「学校に行きたくない」
その気持ちを教えてください。

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『 確認! 』

まずはお知らせから!!
今年の夏、新木場STUDIO COASTで行った、10代限定の夏フェス!
未確認フェスティバル2015

応募総数、3254組を勝ち抜いた8組のミュージシャンが、
会場いっぱいに集まってくれた4000人以上の生徒の前で、
まだ誰にも聞かせたことのない、未確認な音をかき鳴らしてくれました!

そんな8組が参加した、
コンピレーションアルバムの発売が決定!

これはほぼ全曲、フェスの後に新たにレコーディングされた音源です!!

『未確認フェスティバル2015』コンピレーションアルバム!
リリースは、来月、12月9日の水曜日
値段は8曲収録で、税抜き969円!

さらに、このアルバムはデジタル配信もします!
詳細は全て、SCHOOL OF LOCK!の特設サイトから確認してね!

これを聴いて、
「すげえ!」とか、「悔しい!」とか、「オレも何かやってやりたい!」とか、
自分の中に生まれた、いろんな感情と向き合って、未確認な自分の才能を見つけてほしい!


♪ アメリカ産ローターサイクル / 夜の最前線


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そして今夜の生放送教室は…
学校掲示板で最近よく見かけるのが、
「学校に行きたくない」という言葉。

「勉強が嫌だから」「うまく友達ができないから」
理由はたくさんあると思います。

掲示板を見ているといじめを受けている生徒もいます。
勇気を出して教えてくれて、ありがとう。

だから、今夜はそんな生徒と、話がしたいと思っている。
何にも解決できないかもしれないんだけど、
校長・教頭がみんなの話を、本気で聴きます。

今の君の状況、誰かに言えないこと、誰かにずっと言いたかったこと、
学校掲示板で待っています。
他の誰かに内容を見られたくない場合はメールでも大丈夫。
君からのメッセージ待ってます。

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こちらの書き込みをしてくれた生徒に逆電します。


学校
嫌がらせが止まらない。
そもそもの原因がわからなくなるくらい、膨らんでる。
私は悪くない、って思ってても、
「うちらに謝るか(助けてくれてる)男友達と縁切るか、どっちかにしてー。
どっちも選ばないならあいつらどうなっても知らないから」
なんて言われたら、話せないよ。

おまけに自作自演で私にやられたとか嫌がらせ仕立てあげて、なにがしたいの。やられてるのはこっちだよ。
先生まで味方につけて、そんなことして楽しいんだろうか。
大切だった人が、私のことが面倒だって離れていったり。
どうしてこうなるの。階段から突き落とされた怪我が痛い。
pacochibi
女性/17歳/北海道
2015-11-05 23:05



pacochibi 北海道 17歳 女性 高校2年生

pacochibiは夏に応援LOCKS!でも1度逆電をしています!

とーやま校長「お久しぶりだね」

pacochibi「こちらこそお久しぶりです」

とーやま校長「今、書き込み読んだんだけど、嫌がらせがクラスであるってこと?」

pacochibi「クラスというより学年であります」

とーやま校長「そこでクラス跨いで嫌がらせされてるの?」

pacochibi「定時制の学校で、私は午前で、色々あった人たちは夜間なんです」

とーやま校長「何があったの?」

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pacochibi「そもそもは去年の夏に好きな男の子がいて、その人と仲良くなっていって、私は“好きだよ”って言っててその人も“俺もお前のこと大事だから”って言ってくれて、でも付き合ってはいなかったんです」

とーやま校長「でも両想いっていう感じで」

pacochibi「それで彼が告白してくれるのを待ってたんですね。でもその状態のまま今年のバレンタインのちょっと前ぐらいに彼と私の共通の女友達に“実は私も彼のことが好きなんだよね”って言われて、でもそれは彼が選ぶべきだと思ったんで、“お互いがんばろう”って言ってその場ではそれで終わったんですけど、少ししたら友達からTwitterで悪口を言われてるっていうことを聞いて」

とーやま校長「“お互い頑張ろう”って言ったことに対しての悪口?」

pacochibi「最初は私に全く身見覚えのない噂が流されてたり」

とーやま校長「好きな男の子に対して言ってたの?」

pacochibi「彼に私のことを誤解させるような悪口ですね」

とーやま校長「その共通の女の子の友達が“お互い頑張ろう”って言い方に怒ったのかな?」

pacochibi「最近聞いてるところによると、“私の方が彼と先に会ってたのにむかつく”みたいな」

とーやま校長「あ〜嫉妬とかやきもちがあったんだな、それで悪口言われるようになったんだ」

pacochibi「でも私はTwitterやってないんで、言わせておけばいいやと思って、彼もそんな簡単に噂を信じないだろうと思ったんですけど、そうはならなくて…」

