SAKANATRIBE 出演ラインナップを紹介!

SCHOOL OF LOCK!




★先生、本当にありがとうございました!
逆電してもらった遠距離通学です!
逆電のあとで親からチケット買ってもいいよと言われました。先生のおかげです!SAKANATRIBE行けたら先生にも直接お礼を言いたいし、副担任'sにも会いたいな・・・
遠距離通学
女/13/北海道




山口「おめでとう!!この生徒は、僕が電話をしてお母さんを(『SAKANATRIBE』に行くことを許可してくださいと)説得した生徒ですね。お母さん……先生の説得に答えてくださったということで。本当にありがとうございます!電話した甲斐がありましたね、本当に。7月17日(日) 北海道のいわみざわ公園で行う野外オールナイトイベント『SAKANATRIBE』にて、お母さんと遠距離通学ちゃんを暖かく抱擁したいと思います(笑)。会うの楽しみですね。実際に僕も会場をうろうろしていると思いますので、本当に会えると思うし。ちゃんと声かけてくれるかな?緊張しないかな?大丈夫かな?「遠距離通学です!」って声かけて欲しいですね、お母さんと一緒に。楽しいイベントにしないとね。」

「そして『SAKANATRIBE』のチケットですが、なんと……ソールドアウト!テッテレー!(←口でファンファーレ) (笑)やりました。前売りは完全にソールドアウトですよ。当日券、出るかな……?」

『SAKANATRIBE』オフィシャルサイト[→コチラ!]

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「さて、7月17日(日) 23時より、北海道のいわみざわ公園で行います、野外オールナイトイベント『SAKANATRIBE』ですが、出演する皆さん、つまりラインナップ、そしてその音楽の楽しみ方についての授業を音楽と共に紹介していきたいと思います。ラジオを聴いているみんなは、普段聴いている音楽とまったく違うジャンルの音楽が流れると思いますよ。まずね、歌がないからね。みんなは曲が始まるとまず歌を待つよね?歌が始まると、次はサビを待つよね。そういう聴き方とは違う音楽を奏でている「クラブミュージック」と呼ばれる音楽をやっている人たちが次から次へと紹介されていくので、みなさん注目していてください。」

♪ Deck The House / Akufen


「まずは……Akufen!カナダ出身のアクフェンですね。これは、テックハウスというジャンルの音楽なんですが、(音楽を聴きながら)これはCDが飛んでいるわけではないぞ。これがグルーヴになっているわけだ。かっこいいねー。Akufenは今回ライブセットで出演ということで、DJセットではありません。みんながよく思うライブって、メンバーが4?5人いて、ドラム、ギター、ベースとかを持ってステージで演奏するイメージがあると思うけど、クラブミュージックでのライブとは、そういう形態のライブとは少し違いますね。Akufenは、ラップトップ(パソコン)1台と、(リズムの)キックの音だけを鳴らすシーケンサーやキーボードを使って、一人でプレイするんですね。これもライブって呼ぶんですよ。これがまた面白いところで、リアルタイムで歌のない音楽を一人でトラックを使って演奏する。以前、サカナLOCKS!にAkufenがゲストで来てくれましたが、そのときの『NF』ではDJセットだったので、自分の曲や人の曲をCDや音源としてかけているだけだったけど、今回はオリジナルの生のライブを体験できるので、楽しみにしておくべきだと思います。」

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♪ Earth Beats / Kuniyuki Takahashi Official SoundCloud[→コチラ]


「続きまして、Kuniyuki Takahashi。(音楽を聴きながら)……イェーイ!めっちゃかっこいい。僕らは北海道出身で、Kuniyukiさんも北海道出身のミュージシャンで、よくライブに行ったりしていました。Kuniyukiさんも今回ライブセットで出演していただきます。Kuniyukiさんのライブもすごく素晴らしくて、鍵盤をリアルタイムで弾くんですよ。トラックを流して鍵盤をリアルタイムで弾いて、そこにエフェクトをかけたりするっていうライブで。この間、新作も出て、それもめちゃくちゃ素晴らしい作品でした。これはみんなが勉強する時とかに聴くと、すごくいいと思いますよ。あとね、北海道のミュージシャンってどこか切なさがあるんですよね。多分、冬になると雪が積もって、そういう景色を見ているからなのかなって思うんですけど。北海道出身のミュージシャンからはそういった共通点を感じます。Kuniyukiさんは、ドイツとかでライブをするとめちゃくちゃ盛り上がるんですよ。ファンが多い。日本よりも海外にファンが多いんですね。サカナクションは、Kuniyukiさんに「サンプル」という曲リミックスをしていただいたことがあるので、ファンの中でも知っている人もいると思うんですけど。これはすごく僕らも楽しみ。北海道の大先輩です。」

♪ To The End Slowly / GONNO


「続きまして、GONNOさん!GONNOさんは、前々回の『NF』にも出演していただきました。基本的には、ハウスのDJとしてプレイすることが多いんですが、かっこいいテクノとかもいっぱい曲を作っていて、素晴らしいミュージシャンです。めちゃくちゃかっこいいんですよ。人柄もすごく良くて。元々はロックバンドをやっていたらしくて、ロックからクラブミュージックに流れていった人なので構成力もあるし、ロックミュージシャンにも分かりやすいところがたくさんあるんですね。(ちなみに、Four Tetっていうミュージシャンも元々ロックバンドでギターをやっていてそこからトラックメイカーになっています)。結構バンドからトラックメイカーになる人も多いんですよ。日本からもそういう人がたくさん出てくるといいなと思うんですけど。そのうちの一人ですね。」

