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January 2018 の投稿一覧です。
カテゴリー: サカナクション
投稿者: nakashita
SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


お待たせしました!サカナLOCKS!の人気授業「ミュージシャンしりとり」、本日より第2回を開催します。今回から新ルールとして、"名前を言ったあと、そのミュージシャンのうんちくをひとつ言うこと" を追加。ミュージシャンしりとりのセカンドシーズンが始まります!果たして今回はどんなドラマが生まれるのでしょうか。

第1回 ミュージシャンしりとり大会の様子はコチラ
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まずは、改めてミュージシャンしりとりのルールを紹介します。

・基本ルールは、しりとりといっしょ。
(「ん」で終われば負け。「バ」や「パ」で終わった場合は「ハ」に置き換えてもOK。小さい「ィ」などで終わった場合は「イ」で始める。)
・メジャデビューしているミュージシャンの名前のみ。
・5秒以内に答えなければ失格。
・3人勝ち抜くとチャンピオン。
・ミュージシャンの名前+そのミュージシャンのうんちくを言う。
← NEW!

「今回からの新ルール!ミュージシャンの名前を言ったあと、そのミュージシャンのうんちくをひとつ言う……つって!(笑) 前回ね、第1回大会の時に、ミュージシャンの名前だけでとんとん言っていると、そのミュージシャンのことを本当は知らないんじゃないかと。やっぱりそのミュージシャンのことを知った上で、名前を挙げてもらいたいという運営側の計らいにより、ちゃんとそのミュージシャンの情報……うんちくを言ってもらおうということにしたんです。例えば……

[Alexandros]……Yohji Yamamotoとコラボ!
[Alexandros]……ボーカルが運転免許持ってない!」とかね(笑)。

……そういった情報を付け加えていただきたい。うんちくを言わないと失格になるので。ボーカルが男性!とかボーカルが女性!とか、そのくらいでもいいんだけど、しりとりの勝ち方……勝つ美しさ、みたいなものもサカナLOCKS!には重要なんですよ。美しく勝ってほしいと思う。特にポイントとかはないんだけど。」

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「3人勝ち抜いた人は、2代目チャンピオンとなります!初代チャンピオンのウオタミハンゾーは、ミュージシャンのしりとりのチャンピオンであるという名誉だけが手に入ったんだけど(笑)、今回から……ウオタミハンゾーには悪いんだけど、サカナLOCKS!スペシャルカレンダーをプレゼントしたいと思います。」

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それでは、1回戦の出場者の登場です!

山口「もしもし!」

東京サンド「もしもし。栃木県 15歳 東京サンドです。」

山口「東京サンド、自信はありますか?」

東京サンド「自信は……はい。結構練習してきたので。」

山口「練習してきた?でも、今回はうんちくを言わなきゃだめだぞ。大丈夫か?」

東京サンド「あ……なるほど。頑張ります。」

山口「何系のミュージシャンが得意?」

東京サンド「邦ロックはよく聴きますね。あと、最近洋楽を聴き始めて……」

山口「洋楽も聴き始めてる?洋楽のうんちくは難しそうだなー。」

東京サンド「あー……はい。」

山口「今回は新ルールだから、頑張ってくれよ。じゃあ、対戦相手の方。もしもし!」

めぐるめぐる!「もしもし!東京都 13歳 めぐるめぐる!です。」

山口「めぐるめぐる!自信はどうですか?」

めぐるめぐる!「自信はあります。」

山口「前回のしりとりは聞いてた?」

めぐるめぐる!「はい、全部聞いてました。」

山口「今回からは新ルールで、ミュージシャンの名前の後にそのミュージシャンのうんちくをひとつ言わなきゃいけないんだよ。大丈夫?」

めぐるめぐる!「はい、それも結構練習しました。」

山口「お、それも練習した?これはちょっと期待できそうだなー。得意なジャンルは?」

めぐるめぐる!「邦ロックです。」

山口「対戦相手の東京サンドも邦ロックが得意らしいから、ちょっとぶつかるな。頑張ってみてください。」

めぐるめぐる!「頑張ります。」

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山口「それでは、2人とも準備はいいか?」

めぐるめぐる!「はい!」

東京サンド「はい。」

山口「まだまだ踊れる?」

2人「フー!」

山口「ははは!(笑) 」

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【 第1回戦 】
<栃木県/東京サンド(15歳)> VS <東京都/めぐるめぐる!(13歳)>



