SCHOOL OF LOCK!


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「この時期になると、今年流行ったもの、言葉、音楽などがよく特集されますね。今日は一郎先生が2017年に出会ったもの、買ったものを紹介していきたいと思います。恐縮ですけども……私なんかが……(笑)。まあ、簡単に言うと、自称ミュージシャンの37歳のおじさんが、今年買ってよかったものを紹介します(笑)。」


「まあ、いろいろ買いましたけど……おじさんは(楽曲制作で)潜るとInstagramなんかも更新できなくなるんですけど。まず、僕が歌詞を書く流れを説明させていただくと、僕、3時間タームで書くんですよ。人間はどう頑張っても3時間しか集中できないと思っているわけ。4時間とか5時間とかやってもちょこちょこ集中が切れたりするから、僕の場合は3時間集中して、30分休んでまた3時間集中して……ってやっていくんですよ。眠くなってくるとそれが2時間とか1時間になっちゃうんだけど。3時間タームでやっている、その隙間!そこでいかにリラックスするかっていうのに人生をかけているわけですよ。お風呂に入ったり掃除したりすることが多いんですけど、最近おじさんがやっているリラックス方法は……オンラインショッピングね!(笑)もうね……Amazonでガツガツいらないものも買うわけですよ。キッチンを拭くウェットペーパーとかね(笑)。すぐ届くから、Amazon!そうやってオンラインショッピングで買ったものも含めて選んだものを紹介していきます。」

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「まずは、ミュージシャンだから、音楽に関わるものを紹介していきたいと思います。おじさんが今年買ってよかったなーと思うギター……

ギブソン(Gibson)のアコースティックギター!

……買いましたよ。約70年前くらいのギターを買いましたね。アコースティックギターっていろいろお店にあるでしょう?ヴィンテージのアコーステック・ギターのコーナーがあるわけです。ずらっと並んでいて、1本何十万……何百万ってするんですよ。それを、「ちょっと弾かせてください」って言えなくない?(笑) 試奏させてくださいって気軽に言えないのよ。だけどね、店員さんが、相手がサカナクションだって知っていると、弾かせてくれるのよ。"顔は存じ上げていないかもしれないけど、サカナクションっていう名前はちらっと聞いたことがあるでしょ?"っていう雰囲気を出すわけよ。マネージャーと一緒に買いに行くんだけど。静かなお店なのよね。床が絨毯で、音も反響しないようになっているわけ。試奏するためにね。反響する空間だと音がよくわからないでしょ?だから反響しないように絨毯が敷いてあるのよ。だから高級感があるの。そこにマネージャーと2人で行ってする会話……「あー、ライブで使えるギターとか、あるかな?」「レコーディングでこれ使えそうだなー。」……みたいな(笑)。で、「ちょっと試し弾きさせてもらっていいですか?」って出すピックに、"山口一郎"、"サカナクション"って書いてあるっていう(笑)。それでアイデンティティを出していくわけですよ、サカナクションとしてのね(笑)。」

「古いギターって、持っておくと価値が下がらなくていいんですよ。僕はいくつもエレキギターを持っているんだけど、自分たちの楽器を管理してくれるローディさんのところに預けているわけ。そのギターは、後輩ミュージシャンがレコーディングで使いたいって言ったら使っていいですよっていう風にしているわけ。そうすると、みんながそれを使って演奏できるでしょ?だから、僕が買ったそのアコギもそういう風になっていくと思うんだけど。そんな風に音楽業界全体でそれをシェアしていくっていう気持ちで楽器を持つっていうのはいいなって思ってる。っていう意味でギターを買ったのが今年のベストバイね。」

