今夜は、君の話をじっくり聴きたい。
「掲示板逆電」!!

SCHOOL OF LOCK!

SCHOOL OF LOCK!


『 まさか、がまさかでなくなる 』

西日本の生徒のみんな、
豪雨の被害が大きくて心配しています。
君の無事を祈っています。

とーやま校長「ニュースなどで皆が知ってるとおり、先週末、木曜、金曜あたりから西日本を中心に豪雨が降り続けた。
その結果、たくさんの方が亡くなるという事態になり、まだ見つかっていない方もたくさんいらっしゃって。
そのニュースを見るたびに、SCHOOL OF LOCK!の生徒だったり、ご家族、親戚、友達などが
この数字の中に含まれているかもしれないと思うと、何とも言えない」


ひぇえぇぇ......
お婆ちゃんの家が床上浸水しててえらいことになってた...... 明日、手伝いに行くけどすごい状況なんだろうな...... こっちは電気は通ってるものの断水してて、復旧に一ヶ月かかりそう......
断水とか停電してるとわかるけどインフラは大事だなと思える。特に停電がきつい。情報がラジオぐらいしか入らないし、情報の伝え合いもできない。今のところ通行止めが解除されつつあるけど、陸の孤島になっている場所もある。
人ごとでは言えないな......
呑気なてるてる坊主
男性/19歳/広島県
2018-07-09 12:28



とーやま校長「昼過ぎのテレビを観ていたら、ようやく、雨は上がって天気は良くなったんだけど、
今度は逆に気温が上がりすぎて、めちゃめちゃ暑い状態になっていて。
その中で家の土砂を取り除く作業をするのは、かなり大変なことだと思う。
手伝いに行くのはすごく良いことだけど、無理しすぎると、自分の体調が悪くなってしまう恐れもあるよね。
その辺はちゃんとやりながら、自分の身体とも相談して、周りの大人とも相談して、作業していくことが第一だと思う。
まずは、『行って会うこと』が、おばあちゃん達にとって一番安心することだと思うから」


無題
金曜日、土曜日とずっと大雨。友達と一晩中連絡を取り合いながら過ごした、今までで一番長い夜だった。
自分の地元はそこまで被害が大きくならなかったものの、ニュースを付けると見慣れた景色が全く違うものになってた。
未だに連絡をしても帰ってこない友達がいて、被害に遭っていないか心配でたまらない。
大切な友達の地元が大きな被害を受けているのに、交通手段がなくてなにもできない。
被害を受けている場所が、友達がいるのに、地元ではほぼいつも通りの生活が流れていて。何もできない自分が嫌いになりそうです。
明日からは学校、教室に入るのが怖い。みんな無事でいて欲しい、明日揃わなくてもいいから、とにかく無事でいて。
さくらんぼのみなみん。
女性/17歳/広島県
2018-07-09 14:08



あしざわ教頭「『何も出来ない』っていうのが、一番しんどいですよね。
僕の奥さんも岐阜出身なんですけど、岐阜も結構雨がひどかったりして。
いつも見慣れてる川がものすごい水量になっていたりして、現実としてなかなか受け止められないというか…。
『どうしたらいいんだろうね』って呆然としてしまうというか。
”無力さ”みたいなものをめっちゃ感じましたね」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「皆、本当に無事でいて欲しいなと思うし、
RN さくらんぼのみなみん。も、友達たちとちゃんと話せる日が来るといいな、と心の底から願っています。

黒板にも『まさか、がまさかでなくなる』と書いたんだけど、
先週のニュースを観た時に、正直、”まさかこんなことになるとは”って俺も思ってしまった。
西日本にいる皆も、どこかで”いや、これぐらいなら大丈夫だろう、いつものことだろう”って思っていたのが、
その”まさか”が起こってしまって、こういう事態になってしまったところもあると思う。
俺も昔、学校で避難訓練とかをしていたけど、一回も真面目にやったことがなかったし、
なんなら”真面目にやるのがちょっと格好悪い”とか思ってしまっていたんだけど。
マジで、”そんなこと言ってらんねーな”って思った。
思ってる以上のことが起こってしまうし、用心はしすぎてしすぎることはないはずだから、
準備はしておかないといけない。
黒板にも書いた、『まさか、がまさかでなくなる』
何かが起こった時の為に、この言葉を心のどこかにしまっておいてもらえたらいいなと思ってる」

SCHOOL OF LOCK!


