『 ４日 』
毎日カウントダウンして、プレッシャーをかけちゃっているかもだけど…センター試験まであと４日。
いよいよ今週末。
ここを乗り切って、来週の月曜日、この授業を聴いている全てのみんなと笑顔で会えるの待ってるぞ！
さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!は我が校のスタンダード授業
「掲示板逆電」！
SCHOOL OF LOCK!の学校掲示板はキミの教室。
キミが普段言えない事、悩んでいる事、楽しかった事、みんなと共有したい事、学校掲示板に書き込んでくれ！
今夜も生徒と話して行きたい！
もし、誰にも見られたくない、掲示板に書き込めないという生徒がいたら、校長・教頭へのメールからでも大丈夫。
みんなからのメッセージ待ってます。
とーやま校長「今日もね、移動中に掲示板を見ていたんだけど、受験生もいれば、楽しい書き込みをしているやつもいて、今しんどいってやつもいて、色んなやつがいる」
よしだ教頭「今日だけじゃなくて、毎日見てますからね！」
とーやま校長「時間は限られているけど、沢山のやつと話していくぞ！」
最初はこの書き込みをしてくれた生徒に逆電します！
とーやま校長「生徒に電話して、生徒の今を聞いていきます」
■ 暗くてすいません
今日で私立入試一ヶ月。私は私立が本命なので受験までちょうど一ヶ月です。 なのに親が私の成績の事で大げんかしてます 。お父さんは私の事が嫌いだから、私が私立に行くと金かかるやらなんやら喚いており、お母さんはお母さんでお父さんとは昔から馬が合わなかった。子供が全員独り立ちしたら離婚するいってます。頭悪くて私立しか行けんくてごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
たーちょ
女/15/大阪府
2014/01/10 23:49
たーちょ 大阪府 15歳 女
とーやま校長「今、書き込みを読んだんだけど、ちょっとたいへんだな。これは親がずっとケンカしてるの？」
たーちょ「はい、私の成績が悪いので…」
普段、勉強してるがなかなか、成績が上がらないという、RN たーちょ。
本当は公立の高校に行きたかったのだが、成績が伸びず、私立を受験することを選んだ。
たーちょ「それで私立に行くことになっても成績が悪くて、“もっと成績を上げろ”って親が怒っていて、“成績が上がらないのはお前のせいだ”とか“あんたのせいだ”とか言い合っているんです」
とーやま校長「たーちゃの成績が上がらないのを押し付け合っているの？」
たーちょ「はい」
自分の前で言い合っている時は何も言わず黙っていて、他の場所で言い合っている時には、自分の部屋で赤本をやって気分を紛らわせている。
とーやま校長「偉いよ。家を飛び出して、“もう勉強なんか嫌だ”って、家を飛び出してもおかしくないのに」
たーちょ「いえ…」
よしだ教頭「“お前やれよ〜”って言ってほしいよね」
たーちょ「それは言われてるんです」
部屋で勉強していても、タイミング悪く、休憩中に親が様子を見に来るので、ちゃんと自分が勉強していることを認めてもらえないそう。
とーやま校長「それで書き込みに書いてあるけど、“お父さんが私のこと嫌い”って書いてあるけど、これはどうしたの？」
たーちょ「私とお父さんが、元々ウマが合わなくて、あと私がめっちゃ冷たい態度をとったり、ひどい事を言っちゃったりして…」
よしだ教頭「それで仲が悪いのか。そういうの反抗期になってから？」
たーちょ「私、常に反抗期なんです。なんか反抗期をやめるタイミングを逃してしまって…(汗)」
よしだ教頭「そういうのはタイミングじゃないの！」
本当は自分が悪いと思っている、RN たーちょ。でもついついお父さんに反論してしまう…。
よしだ教頭「自分が持っているなって思うけど、そういうことでお父さんも怒るからさ、たーちょも悪い所は謝っていいんじゃない？」
たーちょ「謝りたいんですけど、素直に謝れないんで、どうすればいいんですか!?」
よしだ教頭「素直じゃなくても謝ればいいんだよ！」
何回か謝った事はあるというがどうしても素直になれないそう。
とーやま校長「でもお父さんもたーちょの事を想ってくれているのはわかっているんだよね？」
