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February 2018 の投稿一覧です。
カテゴリー: サカナクション
投稿者: nakashita
SCHOOL OF LOCK!




プロモーターの授業
今回は厳しくいくぞ!っていいながら一郎ディレクター毎回すごくチョロイじゃないか!って思ってたけど、なんだかびっくりしたというかすごかったというかお互いの音楽への粘りをきかせてもらいなんだか展開に興奮しました(笑)
ディレクターが曲をかけるかどうかの最後の決め手はプロモーターの上司だったのか…!!
さかなのわた
女性/15歳/千葉県




前回の授業はコチラ →[2018年2月15日の授業]

山口「ふふふ(笑)。先週は、なんかこう……その……結構ね……やばいなって自分で思ったけども(苦笑)。でも、こういうものだから。プロモーターって仕事は、こういう風に苦労しながらディレクターに曲をかけてもらうっていう、これを知ってもらいたかった。そのリアルは伝えられたと思う。だから、ちょっと厳しかったけど、授業だから本気で行くよ!」

SCHOOL OF LOCK!


ということで、今週も引き続き、プロモーターという音楽にまつわる職業を生徒に知ってもらうために、一郎先生あらため、山口一郎ラジオディレクターのもとに、各レコード会社のプロモーターがやってきて実際にプロモーションをします。その流れで、一郎先生が聴きたくなったら、そのまま楽曲をオンエアしていきます。先週の授業での、プロモーターさんとの真剣なやり取りにびっくりしている生徒が多いようでしたが、今週も本気で向き合っていくという一郎ディレクター。さて、今週はどうなるんでしょうか。

山口「あー……ディレクターって仕事は大変だなー……本当に大変だなー……」

田中「おつかれさまです。」

山口「あ、おつかれさまです。」

SCHOOL OF LOCK!


田中「ご無沙汰しています。Beatinkの田中と申します。」

山口「あ!ご無沙汰しています!お久しぶりですー。」

田中「私もプロモーションしたいんですけど、よろしいですか?」

山口「もちろんです。」

田中「あの……ちゃんと選ばないとかけてもらえないという噂を……」

山口「ははは(笑) 先週ね、実はいらしてくださっていたんですよね。だけどソニーの山崎さんとの話が長すぎちゃって(笑)。」

田中「一旦帰りましたよね、とりあえず(笑)。」

山口「すみません、本当に……(苦笑)。」

田中「で、今日持ってきたのが、Starcrawler(スタークローラー)っていう新人バンドなんですけど。ちょっと伝わりづらいんですけど、その封筒を見てもらいたくて。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「血が飛び散ってますよ。」

田中「そうです。それ、私ひとりで500部封筒に血糊をつけるっていう作業をやりまして。」

山口「ははは!(笑) え、自分で?(笑)」

田中「はい。100円均一でハロウィンの時期に血糊を買って、ずっとスプレーでやってました。すごい大変でした。」

山口「自分で……すごい!これ、愛がありますよね。このアーティストのためにですよね?プロモーションのためにでしょ?」

田中「そうなんです。プロモーションのために、皆さんに渡す封筒をとりあえず500部……とりあえず、これだけ言います(笑)。」

山口「これは愛情ある。」

田中「なんで血糊かっていうと、16歳から22歳のバンドで、すごい若いんですけど、パフォーマンスの時に血糊をつけたり、たまに本当に自分の血だったりもするんですけど、個性的でパワフルなパフォーマンスをするバンドなんですけど。ボーカルの女の子は18歳で、すごい若い女の子。」

山口「これはどこのバンドですか?」

田中「アメリカです。ロスの女の子と、他はみんな男の子なんですけど。彼女たち新人で、これがファーストアルバムなんですけど、新人ながらフーファイターズとかエルトン・ジョンとか、大御所の人たちからこのバンドやばいよって言われていて。その反面、若い人たちにはすごくフレッシュに聴こえるみたいで。」

山口「あー、ひっくり返っちゃってるんだ。」

田中「そう、一周して逆に新しい……みたいな。」

山口「日本でも今その現象起きてますよね。Suchmosとか。」

田中「そうだと思います。いま聴くと新しく聴こえるっていう。日本でも、ファッション誌や音専誌……幅広いメディアで取り上げられたりしていて。」

山口「はー……じゃあ、ファッションと音楽をちゃんと結びつける役割をはたしているっていうことなんですね。」

田中「だと思います。」

山口「なるほど。へー……え、聴く(笑)。すっごい聴きたい。」

■ Starcrawler - Ants (Official Video)




山口「あー、確かにね。これ、ミックスすごいね。当時の……」

田中「そうですよね、ちょっと古くさいですよね。」

山口「これはいいね。他の曲も聴きたいね。」

田中「山口さん、パンクとか大丈夫かなってちょっと思っていたんですけど……」

山口「全然。僕、パンクバンドやってましたから。」

田中「そうですか。じゃあ大丈夫ですね。」

山口「でも、これパンクっていうジャンルだけど……なんかポップですね。」

田中「ポップっぽい感じもありますし、ビジュアルも、ボーカルの子がただ可愛い、美人っていうだけじゃなくて、ちょっと個性的で魅力のある感じ。曲自体もポップで聴きやすい部分もあるので。」

山口「原曲としてはルーツのものを持ってきているけど、ミックスとかは、今のシーンにどう落とし込んでいくかっていう部分でアレンジをしているのがすごく新しいしおもしろいし……若い。」

田中「すごい若いんですよ。」

山口「だから余計おもしろい。これはみんな聴くべきだな。生徒諸君、これは聴くべきだぞ、Starcrawler。おもしろいぞ。これ……僕知らなかったわ。最近(レコーディングで)潜ってばかりでね。」

田中「これ今、結構話題でいろんなところでざわざわしています。」

山口「そうなんだ。いやー出遅れたわ。ありがとう。」

田中「よかったです。」

山口「いやーいつもいつもありがとうございます。」

田中「とりあえず、封筒を頑張って作ったっていうことだけは伝えようと思って(笑)。」

山口「この時点でかけるもん。」


山口「いやー……いいね、Starcrawler。先生、知らなかった。最近、潜ってたからね。こういう風に今リバイバルしているんだなー。……まあ、これはかけるとして。もうちょっと新しいの……十代の子達に聴かせる音楽をもうちょっと掘り下げないとな。ディレクターとしてね……どうしようかなー……何かいい曲ないかなー……」

SCHOOL OF LOCK!


