10/10 「特別公開授業をオンエア!」 ![]() 今回の授業は、先週の日曜日(2011年10月2日) に、NHKセンター特設ステージで行なわれた、SCHOOL OF LOCK! × SEKAI NO OWARIの公開特別授業『WELCOME TO THE STARLIGHT PARADE』の模様をお届けしました。 ![]() とーやま校長&やしろ教頭を交えて行なわれた、この公開授業。 ラジオのことを想ってつくった曲「スターライトパレード」。 セカオワ先生は、ラジオについて、すごく特別な想いがあるんですよね。 中島「ラジオへの恩返し的なところがあるかもね」 深瀬「そうですね」 校長「ラジオの恩返し……?」 ![]() ![]() 中島「ぼくらもずっとお世話になってて、ずっとラジオ好きで毎日のように聴いてますけど、夜の寂しさを紛らわしてもらってた訳で、そのラジオに対して、恩返しとして、曲ができたのかなという気がしますけど……」 校長「ほんとにありがたいと思います。さっき教頭先生が言ってくれたことと、おんなじこと思ってる生徒もたくさんいると思うんで、なんか……僕らが与えたつもりも一切ないんすけど、僕らが発信してるものが、例えばSEKAI NO OWARI先生に届いて、それをまた返してくれてる訳じゃないですか。そういったことが今後もいっぱい続けばいいなと思って。」 ![]() ![]() 深瀬「なんだろー……これからいろんな文化が、文明が発達したりして、僕らが子どものころにあったようなものがどんどん薄れていってしまうと思ったんですね、インターネットが出てきたりして。その中で、ラジオだったり僕らにとってすごく大切なことで、……なんだろう、復興キャンペーンみたいな曲を作らせてもらったんですけど、ぼくらがラジオがあるってことを忘れないでいれば、ずっと残り続けてくれるものなんじゃないかなーって思って……そんな感じですかね。」 校長「うん、そうやって言っていただけると、やらないと!ってすっげー強く思いました。ありがとうございます!」 教頭「ありがとうございます!」 ![]() 藤崎「わたしは、あんまりラジオを聴いて育ったタイプじゃないんですけど、みんながもうラジオ大好きなので、みんなでルームシェアしていっしょに暮らしてるんですけど、そこらじゅうでいろんなラジオが流れてて、そういう環境に置かれてて……なんだろうな、賑やかだし、楽しいし、夜がとにかくずっと誰かが喋ってるような(笑) 隣の部屋からかならず話し声が聞こえるのって、すごい素敵なことだなと思って、それが「スターライトパレード」のなかで……深瀬が詩を書きましたけど、曲のなかで言ってることなんだろうなって思って。どんどんラジオが好きになってます。」 ![]() ![]() ![]() LOVE「中学ぐらいのときからラジオを聴いてて、録音して通学のときに聴くぐらい好きでしたけど、一時期はラジオ離れもありましたが、こういうイベントがあって、ラジオっていうのは聴くべきなんだなーって思っています。」 ![]() 教頭「いやほんとに、セカオワ先生のLIVEが始まる前に "ラジオって魔法を使えるメディアだ" みたいなことを話してたんですけど、やっぱり、ほんとに嫌なことがあって寝れない夜なんて多々あるじゃないですか、誰だって。そんときにこのスターライトパレードが流れたら、まじで素敵な世界にたくさんの人を連れてってくれるなと思って。そしたら、年とったのか一回泣きそうになりまして (笑) いやホントに、頼もしいって言ったら勝手に失礼ですけど、こういう曲を作ってくれて、ラジオから流してくれるっていう、そういう頼もしさみたいなのを、曲を聴いてて感じました。」 ![]() ![]() ![]() そして、最後に校長先生からのメッセージ。 とーやま校長は、黒板にこう書きました。 ![]() 『いつでも、君のもとへ』 校長「ラジオっていいうのは、想像力のメディアだって、よく言われるんだけど、我々、SCHOOL OF LOCK! が考えているラジオの魅力っていうのは、そこじゃないなと思っています。ラジオを毎日のようにやっていて思うのは、ラジオっていうのは、ぼくと君がいないと、絶対に存在にしないものです。僕らが毎日、生放送教室の中から、電波を通して、大きな声をだして、言葉を投げかけて、君に聴いてほしい音楽をかけて。どんなに大きな音で電波に乗せたとしても、君がいないとまったく意味がない。そこには何も存在しないことになります。」 ![]() 校長「逆に、君たちが、夜……昼でも朝でもいいかな。なんかすごい寂しいなと思ったり、誰かに、自分がいまここで生きてるのになって知ってほしいって思った、そのときは、ラジオの電源をオンにして、目を瞑ってみてください。そしたら、必ず、俺たちが隣にいます。すぐ飛んでいきます。……ていうか、そこに居ます。せっかく隣に居るんだから、いっぱいおしゃべりして、楽しんだり、ときにはいっしょに泣いたりして。だってそれは隣に居るんだからね、それは。離れてないんだから。」 校長「ラジオってそういうもんなんじゃないかなって思ってる。ぼくと君が居ないと、ラジオっていうものはあり得ない。そして、ぼくときみたちの距離をゼロにする装置、それがラジオだと思っております。ほんとにずっと、そうやって思ってる。だからまた明日とかも、寂しくなったりしたら、ラジオの電源をつけてくださいよ。俺たちが必ず、隣にいますから。また遊びましょう。夜空の下で毎日待っとります!!!」 ![]() M-1 インスタントラジオ (LIVE@公開特別授業) / SEKAI NO OWARI M-2 スターライトパレード (LIVE@公開特別授業) / SEKAI NO OWARI |