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「そして、ベストファッション!サカナLOCKS!の時にいつも着ているユニフォームがあるの。黒いシャツ!……これは、コム・デ・ギャルソン(COMME des GARÇONS)のシャツなんです。素材がちょっとシワ加工にしてもいいようなやつなんだけど、おじさんはこのシャツを6着持っています(笑)。サイズ違いで、XSを3着、Sを3着持っているんですね。これは……ずっと同じ服を着るっていうのはどういうことなのかっていうと、買い物をする目線じゃなく服を見られるかなって思ったの。服を見に行くときに、普段は、これ自分に似合うかなって目線で見るけど、"自分はもうこの服しか着ません"って思って行くと、作品として、ものとして服を見られるかなって……ミュージシャンがこんな話をするのはダサいな(笑)。まあ、ダサいってわかりながら言うけど、ファッションのことを勉強したかったの。だから、自分はこれしか着ないって決めて、いろんな服を見るためにそうしていたんだけど、あんまり意味ないなって思って最近やめたんだけど(笑)。でも、サカナLOCKS!ではこれを着ています。僕は、コム・デ・ギャルソンが好きですね。だから、今年のベストファッションブランドは……

コム・デ・ギャルソン。

コンセプトがすごく好きで、音楽的だなって思っています。先生は、コム・デ・ギャルソンが好きだぞ。」

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「あとは……そうだな……ベスト・フィッシング・タックル!これはなー……釣りをやらない人は釣りをやるお父さんによく聞けよ。釣り具というのは、ミュージシャンにとっての楽器みたいなものなのよ。道具が良くないと釣れないわけ。だから、道具は自分にぴったりくるものじゃないとだめなのよ。いろんな釣り具ブランドがあって……音楽にも、ギブソン(Gibson)とか、フェルナンデス(FERNANDES)とか、フェンダー(Fender)とかいろいろあるように、釣り具メーカーにもいろいろあるわけよ。日本のニ大ブランドっていうのは、ダイワ(DAIWA)シマノ(SHIMANO)なの。だから、フェンダーじゃなくて、ギブソンなの(笑)。分かる?シマノを崇拝しているの。ダイワは、若者が使うイメージかな、どっちかというと。釣りを始めた人たちにも親切な感じなんだけど、シマノっていうのはね、釣りに深く入っていった人たちが、細かいディテールを知りたい人たちが入っていくブランドなのよ。1本の竿でもね……竿って"ロッド"ね!ロッドの長さもすごく細かいし、柔らかさも細かいのよ。リールもね、スプールの大きさでいくつもあるの。……全然言っていることが分からないだろう?(笑)分からなくていいんだよ。聴いているうちに分かってくるから。何度も話せばね。」

「先生はそのシマノのディテールに惚れ込んでいるわけ。そして今年見つけた最高のタックルバランス……"タックル"っていうのはね、ロッドとリールを組み合わせた形のことをタックルっていうの。ロッドっていうのは竿のことね。リールは釣り糸を巻き取る器具のことね。組み合わせたらタックルね(笑)。……分かる?ギターと弦を組み合わせたらエレキギターね(笑)。このタックルの良い組み合わせを見つけたのよ。(釣りにおける)良いギターと良いギターの弦を見つけたの。いいロッドはね、ディアルーナ。ディアルーナを見つけたの。ディアルーナはね、去年のモデルからちょっとブラッシュアップしたわけ。去年のディアルーナはね、ロッドの後ろのキャップがよくとれるわけ。釣りに向かっているともうキャップがなくなってるの。でもね、新しいディアルーナはね、そのキャップの部分がなくなっているの。しかもちょっとシェイプされたの。しかもね、しなりも根元からしなるの。これは本当に使い勝手が良いの。根元からしなるっていうことはね、多少重たいルアーも投げられるの。ルアーっていうのは疑似餌のことね(笑)。根元からしなるようになったことによって、投げられるルアーの重さも広がったわけ。するとね、ルアーを変えるだけで、それを1本の竿で使えるようになったわけ。今まではね、ルアーの重さを変える度にロッドも変えないといけなかったわけ。リールもね、良いものを見つけたの。今まではね、シマノのSTELLAっていう最高級ブランドのやつを使っていたの。それはすごくよかったんだけどね、でもね、みつけたの。エクスセンスっていうの……フフフ(笑)。エクセンスの新しいやつはね、まず、ボディがマットブラックなの。マットブラックっていうことはね、汚れたらすぐにふけるの。あとね、そのマットブラックの感じを持っている自分がすごく好きなの……!