山口「じゃあ行くぞ!緊張しないでな。それでは……先行は東京サンドで、うんちくの"く"からスタート!」

東京サンド「く……"空想委員会"で……ROCK IN JAPAN FESTIVALの2016、2017の2年連続出場!」

山口「OK!空想委員会の"い"」

めぐるめぐる!「"いきものがかり"……去年「放牧」して、今は個人で活動している。」

山口「いきものがかりの"り"!」

東京サンド「"リーガルリリー"……『バズリズム』のミニコーナーで紹介された。」

めぐるめぐる!「"LiSA "……岐阜県出身。」

山口「"LiSA "の"さ"!」

東京サンド「さ……」

山口「う……!く……!」

東京サンド「"沢田研二"……ライブで、シルクハットを投げるパフォーマンスがめちゃめちゃ人気だった。」

山口「ははははは!(爆笑) "沢田研二"の"じ"!……いいなー(笑)。」

めぐるめぐる!「"少年隊"……ジャニーズ事務所で所属している長さが一番長い。」

山口「おー、すごいなー。少年隊の"い"!」

東京サンド「"井上ジョー"……マルチリンガルで、10ヶ国語で歌ったアルバムを作った。」

山口「おー。井上ジョーの"う"。」

めぐるめぐる!「"UVERworld "で……バンド名の意味が、"自分達の世界をも越える"。」

山口「ほー、すごいねー。UVERworldの"ど"」

東京サンド「えーっと……」

山口「"と"でもいいぞ。」

東京サンド「"TOTALFAT"……LiSAが先輩と称するバンド。」

山口「おー(笑)。TOTALFATの"と"」

めぐるめぐる!「"DREAMS COME TRUE"で……漫画家の矢沢あい先生が大ファン。」

山口「ははは(笑) すごいな。ドリカムの"う"!」

東京サンド「"WEAVER"……メンバー3人とも神戸の進学校、神戸高校出身。」

山口「マジで?」

東京サンド「はい、そうです。」

山口「"WEAVER"の"ば"!」

めぐるめぐる!「えー……」

山口「"は"でもいいぞー。」

めぐるめぐる!「は…?は……」


(5秒カウントダウン START!)


めぐるめぐる!「ば……ば……」


(5秒終了!)


< 試合終了! >



山口「あー……!惜しかったー。」

めぐるめぐる!「は……はー……?」

山口「出てこなかった?」

めぐるめぐる!「出てこなかったです……」

山口「何があるかな、"は"……東京サンドなら何があった?」

東京サンド「Hump Backっていうバンドがいるんですけど、『バズリズム』のミニコーナーで紹介されていました。」

山口「ははは!(笑) 『バズリズム』のミニコーナーネタが多いな(笑)。あ、"ハナレグミ"もあるねー。いろいろあるけどな。」

めぐるめぐる!「あー……」


山口「でも、これ面白かったなー、うんちく。"沢田研二のシルクハットを投げる演出が人気だった"って(笑)。東京サンドは知っていたの?」

東京サンド「はい。阿久悠さんっていう作詞家がいるじゃないですか。阿久悠さんの特番を見たときに、沢田研二さんが紹介されていて、それを見て知って……」

山口「ほー、その情報か。すごいねー。なかなか面白かった。どっちも素晴らしいわ。めぐるめぐる!もよかった。また挑戦してな。」

めぐるめぐる!「はーい。」

山口「ありがとうなー。じゃあなー。」

めぐるめぐる!「ありがとうございましたー。」

ということで、1回戦は東京サンドの勝利!

山口「東京サンド、とりあえず1人目勝ち抜きおめでとう。お前、うんちくいいなー。テレビの情報が多いってこと?」

東京サンド「はい。テレビだったり、ネットだったり……」

山口「そうか。あと2人勝ち抜くと2代目チャンピオンだからな、頑張れよー。」

東京サンド「はい。頑張ります。」

山口「今言ったのを使ってもいいからな。」

東京サンド「はい、ありがとうございます。」

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それでは、続いての挑戦者の登場です!

山口「もしもし!」

いのろう「もしもし。埼玉県 16歳 いのろうです。」

山口「いのろう、自信はありますか?」

いのろう「いや……正直あまり自信はないです。」

山口「あまり自信はない? 今回は、バンド名やミュージシャンの名前を言うだけじゃなくて、そのミュージシャンのうんちくを言わなきゃいけないぞ。大丈夫そう?」

いのろう「すごい緊張してます(笑)。」

山口「緊張してる?(笑) 慌てず、ゆっくり考えて……5秒あるので、頑張って下さい。東京サンド、準備はいいか?」

東京サンド「はい。」

山口「いのろうも準備はいいか?」

いのろう「はい。」

山口「2人とも、まだまだ踊れる?」

2人「フー!」

山口「ははは(笑)。」

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【 第2回戦 】
<栃木県/東京サンド(15歳)> VS <埼玉県/いのろう (16歳)>



