くるぶし 愛知県 17歳 男
    2014.5.16

    これは僕の失恋の物語です。
    僕と彼女が出会ったのは中学校一年生の時でした。その子とはクラスが同じで席も近くすぐ仲良くなりました。僕はその時彼女のことはなんとも思ってなく普通のいい友達として接していました。
    そんな中学一年生の冬彼女から電話で突然告白されました。正直その時も僕は彼女のこと特別好きとゆうわけでもなかったけど一緒にいて楽しかったのでOKの返事をしました。そうして始まった僕と彼の交際ですが、お手紙交換などはしていましたがデートとかはあまりいかずキスはもちろん手をつなぐなどの恋人らしいことは一切しませんでした。そうして過ごすうちに僕は他の子を好きになってしまいました。しかもその好きになった子は彼女の親友でした。
    中学二年生の夏僕はその彼女の親友に告白されました。今思い返してもほんとに最低なことをしたと思います。当時何も考えていなかった僕は彼女に全部事情を話してふってその親友と付き合いました。彼女は文句ひとつ言わず皮肉ではなく心から祝福してくれました。そして『これからも友達がいいなあ』と彼女は言ってくれました。それからは友達としてちょくちょく話したり遊んだりしていました。
    月日が流れ高校一年生、僕と彼女はたまたま同じ高校にいくことになりました。その間僕も彼女も何人かと付き合ったり別れたりをしていました。しかし僕も彼女もキスはまだでした彼女はとても照れ屋なところがあったのと僕はあまりキスをしたいと思いませんでした。今思えばその頃の好きという感情は恋愛とはよばなかったのかもしれません。僕が始めて彼女を意識したのは高校一年の秋でした。廊下ですれ違った彼女、中学まで短かった髪の毛が長くなり、いい香りがして、スラリとした体に雪のような白い肌、誘惑するようなつり目、僕は彼女が別人に見えました。その時点で僕は彼女に恋をしてしまいました。それと同時になんでこんな可愛い子をふってしまったんだと後悔も、おそってきました。しかし過ぎてしまったことはしょうがない僕は今まで以上に彼女と接する機会を増やし、二人で勉強しにいったりもしました。そうして日に日に仲良くなっていっていき高校二年生の春僕は彼女と付き合うことになりました。恥ずかしいですがその時の内容をそのまま書きたいとおもいます。
    彼女『ねーどうしよ~、私たち付き合ってるとか、うわさたってるよお、うわん、最悪笑』
    僕『は笑 こっちこそだわ笑 あ、でもさー誤解をとくいい方法思いついたよ☆』
    彼女『なになにw』
    僕『ほんとに付き合うとか(^o^)
    てゆーのは冗談でーーーす』
    (話変える)
    ~翌日~
    彼女『ねー昨日ゆってた話だけどさー』
    僕『?』
    彼女『ほんとに付き合うてやつちょっとでもさあ、ほんとにそう思える??』
    僕『思えるよ』
    彼女『じゃあ付き合おうよ』
    僕『付き合っちゃいますかあ』

    こうして付き合うことになったぼくたち
    僕が部活で忙しくてあまり会えなかったけどテスト期間で部活がない日や部活がはやく終わる日は彼女にまってもらって必ず一緒に帰るようにしました。彼女と一緒に帰るバスの中は本当に、楽しくて楽しくて本来退屈である帰宅道が僕の生きてる中で一番幸せな時間でした。僕は生まれて始めてキスがしたいと思いました。ただ昔からの知り合いとゆうのもあって恥ずかしくてなかなか言い出せませんでした。夏休み、部活の休みに始めてデートに、夏祭りにいきました。彼女の、浴衣姿はほんとに世界一可愛いんじゃないかってくらい可愛いかったです。まぶしかったです。僕は今日絶対キスを、しようと言おう心で決めてました。祭の間そのことをずっと考えてました。まつりも終わり、二人きりの帰り道。
    チキンな僕は言い出せませんでした。その日の夜に彼女からLINEで
    『あー、今日改めて君のこと好きになったぞ。一緒にいてきつかわないとこがほんとに良いなあ』
    と言われました
    好きとか滅多に言わない関係だったので僕は天にも登るように嬉しかったです。
    その時キスなんて別に焦る必要はないわなあと思い
    それからは何回かチャンスはあったものの明日がある、明日あると先延ばしにしてしまいました。そして恋人の最大のイベントクリスマスがせまってきました。僕はもう我慢の限界でした。クリスマス絶対に言う絶対に言う絶対に言う
    そんな思いでデートに誘ったクリスマス直前
    僕は彼女にふられました。
    理由は友達としか見れなくなったからと言われました。
    本当に人として好きだから、勝手なこと言ってるてのも、わかってるけどこれからも友達でいれたら私はすごく嬉しい、本当にごめん
    と言われました。
    僕は、おいおいちょっとまてよ気つかわないのがいいてゆったじゃん、友達みたいな関係が好きっていったじゃん、昨日まで仲良くおしゃべりしてたじゃん、まだキスもしてないんだよ、なんで、なんで、色んな想いが頭のなかに駆け巡りました。
    でも『分かった。今までありがとう。俺も友達でいたいから、これかもよろしくな!』と言いました。必死でこの言葉をふりしぼりました。言いたいことは、たくさんあったけど、一度決めたら意思の硬い彼女だからなにいったってやり直すことは無理だと分かってました。
    あれから四ヶ月がったいまでも僕は彼女のことが忘れられません、時々バスで彼女とあうと今までのように普通に何気ない話をしています。
    その度に僕の心が潰れそうになります。
    きっとこの先も、ずっと僕は彼女のことが好きなんだとおもいます。きっと、忘れる日なんてくることはないとおもいます。




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