あなたがアルバム『sakanaction』のリード曲を選ぶとしたらどの曲にしますか?

サカナLOCKS! 2013.3.25 月曜日


一郎先生、間もなくツアーですね!
僕はZepp Sapporoに参加します!
それまでにアルバムたっぷり聞いて挑みたいと思います。
それにしても今回はどんな演出をしてくれるのか、今から楽しみです。
 
おかぴー
男/18/北海道



「おぉ〜、ライブに来てくれるんですね。おかぴー、ありがとう!今回の演出はいろいろと考えていますけど……まあ、言えないね!(笑) 楽しみにしていて欲しいです。3月27日から、全国ツアー "SAKANAQUARIUM2013 sakanaction" がスタートします。
今回は、僕たちの6枚目のアルバム『sakanaction』と共に回る全国ツアーなので、このアルバムをたっぷり味わってもらえたらと思っています。今、リハーサルをしていますが、音源とアレンジが変わってきている曲もありますね。アルバム内では、演奏が全て打ち込みのパートがある曲も、生演奏に切り替えていることで、グルーヴが変わっていたりするので、ライブはライブで楽しんでもらえればと思っています。おかぴー、出席!」
 
 
(黒板画像:リード曲)

 
 
先週は生放送教室から2時間にわたって、ニューアルバム『sakanaction』についての授業を届けしましたが、山口先生が生放送授業中に、こんな宿題を出しました。
 
あなたがアルバム『sakanaction』のリード曲を選ぶとしたらどの曲にしますか?その理由も述べなさい。
 
今回は、生徒の皆さんが提出してくれ宿題を、山口先生が採点して行きます!
 
「サカナクションがアルバムのリード曲を選ぶときには、"アルバムのリリース前にシングルをいくつか出していて、そのシングルを聴いてきた上で、アルバムを購入したくなる曲" をリード曲にしています。シングルでもないけどミュージックビデオを制作したり、アルバムのプロモーションで、ラジオ局の人に「アルバムからはこの曲をオンエアしてください」とお願いしたりします。この授業での『リード曲』というのは、"アルバムを象徴する曲" や "アルバムの顔となる1曲" という意味で捉えてもらえればと思います。」
 
それではさっそく、生徒の皆さんが考えるリード曲を見ていきましょう!
 

リード曲
『なんてったって春』だと思います!リード曲はアルバムを売るための曲だと思います。ということはシングルにはない曲。シングルにはできないけど、インパクトのある曲。それがなんてったって春だとおもいます。歌詞はなんてったって春を繰り返す歌詞が中心だからシングルは難しいとおもいますが、曲はポンポン跳ねてる感じでインパクトが強いし、アルバムでしかきけない曲だっておもいました。季節も、ちょうど三月で、ぴったりですし。 以上の理由から『なんてったって春』がリード曲だとおもいます!
 
ライジング雷電
男/16/岐阜県


 
「おぉ!良い着眼点がいろいろあるね。"シングルにはできないけどインパクトのある曲" という部分では、「なんてったって春」というタイトルの時点でインパクトがありますから、どんな曲なのか聞いてみたくなりますね。そしてもうひとつ……
 
"季節もちょうど3月でぴったり"
 
……という部分。そうなんです。アルバムのリード曲やシングルで重要なのは、
 
"季節感"
 
です。9月に桜をテーマにした曲をかいても意味ないでしょ?(笑)だから、アルバムが発売されるタイミングの季節感が伴っている「なんてったって春」をリード曲に選ぶという選択肢はありだと思いますね。」
 
80点!
 
 

リード曲
『Aoi』です。サカナクションでは珍しいギターロックと言っていましたが、この曲はサカナクションを知らない人にもスッと入る曲だと思うからです。サビのかっこよさとコーラスの響きが新しいけど王道です。これはアルバムをリードしていける曲だと思ってます!!
 
ムッシュあべ雄
男/18/山形県


 
「おぉ〜!ありがとうございます!(笑) 「Aoi」は、シングルでもないのにNHKサッカーテーマソングのタイアップがついているという時点で、アルバムのリード曲候補に上がる曲です。Twitterを見ていたら、サカナクションのシングル曲を聴いてきた人から、"こういうギターロックの曲が欲しかった" という意見が結構ありました。これは僕らの狙い通りだと思っているのですが、ひとつ懸念事項があるんですよ……。それは、後で詳しく話しましょう。」
 
80点!
 
「今日ちょっと採点甘いかな?……厳しくした方がいいのかな(笑)。(『空耳アワー』の)タモリさんみたいに (笑)。そういえば、この間、いいとも!に出てきましたよ。(※『森田一義アワー 笑っていいとも!』のコーナー、テレフォンショッキングにサカナクション5人で出演した) ……いい違和感でしたね……。あ、タモリさんはいい人でした!芸能人っぽくない雰囲気で、音楽もすごく詳しいし、同じ種族だと思いましたね。仲良くなりたいと思う人でした。まぁ……あんまり会う機会も無いんですけど、電話番号、交換すればよかったかな〜と思ったりして……。」
 
 
それでは、授業に戻ります。次!
 

■ 宿題
アルバムリード曲は『INORI』ですよ!「僕と花」、「夜の踊り子」、「ミュージック」、『Aoi』とタイアップが続いてもう表のサカナクションは十分知りわたった所で、裏の曲であろう『INORI』をリード曲にすると、ラララで『Aoi』と似た雰囲気でリスナーをつかみ、ピコピコ音でリスナーに裏を見せつける。しかもちょうどiTunesで視聴すると、ピコピコ音に切り替わったところで終わるので、先生は狙っていたんじゃないでしょうか?
 