山口「いくぞ!先行は、東京サンドで、"WEAVER"の"あ"!」

東京サンド「"Aqua Timez"で……高橋優さんと仲がいい。」

山口「ははは(笑) Aqua Timezの"ず"。"す"でもいいぞ。」

いのろう「"ズットズレテルズ"……閃光ライオットのファイナリスト。」

山口「おー。ズットズレテルズの"ず"。"す"でもいいぞー。」

東京サンド「"SUPER BEAVER"……今年の4月に初の武道館公演を控えている。」

山口「おー。SUPER BEAVERの"あ"。」

いのろう「えー……"ABBA"。えーっと……有名な曲は、「Dancing Queen」。」

山口「いいよ。アバの"ば"。"は"でもいいよー。」

東京サンド「"Hump Back"……えっと……『バズリズム』のミニコーナーで紹介されてた(笑)。」

山口「出たー(笑)。Hump Backの"く"。」

いのろう「栗山千明……椎名林檎さんから楽曲提供を受けている。」

山口「栗山千明の"き"。」

東京サンド「"KICK THE KAN CREW"……2017年に再結成を遂げ、ROCK IN JAPAN FESTIVALに出場。」

山口「すごいなー。"KICK THE KAN CREW"の"ル"!」

いのろう「る……」

山口「る!」

いのろう「る……"Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)"……愛称は"サッチモ"。」

山口「ははは(爆笑) ルイ・アームストロングの"ぐ"!"く"でもいいぞー。」

東京サンド「"桑田佳祐"……今年の紅白で『ひよっこ』とコラボしたドラマに特別出演。」

山口「それは、去年だな。桑田佳祐の"け"!」

いのろう「け……"Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー) "で、……えっと……」


(5秒カウントダウンスタート!)


いのろう「あれだ……今年出した、「Don’t Don’t Do It」っていう曲に参加している。」

山口「おー。ケンドリック・ラマーの"ま"!」

東京サンド「ま……え……」

(5秒カウントダウンスタート!)

東京サンド「え……」
山口「う……!」


(5秒終了!)


山口「うわー!残念ーー!!!」

東京サンド「あー……」

山口「出てこなかったな、"ま"。」

東京サンド「今出てきました。」

山口「何が出てきた?」

東京サンド「"Mariah Carey(マライヤ・キャリー) "。」

山口「ははは(笑)。うんちくは?」

東京サンド「一度激太りしたけど、また激やせして復活。」

山口「わははは!(爆笑) 最高だな、お前(笑)。いやー、惜しかったな。」

東京サンド「はい……」

山口「なかなか健闘したね。1人勝ち抜いたし、うんちくも面白いな。」

東京サンド「ありがとうございます。」

山口「また参加してください。ありがとうございました。」

東京サンド「ありがとうございましたー。」


ということで、2回戦はいのろうの勝利!

山口「いのろう、おめでとう!」

いのろう「ありがとうございます。」

山口「今週はここまでにします。3人勝ち抜きになると、サカナLOCKS!のスペシャルカレンダーをサイン入りでプレゼントしますので。」

いのろう「欲しい……!!」

山口「また来週!是非参加してください。」

いのろう「はい!」

山口「それじゃあまたな!」

いのろう「さよならー。」

山口「いやー、白熱した戦いになりましたね。うんちくも結構面白いですね。それではまた次回!楽しみにしていてください!」

ということで、第二回「ミュージシャンしりとり大会」は、来週に続きます。我こそは!という生徒の皆さんは[→ コチラ]から参加してくださいね!

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カテゴリー: サカナクション
投稿者: nakashita
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今回のサカナLOCKS!は、音楽が好きな生徒の皆さんにも、今後、影響が出てくるかもしれません──ここ数年で定着しつつある新しい音楽の聴き方、"ストリーミング配信サービス"についての授業です。このサービスがどんな仕組みなのか、CDやYouTubeとはどう違うのか、世界ではどのように使われているのか、これから将来どう使われていくのかなど、山口一郎先生が紹介していきます。

<まず、ストリーミング配信サービスとは……>
定額の料金を支払ってスマートフォンやパソコンなどで音楽が聴き放題になるサービスのことです。音楽定額サービス、ストリーミングサービス、ストリーミングなどと呼ばれています。

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山口「さて、そもそも生徒のみんなはどうやって音楽を聴いていますか? CDを買う、CDをレンタルして曲を取り込んで聴く、ダウンロードで曲を買う、ミュージシャンの公式YouTubeで聴く……など、いろいろな方法があると思います。今回紹介するストリーミング配信サービスというのは、毎月定額のお金を支払うことで、たくさんの音楽がスマホなどで聴き放題になるサービスのことです。つまり公共料金みたいだな。」

「CDを買うことやダウンロードすることと違うのは、いろいろあるんだけど、まず「曲を所有しない」ということ。(CDや音源データを)自分の元に保持せずに、借りて聴くっていう感覚だな。YouTubeもそういうことなんだけど、違うところは「お金がかかっちゃう」っていうところなんですね。レンタルと違うところは、レンタルは1枚のCD毎にお金を払いますけど、このストリーミング配信サービスは、毎月だいたい1000円ほどの「定額制」で、最大4000万曲が聴き放題になっちゃうんです……つって!……つって、流行らせるからね(笑)。」

<ストリーミング配信サービスにはどんな種類があるかというと……>

月額料金学割料金無料プラン無料お試し期間
Line Music960円460円3ヶ月
Spotify980円480円30日間
Apple Music980円480円3ヶ月
Google Play Music980円30日間
Amazon Music Unlimited980円
※Amazonプライム会員は780円