山根「お久しぶりです!」

山口「……お前、あれやな。あの、フィギュアの……」

山根「そうですよ!練習抜けて来たんですから!」

山口「練習ってどういうことよ。レーベルはどこですか?」

山根「あ、ユニバーサルミュージックの山根です。レーベルはVirgin Musicです。」

山口「前回もプロモーターとして来てくれたよな。フィギュアもやって、レーベルもやって……」

山根スケートの日本代表の練習を抜けて……

山口「え?スケートの日本代表なの、あなた。」

山根「だからJAPANジャージ着てるじゃないですか(笑)。」

SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


山口「うわ!(笑) 平昌だ!平昌スウェット着てるじゃん!なんで?」

山根「だから、練習を抜けてきたんですよ、今日。」

山口「プロモーターでありながら日本代表なの?で、今回もチョロいと思って来たの?」

山根「いや、チョロいと思ってない!チョロいと思ってないです。」

山口「フィギュアとの二足のわらじでも僕を口説き落とせるっていう気持ちで来たのか?」

山根「そんなこと思ってない、そんなこと思ってないです……とりあえずこれ、バレンタインです。」

山口「(爆笑)」

山根「ほら、たくさんチョコレートもらってると思ったから、おかきにしました。おかきお好きですよね?」

SCHOOL OF LOCK!


山口「おかきっていうかこれ……えびせんべいじゃないか。」

山根「そう、美味しいじゃないですか、えびせんべい。私好きなんですよ。」

山口「(箱を開けて) 何これ……やるな、お前。"いつもありがとうございます"って……意外とおじさん喜んじゃうからなー。※」

山根「そうなんですよ!喜ぶんですよ、おじさん(笑)。」

(※おかきの包みに手書きで書いてありました)

山口「ははは(笑)。よし、よし。分かった。手口は分かったぞ。」

山根「違う、違う!手口とか言わないでください!違うんですよ。山口さんに本気で相談したいことがあってきたんですよ。」

山口「何だよ。」

山根「これ、お渡ししますね。」

山口「うん。」

山根小沢健二さんの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」をプロモーションしにきました。楽曲の説明としては、映画『リバーズ・エッジ』の主題歌になっていて、映画のために書き下ろした曲です。話題としては、二ヶ月前に歌詞だけを発表しましたっていう。」

山口「うん。ちなみに、僕この曲もう聴いているからね。」

山根「本当ですか、ありがとうございます。そうだろうなって思っていましたよ。若干思ってました。それは、それで……」

山口「……なんかお前むかつくわー(笑)。」

山根「なんでですかー!いや、山口さん、小沢健二さんお好きなのかなと思って。」

山口「そりゃ好きですよ!世代ですもん。」

山根「そうですよね、世代ですもんね。私は正直世代じゃないので。SCHOOL OF LOCK!を聴いている人たちも世代じゃない方の方が多いと思うんです。」

山口「そうだと思う。」

山根「だけど、いまだに世代でない私でさえ、聴いたら今の音楽と違うなっては思うけど、遅れてるなって感じもしないじゃないですか。かっこいいなって思うんです。」

山口「僕らからすると神様ですから。お会いしても僕は緊張して話せないと思う。」

山根「そんなに……じゃあレジェンド的な存在なんですね。」

山口「そうだね。多分……お前からすると、羽生くんじゃないの?」

山根「ちょっと、年が近すぎる……」

山口「近すぎる?えーっと……伊藤みどりさんじゃないの?」

山根「あー……!」

山口「レジェンドでしょ?」

山根「レジェンドですね。そうか、すごいですね……」

山口「すごいでしょ。僕、小沢健二さんと同じ業界だから。あなたからすれば伊藤みどりさんですよ。」

山根「あー……確かに。すごいですわ……」

SCHOOL OF LOCK!


山口「でね、ここで僕はかけないっていう選択肢はないわけ。分かる?」

山根「どういうことですか?」

山口「これはある種の禁じ手だぜ。このサカナLOCKS!で小沢健二さんの曲を持ってくるのは、禁じ手だからな。」

山根「そうなんですか?」

山口「ファミコンで言ったら裏技だよ。」

山根「ちょっと、ファミコン分からない……」

山口「マジか(笑)……まあ、かけようか。聴こう、聴こう。」

■「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」ティーザー映像




山口「うん、完璧ですね。素晴らしい。小沢健二さん最高。」

山根「山口さんも最高だと思いますよ!」

山口「……そういうフォローをすると余計に傷つくんだよ!おじさんぐらいの年齢になると。」

山根「うわー大変ですねー……」

山口「(笑) ……もう帰れ!(笑) もう来るな!平昌のスウェット着て来るな!(笑)」

山根「ありがとうございました!(笑) お邪魔しましたー!」

山口「すげーな、山根……なんかもう……めちゃめちゃエネルギー吸い取られた感じするわ(笑)。……やられちゃったわー。かけちゃったわ、また……これでチョロいって噂がまた流れるな。困ったなー……でも10代のみんなには聴いてもらいたい曲だったしな……」

SCHOOL OF LOCK!