<生徒が集まって来る音>

あしざわ教頭「さあ、今日も生徒が集まってきました!
SCHOOL OF LOCK! 今週も開校です‼︎」

あしざわ教頭「…起立!」

とーやま校長RN ちゃんみづRN ミックウィンプスも、声を出せたら一緒に叫ぼう!」

あしざわ教頭「礼‼︎」

とーやま校長・あしざわ教頭「叫べ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」


♪ way out way out / 10-FEET


この週末、土曜日・日曜日に開催が予定されていた、
10-FEET先生が主催する音楽フェス『京都大作戦』
残念ながらこのフェスも、雨と二次災害の可能性を考慮して、
2日間とも中止になってしまいました。

とーやま校長「10-FEET先生からも、このフェスへの並々ならぬ思いを直接聞いていたし、
出演されるアーティストの皆さんや、サバンナの高橋さんとかも、スケジュールを調整してめっちゃ楽しみにしていて。
去年も落雷などの影響で時間が短縮されたりして、やっと1年が経って、
『よし、行くぞ!』ってなったのに、今回2日間とも中止になってしまうという。
苦渋の決断をせざるを得なかった10-FEET先生の気持ちを理解することは出来ないんだけど…」

あしざわ教頭「でも、宿泊のホテル側が『キャンセル料はいりません』って言ってくれたりして。
すごい”人が見える”なって思いました。
こういう時こそ、”顔が見える人たち”というか、人と人とがちゃんと繋がってるんだなっていうことが伝わってる。
それこそ来年のために、『(来年)ホテルに行きます!』とか、そういう”気持ち”がお互い駆け巡ってるんだな、って」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「10-FEET先生もツイッターで色々呟いてくれて、ちょっとだけホッとしたところはあったけど。
でも、どういう気落ちでこれを呟いてくれているのかな、って考えたりして。
ファンの皆や、音楽が好きな人たちに対して、
(気持ちを)振り絞ってやってくれているのにも、すごく愛を感じた。
…悔しいね。
軽々しく『また来年』なんて言えないけどね」

SCHOOL OF LOCK!



さあ、今夜の授業は、SCHOOL OF LOCK!のスタンダード授業
「掲示板逆電」!!

【学校掲示板】の書き込みの中から、
とーやま校長&あしざわ教頭が気になった生徒に電話をしていきます。

友だちのこと、先生のこと、家族のこと、部活のこと、
夏休みが入るまでに解決しておきたいこと。
内容は何でもOK。

話したいことを【学校掲示板】に書き込んでください。
掲示板に書き込めない事情がある生徒はメールでも大丈夫です。

みんなからのメッセージ、待ってます!!


♪ アニー / ズーカラデル


SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「今も、我が校の掲示板をずっと見ていて、今回のことで色々なことを思った。
皆ももしかしたら”まだ整理がついていない”とか、
”ぐじゃぐじゃしちゃってるな”とか、あるかもしれない。
俺もこうやって言葉を届けさせてもらっているけれども、
”この言葉でいいのかな”とか思いながら、今もドキドキしながら喋ってたりしていて。
それが全部正解でもないし、もしかしたら間違いかもしれない。
でもそういう時に、SCHOOL OF LOCK!にはカッコイイ音楽がある。
だから、素敵な曲で、心の隙間を埋められたらいいなと思う。埋まって欲しい!
俺は、『皆でやっていきたい』んですよ。
音楽があって、皆の書き込みがあって、気持ちがあって…。
それで”出来たもの”で良い…はず!」

SCHOOL OF LOCK!



とーやま校長「さあ、毎月2週目のこの時間は… んがっ!!!

