「ニューアルバム『834.194』を聴いた生徒に逆電!」

SCHOOL OF LOCK!


山口「はい、講義を始めますから席についてください。Twitterを開いている人はTwitterを閉じなさい。Instagramを開いている人はInstagramを閉じなさい。YouTubeを見ている人はYouTubeを閉じなさい。講義が始まりますよ。先週水曜日にサカナクションのニューアルバム『834.194』がリリースされまして、本当にたくさんのリアクションをいただいています。誠にありがとうございます。」


mv
『忘れられないの』のMVを見ましたー
速度制限マンが出てきた時は笑いました
最後のみんなで一列で踊ってるところが好きです
一回見た後から忘れてられなくて
何回も見返してます
Mステの演出も文字のフォントとか画面の比率とか古い感じで見てて楽しめる演出でした!

夢現(MUGEN)
男性/16歳/宮崎県


「そう!「忘れられないの」のMVが公開されました。これはね、「新宝島」とか「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」「さよならはエモーション」とか、サカナクションのMVを多く担当してくださっている田中裕介監督がディレクターに立って作ってくれたんですけど、僕、田中監督に言ったんですよ。「サカナクション6年ぶりのアルバム。そのリード曲の「忘れられないの」のMVは、もう、絶対に外せない!」……と、もう、プレッシャーをかけるだけかけて。ミュージックステーションの出演も決まっていたので、その演出も含めてどんなものにしようかっていう話し合いを重ねました。80年代をリアルにリスペクトを込めてやってしまおうっていう形で完成したんですけど。画角とかもね、4:3って言われている正方形に近い画角で、僕らは見慣れているんですけど、生徒諸君はあんまり見慣れていないですよね。なんとなく80年代……昔の感じだなっていうのは伝わったと思うんですが、どう捉えたんですかね。気になりますけど。僕らは、懐かしい中に新しさがあるなって最近思っていて。未来にくるものっていつも何か懐かしく感じるっていうか。だから、逆転しているんだなって感覚はありますよね。再生回数も本当にすごい伸びで。ミュージックステーションも本当に好評で……ありがとうございます。」



サカナクション/忘れられないの


834.194
834.194、リリース日に早速購入し、拝聴させて頂きました。どれも丁寧に作り込まれた名曲ばかりで、リスナーに本当に良い音楽を届けたい、という思いが伝わってきて、リリース日が伸びてしまうのも納得でした。また80年代のような懐かしさも感じられ、親世代の曲で育った私はとても嬉しかったです。イギリスのロックなどが好きだった母(魚民)にも聴かせると、「懐かしい!!!」と興奮気味でした。因みに834.194の中で私の一番のお気に入りは「モス」です。懐かしいアレンジと高揚感が堪らないです。
ミュージックステーションも拝見させていただきました。80年代感が忠実に再現されていて最高でした。songsの放送も楽しみにしています。

電線芸者
女性/17歳/愛知県


「そう。先週はミュージックステーションに出演しまして、MVの演出をそのままやったんですけど、プロモーションで名古屋とか大阪に行ってきたんですよ。名古屋では公開生放送……ガラス張りの外に面しているところでMCの方とお話しするっていうやつをやってきたんですけど。過去何度かやったことあるわけ。大体20人〜30人かな……くらいのつもりで、「よろしくお願いしまーす。」って、外につながる部屋に入った瞬間……道路一面お客さん!500人くらいぶわーっていて。なんか……僕、何が起きているのか分からなくなっちゃって、……何?人気者?(笑) 俺、人気者!? みたいな(笑)。名古屋から大阪に移動する新幹線では、「頑張ってください!」って励ましてくれる人がホームにいたんですよ……何人も。そういう経験があんまりないから、僕。そこで、新幹線、乗るわな。で、ホーム側の席の窓側だったんですよ。すると、座った窓の向こうに、ホームで待ってくれていた人たちが手を振ってくれているわけ。僕……それにどう対応すればいいか分からないじゃない(笑)。こっちはもう着席して、発車待ちなわけね。向こうはその発車待ちの僕を眺めているわけ。……これの対応方法の正解を僕の中で考えたんだけど、僕の中の正解は、"笑顔で微笑み会釈"が僕の正解だったね(笑)。あれはもう……ちょっと……恥ずかしいね。嫌だとかじゃないし、すごく嬉しいんだけど……思わず、窓のカーテンをしゃっと閉めたくなる(笑)。」

SCHOOL OF LOCK!


