『未確認フェスティバル2018 - ネットステージ進出者をチェック!』

SCHOOL OF LOCK!




まだまだ踊れる?
5/20 メトロック大阪行ってきました!
そこで初めてサカナクションを生で見る事ができたのですが、始まりから終わりまで身体が音に反応しっぱなしで一郎先生の「まだまだ踊れる?」の意味がやっとわかりました。
それにはサカナクションの音楽が音だけじゃなく野外でやるあの光の演出など色んな要素でなりたっていると考えると音楽ってまだまだ僕の知らないボトムがあるんだと思い知らされました。
梅雨の晴れ間
男性/23歳/大阪府




山口「なるほどね。METROCK 2018、東京と大阪に出演しました。でね、大阪には(あしざわ)教頭が来てくれていたのよ。MCの仕事だったのかな?それも……嫁と来ていたのよ、嫁の馬渕と(笑)。でも、奥さんは本当に教頭にはもったいないと思いました。このリア充め……幸せ者には、ヘッドライナーをやっても勝てないなって。ヘッドライナーをやっても手に入れられない幸せってあるんだなって思いました(笑)。でも……ずるいよね。だって全てを手に入れているじゃない!嫁綺麗で、SCHOOL OF LOCK!の教頭を務め、フェスなどのMCを務め、イラストも描いて……成功者やな(笑)。あーむかつく。どうせ、あれでしょ?帰った後奥さんの作った料理とか食べているんでしょ?……こっちは新幹線で帰りにたこ焼きを食べたんだぞ!(笑)。」

たこ焼きと共に東京へ。

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さあ、今回の授業は、今週月曜の生放送教室で発表した、『未確認フェスティバル 2018』ネットステージ進出者の音源をチェックしていきます。

『未確認フェスティバル』とは……
SCHOOL OF LOCK!と、TOWER RECORDS・ドコモ・レコチョクによるインディーズ・アーティストを支援するサイト"Eggs"がタッグを組んでおくる、10代だけが出演できる夏フェス。今年は8月26日(日)に新木場スタジオコーストで行います。

今週月曜日、応募総数3067組から8月のスタジオコースト出演に向けて「ネットステージ」=2次審査に駒を進めた115組が発表になりました。今回のサカナLOCKS!では、そのネットステージ進出者の中から、気になる1組をピックアップします。

SCHOOL OF LOCK!


「未確認フェスティバル2018、今週そのネットステージに進出した115組が発表されました。この115組のプロフィールと音源はサイトでチェックできるので、ぜひ聴いてもらいたいと思うんですが、3067組の応募の中から選ばれた115組……これ、ドキドキやな……その中で、1組こんなメッセージを書いてくれているミュージシャンがいました。」



自分たちの好きな電子音楽やクラブミュージックをもっといろんな場所で届けたかったので、バンド中心のオーディションにエントリーしました。蔦谷好位置氏、山口一郎氏をはじめとする憧れの大人たちに曲を聴いてもらいたいです。
アウェイな場所で初ライブを行ってみたい。誰よりも私的で驚きのあるライブをします。
Applekid




「こういう意気込みが書いてあって、そこには、YUKIさんの「JOY」を作られた、蔦谷好位置さん(未確認フェスティバルの審査委員長)……CANNABISっていうバンドをやっていて、僕は存在を知っていたんです。ちょうどYUKIさんの「JOY」がリリースされる時、実は僕も楽曲提供をしていたんですよ。未確認フェスティバルみたいに、応募するやつで。ビクターの育成バンドにいた僕が、ぴゅっと1曲出した曲……「ワード」っていう曲があって。これはね、実はYUKIさんに歌ってもらうというつもりで作った曲で、YUKIさん用に応募した曲なの。だけど当時、蔦谷好位置さんが書いた「JOY」に負けた(笑)。で、「ワード」は無事、自分のアルバムに収録されて、売上が1,800枚だったっていう(苦笑)。実力差を見せられたわけですねー。」

「この、Applekid、僕の名前を出してくれたということで、僕に曲を聴いて欲しいのかなと思って。ちょっと聴いてみようと思うんですけど。月曜日の生放送教室でも紹介したみたいですね。」

♪ cityscape / Applekid
[ → Eggsで聴くことができるぞ! ]

