syudou先生登場!はじめての対談

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2021年11月19日(金)PM 10:00まで




Ado「Adoです。今はまだひとりです。本日のゲスト講師の方をお待ちしている状態です。先週ひとりで授業をやったわけなんですけれども、もう全然しゃべれないなーって。やっぱりひとりでしゃべるのってすごく難しいなーーって、しゃべり終わるたびに毎回一人反省会をして、落ち込んでおります……!笑 落ち込むって言ったらあれですけど。笑

今回は、先輩でもあるsyudouさんに助けていただくというか、胸を借りる気持ちでお願いしたいと思います!すごいドキドキです……いやー緊張します…がんばります………がんばります…??笑 ……えっと…これは…どうしよう……」

syudou「もしもし!?

Ado「わわっ」

syudou「もしもし!?きこえてますか!?」

Ado「きこえています!」

syudou「おお!はじめまして!!!本日はよろしくお願いします!syudouです!!!

Ado「よろしくお願いします〜笑」




Ado「よろしくお願いします〜!」

syudou「お初におしゃべりさせていただきますけども!」

Ado「ついに!」

syudou「ついにですよ〜!自分らで言うのもあれですけど…笑 いろんなところで僕らしゃべったことないって言ってるんですけど、なかなか信じてもらえなくて!マジなんですよ!ブランディングとかじゃなくて!笑」

Ado「そうなんですよね!笑 本当に初対面というか、初対談なんですけれども」

syudou「とは言ってもAdoさんが主役なので、Adoさんにめちゃくちゃ聞きたいこといっぱいあるんですけども!」

Ado「いやほんとに、恐縮です…!笑」

syudou「さっそく、めんどくさい彼氏みたいな質問なんですけど…笑」

Ado「(笑)」

syudou「俺のことを最初なにで知ってくれてたんですか??」

Ado「(syudou先生の楽曲)"邪魔”が投稿されてしばらく経ったあと……いや、”ビターチョコデコレーション”が出る前あたりですかね!これは、”歌ってみた” やりたい…!”ってなって歌わせていただいたのがきっかけです。」

syudou「”ビターチョコデコレーション”ってことは、2018年とかそのあたりですね!で、僕もそこでAdoさんのことを知ったんですよ!”邪魔”の歌ってみたで知って。友達が”TikTokでお前の曲使われてるよ、って言われて、聴かせてもらったら、いい意味で、とんでもない癖で歌ってらっしゃる方がいて、なんだこりゃ!!!と思って。これちょっとセンスいかついぞ!誰だ誰だ!?って調べたらAdoさんって出てきて。その前から字面では見てたので、そこでお声とお名前がつながって…って感じでしたね!」

Ado「いやー、うれしいです!ありがとうございます!」

syudou「もう最初の印象から僕はやられちゃってまして。とんでもない人いるなと思って!」

Ado「自分で言うのもあれですけど、当時はすごいギャンギャンな歌い方をしていたので、周りからも”喧嘩したらすごいボコボコにされそう”みたいな、怖い印象を持たれていて。笑」

syudou「あの歌い方とかって、どういった流れで生まれたんですか??」

Ado「私もあいまいなんですけど、たくさんいる好きな歌い手さんの歌い方とか、椎名林檎さんとか、倉橋ヨエコさんとかの歌い方をリスペクトしているところもあったのと。あと、syudouさんの"邪魔”とか、”馬鹿”って、ストレートに言うと歌詞が物騒というか、結構攻撃的な……笑」

syudou「いやこれより上の褒めことばないですよ!」

Ado「(笑) それが、私はこんな攻撃的で、憎悪のすべてみたいな曲があるんだ!と思って。その歌詞をまんま表現できたらいいなと思って、ギャンギャンなちょっと不安定な歌い方になったのかなって感じがします」

syudou「ありがたい……!そう言った流れがあって、実際”うっせぇわ”にもつながってくるじゃないですか。お互いネットで活動してたところから。それが出てから1年は経ったんですけれども……これやっぱ謝っておきたいのが…未成年に書いていい歌詞だったのかっていう…笑」