「そんなMステの後に、僕は軽い気持ちで……本当に軽い気持ちで申し訳ないんだけど、『NFパンチ』という番組をリリース記念で、外伝としてYouTubeだけで復活させようって、プレスリリースなしでサイン会をやって、「SNSで知りました」っていう人が来たら終了っていうので、何枚売れるかっていう検証をしたんですよ。そしたら、Twitterのトレンドに入っちゃって。何十万いいね!みたいな(笑)。僕……もう、本当に軽い気持ちだったから。本当はヘアメイクとかスタイリストの人も来てちゃんとやろうかって言っていたんだけど、ヘアメイクの人は寝坊して来られなくて、スタイリストの人は忘れて来なくて、僕は風呂上がりで髪ビタビタのまま……すって来ちゃっていて(笑)。そのまま手書きでポップを書いて、「じゃ、やりますかー。」くらいの感じでやった……本当に、本当にどうでもいい軽い企画だったんですよ。それがなんかバズっちゃって……サカナクションって今、来てる?来てるんちゃうん?みたいな(笑)。……こんな言い方をするといやらしいけど。本当にみんながこんなに応援してくださっている気持ちが理解できていなかった。今回ちゃんと実感できたので、これからもちゃんと音楽をやっていきたいと思います。……本当にびっくりするのよね……。」



山口一郎の勝手にサイン会 【NFパンチ -外伝- 】

「それでは、黒板を書こうと思うよ。」

SCHOOL OF LOCK!


今回は、ニューアルバム『834.194』を聴いた生徒に電話をして、直接感想を聞いていきます!


834.194最高です!
834.194販売開始おめでとうございます!
私は学校行く途中にフラゲしてそのまま学校にいきました。早く聴きたすぎて昼休みに友達と先生に内緒で聴いてたらバレて怒られました…が悔いはありません笑 モスがとても心に響きました…!

卵焼きは甘い方が好き
女性/14歳/千葉県


山口「もしもし!」

卵焼きは甘いほうが好き(以下、卵焼き)卵焼きは甘いほうが好きです!」

山口卵焼き、アルバム買ってくれたんだね。」

卵焼き「アルバム買いました。」

山口「学校に行く途中にフラゲして?」

卵焼き「そのまま学校に行っちゃいました(笑)。」

山口「え、学校に行く途中に買って、それはいつ聴いたの?」

卵焼き「学校に行く途中に取りに行って、学校にそのまま行って昼休みに聴いていたら、先生に怒られました。」

山口「ははは!(笑) 怒られちゃった?あれ……没収とかされなかった?大丈夫?」

卵焼き「没収はされませんでした。」

山口「そっかー……ありがとう。14歳ってことは?」

卵焼き「中学校3年生です。」

山口「3年生か。サカナクションを最初に知ったのはいつ?」

卵焼き「小学4年生です。」

山口「小学4年生か(笑)。どうやって知ったの?」

卵焼き「お父さんが『sakanaction』のアルバムを買ってくれて。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「お、それからだ。ライブは来たことある?」

卵焼き「ライブは、この前の幕張のライブを2日間とも行きました。」

山口「え!2日間とも来たの?誰と行ったの?」

卵焼き「1日目が友達とで、2日目が家族とです。」

山口「どの辺で見てた?」

卵焼き「1日目がレギュラーの後ろ側で、2日目がプラチナムで見ました。」

山口「あ、プラチナムでも見たんだ。どうだった?聴こえ方違った?」

卵焼き「全然違いました。」

山口「あー……!6.1chって感覚わかった?」

卵焼き「はい。なんかもう……「あー!!」ってなりました。」

山口「そっか……よかった。あの6.1chを体験しちゃうと、他のコンサートに行ったら音しょぼいって思うと思うよ(笑)。」

卵焼き「他のバンドさんよりもすごく音が綺麗でした!」

山口「そうだろ、そうだろー!うんうんうん。いいぞ、いいぞー(笑)。」

卵焼き「ふふふ(笑)。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「ちなみに、卵焼きは甘いほうが好きちゃんは今回のニューアルバムを聴いてどの曲が好きだった?」