山口「それでは、Applekidでトラックメイキングをしている、Yuigotくんに電話してみましょう。もしもし!」

Yuigot「もしもし。」

山口「曲、聴いたよ。サカナクションの一郎です。」

Yuigot「大ファンです。Yuigotと申します。」

山口「ありがとうございます。今、二十歳?」

Yuigot「そうです。4月で二十歳になりました。」

山口「じゃあギリギリの挑戦なんだ。※」

Yuigot「本当にそうですね。」
(※未確認フェスティバルは、エントリー時に10代であることが参加条件)

山口「メンバーは、2人?」

Yuigot「そうです。ボーカルの子と。」

山口「その歌っている子とはどこで知り合ったの?」

Yuigot「もともと、僕が一人でトラックメイカーとして曲を作ってライブをしていて、そこで聴いてもらって、コンタクトをとってみたら、たまたま僕のファンだったらしくて……」

山口「へー、ボーカルの子が。何、ファンがいるくらいの活動をしているの?」

Yuigot「いや……Maltine Recordsっていう、tofubeatsさんとかが出しているレーベルで、高校生の頃にリリースをさせていただいて……」

山口「あれ?ちょっと待てよ……お前、素人じゃないな?(笑)」

Yuigot「(笑)」

山口「そうなんだ。トラックは何を使って作っているの?」

Yuigot「Ableton Live……」

山口「そうなんだ。Liveで作っているんだね。」

Yuigot「あと、Massiveと、ネットに落ちているフォーリーサンプルの……ボルトを落とす音とか、木のドアを開ける音とか、それをパーカッションで使って曲を作っています。」

山口「そうなんだ。10代の頃からLiveを使って音楽を作ってはいたんだね。」

Yuigot「そうですね。高校2年生から。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「率直に曲を聴いた感想を言うと、完成度が高いし、音楽の理論も分かっているし、よく出来ているなーと思った。」

Yuigot「ありがとうございます。「ワード」を参考にしたんですよ、実は。」

山口「うそ!?(笑)。」

Yuigot「「ワード」が大好きで……音数が少なくて、ちゃんと四つ打ちのリズムがある感じが。ミニマルだけどすごい染みる。で、メロディーがちゃんと立っている……それを意識して。あと、最近K-POPのIUっていう子が好きで、それがやっているような煌びやかな音色と、「ワード」のミニマルな四つ打ちを組み合わせたらどうなるんだろうって思って作りました。」

山口「はー。ただ、何が曲の中心にあるかが分かりにくかったかな。トラックメイカーの人がボーカリストを入れて曲を作る時によくありがちな傾向なんだけど、トラックのアレンジメントがメインにきすぎて、歌のポジション(聞こえ方)が後ろになっていっちゃうんだよね。」

Yuigot「そうですねー……。」

山口「ミックスとかも、シンセの後ろでなっている音が……」

Yuigot「音、結構でかいですよね。」

山口「うん、でかい。で、EQはよく出来ているけど、曲全体の重心が高いから……まあ、ボーカルの立ち位置かな。そこがはっきり見えると、メロディーもそうだし言葉もよく聴こえてくるかなと思うのと、あとは、音数がちょっと多い気がするかな、この手の曲だったら。」

Yuigot「あー、了解です。」

山口「あと、四つ打ちになるときに、気持ちよくなきゃダメじゃん。四つ打ちになった時に、ビートが一定になった時、四つになったときに、ある程度スピード感を出していくのに、裏拍の意識がもうちょっとそこに出てくると……」

Yuigot「確かに。ハイハット、結構ダウンビートにあるというか……アクセントが。」

山口「そうそう。だからもう少しがらっとそこで変わると、聴き手としてはここが聴かせたいところなんだってポイントが出てくるなって所はあるけどね。」

Yuigot「なるほど。」

山口「全体的に、ずっと歌がいるから、歌のメロディーを追いかけ続けていくうちに歌が終わっていくっていう……メリハリというか構成力が、もう少し、コード展開でもいいんだけど。そういうのがあるともう少しプロっぽいかなと思う。」

Yuigot「そうですね、ありがとうございます。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「ライブはどうやってやるの?持ち時間10分ぐらいらしいよ。」