山上「すいません……一郎さん、一郎さん?」

山口「はい?」

山上「私……ビクターの山上と申します。」

山口「きたー!ビクターの下から10番目に偉い人(笑)。」

山上「いやー……落ちるところまで落ちましたね。一郎さん、あのー……忘れていることがないですかね?」

山口「何?」

山上「あのー……3月末に、ベストアルバム『魚図鑑』がリリースっていうことで、私もやっと何かお願いできないかなと思ってやってきたんですけども。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「いや、ちょっと待って(笑)。本当に申し訳ないんですけど、今日2組ともプロモーターさんに負けちゃって、だから今日、曲をかける時間がないんですよ。」

山上「あのね、サカナLOCKS!は毎週やっているんですよ、実は。」

山口「(笑)」

山上「来週ちょうど3月1日だし、キリがいいしっていうところで、ちょっとお願いできないかなと…… "初解禁" 的なものを何か、そろそろプロモーションしたいなと。」

山口「でも、初解禁できるものあります?ないですよね?ベスト盤ですもん、だって。」

山上「あのね……「陽炎」っていう曲が……1回こっきり、かけてみるとか……

山口「それだったら、いいアイディアがある。『魚図鑑』には、新録がもう1曲あるわけじゃないですか。そっちの方をかけるっていう手はどうですか?

山上「あー……なるほどね。私もね、それがあるのは知っていたんですけど……」

山口「じゃあ、こうしましょうよ。それは、3月1日の放送日にどっちをかけるか決めましょう!

山上「……それで結構でございます!」

山口「それじゃあ、解禁しましょうか。」

山上「お願い致します!」

SCHOOL OF LOCK!


山口「……こういう風に、初解禁っていうのもプロモーターがお願いするんです。この曲をこの番組で初解禁させてくださいって。それもプロモーターの仕事なんですね。なので、サカナLOCKS!や、SCHOOL OF LOCK!で宇宙初解禁って言っているのは、プロモーターが一生懸命、根回しして、この局じゃなくてこちらでかけますよって、この番組じゃなくてこの番組でかけますよって……いろいろやって、やっと掴んでいることなので、すごく貴重なんです。山上さんのこのプロモーションは下手だよ?(笑) だけど、こういう風に頑張ってプロモーターの人がやっているっていうのが伝わったらいいかなと思っています。」

ということで、来週 3月1日は、バンド活動10周年を総括する、サカナクション初のベストアルバム「魚図鑑」(3月28日リリース) から、新たにレコーディングされた楽曲、もしくは新曲を初オンエアします!どの楽曲がオンエアされるのかは当日のお楽しみ!












SCHOOL OF LOCK!
カテゴリー: サカナクション
投稿者: nakashita
SCHOOL OF LOCK!


今回は、音楽にまつわる職業シリーズ "プロモーター" の授業です。
レコード会社の実際のプロモーターさんが、サカナLOCKS!に登場。一郎先生がラジオのディレクターとなって、プロモーターさんから所属レコード会社のおすすめ楽曲を紹介(プロモーション)してもらいます。そのプロモーション次第で、実際にラジオで楽曲がオンエアされる……というのがこの授業なのですが、山口一郎ディレクターは過去4回の授業で、いろいろなプロモーターの方々のプロモーション後、すべて楽曲をオンエアしてしまっています。最も甘いディレクターとして、すっかり名を馳せてしまっているようです。

SCHOOL OF LOCK!


山口「今回は……厳しいよ!かけないつもりでいきますから、よろしく!」

(音楽にまつわる職業『プロモーター(第1回)』→<前編> <後編>)
(音楽にまつわる職業『プロモーター(第2回)』→<前編> <後編>)

SCHOOL OF LOCK!


山口「あー……今日は若手のいいミュージシャンを探しているんですよねー。ラジオディレクターとして。あー……いいミュージシャンいないかな。十代の心と心の隙間にパテを埋めちゃうようなね。そういう若手のミュージシャンを探して……今、新しい番組作りをしようとしてるのよねー。そういう若手のミュージシャン、いないかなー。」

山崎「山口さん……今、お時間よろしいですかー?」

山口「あー、いいミュージシャンいないかなー。」

山崎「山口さーん!」

山口「あ、はいはい。」

山崎「今、お時間よろしいですか?」

山口「え、今、全然時間無いです。」

山崎「あの、本当にちょっとだけなんで。」

山口「まあ……ちょっとだけだったら。」

山崎「ありがとうございます!初めましてなんですけど、ソニーミュージック山崎と申します。」

山口「あ、ソニー?山崎さん、よろしくお願いします。」

山崎「よろしくお願いします。」

SCHOOL OF LOCK!


山崎「本日ご紹介させていただきたいのが、魔法少女になり隊というバンドです。」

山口「魔法少女になり隊っていうバンド名?」

山崎「バンドです。」

山口「キラキラネームだね。」

山崎「キラキラネームなんですけど(笑)、ただのバンドではなくて……」

山口「ただのバンドじゃない?」

山崎「ただのバンドじゃないんです!RPG系バンドって言ってまして。ちょっとこちらの資料も見てお話を聞いていただきたいんですが……この女の子、火寺バジルちゃんが魔女の呪いをかけられておりまして。」

山口「えっと……火寺バジルちゃんっていうメンバー?」

山崎「そうです。火寺バジルちゃんが、魔女のおにぎりを食べてしまって、怒った魔女に呪いをかけられてしまって、しゃべれなくなってしまったんですよ。」


山口「フィクションでしょ?」

山崎「……しゃべれなくなってしまったんです(笑)。」

山口「OK、OK(笑)。」

山崎「で、その呪いを解くために、歌という魔法を使ってバンドでライブをして旅をしているというバンドです。」

山口「なるほど。これ、実在してるわけ?本人いるの?」

山崎「もちろん、います。で、ライブがすごくおもしろくて、gariくんっていうメンバーがVJもやっていて、RPGの世界観の映像を流してライブをやるんですよ。」

山口「整理すると、ゲームっていう世界観の中のキャラクターがメンバーってことね。」

山崎「そうです。」

山口「フィクションでしょ?」

山崎「あのー……ゲームの世界から出てきたんですよ。」

山口「(笑) 本人的にはライブでも世界観を完全に演ってるの?」

山崎「そうですね。バジルちゃんが魔法をかけられてしまったので、MCはできないので、フリップに言いたいことを書いて、他のメンバーのgariくんとかが読むっていう。」

山口「あー……。え?……え?ボーカル?」

山崎「ボーカルの子は、歌は歌えるんですけど、しゃべれないんです。」

山口「ちょっと待って、しゃべれないんだよね?そこの設定のディテールはどうなってるの?」

山崎「あの……設定じゃなくて……本当に、しゃべれないんです(笑)。」

山口「ふふふ(笑)。」

SCHOOL OF LOCK!


