「宿題『STAY HOMEで変わった音楽のこと』」

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2020年5月15日(金)PM 11:27 まで



今回は、宿題『STAY HOMEで変わった音楽のこと』に提出された、皆さんの回答を紹介していきます。宿題を提出した生徒の中から2名に、一郎先生の自宅で見つけたNF Tシャツと非売品のNF歯ブラシをプレゼントします!

山口「本日のサカナLOCKS!も、リモート放送でお届けしています。4月7日に緊急事態宣言が出てから1ヶ月が経ちました。しかも、延長になりましたね。これはちょっとただ事ではなくなってきました。生徒の皆さんも、学校が休校になったり、不要不急の外出を避けるために自宅にずっといるっていう……受験生とかも、自習になっているっていう想像できない時代が訪れています。

そんな風に自宅にいる時間が増えていると思います。4月よりも、もっと前……2月末からほとんどのライブが延期、中止になっていて、CDのリリース自体も延期するところが増えていますね。これは、ライブ業界、エンターテイメント業界が事前にライブを延期にしたり中止にしたおかげで感染者が大幅に減ったんじゃないかっていう声もあって……1億何千万人の動きを止めたらしいんですよ。その辺は、音楽業界は対応ができたのかなと思っています。そんな今までとは違う日々の中で、生徒の皆さんの音楽との関わりがどう変化したのか、届いた宿題を紹介していきたいと思います。」

★変わったこと!
まず一つ目はサブスクの利用を始めたことです!今まではウォークマンで音楽を聞いていましたがこの休みを機にいれてみました!2つ目はYouTubeなどで新しくミュージシャンを探すことです!さなりというアーティストさんに出会うことがでしました。自分より年下のアーティストはとてもかっこよく感じました。
クリロナの犬
男性/17歳/群馬県


「確かに、今まで使っていなかった層がサブスクリプションを使っているというデータが出ていますね。やっぱり、ミュージシャンを応援したいっていう気持ちによって、CDを買ったりBlu-rayを買う人が増えたり、在宅で音楽を聴いたり、家でライブを見たりするっていうことが増えているみたいですね。これは、ミュージシャンとしては嬉しい傾向かなと思います。新しい音楽を見つけるってなかなか踏み切らないですもんね。保守的になるというか。そこに攻めていくというのは非常にいいチャンスを利用しているのかなと思いますね。」

大学生です。ベースやってます。
最近弾き語り動画づくりに挑戦しました! 緊急事態宣言がでてサークルの活動が全く出来ないので、せっかくやる気のある新入生が路頭に迷ってしまっていました。そこで、友達と在宅でも楽器を始める人を応援できるように、楽器紹介や弾き語りの動画を作って配信することにしました!実際なかなか難しかったです。
新しいことにチャレンジできてとても良い経験になりました。さらに自分の演奏の弱点も見つけられてとても有意義でした。
あるかどるか
男性/19歳/福島県


「おー!ただ自分たちが楽しむためにやっていたのを、配信とか、人に発信するっていうところにマインドがいっているっていうのは、すごいミュージシャンらしいですよね。ミュージシャンとしての第一歩に近いのかなと思いますね。リスナーがいるっていう状況でやるわけですから。その変化は、先生たちが大学生や高校生の時代と比べると、圧倒的に違う変化ですよね。

先生たちの時は、CDを作るっていうことがもう、すげーっていうことだったのが、今じゃ自分の演奏だったり、活動を世界にすぐ発信できてしまうっていう……そういう時代はとっくにきていたんだけど、これを機にそれを始めるっていう人が莫大に増えているのは、ジェネレーションとしてはすごい変化なんじゃないかと思いますね。だって、その中から優れたやつが出てくるわけですよね?それに影響を受けた人がまた出てきて……っていう風に。ある種、新しいシーンが生まれつつあるのかなと。そういうきっかけになるんじゃないかと思いますね。すごい。」

私は今休校中でいつもあまり話さない弟と話すようになりました。弟が大好きで、おすすめしてくれたサカナクションに衝撃を受け、YouTubeでライブ映像の配信を見て、もう、くらったという感じです。毎日つまらないと思っていたけど、サカナクションを1日中聞いているし、毎日インスタライブやラジオや土曜日のライブ配信を楽しみに頑張っています。サカナクションを聴くとワクワクもしますし、心がグッてなります。孤独も感じるのに何故か居場所になってくれているんじゃないか、みたいな感じです。サカナクションに出会えたのが私の新しい音楽との出会いです。いつか絶対ライブに行きます。
つまんないうさちゃん
女性/17歳/愛知県


