【写真説明】ラッピング電車出発式のテープカットには、総文祭に参加する高校生らも加わった=広島市南区の広島電鉄広島駅
「総文祭」へ PR電車
ラッピング 高校生デザイン
文化部のインターハイと呼ばれる「第40回全国高校総合文化祭」(総文祭)が7月30日~8月3日、県内各地で開かれる。開催まで2カ月半。広島電鉄広島駅(広島市南区)では、PRのため高校生によるデザインをあしらった「ラッピング電車」がお目見え。16日に出発式があった。
車両には「2016ひろしま総文」と記されているほか、広島の紅葉とライオンをモチーフにしたキャラクター「もみおん」のイラストも描かれている。
出発式で総文祭の生徒実行委員会委員長の平田みやびさん(17)=県立広島商業高校3年=は「幅広い年代の人に総文祭や高校生の可能性を知ってもらいたい」。デザイン決定に携わった同委員会広報デザイン委員長の北林真衣さん(17)=県立広島国泰寺高校3年=は「ラッピング電車を通して総文祭がみんなの記憶に残ってくれたらいいな」と話した。電車は大会最終日の8月3日まで宇品線、比治山線などを走る。
総文祭は毎年夏に開かれており、昨年は滋賀県で開催され約2万人の高校生が参加。文化部の生徒が演劇や吹奏楽、自然科学など19部門とボランティア、軽音楽など6協賛部門で日頃の成果を発表する。
※朝日新聞 2016年5月17日 朝刊 (広島版)