あしざわ教頭「え…?」

pacochibi「彼も私のこと誤解して、Twitterとかで“最低だな”って言ってたみたいで」

とーやま校長「それは…今の彼のことはどう思ってるの?」

pacochibi「最低だと思ってます」

とーやま校長「よしよし、それならよかった、俺も言わしてもらうは、ひどいなそいつは!そんな男だったんだな!」

pacochibi「はい」

あしざわ教頭「Twitter上でpacochibiに対して悪口言ってるってことだよな?」

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pacochibi「最初はそうでした」

とーやま校長「pacochibiがTwitterやってないのも知ってるんだろ?」

pacochibi「わかってます」

とーやま校長「直接言わないで陰口を言ってるような奴らってことじゃん」

pacochibi「最初はそんな感じで、彼が離れていったことがショックで、彼はネット上に個人情報を書いて、先生に呼び出されて注意されてたんです」

とーやま校長「デリカシーもマナーもなってないな」

pacochibi「そしたら“あいつチクッた”みたいな感じになって、それで仲間内で私のこと言ってたみたいで」

とーやま校長「ネチネチしてんなぁ」

pacochibi「私は気づいてなかったんですけど、周りの女の子はその彼のこと好きだったみたいで」

あしざわ教頭「モテるんだね」

pacochibi「それで彼は注意されたけど、まだ悪口言ってるから、“じゃあ私たちが”みたいな感じで」

とーやま校長「彼の気を引こうとするためにpacochibiを攻撃するようになったんだ」

pacochibi「ネットの悪口から直接的になってきて」

とーやま校長「階段から落とされたのはケガ大丈夫なの?」

pacochibi「病院は行きました」

とーやま校長「こんなの絶対ダメじゃん、先生とかは?」

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pacochibi「知ってます」

とーやま校長「誰が押したかはわかってるの?」

pacochibi「イタズラとかも含めて誰がやったかわからないようにしてくるので注意できないんです」

とーやま校長「やり方としては1番ずるいな!卑怯だし!」

あしざわ教頭「性格悪いな」

pacochibi「助けてくれる人がいたんですけど、仲がよかった男友達がこの状況に気づいてくれて、守るって言ってくれて私も頼りきってて、その男の子と別の男の子の友達と女の子の友達3人で守っててくれたんですよ」

とーやま校長「頼りがいあるな」

pacochibi「でもその1番最初に助けてくれた男の子が、“自分がpacochibiの近くにいても何も変わらない、どうしたらいいかわからない”って私以外の友達に言ってたみたいで」

あしざわ教頭「そばにいても助けられないってことかな?」

pacochibi「私はそばにいてくれるだけでよかったんですけど…、それで気まずくなって、先週ぐらいに彼女ができたらしくて、そしたら友達の関係すら切られてしまって」

とーやま校長「それは彼女に対しての配慮なのかな?」

pacochibi「でも私以外の女の子とは話したりしてるんですよ」

とーやま校長「じゃあ何かあったのか、彼なりの何かがあるのかもしれないけど…今はどうしてるの?」

pacochibi「全然話さなくなって、すれ違っても無視みたいな感じで、もう1人の男の子と女の子の友達はずっといてくれて、ロッカーとかいたずらされてると男の子が片づけてくれたりしてくれて」

とーやま校長「かっこいいね!」

pacochibi「先週くらいに嫌な人たちに条件を出されて“やめてほしいなら、男友達と縁を切るか、私たちに謝るかどっちかにして”って言われて」

とーやま校長「それ何人くらいいるの?」

pacochibi「もう膨れ上がってわからないくらいになってるんです」

あしざわ教頭「それは直接言ってきたの?」

pacochibi「手紙が机に入ってました」

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今夜の放送を聴いて掲示板への書き込みやメールだけでなくFAXもたくさん届きました。
その中の1通を紹介。

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とーやま校長「今、何人聴いてくれてるか分からないけど、みんなpacochibiに想い届けてくれてるね」

pacochibi「はい」

とーやま校長「それで考えたんだえど、pacochibiとしてはどうしていこうか?」

pacochibi「まずは選べって言われていることを、選ばずに今になってるので、“あの2人どうなってもいいの”って言われたので、そのことを友達2人に相談できなくて、選ばないって選択肢で2人が何かされるのが嫌なので…」

とーやま校長「そいつら人質みたいなことしてるけど、たいした度胸もないからまともなことはできないと思う。でもそうであっても怖い部分があるから、このままいってもっとやばくなる前に学校にちゃんと相談するってのは1つの方法だと思う」

pacochibi「相談してるんですけど、何とかしてくださいって言っても、その人たちを呼んで話をするしかないみたいで…」

あしざわ教頭「もう先生に相談したことはあるんだね?」

pacochibi「先生に言ったら“呼んで話しするしかないね”って言われて、私はそれが絶対いやだったので、そうなると学校は何もできないのかなって思って」

とーやま校長「俺の中であと2つ考えがあるんだけど、そいつらと話したことある?」

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pacochibi「1度埒があかないと思って話にいこうとしたら友達に全力で止められました」