「この "弟とあまり話さなかった"のが、このSTAY HOMEによって話すようになったっていうのは……なんか微笑ましいというか、すごい良いことですよね。で、弟からサカナクションを知って、サカナクションのライブ映像を見てはまったっていうのは……このSTAY HOME中に家族との絆が深くなり、且つ、新しい音楽と出会ったっていう。これは大きなことだと思いますね。サカナクションは今毎週土曜日にLIVE映像を配信していて、次の土曜日で最後になるのかな。そこで、新しいファンが増えているんですよ。で、前回、歌詞表記をしたんですね。

そしたら、新しいファンが多くて、「歌詞が見られてよかった!」っていう人がたくさんいて……なるほど、こういう風にみんな家にいて、普段、サカナクションは食わず嫌いだったけど聴いてみたら良いんだって思ってくれている人が増えているっていうのは、他のミュージシャンもどんどんやるべきだなと。みんなの時間を音楽にたくさん使ってもらえるように、このSTAY HOMEの時間を音楽一色にできたら良いなと思いますね。みんなテレビを見ないでオンラインでライブを観ているわけですからね。それはすごいことだなと思いますね。」

★Stay Homeで変わった音楽のこと
こんばんは!初書き込みです!僕はYouTubeやInstagramでギターの演奏の動画をよく見ます。今までは見たり聴いたりしているだけでしたが、このStayHomeの時間で何か新しいことを始めようと思いギターを始めました。ギターの練習を始めたことで今までなんとなく聴いていた曲のコードなど、詳しいことが知れて音楽について更に興味を持てました。
な、
男性/16歳/新潟県


「ギターを始める、楽器を始めるきっかけになったっていうのは結構大きいですね。実際、ライフスタイルの中で音楽を聴くっていうことだけじゃなく、自分が好きな曲を弾いてみて、その構造だったり難しさみたいなものが分かるっていうのは、さらに新しい音楽を見つけるきっかけになったりするんですよね。弾いてみるとわかるっていうか……中に入り込んで見るとその曲の素晴らしさが分かったりするっていう。

先生がよく言う、"美しくて難しいもの" を理解するのには時間がかかるけど、理解できた時の達成感や高揚感っていうのは、先生方の世代にはよくあったんだよねっていう。そういうことがこのSTAY HOME中に達成できている。これをきっかけに、例えば難しくて読まなかった本を読み始めたとか、理解できなかったものの美しさが分かったりするっていうのは素晴らしいことかと思いますね。」

★STAY HOMEで変わった音楽のこと
おじいちゃんの家に父や父の兄弟が僕くらいの歳の時に買ったCDがめちゃめちゃあるのでそこから数枚見繕ってきて聴いてます。
具体的には、
LUNASEA
森高千里
CHAGE and ASKA
米米CLUB
L’Arc〜en〜Cielとかです!
名前は聴いたことあったけど曲は聴いたことないアーティストが多くて面白いです!音楽には今も昔も関係なくかっこいいのはかっこいいんだなと思いました!
燃え尽きた文房具
男性/17歳/秋田県


「おい、ちょっと待てよ……お父さん、おじいちゃんが聴いていた音楽がこれっていうことは、お父さんとかひょっとしたら先生と同い年くらいなんじゃねーのか?これはね……違う意味で先生はすごいカルチャーショックというか……昔、人が言っていたことが自分の身に起きた感じがあるな。話している相手のお父さんが自分と同じ年齢になったということが40歳に近づいてくるとあるっていうことだな……これ、先生は今、初体験だぞ、多分。だからそこに対するショックが大きいから、少し気持ちがふわっと落ちたな(笑)。でも、先生たちが感動してきている音楽なんだから、今の人たちもそれを新しい音楽として聴くと、絶対に新しく感じると思う。過去に対して新しさを感じて、これから生まれてくるものには懐かしさを感じるっていう。先生が大好きな写真家の森山大道さんの本のタイトルで『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』っていうものがあって。