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「ど、どうしました!?
誰か、水を! 誰か校長に水を!」

とーやま校長「出だしからもう”もたないな”って思った(笑)」

あしざわ教頭「”出だしからもたない”ってどういうことですか(笑)」

とーやま校長「いや、入っちゃったんだよ」

あしざわ教頭「何が?」

とーやま校長フリスクが

あしざわ教頭「フリスク食べ過ぎなんですよ、校長は(笑)」

とーやま校長「ゴホン!!
…さあ、毎月2週目のこの時間は、学校のはじっこにある【LL教室】から、
LiSA先生が毎日登場!!!」

あしざわ教頭「先生、校長先生がヤバいかもしれませんよ、LiSA先生(笑)
…俺もふわふわしちゃった。”先生先生”言って」

とーやま校長「俺も見て見ぬふりをしようと思ったけど。
横で教頭のことを思いっきり指さしたから(笑)」

あしざわ教頭「しょうがない、これは(笑)」


そんな今日の【LiSA LOCKS!】は、
LiVE is Smile Always〜ASiA TOUR 2018〜[eN]
の裏話をたっぷりお届け!
詳しくは【LiSA LOCKS!】のページからチェックして欲しい!


ここでゲストのお知らせ!!
吃音をテーマにした漫画、「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」が、今月、実写映画として公開!
そこで明日の生放送教室には、漫画家の押見修造先生が来校してくれます!!!!

そして今週木曜には、
Official髭男dism先生が登場ーーー!!!


とーやま校長「髭男先生、久しぶりだよね、ちゃんと会ってお話するの。
さらに今月は…」

あしざわ教頭「そうです。未確認フェスティバルのライブステージのゲストアクトとして、
最終日に来てくれます!!」

とーやま校長「7月29日の日曜日、これ、無料で観に来ることができるから。
渋谷の、O-…」

あしざわ教頭EAST!

とーやま校長「EAST…??」

あしざわ教頭「あれ? EASTじゃなかったっけ?
WESTだっけ? あ、WESTだわ!

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「俺今見たけど、7月29日、『渋谷 TSUTAYA O-WEST』

あしざわ教頭「オーケーー!!!
ごめんなさーーーい!!!!
今だったら、俺のこと殴って良いぞ!!

<ビシバシとあしざわ教頭を殴る音>

とーやま校長「要は、今の何?
何が言いたかったわけ?」

あしざわ教頭「とにかく、『渋谷 TSUTAYA O-WEST』に来て欲しいって言いたかったの」

とーやま校長アウト!!
髭男先生、すいません! これも込みで木曜に謝ります!」


ここからは、我が校のスタンダード授業「掲示板逆電」をお届けしていく!

とーやま校長「前に話をした奴なんだけど、今日の夜に書き込みをくれていて、
今どうなってるのかな、と思って。
ただ、俺としてはちょっとだけ”電話繋がなくていいかな”とか思ったりしてるんだけど」

あしざわ教頭「そんな生徒いるわけないじゃないですか!
どんな生徒でも繋ぎたいでしょうよ(笑)」

とーやま校長「そうか。ごめん」

あしざわ教頭「いきましょう!」

とーやま校長「…もしもし!」

???「もしもーし!」

とーやま校長「校長のとーやまです!」

あしざわ教頭「教頭のあしざわです!」

ナチョスピリッツ 埼玉県 20歳 男性 芸人

RN ナチョスピリッツは、2年前の18’s PROJECTに登場。
高校を卒業して、お笑い芸人を目指している話をしてくれたぞ!

とーやま校長「あの時って、ナチョスピリッツは何をしていたんだっけ?」

ナチョスピリッツ「(お笑い芸人を目指しながら)フリーターの時ですね」

とーやま校長吉本の養成所に、結構ガッポリ取られるんだもんな」

あしざわ教頭「(笑)”ガッポリ”って言うのやめてくださいよ!」

ナチョスピリッツ「ここでは、僕はちょっと言いづらいですけど…」

一同笑い

とーやま校長「そのお金を貯める為にバイトをしていて、芸人になりたかったんだもんね?」

ナチョスピリッツ「そうです、はい」

とーやま校長「それで、2年ぐらい前に話をしていて、
一応、俺と教頭もお笑い好きでさ」

あしざわ教頭「そうですよ」

ナチョスピリッツ「もちろんもちろん」

とーやま校長「大したことは言えないけど、アドバイスみたいなこともさせてもらったのが約2年前。
で、今日も書き込みくれてたでしょ?」

ナチョスピリッツ「はい」

とーやま校長「まず、今のナチョスピリッツの肩書きを、ちょっと聞いておいてもいい?」

ナチョスピリッツ「はい。
東京NSC23期、『アプリコット』としてコンビを組ませてもらっています!
よろしくお願いします!