Ado「(笑)」

syudou「インタビューを見たんですけど、”いや!お酒注いだことないし!”みたいなことをおっしゃってて、いやそうだよなーって。笑」

Ado「そうですよね。笑」

syudou「もちろんそれはわかっていて…ただ、ああいったテーマにさせていただいたのって、さっきも出たんですけど、曲の依頼がくる段階でAdoさんの表現というものが十分成立している方だなと思ったので。その方にかかせていただくのであれば、まったく普段通りの自分でやろうと思ったんです。Adoさんが歌われるから、曲の内容を女性の目線にしようとか、いっさい抜きで、本当に普段通りのものにしようと思って(完成したものをAdo先生に)投げた結果、Adoさんたちからいっさいの直しナシで、”これでいきましょう!”って。笑」

Ado「(笑)」

syudou「センス馬鹿いかついと思って。笑 あれどうでした?最初見たとき!」

Ado「私はもう単純に、syudouさんのファンなので、”あ、いつも通りのsyudouさんだ!”って思って。」

syudou「良くも悪くもすぎて、考えものだなって感じなんですけど。笑」

Ado「いやいや。笑」

syudou「社会人目線みたいなのも、僕の主観でいっぱいねじ込んじゃったんですけど、そういった経験はAdoさんには現実的にはないじゃないですか。自分に経験がないものを歌うっていうことに関しては、どういった思いがあったのかなっていうのを伺いたいんですけど」

Ado「当時は高校3年生で、自分は社会に出ていない身だったので、社会人の世界ってやっぱり想像とかドラマとか映画のシーンで考えるっていう。経験じゃなくて自分の考えるものとか、思考の中にあっただけでした。なのでそこを忠実に歌うっていうのは難しかったんですけど、簡単に言えば”怒りの感情”みたいな。怒りの感情は学生にも共通している部分はあったので、そこをいかに歌詞を強く出せるかっていうのしかなかったですね」

syudou「自分の中で感情の共通点を見つけて…っていうことですよね。でも結果的になんですけど、そのジャッジが結果いろんな年齢の人に聴いていただく曲になったのかなと思うんですね。これで実際社会人経験がある方が主観だけで歌ったら、それはそれでかっこいいと思うんですけど、あくまでひとつの表現にしかならないのかなと思って。僕もそこまで考えてたわけじゃなかったんですけど、自分の主観でつくった曲にAdoさんの表現のセンスをうまくぶつけてもらうことで、結果それがポップスとしての耐久性つながったのかなっていうのがあって、改めてありがたいな、と…!」

Ado「いやもうこちらこそです……!」

syudou「で、しかも最初、デモをつくってAdoさんに投げた時に、一回”こうしてください”って戻りがあったときに、キーを4〜5個くらい上げてくれって言われたんですよね、たしか!(”キーをあげる”というのは、カラオケでピッチをあげるマシンのレベルをあげる、というようなこと)俺は最初から女性が歌うキーに設定してたのに、そんな高くあげて歌えるわけないじゃん!と思ったんですよ。でも帰ってきたら、まさかのああいうサビで裏声使ってもってく、っていうのをやってて、うわーーしてやられた!これはおれの中にもなかったわ!みたいな。笑 曲つくったのは自分ですけど、お互いでいっしょになってつくっていけたなっていうのはありましたね…!」

Ado「でも、正直なことを言うと、サビの部分は自分的は地声で張りたかったんですよ。」

syudou「あ!!!そうだったんですか!!!」

Ado「張りたかったんですけど…実際に歌ってみたら微妙だなーって思ったのと、”あなたが思うより健康です”とかの歌詞のほうが、具体的なことを言ってるからこっちを強調したいって思って、即席で裏声にして。」

syudou「へー…!!!あと、僕が歌のディレクションしたって思われることが多いんですけど、マジでなんもしてないんすよ!データを送って、Adoさんに”好き勝手やってくれ”って言って、歌っていただいたじゃないですか。だから本当にAdoさんのセルフ・ディレクション能力とか、表現とか、内容の考察力とか、勉強させていただいたなという感じで…」

