志茂田景樹先生が登場!

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昨日のお昼、BS JAPANでオンエアした“母の味宅配便”!
 
掲示板を見ると、観てくれた生徒が結構いるみたいだけど……
 
北海道から東京へ! 泰子から大輔へ!
無事、母の味が宅配された様子が、届けられました!
 
とーやま校長「お弁当食べてて、当時の記憶が蘇ってきて、ちょっとうるっときましたからね…」
 
ちなみに見逃した生徒は、“母の味宅配便”のFacebookページに、
校長出演パートがアップされているので、是非そこからチェックして下さい!

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本日の生放送教室には……
志茂田景樹先生が登場!
 
志茂田先生のプロフィールを簡単に紹介!
 
志茂田先生は、1940年の3月25日生まれ!
なんと本日!73歳のお誕生日を迎えられました!!!!!
 
おめでとうございます!
 
志茂田先生は、中央大学法学部卒業後、セールスマンや週刊誌の記者、
さらには探偵など、20種類以上の職業を経験!
 
そして、30代を目前にした頃から作家を志し、
30代の中盤で小説家デビュー!40歳で直木賞を受賞!
 
これでまだ、人生のおよそ半分!
 
その後は、小説や童話、絵本などを発表しながら、
数々のテレビ番組でも活躍!
 
他にも、役者としてドラマや映画、CMに出演!
モデルとしてファッションショーにも出演!
ロックバンドのプロデュースや、大学教授も!
 
一回の人生で、50人ぶんくらいの人生を生きている志茂田先生。
現在、Twitterでの人生相談が評判を呼び、そのフォロワー数はおよそ25万人!
(校長もその中の1人!)
 
わずか140文字の中に、本100冊分くらいの知恵が込められた言葉を、毎日フォロワーの皆さんに届け続けています。
 
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今夜はそんな志茂田先生と一緒に、
この学校のスタンダード授業、掲示板逆電をやっていきます。
 
志茂田先生が直接キミに、言葉を届けてくれるぞ!
 
志茂田先生への質問でもいいし、
キミが誰かに言いたいこと、誰にも言えないこと。
今夜も、学校掲示板で待っています。
 
誰かに内容を見られたくない場合は、メールでも大丈夫!
 
君からのメッセージ待ってるぞー!!!!
 
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さぁ!生放送教室には…
志茂田景樹先生!!!!
 
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志茂田先生「はい、こんばんは!」
 
とーやま校長「ようやくお会いできました…(嬉)!!」
 
とーやま校長も感激です!今夜はよろしくお願いします!!
 
早速なんですが…
 
とーやま校長「ここで、教頭先生のファッションチェックを…」
 
ゲスト講師恒例!よしだ教頭のファッションチェックーーーー!!

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よしだ教頭「これはもう一言ですよ。“The ゴッド”です!!」
 
とーやま校長「The ゴッド(笑)!神!?」
 
よしだ教頭「神ですよ!恐れ多い!」
 
とーやま校長「志茂田先生は、すごくカラフルな髪の色だったり洋服だったりしますけど…いつ頃から、このような格好をし始めたんですか?」
 
志茂田先生「25、6年前ですかね。ニューヨークに滞在していた知人が帰国したんです。その時にプレゼントをくれたんですけど、全く同じタイツが2足入っていたんですよ。当時、ニューヨークで流行っていたらしいんですけど、マリリン・モンローがプリントされてて。当時の僕は“こんなもの、男がはけるわけないじゃないか”という感覚だったんですけど、試しにはいてみたんですよ。そしたら、足にフィットして、ジーンとした心地よさがあったんです」
 
そして志茂田先生は、そのタイツの上にジーンズの短パンを履き、気に入っていたカラフルなTシャツを着て、その時泊まっていたホテルを外出!
 
志茂田先生「それで、桜田門へ向かう通りを歩いてみたら、すれ違う人達がギョッとしたり、立ち止まってヒソヒソ話す人もいて…。ホテルから1キロ以上歩いたところで“ホテルに戻って普通の格好になろうかな”と思ったけれども、もう1キロ以上歩いてるし…進むも地獄、退くも地獄という言葉がありますけど、“どうせなら進んでやろうじゃないか”って開き直ったら、そういう白い目やギョッとされることが心地よくなってきたんです。人間ってバランス感覚が働きますから、いちいちそんなことでグサグサ傷付いていたらもたないでしょ?だから、そういうバランス感覚がちゃんと働いたんですね」
 
よしだ教頭「その時のエピソードが、俗に言う“桜田門外の変”なんですね!」
 
とーやま校長「ちょッ!!違うでしょ(笑)!」
 
志茂田先生「そうなんです、まさに」
 
とーやま校長「否定してください(汗)!!」
 
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さて…今日3月25日は、志茂田景樹先生の73歳の誕生日!!おめでとうございます!!!
 
