4/27 「バンドの始まり」

SEKAI NO OWARI

中島先生が早速黒板を書き始めていますが、その隣でLOVE先生が彩織先生に何か言ってるみたいです...

SEKAI NO OWARI

「彩織さん、僕のマンガ返してください!」
「あれ?返さなかったっけ?」
「返してないよ!4冊借してるって!」
「それ、深瀬さんじゃないの?」
「確かに俺も借りっぱなしだけど (笑) 」
「私は返したって!」
「1冊だけでしょ、返したのは!」
「返したってば!」
「どこに?」
「本棚のところに」
「...え?勝手に入れたの?」
「うん」
「俺、ここに入れるとか決めてんだからさ〜」

SEKAI NO OWARI

...と、ひとしきりバトったところで中島先生の黒板が書き上がったので終了!
今夜の授業はこちら!!!

SEKAI NO OWARI

ということで、今夜の授業テーマは『バンドの始まり』!
バンドの始まりについて考えていこうと思うんですが、こんなメッセージが届いていますよ〜。

福島県・ジェラール@くん (15)
4月から高校生です!
僕の「始まったこと」は友達とバンドをやることです!!!
セカオワ先生に憧れてバンドを始めます!
いつかおんなじ現場で歌えることを夢見て頑張りたいと思います。
これからも頑張ってください!「眠り姫」楽しみにしてます!!!!!


SEKAI NO OWARI

「バンドは大変だよ〜」
「はっきり言ってかなり大変ですよ」
「なんかさ『あ、ごめん!この日バイト!』とか言われちゃうわけ」
「あるある!」
「あと『ごめん!金ないからスタジオ代出せないわ!』みたいな」
「そうなんだよね〜」
「え?何その買ってるゲーム?そのバイオハザード2なに?みたいなさ」

注:ちなみに深瀬先生は学生時代にバイオ2が出ることが決まった時にソッコー予約して楽しみにしてたら、お母さんに「なんで成績も良くないのにゲーム買わなきゃいけないの」って言われた思い出があるそうです。あ、だからといってスタジオ代を出さなかったのが深瀬先生と決まったワケではないのであしからず (笑)

SEKAI NO OWARI

「でもさ、メンバー集めって一番の最難関だよね」
「俺(中島)も高校の時やりたかったけど人が集まらなくてできなかったもんな〜」
「...っていう『大変だよ〜』ということを伝えるために電話しますか (笑) 」

中島:もしもし!
:もしもし!
深瀬:SEKAI NO OWARIです!
:ジェラール@です!
LOVE:メッセージ見ましたよ、バンドやるの?
中島:編成は?
:今は3人で、僕がベースであとはドラムとギターがいて、今はボーカル探してます。
藤崎:あ〜、それも難しいパターンだね。
深瀬:難しいね。
中島:3ピースバンドでやっていくってのは考えてないの?
:考えてないですね。
LOVE:ジェラール歌っちゃえばいいのに。
藤崎:そうだよ、歌わないの?
:あんまり歌、上手くないんで (笑)

SEKAI NO OWARI

中島:他の2人は?
:...恥ずかしいって言ってますね。
深瀬:ダメだよ、恥ずかしがったら!
LOVE:おっ!? 急にどうしたんですか、深瀬さん?
深瀬:そんなの頭ツンツンにしてステージ立ちなさいよ!
: (笑)
LOVE:ジャンル限定されてる (笑)
深瀬:僕なんか若い頃にね〜、ギターのピックアップを喉にあてると声がでるんだけどさ、アンプから。
:へぇ〜
LOVE:思い出話入りましたよ (笑)
深瀬:それで歌うことがすごいカッコいいと思ってて (笑)
藤崎: (笑)
深瀬:実際は全然カッコよくないんだよ (笑)
中島:俺、そのライブ見てた!ひざまづいて歌ってたよね (笑)
深瀬:確かお客さん2人ぐらいしかいなかったと思う...
藤崎:私も見てたよ (笑)
LOVE:俺は一緒にステージ上がってた (笑)