とーやま校長「(笑) よろしくお願いします!」

あしざわ教頭「最初の『よろしくお願いします』はこれだったんだ(笑)」

とーやま校長「俺と同じ学校だから」

あしざわ教頭「そうか! 同じ学校だったんですね」

とーやま校長「俺もこの学校に入るために、18の時に札幌から出て来たから」

あしざわ教頭「そうか〜。お笑い好きですからね、校長は」

とーやま校長「23期? いつ入ったの?」

ナチョスピリッツ「去年の4月ぐらいですね」

とーやま校長「3月に卒業して、4月デビューってことね。
だから、芸人になって3ヶ月ぐらい」

ナチョスピリッツ「そうですね、はい」

とーやま校長「…なんだ、このインタビュー(笑)
俺、先輩なんだけど!」

あしざわ教頭「後輩にインタビューしてるって何(笑)」

とーやま校長「でも、校長と生徒だから(笑)
まず、プロの芸人になってみて、この3ヶ月どうだった?」

ナチョスピリッツ「でも、楽しいですね。
お客さんの前でやる漫才って、楽しいなって感じます」

とーやま校長「『アプリコット』のナチョスピリッツは、”ボケ”と”ツッコミ”、どっちなの?」

ナチョスピリッツ「”ボケ”してます」

とーやま校長「相方とはどこで出会ったの?」

『アプリコット』の相方とはNSCで知り合い、RN ナチョスピリッツの方から声を掛けたんだそう。

ナチョスピリッツ「僕、ワケあってめちゃめちゃ解散してるんですよ、NSC中に」

とーやま校長「これはヤバい臭いがしますよ。
NSC大阪で言えば、ウーマンラッシュアワーの村本さんていう人がいて、
養成所時代で10回ぐらい変わってるんじゃない? 相方が」

SCHOOL OF LOCK!


ナチョスピリッツ「そんなには解散してないんですけど。
僕は2、3回ぐらい」

とーやま校長「それぐらいなら良くあることじゃない?」

あしざわ教頭「それ、自分から『解散しよう』って言ってるの?」

ナチョスピリッツ「いや…。まあ、向こうからですかね」

とーやま校長「…なんか、きな臭せーな」

あしざわ教頭「(笑) 生徒なんだから」

とーやま校長「どうせ、厳しんだろ、ネタとかに。
『そこのツッコミが違う!』とか」

ナチョスピリッツ「いや、そういうわけじゃないです、全然」

とーやま校長「舞台には立ってるの?」

ナチョスピリッツ「はい。
一応、明日出るんですよ」

とーやま校長「明日? どこ?」

ナチョスピリッツ∞(無限大)ホールです」

とーやま校長「うわ! 渋谷の∞(無限大)ホールね。
センター街の奥に、若手用の劇場が10年以上前からあって」

あしざわ教頭「すげー!」

とーやま校長「そこに出てるの? 今」

ナチョスピリッツ「そうですね、はい」

とーやま校長「プロだな、しっかりとした」

ナチョスピリッツ「すいません、一応…」

とーやま校長ピラミッドに属してるの?」

ナチョスピリッツ「ああ、はい」

あしざわ教頭「ピラミッドに属してるって何!? (笑)
急に言うのやめてください!」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「吉本の”ピラミッド”ですよ」

