SCHOOL OF LOCK!




陽炎!!
「曇天に笑う」の予告編出ましたね!!
陽炎、めちゃくちゃカッコいいです!
ANESSAのCM並みに、歌詞を聞き取ろうとノリノリで何度も繰り返しています!!初オンエア来るかな、楽しみ!!!!!!!!
さかなのわた
女性/15歳/千葉県




山口「そうなんです。来年公開になる映画『曇天に笑う』の主題歌をサカナクションが担当することになりました。この映画は、『踊る大捜査線』シリーズの、本広克行監督の作品です。本広監督とはプライベートでも仲良くさせていただいていて、もっくんの言うことであればやらせていただきたいと一生懸命書いたわけですけど……映画に寄り添って書いたんですね。なので、またちょっとこれから新しい展開を見せるんじゃないかと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。」

【 映画『曇天に笑う』】

■映画『曇天に笑う』予告編【弐】




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さあ、この人気授業のシーズンがやってきました!
「なぜクリスマスソングはクリスマスっぽいのか?」の授業です。山口一郎先生がクリスマスの名曲を聴きながら、その曲のどんなところがクリスマスを感じさせるのか?何がクリスマス感に繋がっているのか?クリスマス・ソングの名曲を分析していきます。

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「街はすっかりクリスマス一色に染まりつつありますね。そんな中、今年で3回目の授業。今日もなぜこれがクリスマス・ソングと言われるのかを検証していきたいと思います。」

■ 2015年の授業のようすはコチラ → [ 2015年12月24日の授業 ]
■ 2016年の授業のようすはコチラ → [ 2016年12月22日の授業 ]

「今回まずは、松任谷由実さんの「恋人がサンタクロース」。この曲は、1980年の12月1日にリリースされた曲です。僕の生まれた年ですね。37年前の曲。その年に、映画『私をスキーに連れてって』……みんな知らないだろうな……その挿入歌でした。かなり昔の曲なんですけど、それを踏まえて、いかにこれがクリスマス・ソングなのかを検証していきたいと思います。」


♪ 恋人がサンタクロース / 松任谷由実


(0'00")……この辺はクリスマス感ないねー。」

(0'16")……昔となりのおしゃれなおねえさんがクリスマスの日私に言ったんですよ。「今夜8時になればサンタが家にやってくるのよ」って。そういう幼い頃の私におねえさんはウィンクするわけです。でも、「大人になれば、あなたもわかる。そのうちにね。」って……どういうことや?

(1'14")……はい、ストップ!!」

(※この授業は気になった箇所で曲を止めながら、授業していきます)

"恋人がサンタクロース" ってことやないかい!夜8時にサンタクロースっていう恋人がうちにくるっていうことがあなたも大人になればわかるよって!今、大人になった自分がそのおねえさんが言っていたことが分かったってことですね。これはもう……すごいレイヤー感があるね。」

「この曲の注目すべきところは、まずイントロにクリスマス感は「ない」。鐘の音とかはなくてエレキギターの音から入るし、マイナー調なのよ。その状態から、"昔となりのおしゃれなおねえさんはクリスマスの日私に言った 今夜8時になればサンタがうちにやってくる" って、ちょっとファンタジーな感じなのよ。でも、主人公の女の子は、絵本だけの話で、私はそんな子供だましに騙されないわよって言うんだけど、そこでおねえさんは、ちょっと笑いながらウィンクするのよ。「大人になればわかるのよ」って。そしてサビで答えを言うの。恋人がサンタクロース!って……これは……素晴らしいストーリーですね。作詞作曲は松任谷由実さん。これは名曲ですね。クリスマス感っていうよりは、サビまでのストーリーが秀逸なクリスマス感ってことです。やっぱり詞ですね、これは。」

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「では、次。DREAMS COME TRUEの「WINTER SONG」という曲なんですが、これは1994年1月7日……クリスマス後に発売ですね。だから、新年一発目……クリスマスの後パブ(※)です(笑)。では、クリスマス感を検証していきましょう。」

(※後パブ……業界用語。例えば、イベント後に「当日はこんな感じのイベントでした」とPRすること。)



(0'00")……はい、鈴が鳴ってるね。これは、年が明けたけどクリスマスはつい最近だったなーって思わせる。」

(0'30")和訳するとね、"日が暮れてきて、灯りが周りを揺らめいている中、さみしい街を歩いてる。雪はさらに降り積もって、空を見上げて君がどこにいるのかを想っている。君が私の人生に現れて、毎日を笑い声で満たしてくれると。君に私が見てる全て見せたい、感じるものも伝えたい。今夜一緒にいたい。抱きしめて欲しい。君への愛はこの雪よりも深い。最大の贈り物は君だったの……はい、ストップ!

