劣等感との戦い方!!

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『 オーストラリア 』
 
とーやま校長「今、うちの職員のジェーンが10月に10年目を迎えるSCHOOL OF LOCK!の職員として気合いを入れ直すために、伝説の美容師を探してオーストラリアに行ってるんだけど…」
 
よしだ教頭「ちょっと意味分からないと思いますが、事実です」

とーやま校長「そのジェーンが、伝説の美容師を捜しつつ、英語の勉強をするためにオーストラリアの英語学校に通ってるのね」
 
よしだ教頭「細かく髪型のニュアンスを注文したいのかな?」
 
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とーやま校長「そのレポートが毎日アップされる予定なんだけど…悔しいが面白い!!」
 
まだチェックしていない生徒は、特設サイトと校内新聞を見よう!!
 
さあ、SCHOOL OF LOCK!今夜も開校です!
 
今夜も11月22日に公開となる映画「日々ロック」より劇中で流れる新曲を初解禁!!
先週紹介した二階堂ふみさんが演じる世界基準のアイドル宇田川咲の曲『SUNRISE』!!
 
 
♪ SUNRISE / 宇田川咲
 
 
映画『日々ロック』には、主題歌を歌う爆弾ジョニー先生をはじめ、The SALOVERS、忘れらんねえよ先生、黒猫チェルシー先生、9mm Parabellum Bullet、滝先生など、8組のアーティストが完全オリジナルソングを提供!!
 
この曲は、二階堂ふみさん演じる宇田川咲が歌う楽曲。
主人公・日々沼拓郎が落ち込んでいる時に街中で偶然流れ、彼の復活するきっかけになる歌とのこと!
 
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今夜の生放送教室は…
 
とーやま校長「僕らは、普段なるべく生徒と同じ高さの目線でいたいと思っているので、“今は分からないけど、大人になったら分かる”とかそういう大人の知恵的なものは、あまり言わないようにしてきてる。だけど、今夜はあえて大人になった今だから話せる事、『劣等感との戦い方』の授業をしたいと思う!」
 
よしだ教頭「生徒のみんな、どうでしょうか? 自分に劣等感持ってない?」
 
とーやま校長「劣等感のパワー半端ないよね。学生時代のれっとーやまっぷり半端ないもん」
 
ちなみに、
とーやま校長の劣等感エピソードは「小学5年生から20歳になるまで銀縁メガネを掛けていたこと!
よしだ教頭は、周りからいじられるのが怖くて、髪に整髪ジェルをなかなか付けられなかったこと!!

とーやま校長「ただ、実は30代半ばになった俺たちも、未だに、劣等感との戦いの真っ最中!!」
 
よしだ教頭「今夜は、一緒に戦い方を考えていきましょう!」
 
生徒のみんなからは、自分の劣等感が全開で出てしまったエピソードを募集!
学校掲示板とメールで待っています!!
 
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生徒からは早速、劣等感エピソードが掲示板に書きこまれています!!

校長と似てる!
私服高校なんですけど、週末に新しい服買って、月曜日に着ていったら、新しい服すぐ着るタイプなんだ…って思われる気がしてなんとなく嫌笑
ゆらり。
女/18/長野県
2014/09/23 22:14



とーやま校長「めっちゃわかる!!」
 
よしだ教頭「僕も私服高校だから、わかります。みんな服買うのは週末じゃないですか。月曜日から着ていきたいんだけど、T-シャツを2回、3回、洗濯して新しさを出さないようにしてましたね」
 
とーやま校長「(笑)!!」
 
よしだ教頭「シャツの下に着ていて、5時間目くらいに上のシャツを脱いで、“俺は実は着てましたよ”感を出してましたね(笑)」
 
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続いて、この生徒に逆電をしました!
 
エレクトーンLOVE 長崎県 14歳 女
 
とーやま校長「これは何があった?」
 
エレクトーンLOVE「めっちゃオシャレな髪型なのにわざともっさりさせています!」
 
最近、長く伸ばしていた髪をバッサリ切ったというRN エレクトーンLOVE!
 
エレクトーンLOVE「さっぱりしようと思って、普通のショートお願いしたんです。それで美容師さんに切ってもらったら“オシャレなショート”だったんです…!」
 
校長・教頭「オシャレなショート!?」
 
エレクトーンLOVE「前髪のほうが長くて、後ろがだんだん短くなっている、雑誌に載りそうなやつなんですけど…」
 
とーやま校長「けっこうオシャレな人がやってる感じか〜。わざともっさりさせているって何…?」
 
エレクトーンLOVE「いきなりオシャレな髪型にして行くと、周りから引かれるかなって思って、もさもさにしているんです」
 
元々は前髪も後ろ髪も胸のあたりまであったが、さっぱりしたショートにしたそう!
しかしそれをわざともっさりさせてしまっている…!
 