志茂田先生「60歳で暦が一巡りでしょ?前々から、2000年3月25日には新しい0歳…“新0歳”になろうと思っていたから、その日はすごくさわやかに目覚めたんです。これからは2、3歳の子供からも教えられるじゃないか、大きい夢も描こう、目標も立てようという気分になって、すごく自分の人生の間口が広がりましたね。だから今はまだ“新13歳”ですかね」
 
よしだ教頭「中学1年生!」
 
志茂田先生「だから、ここにいる皆さんより後輩!」
 
よしだ教頭「ただ、13歳でこの髪型は校則違反ですけどね(笑)」
 
とーやま校長「そこは許しましょう(笑)!」
 
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現在、新聞等で10代の悩みにこたえている志茂田先生。
1998年から読み聞かせ活動を始めた志茂田先生は、保育園や幼稚園、小学校の子供達とも接してきているから、もしかしたらSCHOOL OF LOCK!の生徒の中にも、志茂田先生に読み聞かせをしてもらった生徒がいるかもしれないな!
 
今日は、そんな志茂田先生と一緒に、2時間話していきます!!
 
power of DREAMS 豊! 愛知県 17歳 男
 
とーやま校長「書き込み、読ませてもらったわ。今、ちょっとシンドイのか?」
 
power of DREAMS 豊!「シンドイです…」
 
とーやま校長「今、高校2年生でしょ?この一年間はどうだった…?」
 
power of DREAMS 豊!「仲良かった友達に裏切られて…ツラかったです」
 
とーやま校長「その友達は、クラスメイト?」
 
power of DREAMS 豊!「クラスメイトで、部活も一緒でした」
 
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トレーニング同好会に入っていた、RN power of DREAMS 豊!
同じ部活仲間であり、クラスメイトの友人2人から、突然 無視されるようになった。
でも、自分から話しかけることもできず、別の友達にも相談できず、今は学校に行けていない…。
 
そして4月からは、両親と先生に相談して、別の学校に転校することを決めた。
 
とーやま校長「4月からは、何か不安なことはあるか…?」
 
power of DREAMS 豊!「あります。友達ができるのかな?とか、普通に生活できるかな?とか…」
 
志茂田先生「負のスパイラルがあるので、それを断ち切らないといけないと思うんですけど、高校3年での転校は悪い選択じゃないと思いますよ。いじめはだいたい節目に起きがちなので、高校だったら、入学して間もないときに探り合いをするんですよ、いじめられるんじゃないか?とか。でも高3の場合は、同級生達も高1のときから揉まれてきているから、変ないじめはしないと思います。そういう意味で、高3での転校はいい選択だと思いますよ。転校することは、自分で決めたの?」
 
power of DREAMS 豊!「はい」
 
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志茂田先生「じゃあ、高3での転校だから、堂々としようか。今まで色々と傷ついてきたかもしれないけど、ここからは新しい高校生活になるから、今までの高校1、2年の分も取り返すような感じで、堂々と高校生活を送ってみたら?そしたら意外とクラスのみんなも、君をイイ感じで見るんじゃないかな。初めが肝心だから、初めはビクビクしない。みんなも結構ビクビクしてるから、逆に堂々としていればいいんだよ。部活は、何かやる予定はあるの?」
 
power of DREAMS 豊!「特に何も…」
 
志茂田先生「例えば…クラスでいい仲間ができたら、その彼が属している部活に入るのも、もう一つのいい選択なんじゃないかなと思う。そういうことを考えながら、まさに心機一転、これから青春のスタートをしてほしいと思います」
 
power of DREAMS 豊!「はい、ありがとうございます」
 
志茂田先生「それと、多少傷つくことは気にしない。傷がついても治るんだから、と思うくらいでちょうどいいんだから」
 
power of DREAMS 豊!「はい」
 
とーやま校長「中学から今までは面白くなかったのかもしれないけど、その豊を誰も知らないんだよ。だからこの4月からは、胸を張って堂々と!うちに入る必要は全くない!」
 
志茂田先生「他のクラスメイトはお互いを知っているけど、君は初めてみんなに見られるわけだから、第一印象が大切よ」
 
志茂田先生の言葉を胸に、4月からの新しい学校生活を堂々と過ごしてほしい!応援してるぞ!!
 