あしざわ教頭「そんな世界なんですか?」

とーやま校長「ランク付けされてるんだよな」

ナチョスピリッツ「はい、そうです」

とーやま校長「今、何段階あるの?」

ナチョスピリッツ「今、4段階ありますね」

とーやま校長「一番トップは誰?」

ナチョスピリッツラフレクランさんとか」

とーやま校長「コンビね」

ナチョスピリッツ「その上に、殿堂入りみたいな、トップ5みたいなのがあるみたいで。
その上には、コロコロチキチキペッパーズさんとか」

とーやま校長おかずクラブとか?」

ナチョスピリッツ「そうです、そうです」

とーやま校長ニューヨークとか、横澤夏子とかな」

あしざわ教頭「めっちゃ詳しい! どんどん出てくる(笑)」

ナチョスピリッツ「そうです、そうです」

とーやま校長「で、ナチョスピリッツ属する『アプリコット』は、
4段階のうち、今どこにいるの?」

ナチョスピリッツ一番下です

とーやま校長「厳しいね」

ナチョスピリッツ「はい」

あしざわ教頭「そこは、何か名前があるの?」

ナチョスピリッツ「”トライアルクラス”っていう括りですね」

とーやま校長「明日、何分ネタをやるの?」

ナチョスピリッツ「1分ですね」

とーやま校長「1分のネタって相当難しいからね」

あしざわ教頭「フリからのボケ! ムズいよ」

とーやま校長「月に何回あるの?」

ナチョスピリッツ「月に3回です」

とーやま校長「3回の合計とかって、関係あるの?」

ナチョスピリッツ「特にないです。
∞ホールのオーディションがありまして、お客さん投票で1位になった人が『(トライアル)バトル』に進めて、
次はまた『チェンジ』みたいなのがあるんです」

とーやま校長「入れ替え戦だ」

ナチョスピリッツ「はい。それでやっと”トライアル”から”サード”に上がれるみたいなのがあるんですけど」

とーやま校長「じゃあ、明日は絶対にバカウケしないといけないってことだ」

ナチョスピリッツ「そうですね。
明日は1分ネタをやって、コーナーのライブがあって、って感じです」

とーやま校長「(笑) 大変だな、芸人って。
ネタだけじゃダメなんだから」

あしざわ教頭「そうね。コーナーは”大喜利”だったり、そういうやつね」

とーやま校長「もうネタ合わせは終わったの?」

ナチョスピリッツ「え…いや、あの、一応…。
今やってるところです

あしざわ教頭「今!? そうなん?」

とーやま校長「(笑) どこでやってるの、ネタ合わせ」

ナチョスピリッツ新宿の中央公園です

一同笑い

とーやま校長「都庁を目の前に!」

あしざわ教頭「広いですからね、あそこらへんね」

とーやま校長「”あそこまで上り詰めてやる”という意味を込めてね。
相方横にいるの?」

ナチョスピリッツ「います」

とーやま校長「何歳?」

ナチョスピリッツ「25歳です」

とーやま校長「5歳上なんだ!」

あしざわ教頭「気を使わない? 大丈夫?」

ナチョスピリッツ「大丈夫です」

とーやま校長「一回、替わってもらっていい?」

ナチョスピリッツ「全然大丈夫です。替わります!」

相方「もしもし!」

とーやま校長「どうも、SCHOOL OF LOCK!というラジオの校長先生をやってる
とーやまという者なんですけれども」

相方はい! お疲れ様です!!!

一同笑い

あしざわ教頭「ボケっぽいな!
ボケっぽいけどツッコミなんだよな」

相方「あ、はい」

とーやま校長「なんでテンション上がったのかな?」

相方「あの〜、びっくりしちゃって

とーやま校長「ごめんね!
今ね、全国38局ネットで生放送中で」

あしざわ教頭「そうなんですよ」

相方「はい」

とーやま校長「で、相方のRN ナチョスピリッツと以前話したことがあって。
俺もアドバイスとかさせてもらってて」

相方「あー、そうなんですか!
あ、お世話になってます!」

とーやま校長「いやいや、こちらこそ! (笑)
明日の意気込みはどう? 今ネタ合わせしてる1分ネタ、ウケそう?」

相方ウケるに決まってるじゃないですか!