たーちょ「はい、それはもう…」
とーやま校長「でも時期が時期なだけに集中できないのか」
よしだ教頭「たーちょが今、一番やらなきゃいけない受験勉強だよな。もし勉強の合間にお父さんに謝れるなら、謝ればいいし、できないなら受験を頑張って合格してから謝ればいいんじゃないかな。お父さんもお母さんも気持ちが楽になるからそこでちゃんと謝ればいいじゃないかな」
とーやま校長「今、謝りたくないって思っていても集中する環境をつくるためには謝っておくってのも必要だと思う」
たーちょ「そうですね」
とーやま校長「でも今やらなきゃいけないことはわかってるよね？」
たーちょ「受験勉強です！」
とーやま校長「そう、とにかく今は受験に集中だ！」
たーちょ「わかりました！」
♪ Baby I Love You ／ くるり
とーやま校長「この曲を聴いてたらさ、親とすごい似てるかなって。なんだかんだ家族だなって思った」
よしだ教頭「お父さんに一番似ているのはたーちょかもしれないですね！」
とーやま校長「こんなこと今は言われたくないかもしれないけどね(笑)ちゃんとお父さんとお母さんが愛し合って生まれたのがたーちょ、お前なんだよ」
おはようございますっ♪
私は現在、教室でなくて別の教室に通っています。2学期からです。今でも毎日、学校に行くのが怖くて辛いです。
そんな気持ちをなくすにはどうしたらいいですか？
未和
女/15歳/鹿児島県
未和 鹿児島県 15歳 女
とーやま校長「話せる範囲でいい。聞かせてくれないか？」
未和「クラス替えがあってから、全然馴染めなかったです…」
去年のクラス替えがあり、新しいクラスに馴染めることができなかったという、RN 未和。
それがだんだんと辛くなり、学校には通っているが、通うのも辛くなったそう。
とーやま校長「勉強の方は？」
未和「塾に言ってるので、塾ではやってるんですけど、家と学校ではやってないんです」
とーやま校長「でも高校には行きたいんだよね。何が不安？」
未和「高校行ってからちゃんとの人間関係が心配かなって…」
RN 未和が行きたいと志望している高校は、遠いところにあるので、今の中学からは行こうとしているのはRN 未和一人だけとのこと。
とーやま校長「それはめっちゃいいことだよ。正直、今までの未和を知ってるやつがいなくて」
未和「はい…でも」
よしだ教頭「未和は知らない人と接する事が怖いのか？」
未和「はい、そうです」
知らない人から、自分がどう思われているか、自分が考えている事とは別の事を思われていたらどうしようと考えてしまうそう。
よしだ教頭「たぶんな、未和と同じ気持ち、考え方の人は新しい高校にはたくさんいると思う。でも俺はどう思われてもいいし、自分が思っているように思われなくてもいいし、いくらでも挽回できるしさ。むしろ最初から自分が思ってるように相手から思われるのは難しいよ」
未和「はい…ハァー!!」
とーやま校長「大きなため息が出たな」
未和「はい、緊張しちゃって…!!」
とーやま校長「大丈夫、緊張しなくて、1回深呼吸してみよう！」
未和「わかりました！」
とーやま校長「今は未和、お前と喋っていて、すごい優しいし、真面目だし、緊張すると笑っちゃうし、可愛いなって思った」
未和「ありがとうございます…」
とーやま校長「っていう事を新しい高校でみんなが色々思うんだろうな。少なくとも俺は楽しかった。嫌な事は思わなかったし、楽しいと思った」
よしだ教頭「前向きじゃないか。こういうふうに“不安です”って相談してくれたけど、高校楽しみたい気持ちがあって」
とーやま校長「全然大丈夫だよ」
未和「はい！」
まずは勉強頑張ろう！
さっき逆電をした、RN たーちょからこんな書き込みが届きました！
■ 変わります
皆さん、書き込みや意見ありがとうございました。 自分なりに考えて、私から変わって受験合格して親にありがとうとごめんなさいって言います!! 本当は今すぐ言いたいんですが、やっぱり素直になかなかなれません。 ゆっくり、変わっていこうと思います。 受験まであと１ヶ月。絶対合格して、素直になります!! 校長、教頭、職員の皆さん、そして生徒の皆さん。 素直になった私を、１ヶ月後期待しておいて下さい(笑) 頑張ります!!