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生放送教室には沢山の書き込みやメールが届いています。
 

パンダロン 福岡県 16歳 女
最近自分がよくわかりません
なにがしたいのか、なんで生きてるのか
ぐちゃぐちゃです


志茂田先生「こういう時期ってある。自分自身が掴めなくなるってことは、これから掴んでいくための準備段階だから気にしないで。やりたいと思うことを、何でもいいからやる。
そうすると、段々“自分はこういうことが好きなんだ”って、色んな意味で自分が分かってくる。とにかくやりたいことを迷わずやる。今、分からなくてもいいんだから」
 
 

あおぱんな 滋賀県 14歳 女
私は夜になると急に友達がいないんじゃないかと不安になるときがあります。
時計の針がこわくなります。
これはどうしたらいいんでしょうか。


志茂田先生「僕だって、時々夜中に目が覚めると“独りぼっちなんだなぁ”って、すごく深い孤独に落ちるんだけど、でもそこで止まって、また上がっていくんだからいいんじゃない?そのくらいの孤独を味わっても。
いつもおめでたいよりはずっと良いんだから」
 
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相談です。
校長.教頭.しもだ先生、「我慢強い」っていいことなんですか?
必要なんですか?
「我慢」は必要だと思うんですけど・・・
 
べべピッグ
女/15/石川県
2013/03/25 22:44



志茂田先生「これは場合によりけりでしょう。
心が折れかかってる時、ムリしてガマンすると折れてしまうから…自分自身が、“これ以上頑張ると本当にヤバいかな”という感じがあったら頑張らなくてもいいです。
頑張るより、そこで蓄える。何かを取り入れる。
そこからまた頑張ればいいので…頑張ることに、頑張っちゃダメ」
 
 

志茂田先生に相談です。
初めまして。突然ですが私は悩んでいます。それは人生です。
18年生きてきてあまり良い事が無く自分は「もう、人生終わらしても良いかな…。」と最近思っています。
何も能力が無い自分。こんな自分が生きる意味ってあるのでしょうか??

lock love
女/18/茨城県
2013/03/25 18:46



志茂田先生「生きる意味はいっぱいありますよ。18歳くらいでそんなこと思わなくていいの。多少は思うかもしれないけど、長く思っちゃダメ。生まれてくるだけで大変なんだから。
苦しいし辛いと思うこともあるけど、生きることがどんなに素晴らしいかということが、生きる1つの目的だと思う。
18歳で厳しく、辛く生きてきたことは悪いことじゃないよ。これから“生きていて素晴らしい”と思うことが何度もあるんだから」
 
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そして…
この生徒には、電話で直接話を聞いてみましょう。
 
ゆああ 岡山県 15歳 女
 
ちょっぴり声に元気がない RN ゆああ。
色んな悩みがあるけれど、今、一番大きな悩みは、
お父さんから言われた一言…
 
普段は仲が良いけど、
その一言が忘れられず、お父さんが自分のことをどう思ってくれているのか分からなくなってしまった…。
 
ゆああ「高校になって、初めて陸上部に入部したんです。それで駅伝のアンカーを任されたんですけど、その時、お父さんが観に来てくれて…自分も今まで頑張ってきたから、すごく嬉しかったんです」
 
とーやま校長「アンカーか…!すごいじゃん!」
 
ゆああ「今までやってきたどのことより頑張ったっていう自信があったんですけど、家に帰ってお父さんに“走ってる姿が無残だった”って言われちゃって…
私は、お父さんはちゃんと私のことを見てくれてて、認めてくれてると思ってたんです。
だから、家に帰ったら“頑張って走ってたね”って言ってくれると思ってたんですけど、それとは間逆で、今までの私を全否定するような言葉が返ってきて…
それ以降、部活も勉強も身が入らなくて、相談出来る友達もあまりいないということに気づき、どうしたらいいかと思ってます」
 