江戸のおりょう
女/14/埼玉


 
「おっ、投げかけられた(笑)。……でも、江戸のおりょう、深読みし過ぎ!(笑) しかし素晴らしいですね〜。「僕と花」「夜の踊り子」「ミュージック」「Aoi」とタイアップがあった上で、「INORI」という曲の "裏切り感" がいい。でも、「INORI」をアルバムのリード曲にしてラジオ解禁しちゃうと、アルバムで初めて聴いた時に感じる裏切りがなくなるでしょ?だから、アルバムのリード曲にできなかったんですね……。全体的なことを考えると、「Aoi」でアルバムに収録される曲を解禁をしておいて、タイアップソングの雰囲気を見せつけておいて、アルバムを聴いたときにびっくりさせたいっていう部分に焦点を絞りました。いろいろ考えて、こういう状況になっているわけですね。江戸のおりょう、良い着眼点です。」
 
75点!
 
「甘いね、今日は俺……(笑)。」
 
 

宿題
リード曲ですが、ずばり! 『朝の歌』です!何か、言葉では説明しづらいのですが。シングルのような雰囲気をかもしだしている気がします。それに、ほら歌詞にも表と裏って出てるじゃないですか。 自習とかぶってきますが、これも自分的に表裏一体している曲な気がします。 だからこの曲はこのアルバムを象徴している気がしているのでリード曲にぴったりだと思います。 どうですか?
 
uうっしー
男/15/京都府


 
「実はね、「朝の歌」はシングル化計画があったんです。その理由は、アルバムのレコーディングが間に合わなかったら、後でシングルで出せば良いんじゃないっていう時間的なものだったんですけど……(笑)。例えば、ドラマのタイアップなどで外に発信するときに、この曲みたいに、音数が少なくて、メロディがしっかりしていて、更に、盛り上げすぎず、しっとりとしたものであれば、テレビで流れたときにいい違和感が生まれるんじゃないかという話も出ていました。そのくらい「朝の歌」は、『sakanaction』を代表している歌だし、uうっしーが言っているように、歌詞に "表と裏" という言葉も入ってきていることで、アルバムのリード曲にしても遜色は無いです。ただ、アルバムのリード曲として出すものとしてはちょっと地味で、暗いんじゃないかなという部分から、アルバムのリード曲としては選びませんでした。」
 
 
といった感じで生徒の皆さんが思うリード曲をみてきましたが、それではここで、山口先生から、正解を教えてもらいたいのですが……
 
「今日は、生徒のみんなの宿題を見てきましたが、みんな、よくできました。サカナクションとして正解があるとしたら、リード曲は2曲あります。それは……「Aoi」と、「INORI」ですね。 実は、「INORI」に関しては、ミュージックビデオを作ろうか、という話も出てきています。「Aoi」はサッカーのテーマ曲としてタイアップがついていますし、サカナクションとしても、サカナLOCKS!の生徒たちからしても、伝わりやすい曲だと思って作りましたが、「INORI」というのはその真逆で、アルバムの中で最も "裏" の要素が強い曲です。「Aoi」で惹き付けて、「INORI」でサカナクションの深さを知ってもらうということで、この2曲とさせていただきました。」
 
さて、今回の授業も終わりの時間です。
 
「先生は、このアルバムが発売されてからドキドキしているんですよ。この学校の生徒……14歳とか、15歳の男の子や女の子たちが「INORI」っていう曲を聴いてくれているなんて……、なんか起きそうだなって(笑)。先生は、14歳や15歳の頃に、こんなインストの曲を聴いてワクワクするなんてことはありませんでしたから。サカナLOCKS!の真面目な生徒たちが、このアルバムを聴いて、ジャンプしたり、横に揺れたりして楽しんでくれることが、『sakanaction』の "表と裏" を物語るのではないかと思っています。」
 
「そして "生徒のみんなが好きな曲がリード曲" でいいと思うんです。シングルよりもアルバムの曲が好きならそれでいいしね。ビジネス的な観点から決めたリード曲と、個人こじんのリード曲をアルバムの中で感じてもらって、このアルバムの曲順を好きなように並び替えてもらってもいいと思います。そういうことを実践して、どんどん音楽の面白さに触れていただければと思っています。」
 
 
最後にお知らせがあります。
来週から4月、SCHOOL OF LOCK! も新学期に入りますが、時間割変更で、このサカナLOCKS! は、毎週木曜日の放送になります。
次の授業は、4月4日(木)です。
 
「来週からは、木曜日のアーティストLOCKS!を担当していたPerfume研究員が、月曜日にお引っ越ししてくるんですね。……あ、そうか。ちょっと、掃除とかしておかないとね(笑)。「サカナLOCKS!のあと教室って、なんだか魚臭い!」って言われたら、先生はショックなので(笑)。」
 
そんなサカナLOCKS! ですが、ということはつまり2年目に突入です!
 
「ありがとうございます!サカナLOCKS!的には、10周年には、"サカナLOCKS! 10周年記念フェス" をやろうかなって思っているので (笑)、木曜日にお引っ越ししても、是非、聴いてもらえればと思います。」
 
 
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