優勝したらメジャーデビューとか、いかにもテレビ番組の企画です!的なのとか、
クサル程ある、そういった類のオーディションが、なんかウサンくさかった。
チャンスをつかむことは大賛成。
究極言えば、チャンスさえ手に入れば、方法論なんてなんでもいい。
そんくらいチャンスって言うヤツは、いばらの道に落っこちてる。
ただ、ある日、思った事は、“音楽やる”って事が、そもそも何だったっけ?ってこと。
その歌は、せまい会議室で、披露するためだけにあるんだっけ?
その音は、小さなオーディション会場で、評価されるためだけに鳴るんだっけ?
何かが、決定的な“何か”が違うと思った。
体や心じゃ抑えきれない“何か”があって、それを音楽にぶつけて、繰り返す爆発と放出。
それが、真夏の大空の下、ドデカイ野外で、オーディエンスの耳に届く。
跳ね返るハンノウ。
湧き上るドキドキ。
その瞬間のために、キミは歌う。
その瞬間のために、キミらは鳴らす。
その一瞬のためだけの、音楽。
その閃光のような今を刻みたいと、SCHOOL OF LOCK!は言った。
その閃光のような今を見つけたいと、Sony Musicは言った。
“未来の鍵を握るラジオ”と、“未来の鍵を探すレコードレーベル”が、
手を握るまでに、そう時間はかからなかった。
こうして、このTEENAGE LOCK FES!は、2008年に産声を挙げ、
さらに、2009年からは“未来の鍵をつなぐケータイ”auが名乗りをあげ、
3社で開催することとなった。
キコエテルカイ?
“言っとくが、スゲー音が鳴らせる”っていうなら、オマエらの音で、乗り込んで来い!
“前に録ったデモしかない・・ていうヤツ”、キミらのバンドは、まだ死んじゃいねーぞ!
ヒトリぼっちの、その声を歌え!
くすぶってるそのギターを鳴らせ!
ヒマだからやったっていいぜ!
金が欲しいためにやるロックもカッコイイもんだ!
最初に言った通り、チャンスは、いばらの道に落っこちてる。
ホンキで欲しいなら、またとないチャンスだ!
ビビリながら拾ったっていい。
チャンスとか、ピンとこないってヤツなら、思いっきり楽しみながら拾って、後で捨てちまえ!(笑)
10代限定の夏フェス、閃光ライオット!
予定調和な日本の音楽シーンを、その音でぶっ飛ばしてやれ!
待ってる。
―― SCHOOL OF LOCK! 閃光ライオット