山崎「この間Shibuya O-EASTでライブをやりまして、モッシュとかで汗だくになって楽しむ人もいれば、アイドル好きのお客さんも結構ついていたりして、オタ芸とかをやっている人もいたり、見たことがないような、お客さんそれぞれの楽しみ方をしているっていう……観る価値があります。」

山口「いくつくらいなの?彼女らは。」

山崎「まあちょっと……ゲームの、あの、あれなので……」

山口「ははは!(笑) そういうことね。」

山崎「年齢はちょっと……知らないんですけど。」

山口「デビューしたのはいつなの?」

山崎「デビューしたのは2016年です。」

山口「ソニーのレーベルのどこ?」

山崎「ソニー・ミュージックレコーズです。」

山口「ほー。」

山崎「音楽的には、ユーロビートにヘビーなギターを乗せたら面白いんじゃないかなっていうことで始まっています。」

山口「そういうの好き!」

山崎「本当ですか!」

山口「ユーロビートに全く違うものを取り入れていく……そもそもあるジャンルを違うものと組み合わせてラインをせめぎ合うのって、僕はロックのルーツだと思うんです。」

山崎「分かります。そうなんですよ。」

山口「NUMBER GIRLとかもそうでしょう?エモロックの……」

山崎「あー……。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「(アルバムを開封しながら)ちょっと、勝手に開けちゃってるけど(笑)、完全にゲームのケースみたいになっているね。」

山崎「そうなんです。パッケージもゲームのようになっていて、取扱説明書もしっかりついているんです。」

山口「ブランディングはしっかりできているんだね。」

山崎「いや、そういう世界観なので……」

山口「ふふ(笑)。でもなんかなー……ちょっと、味見的なのしたいなー。」

山崎「ぜひ。」


(♪歌い出しを一瞬だけ聴いて……)


山口「おー。はいはい、分かるわ。」

山崎「えー!早い!」

山口「こういう感じね。」

山崎「この曲を聴いていただければ、魔法少女になり隊の世界観が全て分かるようになっています。」

山口「……いいバンドだとは思うんだけどね。」

山崎「えー!厳しい……。」

山口「いいバンドだとは思うんだけどね……。ライブ観たいかな、まず。」

山崎「ライブ、観てもらいたいです!」

山口「ライブ観てから考えようかな。」

山崎「えー!本当ですか?……どうしよう、この感じ……。」

山口「もうちょっとゲーム寄りなのかと思ったらゲーム寄りではないね。」

山崎「バンド全体の世界観がゲームで、サウンドもゲームっぽいシンセサイザーを使ったり、歌詞もRPGっぽい歌詞になっています。」

山口「そうねー……。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「なんか、正直なこと言っていい?」

山崎「はい。」

山口「コミックバンドっぽいイメージを持っちゃってるわ、今。」

山崎「そうですねー……。」

山口「いや、コミックバンドを否定しているわけではないんだけど、十代の心と心の隙間を埋めるものとしてのセンチメンタルが欲しいのよ。」

山崎「センチメンタル、分かります。」

山口「分かる?分かるでしょ?」

山崎「めちゃくちゃ分かります。」

山口「十代のときってさ、何の気なしにひとつの言葉が自分に残ったり、背中を押してくれたりしたじゃん。ゲームってさ、どちらかというと時間を浪費するっていうか……そういう意味合いのジャンルじゃん。もちろん、それが大事だから世の中にゲームが残っているんだけど。それと音楽を結びつけるのって、ユーロビートとロックを結びつけるのとはちょっとわけが違うな。ゲームをやるんだったらもっとゲーム音楽にしなきゃいけないんじゃないかなと僕は思うわけ。」



山口「要するにさ、ゲームっていうフィルターを使っているってことでしょ?ブランディングとしてゲームのブランディングをして、音楽を伝えようとしているっていうことでしょ?」

山崎「うーん……そういう言い方をしていいのか分からないんですが……」

山口「だったらもっとゲーム音楽にしなきゃ駄目じゃん。」

山崎「音楽の内容をですか?」

山口「うん。だって、ゲーム音楽って素晴らしいからさ。これ、ゲーム業界の人がどう思うのかなっていうところはあるよね。」

山崎「あー……」

山口「ゲームをすごくリスペクトして、ゲーム業界をバックアップしたいとか、いっしょに盛り上げていきたいっていう気持ちがすごくあれば僕はいいけど、ゲームを利用しようとしてるなら、ちゃんとその誤解を解かないと。僕はまだ誤解が解けてないなって感じ。」

山崎「ゲームを利用しようとしているわけではないです。」

山口「ゲームを作ったりしてるの?」

山崎「ゲームを作ってはいないんですけど、8ビットのキャラとか、映像は自分たちで作っています。」

山口「あー……なるほどね。ゲームは愛しているのね。」

山崎「ゲームは愛してますね。」

山口「じゃあ、ゲームを作ったらいいじゃん。どうして音楽にしたんだろう?」

山崎「ゲームを愛してるし、音楽も愛してるんです。」

山口「僕だって、釣りを愛してるよ。釣りめっちゃ愛してるけど、音楽を曲に持ち込むときには、曲のタイトルだけとかにするもん。その中で自分の世界観をちゃんと音楽にするよ。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「僕はね、ゲームも素晴らしい業界だし日本の誇れるものだと思うのよ。真剣にゲームを作っている人たちがこれを見たときにどう思うのかっていうのが分からないわけ。ドラクエ側の人の気持ちがね。あと、このバンドの気持ちも、まだ彼らにお会いしたことないから分からないわけ。それを大手振って、うちの番組でかけるっていうのはちょっと難しいかなと思うよ。」

山崎「なるほど……」

山口「ちょろいと思った?僕のこと(笑)。」

山崎「いやいや!」

山口「ははは(笑)。でもね、僕、正直、今日はかけちゃおうと思っていたけど、この考え方は結構危ういぜ。僕ね、昔すごいがっかりした事があったの。ゲームソフトの箱(そっくり)の中にお菓子入っていたの知りません?ゲームソフトの中にゲームじゃないものが入っていたことがあったのよ。あれって、ゲームケースを利用してゲームじゃないものを売っていたわけよ。それと同じ匂いがしちゃったなーと思ったの。」

