サカナLOCKS!

* 放送後記 *

2019.1.31(Thu)

「生徒からの相談 "先輩にサカナクションのよさを伝えたい!"」


トマト「部員……40人くらいかな。あ、でも、3年生が引退した……」
山口「そんなにいるの?でもまあ、3年生入れて40人くらいいた部の部長なんだ。」
トマト「はい。」
山口「高校はもう決まっているのかな、部長は。」
トマト「高校、わかんないです。」
山口「あー……激しめの曲で、サカナクションの曲は聴かせてない?」
トマト「あ、1曲「アイデンティティ」を聴いてもらいました。」
山口「お、その時はどうだった?」
トマト「その時はなかなか良かったみたいです。」
山口「おー。「アイデンティティ」は良かったんだ……じゃあ、そっち系じゃないか?」
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山口「そしたら、サカナクションの戦略を教えてやるよ、がちむきにこっそりと。」
トマト「はい。」
山口「サカナクションの戦略としては、「アイデンティティ」とか、「新宝島」とか、「セントレイ」とか、そういった曲でサカナクション良いかもって入ってきた人たちが、「三日月サンセット」とか「ネイティブダンサー」とかもちょっと良いかもって思うわけだよ。で、「ネイティブダンサー」とか、ちょっとダンスな曲も好きだなって聴いていくうちに、「シーラカンスと僕」だとか「ユリイカ」だとか、そういうちょっと深い……深海の曲を好きになっていくっていう、入り口があり、たどり着くくらい曲があるっていうのが、サカナクションの戦略なんだよな。今の時代、戦略すら表現の一部だからな(笑)。」

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SCHOOL OF LOCK!
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