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「きょうの授業をiPhoneとかで聴いている人は、低い音がなかなか感じにくいので、カチカチいっているだけかもしれないんだけど、実は、今紹介している曲たちにはものすごく低い音が入っていますから。これを感じられないと全然聴こえ方が違うのよ。アウトプットっていうのは大事だね。みんなはどんな環境で音楽を聴いているのかな?」

♪ Love Beat / 砂原良徳


「続いては、砂原良徳!まりんさん。元々、電気グルーヴのメンバーで、ソロとしても活動されていて、脱退後はソロとしてやっているんですけど。僕ね、まりんさんが出す音で、嫌いな音がひとつもない!全部好きな音で構成されてるの。まずね、出音が本当にいいんですよ。だから相当、感動すると思いますよ。かっこいいー……。まりんさんも、実は北海道出身なんです。僕が通っていた高校のすぐ近くの高校だったんですね。サカナクションのリミックスもしてくださっていますし、マスタリングもやってもらったりしています。」

♪ Logo Queen / So Inagawa


「続きまして、So Inagawa。僕たちの『NF』にも出演していただいて、いま海外のクラブミュージックチャートで1位になったりする、注目のトラックメイカーですね。Soさんのテクノから、僕はすごく日本の "侘び寂び" を感じるんですよ。そして、DJで流そうとすると音を繋ぐのが難しかったりするんですよ。というのは、音に独自性があるし、音数が少ないのに、音が詰まっているんですよ。めちゃくちゃかっこいい。So Inagawaさん、ライブに注目ですね。」


「そして、Daito Manabe + Setsuya Kurotaki (Rhizomatiks) 。『NF』でおなじみのRhizomatiksという、Perfumeとかの演出をやっていたり、今度ビョーク(Bjork)とも一緒にやるんですよ。その2人が今回DJとVJも担当してくれますので、すごいライブが観られるんじゃないかと思いますね。そして私、Ichiro YamaguchiもDJで出演いたします。久々にロングDJなので楽しみですね。そして、Motoharu Iwadera + Keiichi Ejima (フタリテクノ)ですね。これもふたりでオリジナルの曲を演奏してくれることになっています。それ以外にも、たくさんDJで出てくれることになっています。ステージも2ステージあります。メインステージとサブステージみたいな感じじゃなくて、どちらもメインステージって考え方なんだけど。2ウェイっていって「2つのスピーカーを鳴らすステージ」と、4ウェイっていって「前と後ろ、4つのスピーカーで囲むようにして聴くステージ」がありますので楽しみにしていてください。」

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「歌がない音楽なのでね、どう楽しむかっていうのは難しいんだけど、重要なのは、ステージに背を向けていてもいいし、下を向いていてもいいし、友達と話していてもいいし、座っていてもいいし、立っててもいいし、飲んでてもいいし、食べていてもいいの。その空間に音が流れているっていうことを楽しむっていうね。これはすごく簡単なことのようで、みんなからするとすごく難しいと思う。なぜかというと、普段のライブは観る先があるから。どちらかというと、人に会いに行くことがライブでもあるということ。好きな歌を歌ってくれている人が目の前にいるという感動もみんなの音楽の一部になっていると思う。もちろん、今回のイベントにもそういう楽しみはある。だけど、音楽を聴いて体が自然に動く、その場にいる人たちが踊っているのを見る、そして自分もそれを真似して踊る。そうして時間が経っていく。一緒に朝を迎える。そういった経験を積みに行く、体験しに行くというのが今回のイベントの楽しみなんです。是非それを踏まえて楽しんでいただけたらと思います。」

「あとね、ステージ以外でもみんなうろうろしているから。先生もだけど。写真撮ってとかサインしてっていうのは、一人やると列になったりするから、他のミュージシャンがやっているときには失礼になるのでよくないけど、握手したり、話をしたりすることはできるから、どんどん話しかけて欲しい。「先生!」って腕を掴んでもいいから。是非一緒に朝まで踊りましょう。」

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「各ミュージシャンはYouTubeとかにも音源があるから検索して聴いてみたらいいとおもいますし、どんな雰囲気なんだろう、不安だな、って思う人は、『BOILER ROOM』って検索すると、海外のクラブの風景が見られるので、こんな風に踊っているんだってわかると思う。みんなね……適当(笑)。誰も見ていなかったり、会話をしたりとか。それが普通の空間なのでね。自由に好きに楽しんでくれていい。失礼なことなんて何もないからね。そして、ここでサカナLOCKS!の生徒にお知らせがあります……!

『SAKANATRIBE』に、サカナLOCKS!もブースを出します!

……生徒同士そこで知り合うのもいいですね。先生もサカナLOCKS!ブースに顔を出しますよ!そこでどう楽しんでいいかわからない人たち同士集まって一緒に音楽を楽しむ場を作ったらいいと思います。どう楽しんだらいいか、どこに行くかとかね。お母さんたちの交流もここで生まれるんじゃないかと思うし、普段サカナLOCKS!の番組を作っているスタッフがみんないますので、サカナLOCKS!のお話を聞いたりしてもいいかもしれません。そこには、僕だけじゃなくてメンバーも顔を出すと思うので、そこで一緒に交流しましょう。是非、『SAKANATRIBE』で一緒に朝まで踊りましょう。」

今回の授業も終了の時間になりました。

「歌がない音楽を楽しむっていうのはすごく難しいと思う。作っている人はロックバンドの曲を作っている人たちと同じように、同じ気持ちで音楽に取り組んで作っているんですよ。だからそこには必ず何かがある。理解できなくても、難しいなと思っても、そこには必ず工夫が入っているのでね。難しいものを面白くないなと思うのではなく、飛び込んでみて体験してみることでその面白さを見つけられるかもしれない。何かを探す人は見つけられるもの多い。見つけるものが多い人は、どんどん面白い体験ができるからね。『SAKANATRIBE』でも楽しんでもらえたらなと思っています。」

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