『 ホテルフロントひとめぼれ 』
修学旅行ので泊まるホテルのフロントの女性に一目ぼれをしてしまった生徒からメールが届いた!!
せっかくのチャンス!勇気を振り絞って話しかけてみよう!!
報告待ってるぞ!!
今夜の生放送教室は…
「新聞には載らない…君だけのヒーロー!!」
「車に轢かれそうな子猫をスライディングして助けた、お父さん!」
「いつも、困ったときに助けに来てくれる自慢の彼氏?」
「仲間はずれにされていた私を救うために、クラス全員と戦ってくれた私の友達!」
そんな…新聞やテレビでは報道される事はない…でも、君が尊敬し、誇りに思う“君だけのヒーロー”を教えて欲しい!
君とヒーローとの関係、そして、どうして“君のヒーローになったのか”をなるべく詳しく学校掲示板とメールに書き込んでくれ!
そして…
昨日に引き続き、教頭先生の変顔リベンジ!
気合の入った変顔だァーーーー!!!(爆)
普段なかなか見られない、よしだ教頭の変顔の感想も待ってるぞ!!
さて!最初の生徒は…
春希ッキ 東京都 14歳 女
現在中学3年の RN 春希ッキ!
とーやま校長「さっそく!お前にとってのヒーローを教えてくれ!!」
春希ッキ「私のヒーローは…3年半、片思いしている同級生です!」
とーやま校長「3年半ってことは…小学生の時から好きってこと!?」
春希ッキ「はい!」
とーやま校長「その同級生はいつからヒーローなの?」
春希ッキ「私が小学生の時からなんですが…」
RN 春希ッキが小学6年生の時、クラスはすごく荒れていて、先生に対するいじめもあったりしたそう…。
そんなクラスで同じだったのが、RN 春希ッキのヒーロー!
誰にでも優しくて、不登校の生徒やいじめられている生徒にも笑顔で接していたり、
誰かが先生をいじめている時も、ヒーローの“やりすぎだよ”って言う一言でみんなが静かになったり…!
とーやま校長「すごいヒーローだな!春希ッキにとってもヒーローだったことってある?」
春希ッキ「はい…!小学生の時に嫌な事があって、保健室に行って泣いていたことがあったんです…。そして、クラスに戻った時に、男子に“お前どこ行ってたんだよ”ってからかわれたことがあって…」
よしだ教頭「いるよなぁ〜、そういう男子…」
春希ッキ「で、私男子と喋れないタイプなので、黙っていたら…そのヒーローがたまたま隣にいて、事情は知らないはずなのに“コイツ世界一周してたんだよ”って言ってくれたんです!」
よしだ教頭「すごい!!」
春希ッキ「それで周りも普通に笑って“そうか〜”みたいになって、そのままごまかしてくれたんです…!」
とーやま校長「聞いてて鳥肌が立った…!!!普通そんなこと言えないよなぁ!ユーモアもあるし、ヒーローはさすがだ!」
よしだ教頭「勇気のいる行動だよね!」
周りも悪い気にさせないヒーロー!
なかなかそんなこと出来るもんじゃないよね…!
そんな RN 春希ッキのヒーロー、
実はテニスがすごく上手くて、12月の末から1ヶ月と、中学の卒業前にテニスの遠征で海外に行ってしまうそう…!
よしだ教頭「本当にすごいんだなぁ!」
とーやま校長「じゃあ一ヶ月後にはあんまり会えなくなるのかぁ…」
春希ッキ「そうですね…」
とーやま校長「気持ちを伝えたことは?」
春希ッキ「全く無いです。今のクラスも一緒ですが、全く話さないです。修学旅行の班も一緒だったのに…」
とーやま校長「もう時間があんまり無いよ。逆に追い詰められて、だからこそ“いくしかない!”って選択肢も出てきたはずだ…!助けてくれた時の“ありがとう”もちゃんと言えてないんだよね?」
春希ッキ「はい。でもアドレスも知らないし、どうしたらいいのかなって思ってて…」
よしだ教頭「クラス一緒なんでしょ?毎日会うんでしょ?」
とーやま校長「あと1ヶ月だよ?」
春希ッキ「うぅーーーーーーーーーーーん!!(汗)」
よしだ教頭「そんなに悩むか!(笑)とりあえず明日から挨拶しよう!で、“テニス頑張って”って言って、“ありがとう”もちゃんと伝えよう!」
春希ッキ「…教頭に言われたら頑張れそうです!!あ、アドレスはどうすれば…どうしますか!?(汗)」
よしだ教頭「どうすでばどうするって!!(笑)アドレスゲットの方法だね?」
とーやま校長「いきなり聞かれても相手もビックリすると思うから、とりあえず挨拶して、毎日一言でも話しかけよう!」
春希ッキ「ふぅーーーーーーーーーーー!!!!(大照)」
とーやま校長「考えてみ?ヒーローなわけじゃん?話しかけたりアドレス聞かれたりしても、断るわけがないじゃん!?」
春希ッキ「そうですかね…!?」
とーやま校長「そうですよ!!」
春希ッキ「そうですよね!?」
とーやま校長「…頑張れますか?」
春希ッキ「頑張ります!!!!!!」
RN 春希ッキ!良い報告待ってるぞ!!!!!!