とーやま校長「じゃあ結果的にいかなかったの?」

pacochibi「私が話にいっても都合のいいように言われるだけだから、やめたほうがいいよって言われて、話しませんでした」

とーやま校長「俺は、それでも思ってることを話しに行くのは1つの策だと思って、もう1つの考えは本当に不本意だけど、このままだと埒があかないから、1度謝る作戦、それで相手がどうなるか、ほんとに謝るのは嫌だけど、でもここから1年以上学校生活あるわけだから、このまま過ごすって考えると胸が痛い」

pacochibi「…」

あしざわ教頭「僕は先生に伝え続けたほうがいいと思って、個人的に呼び出すのは嫌だってことも伝えて、先生に訴え続けるべきだと思うのよ。これはもう学校全体の問題だし、そういうことを止めるのは先生なわけだから、言うべきだし、言い続けた方がいいと思う。“どうせ”とか思っちゃうとpacochibiの居場所が狭くなっちゃうから、言えるべき人がいるうちに言ったほうがいいと思うよ」

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pacochibi「…男友達とは縁を切らなくていいんですかね?」

あしざわ教頭「切らなくていいんだけど、それで何かされてしまうことは怖いよな…」

とーやま校長「…これはお前に決められることじゃないし、縁は切らなくていいよ。じゃあ切りますって言って切れるものじゃない」

pacochibi「離れていっちゃたんで、またそうなるかと思ったら怖いなって思って…」

とーやま校長「でもさ、離れたくないのにその選択肢をとってしまうと、ちゃんとしたことが伝わらないから、最後の踏ん張るところはpacochibiだと思うから、その男の子に縁を切りたくないって言うべきだよ」

pacochibi「言ったほうがいいんですね、言わないほうがいいと思ってて…」

とーやま校長「絶対言ったほうがいいよ、そうじゃないと向こうは寂しいよ。その2人はpacochibiのこと思って、いじめられるリスクはあっても喋ってくれてるんでしょ。だから縁は切らなくていいよ、切れるもんじゃないよ」

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pacochibi「じゃあ1回話してみます」

とーやま校長「ラジオにはいっぱいの仲間がいるし、その2人にも頼っていい、まず味方と一緒に気持ちを共有して、立ち向かうことが大事だから、伝えよう。ここまでがんばってるんだし」

pacochibi「いや〜」

とーやま校長「めっちゃがんばってるよ、強い心持ってる。普通こんな状況なら学校行かなくていいくらいだけど、そうじゃないでしょ?」

pacochibi「学校は行きたいです」

とーやま校長「この状況でもその言葉が出てくるのは強い気持ちがある証拠だし、pacochibiは人の気持ちを考えるってのができてる。だから1回話してみ。というか話せ」

pacochibi「はい」

とーやま校長「まだ思ってることや、言えないこと話してみな」

pacochibi「ちょっと避けてた部分もあったので…」

とーやま校長「ちゃんとpacochibiの今を知りたいはずだよ。ちゃんと伝えて、向こうからも伝えてもらって、頼れるだけ頼りなさい」

あしざわ教頭「俺が友達の立場でも言ってほしいと思うよ」

pacochibi「はい」

とーやま校長「このまま留まってしまうと、pacochibiの青春の時間がなくなってしまうから、その話をして切り開いて、自分を守る」

あしざわ教頭「先生にも言いなよ」

pacochibi「はい」

とーやま校長「大丈夫?」

pacochibi「大丈夫です」

とーやま校長「またな」

pacochibi「ありがとうございました」

とーやま校長「また喋るぞ。じゃあな」

あしざわ教頭「書き込みもしてな」

pacochibi「はい、ありがとうございました」

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【FAXイラスト】

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RN ももとりまかろに


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【逆電リスナー】
pacochibi 北海道 17歳 女性
 
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【オンエアリスト】
22:07 アメリカ産ローターサイクル / 夜の最前線
22:25 恋愛サーキュレーション / 千石撫子(花澤香菜)
23:17 TOKIMEKI LIGHTS / Perfume
23:49 ジュゴンの見える丘 / Cocco
 
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1人でここまで闘ったんだ、
その勇姿を見ている人は必ずいて、
こっちを見ているとしたら、その人に自分の気持ちは伝えろ!
もう1人で闘う必要なんてないよ。
 
校長のとーやま
 
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pacochibi、勇気を出して話してうれてありがとう。
そして、もし、これを聴いて何か感じた生徒、学校の先生、
そういう人達がいる事を忘れないでほしい。
ほんと。何とかならんか。
 
教頭のあしざわ
 
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SCHOOL OF LOCK! 放送後記

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