山崎「そんなことないです!」

山口「こういうのが好きな人もいると思うけど、僕がやっているライフワークとしての音楽の中では、こういうやり方をしているとなんでもありになっちゃうよな。」

山崎「なるほど。」

山口「だから、ゲーム系アイドルとかだったらいいよ。ジャンルとして。でも、ゲーム系ロックバンドってなると、ゲームが最初にあるのか音楽が最初にあるのか分からなくなるよね。」

山崎「それは、音楽が先にあります。このバンドに関しては。」

山口「BUMP (OF CHICKEN)の藤原さんはゲーム大好きなのよ。ゲームの世界観を自分の音楽にしているの。それだったらありなんだよね。マンガの世界観を自分の世界観に変えるのだったらありなの。」

山崎「ゲームっていうのを全面に出さずに、自分の作品に落とし込むっていうことですよね。」

山口「そう。これは、ゲームっていう、今まで培ってきた歴史を音楽っていう側面から利用してるって思われちゃうから、入り口として損だと思うよ。だから、もしやるなら本気でゲームを作るべきだって、本人に言うと思う。ゲームを利用しているのか、ゲームを愛しすぎてゲームの世界観に入り込んだのか、そこのジャッジはここではできないな。だから、ゲーム業界の人がどう思うのかっていう意見をリサーチしてからかけるかかけないかっていうのを判断させて欲しい。」

山崎「え……本当ですか?」



山崎「えー……!いやー、ちょっと帰れないです!」

山口「ちょっと(オンエアは)無理かなー。」

山崎「帰れないです!」

山口「これ、アルバムなんでしょ?」

山崎「アルバムです。メジャー1枚目のアルバムです。」

山口「メジャーファーストアルバムか。」

山崎「…………。」

山口「……まあ……そうだね……。うーん……。聴いちゃおうか。

山崎「……ありがとうございます!」

山口「ちゃんと聴く、ちゃんと聴くわ。」

■ 魔法少女になり隊 『冒険の書1』YouTube ver.




ということで結局、山崎さんのプロモーションに根負けして楽曲をオンエアしてしまった山口ディレクター。今回は山崎さんの、魔法少女になり隊の1stフルアルバム『魔法少女になり隊〜まだ知らぬ勇者たちへ〜』のプロモーションで、深く話し込んでしまったので、そろそろ授業終了のお時間です。

山口「ちょっとなー……ガチで話しすぎたのでここでエンディングになってしまったんですが。プロモーターっていうのも仕事なんだよね。音楽を伝えるっていう立派な仕事をしていて、それを受け取るディレクターも重要な仕事なんだよな。真剣ですからね、お互いに。ちゃんと僕を口説き落とさない限りはね……まあ、結果オンエアしたんだけどね(笑)。」

「これ……情が入ってきちゃうからね。プロモーターを頑張ってるなって思うし、ソニーの山崎さんの後ろにいる、上司が見えた(笑)。多分、ここでかけないと「かけられませんでした……」って言いに行く山崎さんが……その辛い感じも分かるから。」

さて来週も引き続き、音楽にまつわる職業シリーズ "プロモーター" の授業をお届けします!

「来週はポンポンと選曲して、かけるか、かけないかのジャッジをチャチャッとしていくよ!」










SCHOOL OF LOCK!
カテゴリー: サカナクション
投稿者: sakurada
SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


今回の授業は、先週のサカナLOCKS!で発表になったサカナクション3作品連続リリースについて。このリリースの経緯、そしてサカナクションのこれからについて、一郎先生が詳しく話していきます。



3作連続
サカナクションのベスト盤・私が観に行った幕張公演のLive Blu-ray・待望のニューアルバムのリリースが同時に発表されて、遂に来た…!という感慨でいっぱいです笑
もはや自分の生活に根付いているようなアーティストがアルバムを出すとなると、曲と一緒に自分が感じてきた感情もまとめて振り返ることが出来るようで、期待が高まります!お金貯めないと…
ソーピッズキャメル
女性/19歳/宮城県




山口「そうなんです。3作連続でドン、ドン、ドンと出るわけですよ。」

改めて、今回発表された3作品は……
・サカナクション10周年の活動を総括する、バンド初のBEST ALBUM『魚図鑑』
・2017年9月30日 に幕張メッセで開催された、6.1チャンネル・サラウンドライブ『SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around』のLIVE Blu-ray、DVD
・前作『sakanaction』以来、約5年ぶりとなるニューアルバム


詳しい情報は[→コチラ] (サカナクションオフィシャルサイト)

SCHOOL OF LOCK!


山口「まずは初のベストアルバムなんですけど、ベストアルバムっていうよりは……最近サカナLOCKS!でも話をしましたけど、サブスクリプションって出始めていますよね。ストリーミングで月額でいくらか払うと好きな曲が聴けるっていう。(『ストリーミング配信サービスとは?』の授業はコチラ→[2018年1月18日の授業]
これからはそれが主流になってくると思うんですけど、あれは「自分で好きな曲を選んでどんどん聴いていく」というやり方なんだけど、僕らはアルバムという単位でリリースをしているから、アルバム毎に聴いてもらうことに重心を置いているわけです。サブスクリプションってそれとは違うところにあると思っていて。だったら、自分たちで今まで出してきた曲を、こういう順番で聴いてもらうのはどうかなってキュレーションし直すことをやってもよいかなと思ったのと、(デビューから) 10年経って自分たちってこんな曲を出したんだっていうのを、自分がやってみたかったんですよね。」

「聴き直すと、シングルを意識していなかった時代だったり、多くて1000人くらいのキャパシティに対して作っている曲と、今みたいに何万人……テレビに出たりすると、何十万、何百万の人に対して作る曲の差異みたいなものを感じ取れたんですよ。それもやりたかったことのひとつの要因ですよ。」

『魚図鑑』の図鑑の意味は、実は自分たちが作ってきた曲には階層があって……何ていうかな……釣り用語でいうと"棚"だよ。シャロー(浅瀬)にいる魚、中層を泳いでいる魚、深海魚……みたいな。その3つに曲を振り分けていったりするわけ。例えば(みんなが知っているような曲……)「新宝島」とかは、どちらかというと浅瀬を泳ぐ魚ですよ。みんなが知らない「ティーンエイジ」っていう曲とかは、どちらかというと深海を泳ぐ魚です。で、「三日月サンセット」とか初期の頃に作っていた曲は、中層を泳ぐ青魚に近いかな。止まると死ぬ……みたいな(笑)。それを図解にしてみたりしたいなって。」

SCHOOL OF LOCK!