さて!次のヒーローに助けられた生徒は…!?
まかかろん 神奈川県 15歳 女
RN まかかろんにとってのヒーローとは!?
まかかろん「同じクラスの友達です!」
RN まかかろんにとってのヒーローは、クラスメイトの女子生徒!
RN まかかろんは今年の4月から6月にかけて不登校になっていたそう。
その時に、そのヒーローは毎日メールをくれて、次の日の時間割を教えてくれて、
学校であったことを教えてくれて、家にも迎えにきてくれたり…!
まかかろん「“みんな待ってるからおいでよ”って言ってくれて、学校に行けなかった時のノートも見せてくれて、“分からないところがあったらなんでも聞いて”って言ってくれました…」
とーやま校長「優しいヒーローなんだなぁ!!」
まかかろん「はい…!今まで自分に甘かったんですが、そのヒーローのおかげで強くなれました…!」
とーやま校長「お前にとって、そのヒーローはどんな存在だ?」
まかかろん「お母さんみたいな存在です。いつも守ってくれて…!」
よしだ教頭「同じ年なのにすごいなぁ!」
ヒーローのおかげで、不登校からも卒業できて、今は学校が楽しくて仕方ないそう!
そして RN まかかろんのことも強く変えてくれた…!
なんて素敵なヒーローなんだ!
とーやま校長「いつかそのヒーローも、助けて欲しいときがあるかもしれない。その時は、まかかろんがちゃんと助けてあげるんだよ!」
まかかろん「はい…!」
RN まかかろん、これからも楽しい学校生活を送ってくれよ〜!!
とーやま校長「いるんだね、こんなに沢山ヒーローが!」
よしだ教頭「聞いててこっちも幸せになってきちゃいますね!」
引き続き、みんなのヒーローの話を聞いていきましょう!!
引き続き、心にキュンとくるヒーローの話を聞かせてもらいます!!
ミニーうさぎ 静岡県 15歳 女
とーやま校長「早速なんだけど、ミニーうさぎのヒーローは誰だ?」
ミニーうさぎ「中学1年生の時の担任の先生です!」
とーやま校長「担任の先生!これはなんで?」
ミニーうさぎ「中1の今頃に集団無視にあって、一人きりになっちゃって。それを誰にも相談できなくて、先生に相談したら親身になって聞いてくれて。どうやったかはわからないんですけど、私が言ったってバレないように解決してくれたんです!!」
校長&教頭「おお〜!」
ミニーうさぎ「その時、私の仲良かった子にも無視されていたんですけど、解決されてからはまた仲良く話せるようになって、今はその子と親友です!学校に行くのも楽しいです」
とーやま校長「すごい!まさしくヒーローじゃんか!!」
RN ミニーうさぎも最初は先生に相談したら今よりも悪化するんじゃないかと思い、ためらっていた。
でも普段から優しく接してくれていた先生の姿に、“この先生だったら…!”と相談することを決めたんだって!
とーやま校長「優しいヒーローだな」
ミニーうさぎ「その先生は、私が2年生、3年生の時は担任じゃなかったんですけど、今は理科の教科担当なんです。授業が面白くて、私それまで理科がニガテだったんですけど、好きになりました!」
よしだ教頭「すごいな。色んなものを貰っているな」
とーやま校長「その先生にお礼を言ってる?」
ミニーうさぎ「…言えてないんですよ」
とーやま校長「ちょい!ちょい!卒業まで後少しなんだから、ちゃんとヒーローにお礼を言ってこう!」
よしだ教頭「理科大好きですってね!」
ミニーうさぎ「はい!!」
きっとヒーローだって思える先生はたくさんいる!
生徒のみんなも“この先生だ!”って思えたら、先生をどんどん頼っていこう!
次の生徒のヒーローは…!?