志茂田先生「その言葉はちょっと不用意だったところがあるね…。でも、お父さんはとてもキミのことがカワイイんだと思う。キミが走ってるのを見て、自分が走ってるつもりになったんだな…」
 
とーやま校長「この時、結果はどうだった?」
 
ゆああ「勝ちました」
 
志茂田先生「うーん…、勝って“すごいぞ!”と思ったはずなのに、その時だったら“よくやった!お前は走るために生まれてきたんだ”くらい言いたかったかもしれないけど、少し冷静になって“無残だった”っていう言葉になったんだろうけど、、“無残だった”って言葉を、もう1つ考えてみようか。
苦しい中を乗り越えて勝ったんだから、そんなに見た目はカッコよくないよ?苦しそうな顔をしてるし、髪も振り乱れてたかもしれない。その姿を見て、つい出てしまったのかもしれない。
その前に、ものすごく喜んでいるお父さんがいるけど、それをキミは見てないんだ。お父さんは十分、認めてるの。だから、その言葉に引きずられないでいいと思う」
 
15歳という年齢は、ちょうどお父さんとある程度の距離を持っていい年齢。
“無残だった”という一言が、お父さんとの距離を持つには良い発言だったと思っていい…と、志茂田先生。
 
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志茂田先生「距離を持っていたって、お父さんはものすごくキミのことが好きだし、キミの勝利を喜んでいる。その前提がある言葉だということを理解して、忘れないでほしいな」
 
ゆああ「はい…!」
 
よしだ教頭「お父さん、欲が出たんだと思う。娘がアンカーを務めて勝った。だから、次に向けてもっと早く走れるぞ!っていう意味を込めてたと思うけど…だからといって、無残はチョイスミスだな」
 
志茂田先生「お父さんから投げられた言葉だけを受けてるだけだけど、ちゃんと優しさが隠れてるんだと思いますよ」
 
とーやま校長「根っこにあるのは、お前に対しての愛だったりとかね」
 
よしだ教頭「もう1回観に来てもらって、もう1回感想聞いて、それでも無残だって言ったら蹴っ飛ばしちゃえ(笑)」
 
とーやま校長「教頭が言ったとおり、もう1回来てもらってもいいと思う。その為に、明日から練習に打ち込むのはカッコイイと思うよ」
 
志茂田先生「アンカーやるくらいだからね!」
 
とーやま校長「もっともっと髪を振り乱して、汗かいてガーーッといってほしい!」
 
よしだ教頭「頑張れ!」
 
ゆああ「はい、頑張ります!」
 
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もっともっとお話を聞きたいけど…
そろそろ黒板の時間が迫ってきました…!!
 
今日は志茂田先生に、黒板を書いていただきます!
 
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『 力一杯の失敗がいい 』
 
失敗は結果。
力いっぱいは、精一杯努力していることを表してるんです。
 
失敗しなきゃ、本当の成功は収められない。
学ぶことが大きいんです。
 
失敗は全く恐れなくてもいい。
儲けたと思うくらいの気持ちになって。
 
 
とーやま校長「勝つと分かって挑むのもいいかもしれないけど、それじゃ慢心しちゃうだろうし…俺だって、33歳だけど失敗だらけ!
そこでクヨクヨする日もあるけど、絶対にこのまま終われない!って、思わなきゃ!」
 
志茂田先生「そうね。グチ聞いたり悩みを聞いたりして、随分栄養取ってるかもね」
 
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志茂田先生!
今日は2時間、ありがとうございました!!!!
Twitterの更新も楽しみにしております!
 
それでは、また明日!
 
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【逆電リスナー】
power of DREAMS 豊! 愛知県 17歳 男
ゆああ 岡山県 15歳 女
 
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【FAXイラスト】
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RN こはる 岡山県
 
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【オンエアリスト】
22:05 シザースタンド / RADWIMPS
22:26 Utauyo!!MIRACLE / 放課後ティータイム
23:12 なんてったって春 / サカナクション
23:13 Aoi / サカナクション
23:16 INORI / サカナクション
23:18 朝の歌 / サカナクション
23:46 Shine / 家入レオ
 
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志茂田先生の発想、速度、言葉、圧倒されましたよ。
ありがとうございました、THE GOD!!
 
校長のとーやま
 
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志茂田景樹先生…まさに、ザ・ゴッド!
 
よしだ教頭
 
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