Ado「いやいや…そんな恐縮です…!自分の中でも、自分でディレクションした!というより、普段の”歌ってみた”の感じで録っていたので。そんな自分のディレクション力がsyudouさん含めいろんな方に言っていただけるとは思っていなかったので、自分で言うのもあれですけど、これってすごいのかなぁって…」

syudou「間違いなく新しかったのかなって思います!常識で言ったらそっちにはいかないみたいなのもたぶん本能的にしてて。でもそれが感覚的にかっこいいから成立しちゃってて。で、もう聴いた人もかっこいいから認めざるを得ないみたいな。発声的におかしいとか、がなってるとか言われても、でも、かっこいいじゃんっていう。それを嗅覚で感じ取っているのはやっぱり才覚だな、最強の武器だなと、改めて思いました!」




syudou「”うっせぇわ”だけじゃないじゃないですか、Adoさんは。いろいろな方が曲をかいていて、みんなすごくて。僕友達なんで(曲をつくったクリエイターの皆さんに)会って聞いたりするんですよ!”あの仕事どうだった?”みたいに。みなさんやっぱり言うのが、”Adoさんが腕があってぶちかますから、あれをやっちゃいけないみたいな制約が本当になくてすごい楽しかった”みたいなことで。特にボーカロイドって音域の制約とかもほとんどないじゃないですか。人が歌えなくてもいいみたいな。そういうところで培われてきたボカロPとしてのクリエイター能力って、すごく特徴的ではあるんですけど、同時にそれを歌いこなせる人がなかなかいない!だから初音ミクっていうものに歌わせて、ボーカロイドってカルチャーが盛り上がったと思うんですけど。”これ歌えたらかっこいいけど、そんな人いねーよなー”って言ってたらAdoさん出てきた!みたいな感じだと思うんですよ!」

Ado「でもそれは、syudouさんはじめボカロPさんの楽曲のおかげで私はここにいれるので、ほんとに楽曲の力ですよ…!
いやー、今日はもうすごい楽しかったです…!!」

syudou「大丈夫でした!?初対面でこんなにズカズカと聞いてしまって…笑」

Ado「ぜんぜん大丈夫です!ほんとに楽しくて、やっとsyudouさんとお話しできた…!って感じで」

syudou「僕も本当によかったです…!実家に帰省するたびに親に”(Ado先生と)いつ喋るの??”って言われてたんで。笑」

Ado「(笑) いや本当に楽しかったです!ありがとうございました!!」



Ado「Ado LOCKS! 今夜の授業はそろそろ終了みたいです!いやー、もうすごく楽しかったです…!念願のsyudouさんとの対談ということで。といっても、Ado LOCKS!なのにsyudouさんがすごい仕切ってくださって…頭があがらないです…!笑 すごい申し訳ないです…笑 しゃべりも上手で、もちろん楽曲もすばらしくて。多才な方だなって思いました!

それでは今夜の授業はここまでです!
来週なんですが…来週も!ゲスト講師の方をお呼びしています!

来週のAdo LOCKS! には…
【Neru 先生】にきてもらいます!!!

きゃー!なんてことでしょうか〜〜!!!私が活動を始める前、それこそ小学5〜6年生のときにドンピシャでNeruさんの楽曲を聴いていたので、すごくすごく楽しみです!!!もう”教育実習生”という立場を捨てて”ただのファン”となってしゃべってしまうんじゃないかとすごく心配ですが…!そうならないことを願いたいですね…!

ボカロPのNeruさんは、”阿修羅ちゃん”の作詞・作曲を担当してくださった方です!いろんなお話ができたらいいなと思っています。みなさんも楽しみにしていてください!」

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