※Amazonプライム会員のみ
30日間
レコチョクBest980円3日間
AWA960円30日間


「これ以外にも、dヒッツやうたパスなど、携帯電話のキャリアのサービスもいろいろあります。その中でみんながどれを使うのかっていうのは考えるところがあるんですけど。一郎先生はストリーミングサービス、使っています。でも、メインで使っているっていうわけではないかな。例えば、先生は釣具のメンテナンスをするわけよ。釣竿を拭いたり、糸を巻き替えたりするときに、あ、あの曲聴きたいな……でも手元にないな……っていうときに、そのミュージシャンの曲をストリーミングサービスで探して、ずらっとベストみたいに並べて聴いたりすることがありますね。多分、みんながYouTubeとかでやっていることを、先生はストリーミングサービスを使ってやっています。」

「ストリーミングサービスっていうのはクレジットカード決済だったりするから、10代のみんなはなかなか手を伸ばしづらいところがあると思うんだけど、多分これは日本の主流になってくるんじゃないかと思っています。これを生徒のみんなが安いと思うか高いと思うか。月のお小遣いが決まっていると思うので、そこから毎月1000円とか、500円とかを音楽のために支払うっていうのは、それぞれの考えがあると思うけど、多分ストリーミングサービスは今後、使われていくと思う。」

「日本ではまだまだCDは売れている方なんですよ。アメリカでは、音楽の収益の全体の60%がストリーミング配信からと言われています。CDの収益は全体の16%だそうです。だけど、日本はCDがメインだからね。CDを買うかダウンロード。……ストリーミングはまだ全然利用されていません。でも日本でも、ストリーミング配信の収益割合は、2018年からどんどん大きくなっていくだろうと思います。」

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ひとまず仕組みは分かってもらえましたか?
ではこのサービス、ミュージシャンにとっては、どんな影響があるのでしょうか。
音楽が聴き放題になったらCDが余計に売れなってしまうのでは?とも思ってしまいますが……

「ストリーミングサービスは、ミュージシャンにとってどういう利点があるのかお話しします。このストリーミングサービスは、推測ですが、1回誰かが聴く度に、レーベルに約0.5円入ってくると言われています。想像してみてください……(一郎先生の即興芝居が始まる)


お母さん「CMで、メガネかけて、前髪が長くて、ボタンを上まで止めて、黒い服ばかり着ていて、ちょっと可愛い男の子が歌っていたな……その子の歌を聞いてみたいけど、誰なの?」

「お母さん、それサカナクションよ!サカナクションの一郎さんって言うのよ!」

お母さん「あら、そう。じゃあお母さん、サカナクション聴いてみようかしら……Apple Musicで再生……ポチッ!」

(♪サカナクションが流れて……)

お母さん「そうそう、この曲!この曲を聴きたかったの!」


「……すると、サカナクションが所属するレーベル、つまりビクターエンターテイメントに、およそなんだけど「0.5円」支払われます。海外では、このストリーミング配信が大きな収入源になっていることは間違いないんですね。CDをリリースせずにストリーミング配信だけを行うミュージシャンもいっぱいいます。2016年に、チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)がアルバム『Coloring Book』をストリーミング配信サービスのみでリリースして、初の全米トップ10入り。億単位の収入を得て、グラミー賞を受賞するということがありました。ストリーミング配信は全世界で行われることが多いので、1曲が世界中で十億再生をされると、ミュージシャンはたった1曲で数億円近い収益を得ることができるんです。」

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「ただね……難しいところなんだけど、曲をリリースすると、著作権印税というものが存在します。みんなはCDが1枚売れたらミュージシャンにいくら入ってくると思うかな?アルバム1枚3000円として、そのうちの1000円とか、1500円とか?……実は、著作権印税というのは3%です。だから、3000円だと90円。それをメンバー5人だと、それを5で割るわけです。で、作詞作曲をしている人に著作権印税は入ってくるわけだから、作詞作曲をしている人がボーカルだとしたら、他の4人には入ってこない可能性もある。それはメンバー内の話し合いなんだけど。そこにアーティスト印税っていうものが付加されて、それは3〜18%の間で何%かを話し合っていくという仕組みになっています。ストリーミング配信は新しいサービスだから、これからどんなパーセンテージにしていくのかっていうのを、メーカーとミュージシャンが話し合っていくと思うんだけど、これは難しいところなのよ。いろいろクリアにしていかなきゃいけない問題があると思う。」

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「日本では、CDがいまだにたくさん売れるっていうことはどうしてなのかって考えると……、文化っていうものがある。あと世界に比べて、日本のリスナーはミュージシャンに対するリスペクトが強いんだと思う。だから "CDプレイヤーはないけどCD買います!" っていう人がたくさんいるんです。CDは買っても、パソコンに取り込んだらあとは飾っておくだけとか。買っても1回も開けずに置いておくだけ……ダウンロードして聴く、とか。そういう人もいると思うんですよ。だからどちらかというと、リスペクト心としてCDを買う。あとは、物として手元に持っておきたいっていう気持ちもある。日本人はそういうところがあるんだなってつくづく思うんですが。……ただ、その気持ちに、メーカーは甘えてきたところがあると思うんですよ。だから、ストリーミングサービスがメインになっていったとしても、物として保持したいっていう人たちの気持ちにどう答えていくかっていうのを考えていかなきゃいけないんじゃないかと思いますよね。一郎先生的には、今後、日本でもストリーミング配信サービスがより広がっていくと思う。がしかし、物として音を保持したいっていう気持ちも残っていくと思う。これがずっと残っていくかはわからないけど、残っていく動きを僕らはミュージシャン側からしていかなきゃいけないなって気持ちはあります。音質的なところも含めて。ストリーミングは音が特にいいわけではない。ダウンロード音源も基本的には音が悪い。ハイレゾっていう高音質のものもあるけど。まあ、CD自体もレコーディングしたものからダウンコンバート(音質を落としてデータを小さくする工程)されているんだけど。いい音で聴きたいっていう気持ちもあると思うから、そこがどうなっていくかっていうのをメーカーとミュージシャンは話し合っていかなきゃなと思います。」