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(*ここから先は、オンエアでは流れなかった一郎先生の溢れる釣り具愛、全トーク掲載です)

「しかもね、ドラグがね……"ドラグ"ってわかる?ドラグっていうのは、ぐんって引っ張ったら勝手に糸が出るシステムなの。魚がかかったときに勝手に糸が出てくれないとテンションがかかって糸が切れちゃうの。テンションがかかってぐっと引っ張ったときに、糸が勝手に出てくれると切れないのよ。糸に対してテンションがかかりきらないから、切れない。それをドラグシステムっていうんだけど、そのドラグシステムの性能がエクスセンスはすごく良いの。エクスセンスの3000番のリールね。P1だったら150メートルくらい巻けるね。ナイロンラインはよく言うナイロンよ。P-LINEっていうのは、本当に縫い糸みたいな糸なの。だから切れにくいのよ。しかも細いの。ナイロンラインは、ナイロンだからよれちゃうのよねー。でもね、Pはよれないのよ。シュッていくの(笑)。色もいろいろあるのよ。ちなみにね、色はね、モスグリーンの色を使っているの。マットブラックのリールにね、モスグリーンのラインってオシャレじゃない?(笑)この組み合わせがすごく好きなのよ。ルアーもいろんな種類があるんだけど、シマノのルアーはあまり使わないの。シマノのルアーは良いんだけど、もっと良いルアーが世の中にはいっぱいあるのよ。……分かる?フェンダーのギターを使っているのにフェンダーのアンプを使わない人もいるでしょう?フェンダーのギターを使っているけどボックスのアンプ使ったりするわけじゃん?だから、ルアーは別にシマノじゃなくてもいいかなって思うわけ。ルアーの中で一番良いのはビー・フリーズ(B’FREEZE)っていうやつ。ビー・フリーズは本当によく動くの。ルアーっていうのは疑似餌だから、魚のような動きをしてくれないと困るわけ。流れがなかったり弱く巻いたりするときでもちゃんと動いて欲しいわけ。シマノのやつはナチュラルな動きしかしないの。でもね、ビー・フリーズはね、優しく巻いてもよくおしりを振ってくれるの!だからね、ビー・フリーズのルアーはよく釣れるの。シーバスがよく釣れると思う。しかもね、船から釣るのか丘から釣るのかによってタックルは変わってくるの。丘から釣るときは遠くから飛ばさなきゃいけないからロッドは長くしなきゃいけないの。だけど僕はボートフィッシングだからロッドは長くなくていいの。ロッドが長いと逆に邪魔なの。だから僕は、ディアルーナの606ML使ってる。」



「これ……ちょっと、やりすぎたか?全くわからなくて良いから!全くわからなくても良い、この会話は。これがね、僕の音楽と釣りの2つを比較する中でのオタク度なの。オタク度の話をしているのね、ベストバイじゃなくて。山口一郎、2017年のベストタックルは……

ディアルーナの606MLと、エクスセンスの3000番です!

ははは(笑)。」

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そろそろ授業も終了の時間になりました。

「いやー、やっぱり釣りの話になると盛り上がるのは、僕は音楽と同じように釣りを愛しているからなんですよ。釣りが好きだっていうことが僕の音楽になっていっているんですから。さて、来週のサカナLOCKS!は、冬休みの宿題を出したいと思います!冬休みの間いっぱい遊ぼうと思っているみんな、サカナLOCKS!は授業ですからね。ちゃんと宿題をやっていただきたいと思うんですが、宿題を提出した生徒の中からなんと、抽選で、サカナLOCKS!恒例のあの写真を使った……

2018年サカナLOCKS!卓上カレンダーをプレゼントいたしまーす!!

あの、例の写真たちでカレンダーを作っちゃいました。今、手元にあるんですけど……よく出来てるわ。

歌詞から離れ、一日ラジオ収録日。ラジオ大好き。#サカナLOCK #NFR

Ichiro Yamaguchiさん(@ichiroyamaguchi)がシェアした投稿 -



これをサカナLOCKS!をいつも聴いてくれている皆さんにお礼も兼ねてプレゼントしたいんですが、宿題を送ってくれた生徒にプレゼントしようかなと思っていますので、詳しい応募方法は、来週お話しします。

ということで、来週の授業もお聞き逃しなく!

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