たーちょ
女/15/大阪府
2014/01/14 22:55
よしだ教頭「たーちょはどこまでも明るいな〜！」
とーやま校長「今すぐ言ってほしいけど、たーちょなりに時間をかけていいからな。一ヶ月後待ってるからな！」
次の生徒はこのメールをくれた生徒に逆電します。
とーやま校長、よしだ教頭こんばんわ。今日は聞いて欲しいことがあってメールしました。
私は今受験生なのですが、お母さんが去年病気になってしまい去年の八月から十二月まで一時的に親戚の家にいました。最近お母さんも手術が終わり私も家に帰ってきて生活も落ち着いてきたのですが、まだお母さんもつらそうな顔を見ていると私まで辛くなってしまいます。こうゆうことはあまりおおやけにして友達に相談できる事でなはないので校長と教頭に聞いてもらいたいです。
忘れた事すら忘れる！
女/15歳/山形県
とーやま校長「もしもし！」
忘れた事すら忘れる！ 山形県 15歳 女
とーやま校長「お母さんは大丈夫？」
わっすー「大丈夫なんですけど、今はまだ手術の後で苦しそうです」
RN 忘れた事すら忘れる！こと、わっすーは今、お母さんと二人暮らし。お母さんが家事をやっていて、RN 忘れた事すら忘れる！も手伝っている。
お母さんに無理をさせたくないので、もっと手伝いをしなきゃいけないと思うが、高校受験のための受験もしなきゃいけなくて、なかなか出来ない…。
わっすー「高校受験の話になるとやっぱり就職をしたほうがいいのかなって思ったりして…でも私立の願書は出したし、行きたい高校があるんです」
とーやま校長「お母さんはなんて言ってるの？」
わっすー「“自分で受けるって決めたんだから、ちゃんと行きなさい”って言ってくれています」
とーやま校長「お母さんの様子はどうなのかな？」
わっすー「お母さんは、私に“大丈夫”と笑いかけてくれるんですけど、寝る時に“痛い”って言っていて…」
とーやま校長「わっすーに気を遣わせないようにしているんだな。良いお母さんだな」
とーやま校長「まず、お母さんの事を想ってほしい、これまで以上に。お母さんが一番何が嬉しいのかっていうと、わっすーが受験を一生懸命頑張ってお母さんの言う通り、行きたい高校に行ってする事だ。それで3月に笑顔で“やったー！”って言いながらお母さんの元に行くの一番嬉しいじゃんか。まずはそこを目指して頑張ってほしい」
わっすー「はい」
とーやま校長「今、お母さんの体調が悪いけど、お母さんも“わっすーに気を遣わせてしまっている”って思ってしまってるんだ。わっすーは今、受験でしんどい。お母さんも体のことやわっすーに気を遣わせて、苦しいところはあるんだ。でも一人じゃない。種類は違うけど、苦しみを共有できる仲間じゃんか。今お母さんのために出来ることは勉強する事。それで笑う事だ」
よしだ教頭「二人の戦いなんだから、二人で勝とうよ」
わっすー「はい！」
よしだ教頭「俺はお医者さんじゃないけど、わっすーの合格がきっといい影響にあるよ」
とーやま校長「本当に良い親子だよ。普通、自分のことで精一杯だよ。でもちゃんと支え合ってさ」
よしだ教頭「あと2ヶ月は自分の事を頑張るのが、相手のためになるんだ」
とーやま校長「わっすーが頑張れたら、お母さんも頑張れる！行けるか？」
わっすー「行けます！」
とーやま校長「勝つぞ！」
わっすー「はい!!」
時間の限り、生徒に電話していきます!!