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「先生は、やっぱり物として音を保持したい。ミュージシャンに関わる物として音が欲しいなと思うの。例えば、Tシャツにダウンロードコードが書いてあって、"これがサカナクションの新曲です" って。そのダウンロードコードを入れると曲が聴けて、そのTシャツを着るとか……あと、お香とかね。"この匂いを嗅ぎながらこの曲を聴いてください" ……つまり体験してもらうことの種類を増やすことで物質化していくっていうことはやっていかなきゃいけないんじゃないかなと思う。でもCDという形にしないと、CDショップで扱ってもらえないっていうこともあるのよ。難しいところだけどね……本にしちゃうとかね。」

「あのね……先生は思うんだな。ストリーミングサービスについてもあまりみんな言ってないでしょ?これがどういうものなのかとか。これは結構タブーなのよ。ミュージシャンがストリーミングサービスが普及されるよって言うことは、いい顔をされないのよ。でもこれは普通になっていくことだから、もっと議論されるべきなの。ミュージシャンも、ストリーミングサービスが普及することで、何を目的に曲を作ったらいいのかとか、どう聴かれるのかっていうのを意識しないといけないし、どういう風に自分たちにキックバックが入ってくるのかっていうのを議論したり、戦っていかなきゃいけないんだけど、なかなかそういう場を作れないっていうのがあります。」

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そろそろ今回の授業も終了の時間になりました。
ストリーミング配信サービスが、どんなものなのか分かったでしょうか。

「もちろん、新しいものが出てきたときには抵抗も出てくるわけだけど、それをちゃんと検証するべきだと思う。だから、ここで話をできたことは良かったなと思うし、次は、みんなの意見を聞かせてもらいたいと思う。宿題として提出して欲しいと思います。

<宿題:次の◯◯を埋めよ。>
「音楽ストリーミング配信サービスは、『多分、◯◯!』」


毎月定額で多数の音楽が聴き放題になる「音楽ストリーミング配信サービス」について、「音楽ストリーミング配信サービスは『多分、◯◯!』」──この◯◯を埋めて、あなたの考えを述べなさい。普段、音楽をどのような方法で聴いているのか、便利・不便なことなども含めて教えてください。

「実際にストリーミングサービスを使っているか。ストリーミング配信を使わない理由、使う理由。ストリーミングじゃなくてCDを買う理由を教えてください。これは、先輩のミュージシャンには怒られたりするかもしれないの。CDが売れなくなるってミュージシャンの口から言うのはどうなんだって。みんながどう思っているのかを聞くことで議論を深めていきたいと思う。ストリーミングサービスは悪なのか善なのか。だから、ストリーミング配信サービスについての "多分、裁判" を開廷します!「ストリーミング配信は、多分、◯◯。」ここに対して、生徒の皆さんはストリーミングに対する意見をどしどし寄せてください。」

宿題の提出は[ コチラ ]から。

「2018年は、いろんな音楽の楽しみ方をサカナLOCKS!は伝えていかなきゃいけないと思いますので、皆さん、ぜひよろしくお願いいたします。こういう真面目な授業のときに、「つまんない」とか、Twitterとか掲示板に書くなよ。真面目なことができなくなる!(笑)」

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カテゴリー: サカナクション
投稿者: nakashita
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山口「はい、授業を始めますから席についてください。マンガを読んでいる生徒はマンガをしまいなさい。Twitterを開いている生徒はTwitterを一度閉じなさい。Instagramを開いている生徒はInstagramを閉じなさい。授業が始まりますよ。サカナLOCKS!にたくさんの年賀状が届いております!ありがとうございます。これ、裏情報では……現時点で、目で確認した段階で、いろんなアーティスト講師の中で、いちばん年賀状が多かったっていう事を聞きました。ありがとうございますー……ゆっくり読ませていただきます。」

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今回も、[ 先週 ]の授業に引き続き、生徒の皆さんに出した宿題『2018年ブレイクしそうなミュージシャンを答えよ!』に提出された回答を紹介していきます。よい回答を送ってくれた生徒には、サカナLOCKS! オリジナルの2018年 卓上カレンダーをプレゼントしていきますよ!

