コードってなんだろう?

コードとは和音のこと。
『夏の夜』は、カンタンにアレンジすると主に9個のコードで構成されているので、これを押さえることができれば、演奏できるようになります!

まずは、下の図を見てみて。これはコード・ダイアグラムと呼ばれるコードの押さえ方がすぐにわかるギターの指板の模式図です。
これを見れば、そのコードがどの弦を押さえればいいのかが分かります。
ネックの指板の絵図に、押さえるところは●印がついています。
左手でその通りに押さえれば、それぞれの和音を鳴らすことができます。

ちなみに、ダイアグラムのいちばん左にある◯とXについてですが、
◯は開放弦といって、左手で弦を押さえないで(指を解放したまま)、右手で音を出すことを意味します。
Xはミュートといって、左手で軽く弦を押さえたり、右手で弾かないようにして、音が出ないようにすることです。

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【補足】上記の「Cm」のダイアグラムを見てみましょう。
図の下に番号がありますが、これはフレットの位置を表す数字です。
ペグ(チューニングするつまみ)がついているヘッド部分から、1本目までを「1フレット」、その次を「2フレット」と呼びます。
特にフレットの指定がない場合(数字が記載されていない場合)は、ヘッドにいちばん近い部分ということになります。

まずはCのコードに挑戦!

上記の「C」のタブ譜をチェックして、左手で弦を押さえてみましょう。
きちんと押さえられたら、右手でジャーンと弾いてみます。
ただし、「C」のコードは、6弦目(いちばん太い弦)を弾かないようにします。
左手の親指で軽く押さえるか、右手で弾く時に、この弦だけ弾かないように気をつけます。
どう?できたかな? ちゃんと押さえられれば、きれいな和音を奏でられてるはず!

Cが弾けるようになったら、上記の9個のコード全部を押さえられるようにがんばってほしい!

里菜ちゃんの演奏に合わせて弾いてみよう!

里菜ちゃんが、ストロークバージョンとアルペジオバージョンの「夏の夜」を弾いてくれています。
9つのコード以外も押さえているけど、細かいことは気にしない!追いつけるところからで大丈夫。
里菜ちゃんの映像とコード譜を参考に、ゆっくりでいいから弾いてみよう!

片平里菜ちゃんによる
『夏の夜』ストロークバージョン
片平里菜ちゃんによる
『夏の夜』アルペジオバージョン