Yuigot「となると、インストも踏まえて3曲できたら、みたいな感じですかね。」

山口「ラップトップでしょう?」

Yuigot「ラップトップですね。」

山口「で、ボーカルの女の子がいるっていうこと?」

Yuigot「はい。で、普通だったらMCで休憩を入れるじゃないですか。その間、自分だったらインストを流している間にボーカルの方には休憩してもらって。」

山口「僕、ちょっとなんかアイディアあるぞ。なんか、Applekidのテーマ曲があって、この曲(「cityscape」)……この曲をみんなは聴いてくるわけじゃん、ライブには……もう、二次審査を受かって三次審査に行ってるっていう前提で話をしているからね(笑)。」

Yuigot「(笑)」

山口「この曲を聴いてみんな来るわけだから、この曲が始まったらみんな「来た!」って思うわけだから。その時にボーカルが入ってきて、パッと振り返って歌って、うまくお客さんをパフォーマンスで盛り上げていきながら、バンドとは違うっていうスタイルを一つ誇示してこの曲をやりきって、エンドに持っていけばいいんじゃないかな……と思うんだけど。」

Yuigot「すごい参考になります。」

山口「曲は途切れさせない方がいいと思う。MCとかいらないと思うよ。」

Yuigot「そうですね。」

山口「楽しみにしていますんで。まずは、二次審査受かることを祈って。」

Yuigot「ありがとうございます。」

山口「ぜひ、新木場Studio Coastステージで演奏してもらいたいと思っているので、うん。僕には特にそういうのを優遇する特権はないからね(笑)。言っておくけど、僕は審査の権限は何もないんで、ちょっと裏でこう……とかはできないけども(笑)。」

Yuigot「でも、聴いていただけただけで本当に嬉しいです。」

山口「うん、頑張って下さい。じゃあ、二次に受かって、三次のライブステージに行けることを祈っています。」

Yuigot「ありがとうございます、頑張ります。」

山口「じゃあ、ボーカルの子にもよろしくね。」

Yuigot「あ、了解です。伝えておきます。」

山口「それじゃあね。」

Yuigot「はい、おつかれさまでした。」

山口「おつかれさまでしたー。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「……慣れてんな(笑)。最後の「おつかれさまでした」は、完璧に業界側の挨拶だからね(笑)。「バイバーイ!」じゃないからね(笑)。でも、トラックを聴いたら分かるけど、ちゃんとやってきている人だね。」

というとことで、そろそろ今回の授業も終了の時間になりました。

「今回、曲を聴いて思ったのは、やっぱり音楽を最初に聴く場所っていうのがCDとかじゃなくてネットになっているんだなっていうのは思ったね。体で感じるっていうものを、どれくらい出ていないけど感じさせられるかっていうか……そういうのって体験しないと分からないところだから。ネットとか、ヘッドフォンの環境で音楽っていうものを手に入れている世代だと、そこを掴み切れいないところも実はあるんだよね。」

「まあ、サカナLOCKS!的には、曲の良い悪いは置いておいて、ロックバンドが立ち並ぶ中で、ラップトップで勝負してやろうっていうその心意気には、本当に熱い思いを投げかけたい。僕はね、デビューしたのは26歳……27歳かな。26歳の終わりくらいかな。ビクターの育成バンドになったのは18歳。レコーディングとかを経験したのはもっと後で、20歳の頃くらいは釣りばっかりしてましたから。未確認フェスティバルに出る生徒諸君は、本当にすごいチャンスを掴んでいるんだなと思うし、そんな若いときから音楽に携わって音楽のことを考えていられているのなんて、なんか幸せだなーと……羨ましいなと先生は思う。だけど、未確認フェスティバルに出られなかったミュージシャンのみんなもね、先生みたくデビューするのが遅くたって後から夢は叶うわけだから、諦めずに続けていれば。僕はいろいろ思うんだけど、いろいろ意見はあると思うけど……夢ってね、叶うって思っていないとやっぱり叶わないから。なんとなく続けていても、目標を持って続けていかないとね、叶わないいと思うんだよ。あと、叶わないかなーと思っていたら、続けられないっていうのもある。ただ、東京っていう街はなんとなく夢を追い続けられる街だから、ちょっと怖いところでもあるんだけど……でも、思い切って音楽で夢を叶えたいと思うんだったら、東京に来てみたり、ライブをするためだけに来てみたりとか、ライブを観に来たりすると良いと思う。体験ってすごく大事なんでね。出場するApplekid以外の114組のミュージシャンの皆さんも頑張っていただきたいなと思います。」

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