とーやま校長「髪を切って、学校に行って何か言われた?」
 
エレクトーンLOVE「はい。“髪を切ったね”って言われて、“なんかっぽくないね”って言われました」
 
とーやま校長「それを聴いて、どう思った?」
 
エレクトーンLOVE「“やっぱり私っぽくないのか”って思いました」
 
とーやま校長「でも、書きこみを見る限り、オシャレはしたいんだろ?」
 
エレクトーンLOVE「めっちゃしたいんです!!」
 
とーやま校長「ならOKだろ〜」
 
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実は小学校はオシャレが大好きなRN エレクトーンLOVE。
一度、自分で選んで買ったオシャレな服を着て友達と遊びに行ったそう。
 
エレクトーンLOVE「それで、友達が“オシャレな服着てるね。見慣れないね”って言われて。私、似合わないんだって思ったんです」
 
よしだ教頭「そういうわけで言ってるんじゃないんだよな」
 
とーやま校長「ホントに見慣れてないから言ってると思うけど、まあ思っちゃうよな。でもこの劣等感と闘い方なんだけど、オシャレな服も着ていきたいんだろ?」
 
エレクトーンLOVE「はい!」
 
とーやま校長「まずその想いが強いんだもん。今の髪型は気に入ってるの?」
 
エレクトーンLOVE「気に入ってます!!」
 
とーやま校長「いいんだよ! そう思ってるなら!」
 
髪型が変わった最初は、目新しいかもしれないけど、しばらくしたらそれが普通になっていくから気にしなくていいとアドバイスするRN エレクトーンLOVE。
 
よしだ教頭「これさ切ってくれた美容師の人がせっかくオシャレにしてくれたんだから、それをもさっとさせちゃうのはもったいないと思うんだ。オシャレなまんま学校に行って、数日経って、慣れてきたら“私もあそこで髪を切ってもらいたい”って思うかもしれないじゃん」
 
エレクトーンLOVE「おお〜!」
 
よしだ教頭「ここは美容室の売り上げを上げるためにもさ(笑)、“私、オシャレ!”感を出してもいいと思うんだ」
 
本当はオシャレな髪形を自分でもっさりにしてしまう自分が嫌だそう。
 
とーやま校長「たぶん、自分はこうしたいけどできないのは、“誰かにこう思われてしまう”って思っちゃうからなんだ。人の目を気にしちゃうと、自分で鎖を縛っていると思うんだ」
 
エレクトーンLOVE「はい」
 
とーやま校長「俺も銀縁メガネだったけど、今思えば…35歳まで生きてきた経験則だけど、やっぱりあの時のメガネはチェックしてる人なんかいなかったと思う(笑)。1学年に3人くらいは“変えたんだ”と思うかもしれないけど、他の全員は“へー”って思うか、もしくは何も思わないよ。たぶん髪型も一緒だよ。変わっただけだよ」
 
エレクトーンLOVE「そんなもんですかね」
 
とーやま校長「そんなもんだよ」
 
よしだ教頭「なんだったら“アイツ、似合っているな”って思うやつもいるかもしれないよ。“かっこいいな”って思う男子もいるだろうし」
 
エレクトーンLOVE「あ! 先輩に“かわいくなったね”って言われました!」
 
とーやま校長「服も一緒だし、みんな見てるけど、エレクトーンが思ってるまで気にしてないよ」
 
よしだ教頭「俺も私服高校だけど、ローテ―ションで服を着てたけど、そのローテーションがバレちゃうんじゃないかと思ってシャッフルさせたけど、俺が何曜日に何を着てるかって気にしてるやつはいないよ(笑)」
 
とーやま校長「だから着たいものを着て、したい髪型にして、生きていこう!」
 
エレクトーンLOVE「はい!!」

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ふっすまん861号 東京都 14歳 男
 
とーやま校長「ふっすまんも劣等感を感じる事があるのか」
 
ふっすまん861号「けっこうあります」
 
とーやま校長「さっそく教えもらっていい?」
 
ふっすまん861号「朝読書の時間なんですけど、イケてないない自分が有川浩さんの作品みたいなイケイケでラブラブな本を読んでいいのかなって思って、カバーを二重にかけて読んでいます」」 
 
とーやま校長「二重にかけている!!」
 
自分が有川浩さんの作品を読んでいることを周りに知られたくないというRN hhh。
 
ふっすまん861号「俺。すごいイケメンでもないし、地味でもなくて、それをキープしたいんです。少しでもマイナスなことが無いように目だ立たないようにしています」
 
よしだ教頭「ふっすまんが読んでいると評価がマイナスになるのか?」
 
ふっすまん861号「女子に人気なんですよ。みんな読んでいて、“すげーいいよね!”って読んでいるのはいいと思うんです。でも自分がそんなキャラじゃないし、積極的にコミュニケーションとる方じゃないし」
 
とーやま校長「でも休み時間に読んでいるんでしょ?」
 
ふっすまん861号「いえ、休み時間に読んでいると地味に思われるので、休み時間は学校中を常に歩いています」
 
とーやま校長「これはヤバイ!(笑)来てるね!!」
 
ふっすまん861号「地味な人は地味な人っで仲が良くて、イケてる人はそっちで仲が良くて、俺はどっちにも属せなくて」
 
とーやま校長「結果、移動してると!! これは俺もわかるけど、俺よりも先に行ってる気がするな〜! でもこれは女子に人気の作品を読んでいるんだろう? これは良い方向に進んでいると思うけど」
 
妹がいて少女マンガを読んでいるRN ふっすまん861号。
クラスで『君に届け』が話題になった時に、自分も読んでいたので、話題に自分も乗らないといけないと思ったそう!
 