要するに、言いたいことはそういうことで。先生たちも80年生まれだけど、80年代の音楽はリアルタイムに聴いてこなかったんですよ。なんだけど、今それを聴くとすごく新しく感じるし、自分がそれに影響を受けて音楽を作ると、未来の音楽は懐かしく感じてくると。だから、こういう風にサイクルをしてるんだなっていうのは、音楽をやっているとより感じるし、みんなが音楽を追いかけているとそういう風に感じると思う。これはファッションにもあるし、デザインにもあると思うんですよね。だから、そういったことが起きているということがこのSTAY HOME中に感じ取れたということは、非常にハナマル!」

★STAY HOMEで変わった音楽の事
わたしは、臨時休業が始まってすぐの頃、お父さんのPCにフリーの
DAWソフトをいれて貰って、音楽を少し作るようになりました。
また、サカナクション先生が今までのライブ映像を配信してくれたり、
それ以外にもサカナクション先生先生の音楽を聴く機会が増え、
サカナクション先生の音楽のようなかっこいいダンスミュージックにより
興味が出てきて、そんな音楽が作れるように沢山聴いて、作っています。
(思った通りになかなかできませんが。)
龍璃
女性/13歳/長野県


「13歳の女の子が……!自分でダンスミュージックを打ち込むって……ここはロンドンか!?って感じですよね(笑)。だってね、クラブに人が来ないとか、遊び場所は音楽じゃなくて居酒屋になっていったとか言っている時代がずっとあった中で、自分の好きな音楽がどういう風にできているのか、自分で作ってみようって13歳の子が思うって……これ、予感がするな。コロナウイルスを経験した10代たちが新しく作っていくカルチャー……音楽の中だけでもこれだけ起きているんだから、多分それぞれの中でいろいろ起きていますよね。ファッションだってテレワークだから(オンライン会議などでは)上半身しか映らないわけですよね。

だから、上半身のなかでどうデザインするかっていうことがこれからいろいろ出てきたり、テレワークの中でどうオシャレするかっていうのを若者たちが考えていくと、そこに新しいカルチャーが生まれたりするわけですからね。音楽の中だけでこんなにあるんだから、多分、アフターコロナのカルチャーシーンっていうのは、非常に僕らが想像できていなかったわくわくする未来が待っているかもしれない。そんな気がします。」

そろそろ今回の授業も終了の時間になりました。

「今回、紹介したもの以外にもたくさんの書き込みをいただきました。皆さん本当にありがとうございます。テレビのニュースをつけたら、今日は何人感染者が出て、何人がお亡くなりになりました。どの地域で何人感染者が出て……っていう暗いニュースだったり、かといってSNSでは、誰かが誰かを笑ったり怒ったり……本当に殺伐としたニュースばかり目につくようになってきていますけど、今日みんなの書き込みを見て、閉鎖的になっている人ももちろんいるだろうけど、こういう状況だからこそ何か新しいことを始めたり、自分が好きだったものがどういう構造になっているのか知ろうとしたり……新しいことにチャレンジしている人がたくさんいるんだなっていうことに、先生はすごくポジティブになったし、コロナウイルス以降の日本のカルチャーシーンに対して、音楽シーンに対してすごく希望が持てましたよ。何か新しいことを始めることってすごく勇気がいることだと思う。

それはなぜかっていうと、新しいことを始めるために何かが犠牲になるかもしれないと思うから。例えば、時間であったりとか。でも、このコロナの状況でみんな勇気を出して始めようとする人が増えてきている……そんな感じがしますね。だから、僕もみんなに負けないようにミュージシャンとして前向きに新しいことを始めて戦っていきたいと思いました。本当にありがとうございます。」

「では、一郎先生の家にあったNF TシャツとNF歯ブラシをセットにして2名の生徒にプレゼントしますよ。では、1人目は……」

つまんないうさちゃん (女性/17歳/愛知県)

「コロナウイルスの影響で弟と話すようになってサカナクションを知ったという、家族の絆と音楽を手に入れたつまんないうさちゃん。もう1人は……」

龍璃 (女性/13歳/長野県)

「自分でダンスミュージックを作っちゃおうと思った13歳の女の子、龍璃ちゃん。この2人に先生のクローゼットで眠っていたNF Tシャツと非売品の歯ブラシをプレゼントします!」

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