最後の医者は桜を見上げて君を想う
二宮敦人

私がオススメする本は、二宮敦人さんの、「最後の医者は桜を見上げて君を想う」という本です。死に対して肯定的な医者、桐子修司と、生に賭けて奇跡を信じる医者、福原雅和。2人が務める武蔵野七十時病院で繰り広げられる、患者と医者の話です。対立する2人の究極の選択を前に、患者はどう決断するのか。ごく普通の男性会社員、医大に合格したばかりの女子大学生、桐子と福原、2人と同期の医者。それぞれの思いを抱いた患者達の思いが感動的です。生きること、そしていつかは訪れる死について改めて考えさせられる物語で本当にオススメです！（通勤、通学時には読まないことをお勧めします。）

びりびりすりっぱ　大阪府　15歳