■ つらい
題名通りですがつらいです。受験まであと2ヶ月を切り、にぎやかなクラスも少しずつピリピリし始めた今日この頃です。前の書き込みに休みがちと書き、3学期は頑張ろうと思ったのですが、土日など休みの日に昼夜逆転してしまいます。学校行く前の夜は全く寝ていない→行きたくなくなる→休むという悪循環はもう繰り返したくありません。甘えてるのは分かっています。うまく気持ちを切り替える方法はないでしょうか？こんな自分が嫌でしかたありません。
akuru
女/14/滋賀県
2014/01/14 08:44
akuru 滋賀県 14歳 女
とーやま校長「これは完全に負のスパイラルに陥ってるな〜。どうした？」
akuru「元々、人間関係がうまく行かなくて、それで学校にあんまり行けなくて、休んでしまって、それが悪循環になっています」
とーやま校長「でも今は受験で勉強に集中に集中してるんじゃないの？」
akuru「そうなんですけど、心にそういうのがあって集中できてないので…」
とーやま校長「じゃあ切り替えて集中したいんだな」
akuru「はい」
今は、夜に寝れなくて3時まで起きてしまっているという、RN akuru。
受験勉強も手に付かず、日記を書いたりしているそう。
よしだ教頭「勉強しなきゃ〜！受験に人間関係ないんだよ！」
とーやま校長「教頭が怒ってるぞ、全国38局ネットで！」
RN akuruに変わってほしくて、本気で言う、よしだ教頭。
とーやま校長「このまま行ったら、ずっとズルズルしちゃうぞ！こんな自分は嫌だろ？」
akuru「はい…！」
よしだ教頭「色々切り替えかえる方法はあるけど、スパッとは出来る人は少ない。だから“怒り”でもいい」
自分への怒りで、奮い立たせないと変われないという、よしだ教頭。
とーやま校長「高校に行ったら、カッコいい男子がいたりして友達もできるよ。でも今のままじゃ、またなんかあったらウジウジして取り逃しちゃうよ。全部取り放題なのに全部の取り逃した生活になっちゃう」
とーやま校長もRN akuruに伝える言葉に、思わず熱がこもります。
変わるために誰かに言ってもらったり、音楽を聴くのもいい。
でも最終的にスイッチを入れるのは自分自身なんだ。
よしだ教頭「ヤル気はやらないと出ないぜ」
akuru「わかりました…！」
とーやま校長「色々言ってゴメンな！でもまずは頑張れ！そこから変わっていくから！勉強が切り替わっていく方法だ！」
よしだ教頭「怒ってるけど、それ以上に応援しているから！」
akuru「いえ、ありがとうございました！」
『 悩みは１つ 』
悩みは２つあっちゃいけない。
“4月からの高校生活でうまくやれるのか”とか
“4月から入る学校を親はどう思うのか”とか
受験の最中に悩んでいたら、両方とも手のひらから零れ落ちてしまう。
悩みは１つにしょう
だから今は受験に集中！
♪ ファンファーレがきこえる / Base Ball Bear
とーやま校長「現実化にするんだよ、自分の思っている事を自分で選んだんだから！それは希望じゃない答えだ！」
よしだ教頭「ちゃんと受験勉強しよう！」
とーやま校長「そしてakuruゴメン!!やっぱり言い過ぎた！」
よしだ教頭「高校に入ったら、楽しくお話しましょう！」
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【FAXイラスト】
RN 華
RN まゆゆん
RN マキっぽ
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【逆電リスナー】
たーちょ 大阪府 15歳 女
未和 鹿児島県 15歳 女
忘れた事すら忘れる！ 山形県 15歳 女
akuru 滋賀県 14歳 女
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【オンエアリスト】
22:05 希望のバトン ／ カラーボトル
22:12 ON THE AIR ／ パスピエ
22:24 明日も ／ MUSH & Co.
22:41 Baby I Love You ／ くるり
23:21 若者のゆくえ (original ver.) ／ Base Ball Bear
23:38 OVERCOME ／ 10-FEET
23:46 ボーリング ／ 高橋優
23:50 ファンファーレがきこえる ／ Base Ball Bear
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俺はお前に言いたい事がたくさんあるんだ!!
校長のとーやま
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熱くなってしまうこともあるけど
みんなと、たくさん話したいんだ
よしだ教頭
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