「ふだん音楽をたくさん聴いている生徒諸君がブレイクしそうだと思っているミュージシャンの曲を聴きたいと思って宿題を出したわけですが、いっぱい提出してくれましたね。皆さん、本当にありがとうございます。」

それでは、紹介していきます。



私が2018年にブレイクすると思うアーティストは、ポルカドットスティングレイです!私が思うこのバンドの魅力は、中毒性の高い楽曲です。どポップで思わず歌いたくなるサウンドは、邦ROCKのファンだけでなく、多くの人に好まれると思います。なんといってもこのバンドのいちばんの特徴は、マーケティング力の高さです!特にボーカルの雫さんは、SNSでアンケートを行ってファンとの交流を深めたり、仕事として行なっているゲームクリエイターの才能を活かし、MVのシナリオやグッズのイラストも自ら手がけています。また、MVでは毎回完成度の高さや雫さんの容姿に注目が集まり、インディーズの頃の楽曲でさえ、再生回数が1000万回を超えています!
なので、ポルカドットスティングレイは今日主流となっているインターネットを使った戦略で2018年には大ブレイク!間違いなしだと思います!
もこ
女性/17歳/神奈川県




「なるほどね。インターネットを使ったマーケティング能力だったり、戦略性も含めて素晴らしいんじゃないかと考えているんですね、もこちゃんは。それでは聴いてみましょうか。」

■ ポルカドットスティングレイ「テレキャスター・ストライプ」MV




「なんかいろいろな要素が混ざっているなって思います。相対性理論とか、椎名林檎さんとか。でも、すごく先生が共感できるのは、言葉のリズムで言葉選びしているなって。英語っぽく聞こえる日本語を使っているなーとか……そのまんま英語を使っているところもあるけど。意味よりもリズム、みたいな。歌詞の内容よりリズムが耳に入ってくるなって感じ。声の質も、脈々と引き継がれてきた女性ボーカルのちょっとクール目な要素がありますね。もうちょっとレコーディング頑張ったらいいんじゃないかな、ミックスも含めて。メンバーがもうちょっと介入したほうが良いんじゃないかな……介入してるのかな?介入していたとしても。もう少しオリジナリティを出していく方法があるんじゃないかと思います。コーラスでもうちょっと男子が入ってくるとか……そうすると、せっかくサウンドが思い切りロック志向だから、もうちょっとバンド感が出てくると良いのかなと思います。ポルカドットスティングレイ……名前はちょこちょこ聞いたことがあったけど、ちゃんと聴いたのは初めてでした。」

「ありがとう、もこちゃん。そんなもこちゃんにはね……カレンダープレゼントしよう、ふふふ(笑)。カレンダープレゼントしちゃうよー。でも、面白いね。こうやってバンドをいろいろ聴けるの。」

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続いては……



2018年ブレイクしそうなミュージシャンは、打首獄門同好会だと思います。理由は、打首獄門同好会という怖いバンド名なのに「日本の米は世界一」などの曲で日本の良さを伝えるなど他に、食べ物をテーマにした曲が多く存在し、そのバンド名とギャップのあるところが面白く、魅力があるからです!また、今年もフェスに出演し、2018年には、初の日本武道館でのワンマンライブの開催が決定しているなど、打首獄門同好会にとって、とても記念になる年になると思うし、日本の良さを伝える曲もあるため、日本好きの外国人のファンも増えると考えたからです!
ハムハム
女性/18歳/広島県




■ 打首獄門同好会「日本の米は世界一」




「ははは!(笑) なんかね、聴いた瞬間にパッと思ったのは……お腹が減ってきたなって(笑)。あと、「みんなのうた」みたいだなっていうのと、広告的だなってこと。すごく戦略的なのかな。あとは、日本語の響きっていうのと英語の響きをすごく意識していて、"刺身定食 食!食!"のところもね(笑)。なんかいい意味で裏切られたわ。「北海道の新米!さかな米!」みたいなねCMで使われそうですね。クセになるね……でもおもしろい。これで武道館っていうのは、長くやってきたからっていうところなんでしょうね。」

「えっと……これを紹介してくれたハムハムには……カレンダープレゼントしようー(笑)。」

SCHOOL OF LOCK!


そして本日、最後に紹介するのは……



自分が考えている2018年ブレイクしそうなアーティストは、フレンズです。5人組バンドで、メンバーには、the telephonesの長島涼平さんもいます。神泉系バンドとして2015年に結成し、2018年1月にはZepp DiverCity (TOKYO)でもワンマンライブを開催します。フレンズは背伸びせずに聴けて、ライブ(フェス)でも楽しい、CDで聴いても楽しい、そして楽しいだけではなく暖かい気持ちにもなれる音楽を届けてくれます。お洒落なサウンドなのに、疲れず聴ける。そして前向きになれる。フレンズにはフレンズにしか見せられない魅力があると思います。これからもっとたくさんの人に愛されるグループだと思います。2018年、ブレイクの予感しかありません!
ちのこ
女性/18歳/長野県