ふっすまん861号「でも“お前は風早な顔的に無理だ”って言われて」
 
とーやま校長「冗談だろ?」
 
ふっすまん861号「ガチな目で見られてて、男子からも女子からも言われて…」
 、
よしだ教頭「それは今の行動のきっかけになったと。でもそんな事言ったら、風早なんて大抵の男は無理だよ」
 
とーやま校長「でも今の自分については どうなの?」
 
ふっすまん861号「かなり嫌です」
 
とーやま校長「どうなりたいとかはあるの?」
 
ふっすまん861号「自分、運動ができないんです。野球部でマネージャーやっていて。でも勉強できないけど人気のやつって何人かいるじゃないですか。それを越えられるような何かを身につけたいんです」
 
とーやま校長「それは有川先生の作品でもいいじゃん。もっとたくさん読んで、誰よりも詳しくなっていってさ。野球部で球が速くて4番で打てるのと、有川さんの作品を読んでいるって運動では違うけど、強さとしては同じだと思う。今あるものでいいから、誰にも負けないようなものを持つのが大事かなって思った」
 
ふっすまん861号「わかりました」
 
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よしだ教頭「ふっすまんは…そもそも上がりたいってのがおかしいけど、上にいきたいの?」
 
ふっすまん861号「はい」
 
学校では、運動はできないけど、勉強ができてみんなから頼られる人になりたいというRN ふっすまん861号。
 
よしだ教頭「じゃあ勉強がすればいいじゃんか。あとお前はクラス全体をよく見ていると思う。だからその部分を活かせば頼られると思うよ」
 
ふっすまん861号「ああ…」
 
とーやま校長「見過ぎて、自分を押さえているかもね」
 
実は成績は学年でもトップクラスだそう!!
 
よしだ教頭「十分すごいじゃん!」
 
ふっすまん861号「でも、学年1位がイケメンで、サッカーができて、委員長とかもやってるんですよ。だから“終わったな…”って」
 
とーやま校長「終わってねえよ」
 
ふっすまん861号「挑むには高過ぎちゃって」
 
とーやま校長「だってそいつに勝ちたいわけじゃないだろ? そいつに対してそんな事を思わなくて良いし、お前はお前なんだから」
 
ふっすまん861号「はい」
 
よしだ教頭「すごく、色んな事を見ているから、その能力がすご過ぎて、自分自身も見過ぎちゃってるのかな」
 
とーやま校長「見る時間ばかり費やして、体を動かす時間が無いと思った。だからもうちょっとだけガムシャラに行っていいんじゃない?」
 
ふっすまん861号「まあ、積極的にというか。自分をなんか売り出せるような、自分から物事を変えられられるよう努力します」
 
とーやま校長「そうだね。そういう自分がいるって事を意識するっていうか。運動が出来ないことを受け入れていくっていうか。多分否定から入ってるんだよね。俺はこうしたいって思った時に、つっかかりがあるっていうか。まず“自分は運動ができない”からて始まっていると思う」
 
よしだ教頭「でも売り出したいならさ、今の自分でも売り出せるんだぜ」
 
とーやま校長「1位とれるぜ、うん黒板書くわ!」
 
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人にどう思われるか自分がどうなりたいか 』
 
とーやま校長「人にどう思われるか考えることで俺も劣等感を持っちゃう。誰かより優れているよりもどう思われるか考えちゃって、自分が持ってるものを発揮できない。
友達がいて、先生がいて、色んな事を考えちゃうけど、一番はどうなりたいか。どういうお前でいきたいか。それを一発目に持っていくのが、俺達劣等感を持った人間には大事かなって思ってる」
 
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とーやま校長「ふっすまんも劣等感が拭えないかもしれないけど、明日からはちょっとずつでいいから闘っていこう!」
 
ふっすまん861号「はい!!」

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【FAXイラスト】

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RN あの日の授業永遠保存なサオリ

 
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RN FAXのてっぺい

 
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RN 夢叶

 
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RN フラウらわん。

 
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【逆電リスナー】
エレクトーンLOVE 長崎県 14歳 女
ふっすまん861号 東京都 14歳 男

 
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【オンエアリスト】
22:04 SUNRISE / 宇田川咲
22:25 DOWN BEAT STOMP / 東京スカパラダイスオーケストラ
22:49 short hair / Base Ball Bear
23:51 ハイブリッド レインボウ / the pillows
 
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また明日から闘っていくのさ…。
 
校長のとーやま
 
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どうにか劣等感と、うまく付き合えないもんかね
策は、あるんだ!!
 
よしだ教頭
 
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SCHOOL OF LOCK! 放送後記

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LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • アイナLOCKS!

    アイナ・ジ・エンド

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

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  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

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    SEVENTEEN

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