「あと、CDって、みんなCDを買っても最初に取り込んであとは飾っておくっていう人たちもいるから、物としての価値の付加要素になっていて、いろいろ考え尽くされているとは思うんだけど、僕たちはちょっとそこに物としてのおもしろさをこれから出していこうかと思っているんです。いろいろ説明しすぎるとおもしろくなくなるから、今後いろんな情報が出るのを楽しみにしてほしいんだけど。デザイナーも、平林奈緒美さんっていう……THREEっていう化粧品って分かるかな。僕もハンドソープとかを使っているんだけど。そのデザインをやられていたり、皆さんが見たことあるものや本をデザインしている方が、今回、僕たちの装丁をやってくれているんですね。だからテイストとしてはアーティスティックなものになっていると思うし、物として欲しい、手に入れておきたいものになっていると思う。それもサカナクションとしての新しい提案になるかなと思う。このベスト盤以降、サカナクションとしてのイメージを統一化していこうかなと思っていて……ロゴもいくつもあるのよ。アーティスト写真も変わらずにあったり、WEBも見にくかったり……。ファンサイトとかも、日本人に即した、ロックバンドに即した新しい形にぐっとシフトしていこうかなと思っています。だからベスト盤を出して新しく踏み出していこうって……それがベスト盤を出すことの意味。」

「選曲もいろいろあったのよ。新しいアルバムを出すにあたって、シングルが6曲あるの。だから本当はこのベストアルバムにシングルを6曲入れちゃって、まっさらな気持ちでニューアルバムを作ろうと思ったんだけど、5年間で作ってきたシングルをなかったことにするのは自分的には無しだなと思って。そのシングルの中からベスト盤にはもちろん何曲か入れるんだけど、新しいアルバムには、そのシングルにプラスした新しい曲で構成して、その次のアルバムから、ファーストアルバムやセカンドアルバムを作るような気持ちでいけたらなと思っています。」

SCHOOL OF LOCK!


「ここで、サカナLOCKS!を使って、今後の自分たちの考えを発表させていただきたいんですが……もう、たくさん売れようとすることはやめる。もちろん売れたら嬉しいけど、積極的に人から受け入れられるものを作ろうとするのはやめようと思う。それよりも、自分が好きなものと、10年後や20年後に残るものをちゃんと作っていきたい。そこを考えるように制作していきたいなって改めて思いました。それは、今回ベスト盤『魚図鑑』を作るにあたって、自分の曲を聴き直していって、自分の中で外に向かっていく意識がなく作った曲たちの美しさみたいなものはずっと残るだろうと思ったし、僕らは最前線で……フェスで盛り上げなきゃとか、CDを売って会社を潤わせなきゃとか、関わっている人たちにちゃんと恩恵を与えなきゃっていうことを意識していたけど、もうそれはやったかなって思うんですよ。」

SCHOOL OF LOCK!


「ひとつ思い出したことがあるんです。これはメンバーとかスタッフとか覚えているか分からないんですけど、サカナクションの『sakanaction』を作ったときに、20万枚売るっていう目標を立てたんですね。20万枚売って、テレビも全部やるって言ったんですよ。やりたくないこともやるだけやって、売れたいって。1回売れてみたら、売れるものを作るのが嫌だとか、外に出ていくことが嫌だとか言ってもいいよねって。1回それができたら言っても許されるし、その良さも悪さもわかって、次の世代に伝承できるよねって。……その当時、話をしていたのを思い出したんです。でも僕らはそれを出してからシングルも続いていたし、これを維持しなきゃとか、さらにその上に行かなきゃっていう気負いがあってずっとやっていたんですね。でも……そもそもそうじゃないから僕ら。このサカナLOCKS!も、他にやっていることも全部含めて、みんなに音楽のおもしろさを伝えたいっていうところがベースにあるんです。本当のことを知ってもらいたいとか。そこにシフトしていくのが大事かなと改めて思っています。」

「次の新しいアルバムはシングルもいっぱい入っているし、新しく作っている曲もすごく地味だから、みんなが聴いた時にどう思うかはわからないけど、次に出るアルバムを愛してくれる人たちはきっと今後もずっと自分たちを応援してくれる人なんじゃないかと思う。キャパシティも、今は幕張とかアリーナでやれるけど、それを続けるのは大変なことだから、続けられるかはわからないけど……いいスタンスで、幸せに、みんなに音楽を届けていくっていうことをやれたらいいなって思う。長くね。」

「この間、NUMBER GIRLのラストライブの映像を見ていて、バンドの最後の曲……バンドの最後の瞬間をみていたわけ。それを見ていてすごく美しいなって思ったんだけど、自分らがもし解散するとして、解散ライブで最後の曲に何をやるかなって考えたときに、「まだ出来てないな」って思ったんですよ。それを作るまでは辞められないなと思ったし、今この時代に自分の立場でやれることってめちゃくちゃあるなって思うんですよね。」