卵焼き「1番好きなのは「モス」です。」

山口「おー。どんなところが?」

卵焼き「なんか、「モス」ってもともと「マイノリティ」って曲名だったじゃないですか。」

山口「うん。前のツアーとかではね。」

卵焼き「私が結構人と感覚がずれていて、少数派意見になりがちで。その時に「モス」を聴いて、歌詞がすごく少数派も肯定してくれていて。さらに、リズムもかっこいいっていうのに感動しました。」

山口「そっか。じゃあ、卵焼きはいつも学校とかで友達と意見が割れちゃったりすることが多いんだ。」

卵焼き「結構多いです。」

山口「それはどういう時?」

卵焼き「学級会もそうだし、私なかなか言い出せなくて……」

山口「あー……なるほどね。言い出せないんだ。」

卵焼き「はい。」

山口「この「モス」を先生が書いた時にはね……マイノリティっていう言葉って結構強烈じゃない?」

卵焼き「強烈です。」

山口「うん。だから、それを曲のタイトルにしようと思っていたんだけど、本当にマイノリティっていう部分で悩んでいる人の心の苦しみって、相当なものじゃない。卵焼きが学級会とかで、人の意見に賛同できなくて流しちゃったり、そこで苦しんでいることとか……それを全てここで代弁することは、僕は出来ないなって思ったんだよね。だから、もっと感覚的にこの曲を伝えるにはどうしたらいいのかなって。このマイノリティっていう感覚を伝えるにはどうしたらいいのかなって考えてできたのがこの「モス」っていう曲だったから。それが卵焼きの心にちゃんと届いたんだったら、僕はすごく嬉しいな。」

卵焼き「すごい……蛾で表現していてすごいなって思いました。」

山口「ははは!(笑) すごいだろ、蛾で表現して(笑)。」

卵焼き「すごかったです(笑)。」

山口「この曲ね、MVを撮ったのよ。相当ぶっ飛んでるよ。多分ね……卵焼きが見たら、最初は固まると思う。それくらい見る人を選ぶMVだから、是非見てもらいたいな。」

卵焼き「はい。」

山口「アルバム6年かかったけど、次は卵焼きが高校生在学中くらいに出そうと思うから、待っていてください(笑)。」

卵焼き「待ってます!」

山口「またライブで会いましょう。」

卵焼き「はい!」

山口「ありがとねー。ばいばい。」

卵焼き「ありがとうございました。ばいばい。」

SCHOOL OF LOCK!


今回の授業も終了の時間になりました。

山口卵焼きは甘いほうが好きちゃんは、小学校4年生でサカナクションを親の影響で聴いたって言っていたけど、自分が小学校4年生の時はフォークソングしか聴いていなかったからね。小学校4年生の子に自分たちの曲が届いているんだ……。そして、小学校4年生が、6年経つと中学校3年生になるんだっていう(笑)。当たり前だけど。それにも驚愕したな。でも、これからもちゃんとみんなに届けられるように音楽を作っていきたいなと思います。……本当にね、6年ぶりにアルバムを出して、みんながアルバムを待っていてくれたっていうこと。それに僕自身も驚いたし、感謝の気持ちもこみ上げてきたし、周りの仲間みんなにも本当に感謝だなと。今まで以上に。応援してくださっているリスナーだったり、このサカナLOCKS!のチームだったり、プロモーターやメーカーの人、マネジメントだったり……本当に感謝をしたいと思っています。次はどんなものを作るか、いつリリースされるかわからないけど、今まで以上に……当たり前だけど、手も抜けないし、今まで以上に深く潜らないとなっていう決意が湧いてきましたね。責任があるね。」

「モス」のMVがGYAO!で先行公開されています。これはね……非常に見る人を選ぶ。ある種、忍耐力のある人が得をするMVになっているので、是非チャレンジしてもらえたらと思います。「忘れられないの」とはまたちょっと違う……"なんだこれは感"がすごくあるので、楽しみにしていただけたらと思います。」

GYAO!で先行公開されている サカナクション「モス」 MV [→コチラ!]


サカナLOCKS! 放送後記

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