■ フレンズ「NIGHT TOWN」




「いいね。すごくいいね。なんか、今って感じですね。実はフレンズは僕知っているんですよ。レコーディング・エンジニアは僕らと同じ浦本雅史さんがやっているからね。でも、もうちょっと生感が出たほうが良いんじゃないかな。ちょっとグリッドに沿いすぎてる感じがするよね。もうちょっとグルーヴが出てくると……リズムがもうちょっと後ろにある感じで、ボーカルが淡々といくとAOR感が出てくるのかなって感じがするけど。ちょっとリズムが四つ打ちだけで押しすぎているから……もう少しね……でも戦っているんだろうね。アップな部分とメロウな部分とグルーヴの……。このメロディでいうと、キックのレンジとベースのレンジをもうちょっと揃えて、重心を下げたほうが……これ、浦本さんの話だね、エンジニアの浦本さんに言うわ(笑)。ベースソロとか新しいね、いいね。」

「でも、絶対売れると思います。売れるというか、受け入れられていくには、知ってもらわないといけないジャンルだと思う。ドラマの主題歌とかタイアップ系を狙っていったらいいかな……っていうところかな。勝手な……余計なお世話言いまくりな感じですけど、2018年ブレイクしてほしいバンド。フレンズ、よいですよ。だけど、これねー……BPMをあと2落としたほうがいいね。でも、落としたくないのも分かる。僕らもそうですからね。……溜めがやっぱり欲しいよねー。ずっと同じテンションでいっているから、それがもうちょっと遅くなると出てくるのよ……いいなー……新しいバンドやりてーなー(笑)。」

「ちのこにも、カレンダープレゼントしちゃおう(笑)。」

「バンドをやってると、カラーっていうものがついてくるからね。バンドごとにストーリーがあって、物語があって、そこで人が応援したくなったり、広まっていったりするわけですよ。バンドの楽しみ方ってそういうところな気がするんですよね。どこで生まれてどういう形で愛されていって、東京に出て、今ここにいるって……それがSNSとかそういうものが使われるようになって、より詳細が分かるようになったなと思う。だから、僕らの時代のバンドの広がり方やストーリー性とはまたちょっと違うものになってきているんじゃないかなと感じています。だから、2018年にブレイクするミュージシャンっていうのは、そういったものを上手に使って自分たちをうまくマネジメントしていく人たちなんじゃないかという気がしています。」

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そして授業の最後に、一郎先生から受験生の皆さんにメッセージです。

「今週末はセンター試験が控えています。生徒の皆さん……受験勉強は大変だと思うけど、ここ頑張っておくと、後10年は楽になるかと思います。18歳で勉強を頑張って大学に行ったとして、22で社会に入ったら、30まではそこに立ち続けられる。もちろんその間にいろいろあると思うけど、受験を頑張ったっていう自分の自信みたいなものはずっと残っていくと思うから頑張って欲しいなと思う。でも、受験失敗してもそれで終わりじゃないから。悔いが残らないように……敵は自分だと思って頑張っていただけたらと思います。」

#サカナLOCKS #太宰府天満宮

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SCHOOL OF LOCK!
カテゴリー: サカナクション
投稿者: sakurada
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新年、明けましておめでとうございます。2018年が幕を明けまして、早四日……サカナLOCKS!も2018年を満身創痍の思いで駆け抜けていきたいと思っております(笑)。スタッフ一同、これからも皆様方にご愛聴いただけるよう、頑張っていく所存です。」

「さあ、2018年最初の授業ということで、まずは黒板の代わりに書き初めをしたいと思います……つって(笑)。」

ということで、まずはSCHOOL OF LOCK! の新年恒例、今年の目標を書き初めしていきます。

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”回顧”。サカナLOCKS!はこれから6年目に入っていくということで、古き良きものも新しいものとして受け入れてもらえるように、知っていってもらおうという動きをやっていきたいなと思っております……つって(笑)。」


2018年は、”つって" を流行らせるつもりだという山口一郎先生。
新年最初の授業は、昨年末に生徒の皆さんに出した宿題『2018年ブレイクしそうなミュージシャンを答えよ!』に提出された回答を紹介していきます。
良い回答を送ってくれた生徒には、この放送後記の一番下に(こっそりと)載っている写真……山口一郎コレクションで構成された、サカナLOCKS! オリジナルの卓上カレンダーをプレゼントしていきます。このカレンダーは2018年バージョンですから、1月がスタートしたということで、早速プレゼントしていきます!

SCHOOL OF LOCK!




私は、BRADIOというバンドがブレイクすると思います。ブラックミュージックをJ-POP風にしたような曲だなと思って聴いています。私はこのファンクな感じのグルーヴが好きです。「どこか昔を思い出させるような感じがする」と母が言っており、老若男女誰でも自然と体が動いてしまうのではないのでしょうか。そして、日本にファンクロックがそろそろ流行ってもいいのではないでしょうか。
ととちゃん
女性/18/北海道


 

「ファンクロックね……いますよね、とか。札幌にもいたんですよ。MEN☆SOULっていう、結構ソウルフルなバンドが。BRADIOは、2017年にワーナーからメジャーデビュー。ととちゃんが、ファンクをJ-POP風にした曲調が好きで、日本にファンクバンドが流行ってもいいんじゃないかって言っていることも踏まえて聴いてみましょう。」

■ BRADIO-LA PA PARADISE(OFFICIAL VIDEO)