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「この3作連続リリースでひとつけじめがつくなって思うし、なかなかアルバムを作れなかったのってそこを諦めきれなかったからかなって。意外と自分は負けず嫌いだし……それこそ、[Alexandros]先生とか、ゲスの極み乙女。とか、自分たちの後輩がどんどんステップアップしていっているわけじゃないですか。その感じを悔しいって思ったりしていたけど、今はそう思わないんです。1000人とか2000人のキャパシティでもいいライブができたらいいなって思うし、CDも1万枚とか売れたらいいなって。その代わり、もっと違う方法がたくさんあるなって思います。だから、売れなきゃだめっていうシステムからちょっとドロップアウトしたい。ただ、影響力は持っていきたいなと思う。ご意見番みたいなことじゃなくて、ちゃんとシーンの中に関わっていきたいと思います。できればインディーズになりたい……これはビクターの中にそういう新しいシステムが作れたらいいなと思う。レーベルの未来もいっしょに考えていきたいなと思っています。だから、今までのサカナクションは次のアルバムで終わりだと思う。これは、解散するとかっていう意味ではなくてね。」

「新しいことを始めるときはどんなことも批判があるし、失敗も繰り返すけど、早くトライして早く失敗して早くやり直したい。ふふふ(笑)。それを頑張って試行錯誤していくので、サカナクションに興味がある人も興味がない人も、その動向を見ていろいろ言って欲しいんだよね。そして一緒に考えていけたら、今の時代っぽいと思います。与えるだけじゃなくて一緒に作っていく感覚にしたいなって。SNSは僕らからするとプロモーションツールでしかないし、ファンとの交流って危ういから使い方って怪しいんだけど、もっといい使い方やいい関わり方があると思います。いろいろと実験していくので見ていてください。」











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カテゴリー: サカナクション
投稿者: nakashita
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今回の授業ではサカナクション先生から嬉しい発表があったので、まずはそちらから。
約5年ぶりとなるニューアルバムを含めた、サカナクション 3作品連続リリースが発表になりました!!

まずは、第一弾!
サカナクション10周年の活動を総括する、バンド初のBEST ALBUM!!
『魚図鑑』が3月28日にリリース!


つづく第二弾……
2017年9月30日 に幕張メッセで開催された、6.1チャンネル・サラウンドライブ『SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around』のLIVE Blu-ray、DVDがリリース決定!

そして第三弾は……
前作『sakanaction』以来、約5年ぶりとなるニューアルバムのリリース!!

幕張サラウンドLIVE作品とニューアルバムのリリース日は追って発表になるとのこと。
詳しい情報は、オフィシャルサイトをチェックしてください![→コチラ]


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それでは、新ルールも大好評、こちらの授業いってみましょう!


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前回の授業([2018年1月25日の授業])に引き続き、『第2回 ミュージシャンしりとり大会』の様子をお届けします!

前回は、
【 第1回戦 】
<栃木県/東京サンド(15歳)> VS <東京都/めぐるめぐる!(13歳)>
→ 東京サンドの勝利!


【 第2回戦 】
<栃木県/東京サンド(15歳)> VS <埼玉県/いのろう (16歳)>
→ いのろうの勝利!


という結果で、今回まずは、いのろうが一人勝ち抜きとして、一組目に登場です。

山口「ということで、もしもし!」

いのろう「もしもし!」

山口「いのろう、一週間ぶり、ありがとう。」

いのろう「いやー、ありがとうございます。」

山口「あと2回勝てば2代目チャンピオンになりますよ。」

いのろう「めちゃめちゃ緊張しています、今。」

山口「前回やってみてどうだった?」

いのろう「意外と、うんちくを相手が言っている間に考える時間があるので……」

山口「なるほどね。改めて、何系のミュージシャンが得意ですか?」

いのろう「僕は、J-POPが得意です。」

山口「よし。じゃあ、今回も頑張ってください。」

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そして、2人目の出場者は……

山口「もしもし!」

プラナリ愛長野県 16歳 プラナリ愛です。」

山口「プラナリ愛、自信はありますか?」

プラナリ愛「まあ……そこそこですかね。」

山口「今までのしりとりは聞いてた?」

プラナリ愛「はい。」

山口「今回は、ミュージシャンの名前の後に、そのミュージシャンにまつわるうんちくを1つ言わなきゃいけないんだよ。だから、前回よりも難しくなってるから。」

プラナリ愛「そうですね……ちょっと緊張しています。」

山口「緊張してる?でも、頑張ってください。」

プラナリ愛「ありがとうございます。」

山口「対戦相手は、1回勝ち抜いてるから。ぜひ食い止めて、頑張ってください。」

プラナリ愛「はい。」


山口「じゃあ、早速ですがいってみましょうか。2人とも準備はいいか?」

2人「はい!」

山口「まだまだ踊れる?」

2人「フー!」

山口「よし(笑)。」


【 第1回戦 】
<埼玉県/いのろう (16歳)> VS <長野県/プラナリ愛(16歳)>



山口「それではいくぞ。先行はいのろう。先週の続きで、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の"ま"からスタート!」

いのろう「"松任谷由実"……旧姓は荒井。」

山口「旧姓は荒井(笑)。松任谷由実の"み"!」

プラナリ愛「み……み……"Mrs.GREEN APPLE"。僕と同じ長野県出身者がいる。」

山口「Mrs.GREEN APPLEの"る"!」

いのろう「えー、Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)。で……相性はサッチモ。」

山口「ははは(笑) 出たー!ルイ・アームストロングの"ぐ"」

プラナリ愛「"グッドモーニングアメリカ"……「コピペ」っていう曲がある。」

いのろう「"加藤ミリヤ"……SCHOOL OF LOCK!の君恋物語っていう企画に主題歌を出している。」

山口「ふふ(笑) 加藤ミリヤの"や"!」

プラナリ愛「や……や……や?」


(5秒カウントダウンスタート!)


プラナリ愛「や……や?あ、"ヤバイTシャツ屋さん"……」

山口「ヤバイTシャツ屋さ「ん」……」

プラナリ愛「あー……!」

< 試合終了! >
(※しりとりの基本ルール、最後に「ん」がついてしまったので負けです!)