ぱんだばー 栃木県 18歳 女
とーやま校長「ぱんだばーにとってのヒーローは誰?」」
ぱんだばー「人のために全力で働く両親です!!」
以前は、両親のことをあまり尊敬していなかったという RN ぱんだばー。
しかし東日本大震災の日、RN ぱんだばーを避難させ、そのまま働いている役場に向かい、他の市民のために避難の誘導などをしていたそう。
ぱんだばー「私もその時不安だったんですけど、お父さんの事を想って耐えてました」
よしだ教頭「“お父さんが頑張っているから、自分も頑張ろう”って思ったんだね」
ぱんだばー「はい!それで、震災の日は、保育士の母も中々帰ってこなくて。母はずっと働いている保育園で被災した小さい子の面倒を見ていて、全員を親の元へ帰したから家に戻ってきたんです。その日、ようやく家族が全員集まったんです」
とーやま校長「だいぶ遅かっただろう。何時くらい?」
ぱんだばー「夜の10時とか11時くらいでしたね。でも小さい子もきっと怖かったと思うので…」
よしだ教頭「その園児達にとってもヒーローじゃんか、お母さん!」
とーやま校長「そこから親への気持ちが変わったんだ」
ぱんだばー「変わりました!起こってみないと非常事態ってわからないじゃないですか。その時に“今まで堅実に生きてきたんだな”ってわかって。“自分の事を二の次にできる人”“知らない人達のために頑張れる人なんだ”って思って」
震災の次の日からも、RN ぱんだばーのお父さんは、被災された人の除染作業を朝早くから夜遅くまで手伝っていた。
とーやま校長「良い親の元に生まれたんだな」
ぱんだばー「本当に良かったと思います!」
とーやま校長「将来は何かやりたいことはあるの?」
ぱんだばー「はい、それまでは好きな事を仕事にしたいって思っていたんですけど、人のためになる仕事がいいなって思っていて」
とーやま校長「お父さん、お母さんみたいにか」
ぱんだばー「はい!それまで部活とか好きな音楽しか打ち込んでこなかったんですけど、今は人を助けるための仕事をしたくて勉強しています」
よしだ教頭「ぱんだばーの目の前にお父さん、お母さんが来た時にヒーローが生まれたんだ」
とーやま校長「今の二人の背中は大きくて、尊敬しかないけど、いつか追いつかなきゃな」
ぱんだばー「はい、それができたらそれが親孝行になるかなって!」
とーやま校長「そうだな!!素敵なヒーローになってね!勉強も頑張れよ!」
それでは本日の黒板の時間です!
『 次はお前がヒーロー! 』
突然お前の目の前に現れたヒーロー。
助けてほしくてお前が伸した手を、握ってくれたヒーロー。
そのきっかけをつかんだおまえが次のヒーローだ。
ヒーローがヒーローをつくっていく。
お前がちゃんときっかけをつかんでヒーローになっていくんだ!
次はお前がヒーローだ!!
とーやま校長「ヒーローはずっといるんだ。“コイツは助けてやらないと”と思ったやつの前に来るんだ。だからウジウジして何もしないままのやつの前には来ないぞ」
よしだ教頭「今まで、行動を起こせなかった生徒も、今日の授業を聴いて“いっちょやったるか!”って思った生徒もいるかもしれないですね!!」
とーやま校長「いっぱい、いっぱい、ヒーローをつくり合っていくのがいいじゃないですか!!」
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【FAXイラスト】
RN ちきん南蛮
RN 夢叶
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【逆電リスナー】
春希ッキ 東京都 14歳 女
まかかろん 神奈川県 15歳 女
ミニーうさぎ 静岡県 15歳 女
ぱんだばー 栃木県 18歳 女
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【オンエアリスト】
22:05 アブラカタブラ / グッドモーニングアメリカ
22:14 OAOA feat.Ryuta Yamamura(flumpool) / Mayday
22:26 ヒカリヘ / miwa
22:43 あなたに / MONGOL800
22:50 HERO / 木村カエラ
23:10 Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY) / Mayday
23:21 ベガ〜過去と未来の北極星〜 / flumpool
23:23 HERO / Mr.Children
23:44 ヒーロー / FUNKY MONKEY BABYS
23:49 HEROES / GReeeeN
23:52 人にやさしく / THE BLUE HEARTS
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ヒーローがヒーローをつくる!!
校長のとーやま
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みんなからのヒーローの話に泣いた
ヒーローって永遠にヒーローなんだな
よしだ教頭
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