「なるほど。ルーツというか……ベースとなっているものが、ソウルとかファンクとかディスコとか……その辺ですね。日本のJ-POPの中で脈々と引き継がれてきているジャンル感ではありますけど、それをバンドっぽくやっている感じですね。僕は米米CLUBとかを感じる。鶴はもうちょっとロックだし、……I Don’t Like Mondays.はもうちょっとオシャレに海外っぽくやっているんだけど、洋楽的なアプローチじゃなくて、BRADIOはもうちょっとJ-POPをこういう感じでやっているっていうのは勇気があるなって感じですね。結構恥ずかしいんですよね、ファンクとかディスコとかをやるのは。山下達郎さんとか吉田美奈子さんとか、ああいう曲調じゃなく、J-POPでかっちりやっているのって……ホーン入っちゃった!みたいなのが、ロックからするとちょっと抵抗あるかな……。星野源さんもファンクとかそっちの方に行っている感じがするけどね。だから世の中的にはそういうムーブメントなのかなって。僕らの新曲「陽炎」も結構そういう曲調ですからね。」

「フレンチハウスとか、そっちの流れに近いのかな?Daft Punkがダンスミュージックにディスコを持ち込んでリバイバルしたことで一気にムーブメントがフレンチハウスやフレンチテクノで巻き起こって、今それがさらにオールドスタイルになっているっていう流れですからね。結構タイムリーじゃないかと思います。」

「じゃあ……えーっと……カレンダープレゼントー。」

「ふふふ(笑)。『タモリ倶楽部』的なやつね(笑)。(モノマネをしながら)……じゃあ、ととちゃん、カレンダープレゼント……カレンダー以外ないんだけどね(笑)。」

SCHOOL OF LOCK!




私が2018年にブレイクしそうだと思うのはCHAIです。
女子のネガティブな歌詞で女子受けすると思うからです。
カレンダー、ぜひお願いします!!!
れなれな
女性/15歳/神奈川県




CHAIね!先生も知ってる。じゃあちょっと聴いてみましょう。」

■ CHAI『N.E.O.』Official Music Video




「おー。なんか……CSSとか、2000年代にいた女の子ボーカルのヘタウマバンドの感じ。CSSとか、Phenomenal Handclap Bandとか、そういう要素があるね。僕らからすると、インディー感ね。僕らの世代からすると思いっきりインディーなバンドだね。すごくかっこいいし、この日本語のリズムが、日本のリズムなんですよ。なんというか……アニメとか、海外の人が感じる日本語のノリっていうのをすごくうまく使っているなって思います。あと歌詞が好きですね。これを聴いてドキッてする人はいるだろうなって思うし、アー写もすごいカルチャー感がありますね。でも、日本でこういうバンドがなかなか表に上がってこれないっていうのはつまんないなって思いますね。もっと評価されるべきだと思うし、たくさんの人に聴いてもらいたいバンドだなと先生も思うのでね……じゃあ……れなれなちゃん……カレンダーあげちゃう(笑)。」

SCHOOL OF LOCK!


ということで、新年1回目の授業も終了の時間になりました。

「ブレイクするかしないかで言ったら……CHAIはちょっとブレイクのレベルが違うかもしれないけど、美しいバンドだと思いますね。で、ととちゃんがブレイクするって言ったBRADIOも……ソウルやファンクっていうものが日本の中ではかつて評価され続けてきているんですよ。フィンガー5とか、モータウン(Motown:1960年に生まれたブラックミュージックのレーベル)とかね。ああいう跳ねるリズムって、盆踊りとか日本人のルーツにあるし、ウルフルズが「ガッツだぜ!!」でヒットしたのは、がっつりソウルフルなものを出してきたからじゃないかっていう分析もあるのでね。だから、売れそうな要素はあるし、歌詞もベタベタで良いなと思う。売れそうなのはBRADIOだけど、先生がプロデュースをしたり、何かで関わりたいと思うのは……一緒にライブをやったり、会ってみたいのはCHAIかな。多分BRADIOは僕らにあんまり興味が無いだろうね。CHAIも多分無いね。……僕らって何なんだろう(笑)。2018年どうなるんだろう(笑)。」

さて、この授業、宿題『2018年ブレイクしそうなミュージシャンを答えよ!』は来週に続きます!
生徒のあなたが思う、2018年ブレイクしそうなミュージシャンを紹介してください。ブレイクしそうな理由をしっかりと回答してくださいね。
紹介した生徒には、サカナLOCKS!オリジナルカレンダーをプレゼントしますので、[→コチラ]から提出するように!

「中堅のおじさんバンドのボーカリストにブレイクしそうだとかしそうじゃないとか言われるバンドもちょっとイラッとされるのかもしれないけど、生徒たちが考える2018年にブレイクしそうなミュージシャンを紹介してくれているっていうことだから、ブレイクするとかしないとかは関係なく、良い音楽をみんなが知っていて、それをサカナLOCKS!で紹介できることが宿題としてのテーマかなと思っているので、来週も楽しみにしていてください。」

SCHOOL OF LOCK!