SEKAI NO OWARI

深瀬:まぁこの話は置いといて (笑) 目標とかあるの?
:とりあえずはライブ出てみたいな〜ってのはあります。
中島:バンド組んだらライブやってみたいってのはあるよね〜。
深瀬:初ライブってすっごい緊張するよ!
中島:すんげー緊張する!
深瀬:俺、緊張しすぎて意味不明なフリースタイルラップ始めちゃったりしたことあったし (笑)
中島:俺も初めてのライブの時はライブ終わった瞬間にすんげーお腹痛くなって立てなくなっちゃったな〜。
藤崎:なかじんいっつもお腹痛くなってたよね。
中島:大変だよ、ホント、ライブは....
LOVE:ちょっと!ネガティブな方向からしか攻めてないよ、今!!!!!!
: (笑)

SEKAI NO OWARI

藤崎:でも、できるようになるとやっぱり楽しいよね。
中島:そうだよね。っていうか初めは誰もがそうだから。
深瀬:そうそう、大変だからこそ楽しいっていうのもあるし。
中島:メンバーのシンクロ率っていうのはどうなの?
:みんなめっちゃ仲いいですね。
深瀬:それはいいね、逆に困ってることは?
:ボーカル探してるんですけど、男がいいのか女がいいのかっていう。
中島:どんなボーカルがいいの?イメージとして。
:深瀬先生みたいに優しい感じがいいですね。
藤崎:優しくないよ〜コレは。
深瀬:ちょっと!
LOVE:ジェラールが言ってるのは歌声のことだってば (笑)
藤崎:ごめんごめん...ちょっとカッとなっちゃって。
深瀬:女の子いると大変だよ〜マジで!
藤崎: (笑)
深瀬:ライブ前に楽屋で着替える時とかさ、「着替えるから後ろ向いてて!」みたいなこと言われて3人で壁のほう向くわけ。んでいつまでたっても返事がないから「長くね?」って思ってたら、いつの間にか勝手に楽屋の外に出てるとかあるんだよ。
藤崎:なんか楽しそうに喋ってない、それ (笑)
LOVE: (笑)
中島: (笑)
深瀬:ごめん、楽しくなっちゃった (笑)
: (笑)

SEKAI NO OWARI

中島:じゃあさ、女の子でもいいとは思ってるんだよね?
:はい。
中島:そのほうが選択肢とか可能性も広がるしね。
LOVE:ちなみに曲調とかは?オリジナルとかも作ってるの?
:いえ、最初はカバーやっていく感じになるのかなと。
中島:俺らもカバーやったよね、最初の頃。
藤崎:うん。
深瀬:僕らは「夜」をコンセプトに選曲してたよね。『プラネタリウム』とか『真夏の果実』とか『銀河鉄道の夜』とかさ。
中島:そういうのやっていくと自分達の方向性も見えてくるしね。
深瀬:最後に一言いいたいんだけどね、自分が正しいと思ったことをやっていってほしいな。僕も昔さ、音楽雑誌とかでミュージシャンが言ってることを読んで「俺、こんなことやってないな...」とかヘコんだこととかあるの。でも今自分がそっち側の人間になったけど、僕は別に音楽理論とか勉強してないし、自分が思ったことを信じてやってここにいるから。だから自分が正しいと思うことを信じて突き進んでほしい。
中島:そうだね、くじけないってことかな。
深瀬:まどわされないっていうかさ。
:はい、頑張ります!


この春から軽音部に入った生徒や、友達とバンドを組んだ生徒もたくさんいると思いますが、最後にひとつ言えるのは「バンドの始まりは楽しい!」ということ!!!
やっていくうちに、バンドが成長する上で苦しいことやつらいことが出てくるのは当たり前だけど、とにかく音を楽しむと書いて音楽!楽しむことが最優先!
キミの音を鳴らして、楽しんで、音楽をやっていって欲しい!!! ジェラール@くんも、続報待ってるぞ!!!!

では、最後にセカオワ先生からのお知らせ!

5月7日から始まる
ZEPP TOUR 2012 「Entertainment」

東京・名古屋・大阪のZEPP会場では、ニューバランスのプレゼントブースが出店することが決定しました!
ちなみにこのプレゼントブースでは、キャンペーンに参加してくれた人にフォトカードやシューレースをプレゼントしてくれるらしいので、詳しくは【コチラ】のニューバランスの「会いに、走れ。」特設サイトをチェックしてください!

それじゃ、また来週!!!!

SEKAI NO OWARI


M-1 ファンタジー / SEKAI NO OWARI