山口「あらー……!"ん"はねー、ダメなんだわ、うち……!(笑)」

プラナリ愛「そうですよね……」

山口「あー……出なかった?」

プラナリ愛「出なかったですねー。」

山口「出なかったねー。」

プラナリ愛「あ、あったわ……」

山口「あった?」

プラナリ愛「"山田隆夫"。」

山口「(笑) ……うんちくは?」

プラナリ愛「笑点の座布団運びをやっている……」

山口「ははは(笑) あの山田くんの山田?(笑)……あ!"ずうとるび"やってるわ……!やってる、やってる!それ出てきたらおもしろかったんだけどなー。惜しかったー。」

プラナリ愛「ちょっと……不覚ですね。」

山口「ヤバT、ヤバTって言うから、フルで言うと"ん"で終わるっていうのを忘れちゃうんだよなー。」

プラナリ愛「そうなんですよ。」

山口「惜しかったなー。残念。でも、是非また参加してください。」

プラナリ愛「今度はちゃんと準備をして頑張ります。」

山口「ありがとうございました。じゃあねー。」

プラナリ愛「はい、さよなら。」


……ということで1回戦は、いのろうの勝利!これで、2代目チャンピオンに王手がかかりました!

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山口「いのろう!きたなー。」

いのろう「いやー、きましたね。あと1勝ですね。」

山口「 "ルイ・アームストロング、通称サッチモ" (笑) ……得意技出たもんな。」

いのろう「得意技です(笑)。」

山口「これ、あともう1人勝ち抜くと、2代目チャンピオンの称号をゲットできますよ。」

いのろう「(声をふりしぼるように) これ、めちゃめちゃ欲しいです……!」

山口「ははは(笑) 欲しいなー。これ、Twitterとかの自己紹介のところに"2代目ミュージシャンしりとりチャンピオン"って書いていいからな(笑)。」

いのろう「書きますね、これは。」

山口「ふふふ(笑) 頑張ってください。」


次の対戦相手の登場です!

山口「もしもし!」

yurun兵庫県 13歳 yurunです!」

山口「yurun、自信はありますか?」

yurun「いや……そんなにないんですよ。」

山口「ない?でもしりとりは前回聞いていた?」

yurun「聞いてました。」

山口「自分でも出来そうだと思った?」

yurun「いやー、これはまずいなと思いましたよ。」

山口「ははは(笑) でも応募しちゃった?」

yurun「はい。」

山口「得意なジャンルとかは?」

yurun「得意なジャンルは……特にないです。」

山口「普段はどんな音楽を聴いているの?」

yurun「ミセス先生とか……」

山口「じゃあ、バンド系か?」

yurun「はい。」

山口「これから対戦するいのろうっていうやつは、もう2人勝ち抜いていて、yurunを倒したら2代目チャンピオンになるんだよ。yurun、これを食い止めたらかっこいいぞ。明日、学校でモテモテだな(笑)。」

yurun「はい(笑)。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「じゃあ、いってみましょうか。2人とも準備はいいか?」

いのろう「はい。」

yurun「はい。」

山口「まだまだ踊れる?」

2人「フー!」

山口「ははは(笑)」


【 第2回戦 】
<埼玉県/いのろう (16歳)> VS <兵庫県/yurun (13歳)>



山口「それでは、先行はいのろうで、加藤ミリヤの"や"からスタート!」

いのろう「"矢野顕子"……エハラマサヒロさんがものまねしている。」

山口「ははは(笑) 矢野顕子の"こ"。」

yurun「んー……えーっとなー……」


(5秒カウントダウンスタート!)


yurun「やばい……」

山口「お……」

yurun「……あ、あります!」

山口「はい。」

yurun「"コブクロ"!」

山口「うんちくは?」

yurun「えっと……多分なんですけど、2人で歌っていて……合ってますか?」

山口「合ってる!」

yurun「2人で歌ってる。はい、それで。」

山口「2人で歌ってる!OK! コブクロの"ろ"!」

いのろう「ろ……?ろ……」


(5秒カウントダウンスタート!)


いのろう「ろ……」

いのろう「ろ……ろ?」


(5秒終了!)


<試合終了!>


SCHOOL OF LOCK!


山口「あー!!残念ー!!!」

いのろう「ろって何すかマジで……」

山口「ろ……何があるかな?ROTTENGRAFFTY(ロットングラフティー)とか?」

いのろう「知らないです……」

山口「Robert Grasper(ロバート・グラスパー)とか。あ、ローリング・ストーンズも。」

いのろう「あ、マジか!」

山口「ははは(笑) 出てこなかったなー。」

いのろう「マジかー……超欲しかった……」

山口「惜しかったねー。残念だったな。でも2人勝ち抜いたからな。」

いのろう「そうだ……"ミック・ジャガーは子だくさん"でいけましたね。」

山口「ははは(笑) お前最高におもしろいなー。いいなー。」

いのろう「ありがとうございます(笑)。」

山口「でもまたチャレンジしてくれよ。」

いのろう「また帰ってきます。」

山口「うん、帰ってこいよ、いのろう。じゃあまたなー、ありがとな。」

いのろう「ありがとうございました。」

山口「ばいばいー。」


……ということで、yurunの勝利!


山口「yurun!コブクロは2人で歌ってるぞ。」

yurun「はい(笑)」

山口「勝っちゃったな(笑)。これ、また次も戦っていかなきゃいけなくなるぞ。練習しておいてくれよ。」

yurun「はい!」

山口「あと2回勝ち抜いたら、名誉ある2代目チャンピオンになれるから。」

yurun「はい!」

山口「それじゃあまた次回会いましょう。それじゃあなー。」

yurun「はい、さよならー。」

SCHOOL OF LOCK!


ということで、今回の対戦はここまで!

山口「いやー、勝負は分かんないねー。先生、いのろうが優勝しちゃうと思ってたんだよ。チャンピオンになっちゃうと思ってた。でも、yurunのラッキーパンチっていうかね(笑)。ラッキーパンチが響いちゃったなー……いのろうに。何があるか分からない。ということで、まだまだ、ミュージシャンしりとりに参加したい生徒を募集しています!我こそはというチャレンジャーは是非応募してください。続きはまた近いうちにね!ということで、また次回お会いしましょう!」

ミュージシャンしりとりに参加したいという生徒の皆さんは、[→コチラ]からエントリーをしてください!

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