「これね……おじさん、分かった! "年明けに、クリスマスに会っていたあの人のことを雪が降る中思い出していて、2週間ばかり経って……ようやく気づいたの。最大のクリスマスプレゼントは君だったの" っていうね!そういう歌詞だね!クリスマスっていう言葉はこの後も出てこないんだけど、クリスマスを体験して、クリスマスに会っていた好きな人のことを思い出して、あの時いろんなことがあったなって……あんなことして遊んだなーとか、一緒に空を見上げたなーとか……ちょっと遠距離恋愛なのね、この人たちは。君がどこにいるか想っているわ……ってね。あの日のことを思い出せば思い出すほど、あのクリスマスのプレゼントは、物じゃなくて君だったの……ってそういう歌だね。素晴らしい。」

「やはり歴代のクリスマス・ソングは良い歌が多いんだよ。新しいものも良いけど、古くて良い曲もいっぱい探して欲しいと思う!」

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「次!これも古い曲なんですけど、素晴らしい曲なんですよねー。ジョン・レノンの「Happy Xmas (War Is Over)」。1971年12月10日発売。これからクリスマスくるよーって曲です。これ、みんなも聞いたことがあると思うけど、和訳して、ジョン・レノンがいかにクリスマスというものをこの曲に込めたか説明していきたいと思うぞ。」

■ Happy Xmas (War Is Over) - John & Yoko, The Plastic Ono Band with The Harlem Community Choir




(0'05"〜歌が始まって)……"そう、これがクリスマス"って、ちょっと、ストッッップ!!

「みんな、びっくりしたろ、今。入り、びっくりしたな。男性と女性の声がしたな。会話だな。その後に、"そう、これがクリスマス" って入っているわけだな。つまり、この2人のクリスマスって言い合うこの感じ……これがクリスマスだって言っているわけだな。「Happy Christmas Kyoko.」「Happy Christmas Julian.」……って言ってるんだけど、このキョウコっていうのは、オノ・ヨーコさん……ジョン・レノンの奥さんね。その、オノ・ヨーコさんと前の旦那さんの間に生まれた子供なの。ジュリアンっていうのは、ジョン・レノンと前の奥さんの間に生まれた子供なのよ。このときはジョン・レノンとオノ・ヨーコさんは夫婦なんだけど、それぞれ違うパートナーとの間に生まれた子供の名前を言い合って、それをレコーディングしているのよ。それを言い終えたあと、"そう、これがクリスマス。"って歌っているのね。すごいよね。ちょっともう一回頭から聞いてみよう。それをイメージしてな。CDの再生ボタンを自分で押したと思ってくれよ。」

(0'05")……"そう、これがクリスマス。君がしたことは何かな?1年が終わって、新しい年が始まる。"」

(0'24")……テンションが上がってきたね!"そう、これがクリスマス。君はクリスマスを楽しんでるかい?親しい人もお年寄りも、若い人も"……もう、すべての人にハッピー・メリー・クリスマスや!!そしてハッピー・ニュー・イヤーや!!"良い年になりますように。恐ろしいことは何もない、いい年になりますように。"

(1'03")……合唱が入ってきたね。"そう、これがクリスマス。弱い人、強い人、お金持ち、貧乏な人も。世間に間違いは多いけど、これが幸せなクリスマス。黒人も白人も黄色赤色人種も、戦うことなんてやめにしましょう。こんな幸せなクリスマスだから、ハッピー・メリー・クリスマス!新年おめでとう!!!"……はい、ストッッッップ!!

「はー……。すごい階段状のテンションの上がり方だね。ジョン・レノンすごいね……。二人の会話、「クリスマスおめでとう」って言い合っている人の声からこれがクリスマスだって。こんなふうに祝い合うことがクリスマスだよって話をしてから、クリスマスってものとハッピー・ニュー・イヤーってものと、平和を……階段状に、楽曲のアレンジも上がって、言葉のニュアンスも上がって確信に迫っていく最初はすごくパーソナルなことを言っているんだけど、だんだん、差別はやめようって、お金持ちだとかそういうのは関係ない。戦争とかがない素晴らしいクリスマスにしようよってメッセージにもなっている。これは素晴らしい……サウンドのこの雰囲気もクリスマス感がすごいよね。多分、クリスマスが50%、ハッピー・ニュー・イヤーが50%ってところだね、サウンド的には。……こういう曲を作ってみたいね。」

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「クリスマスっていうのは、幸せな人を見て舌打ちをしたり、そういうものじゃないと。ジョン・レノンとオノ・ヨーコが言うにはね。みんなの幸せを祝おうって気持ちにこの曲を聴いたらなったよね。おじさんも……幸せなみんなを祝福するわ。みんな、メリー・クリスマス……





















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「メリークリスマス!」














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「メリークリスマス!」
























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「メリークリスマス!」