここ何年も会ってないんだけど、結婚式には遠路はるばるやって来てくれて。向こうが結婚したら会いに行こうと思うしね。
こう・・・会わなくても続いていくのが“友情”なのかなって思うんだ。そういう気持ちがお互いの心にあれば、いったん離れた距離が近づくことは、あるんじゃないかと思うよ」

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「そんなさわりんに、「Tales」をプレゼントします」

RIP SLYME「Tales」。
この曲の中のSU先生がこう言ってます。

“あの人どこかで見てるはずで
 心でつながっているはずで
 この大空で・・・”

さわりんとの話が終わったあとも、SU先生とRYO-Z先生は、まだ教室で話しています。相手に望むことも大事だけど、さわりん自身の気持ちも大事。相手を思う気持ちさえあれば、以前のような関係に戻れるはず。そのときをゆっくりと待ちましょう。

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M-1 ZOCK ON!×Material Girl - DJ FUMIYA EDIT
/ TERIYAKI BOYZ VS. MADONNA
M-2 Tales /RIP SLYME