とーやま校長「お〜、いいね!」

あしざわ教頭「自信たっぷりだ!」

とーやま校長「どういうくだりがウケそうなのか、ちょっと教えて欲しいんだけど」

あしざわ教頭「それ、聞くの!? 今!?」

とーやま校長「なんで?」

あしざわ教頭「だって、生徒だって観に行く人がいるかもしれないじゃないですか(笑)」

とーやま校長「(笑) どういう芸人になりたいとかあるの?」

相方「僕はテレビに出るような芸人になりたいです」

とーやま校長・あしざわ教頭「…うーん、ざっくばらんだな(笑)」

あしざわ教頭「割と薄かったな(笑)」

とーやま校長「でも、テレビに出るの大変なんだから、薄くないよ!
それが大事なんだから」

あしざわ教頭「すいません」

とーやま校長「そうでしょ!? なあ、お金稼いでイイ女に会って、な」

相方むちゃくちゃやりたいです

一同笑い

あしざわ教頭「なんですか? (笑)」

とーやま校長「よし、替われ! もうお前は替われ。
ナチョスピリッツに替わってくれ」

相方「失礼します!」

ナチョスピリッツ「替わりました」

とーやま校長「ナチョ?
なんかアイツ、ボケっぽくないか?

ナチョスピリッツ「あの人、もともと前のコンビでボケをやってたので」

一同笑い

あしざわ教頭「そうなんじゃん! 解散すんなよ、マジで!」

とーやま校長「エゴとエゴがぶつからねーか、このコンビ(笑)」

ナチョスピリッツ「全然大丈夫です!
向こうも別に『俺がボケてやるぜ!』ってタイプの人間でもないんで」

とーやま校長「ちゃんとナチョのことを活かしてくれるの?」

ナチョスピリッツ「はい、そうです!
僕の方が完全に”ボケの顔”なんで」

一同笑い

あしざわ教頭「自負してんだな、それを」

とーやま校長「ツイッターとかやってるの?」

ナチョスピリッツ「やってます」

とーやま校長「じゃあ、後から見させてもらうわ」

ナチョスピリッツ「本当ですか! ありがとうございます!」

とーやま校長「どうだ、明日。いけそう?」

ナチョスピリッツはい、もちろん!

あしざわ教頭「気合い入ったな! 急に」

ナチョスピリッツ「はい!」

とーやま校長「教頭先生はお笑い好きだから、聞きたいことがあったら答えてくれるでしょ?」

あしざわ教頭「まあ、答えますけど…」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「なんか聞きたいこととかある?」

ナチョスピリッツ「そうですね。
出番前に、緊張のほぐし方というか、そういうのを教えて欲しいです」

とーやま校長「でもまだデビューして3ヶ月も経ってないし」

ナチョスピリッツ「はい」

あしざわ教頭「一番良いのは、”一番面白いと思うこと”だと思うよ」

ナチョスピリッツ「なるほど!」

あしざわ教頭「前の人も、無視!
”俺が一番面白い!”って、その瞬間思い込む!
ちょっとでも不安になると、それが出ちゃうから」

ナチョスピリッツ「あー。わかりました!
ありがとうございます!

とーやま校長「(笑)」

あしざわ教頭「素直に受け止めてくれたよ(笑)」

とーやま校長「お笑いって、頑張りすぎて肩に力が入りすぎてもお客さんに伝わっちゃうし、
観てるに方も急に緊張が走っちゃうから。
力を入れすぎてもダメだし、入れるなっていうのもアレだし。
まあ、二人でケラケラ笑えるようなネタさえ出来れば、いいんじゃないかな。
それが一番大事よ!」

SCHOOL OF LOCK!


ナチョスピリッツ「ありがとうございます!」

とーやま校長「客が笑ってなくても、相方が笑ってる。
それだけで俺は幸せなことだと思ってるから」

ナチョスピリッツ「為になります!」

あしざわ教頭「なんだよ、これ(笑)」

とーやま校長「恥ずかしいんだよ! 後輩だからさ」

あしざわ教頭「後輩にネタのアドバイスをしてるという(笑)」

とーやま校長「どっかで会うかもしれないから」

ナチョスピリッツ「はい!」

あしざわ教頭「最後に、告知しておいた方がいいんじゃないですか?
明日、何時頃に出るとか…。せっかくだから」

ナチョスピリッツ「そうですね。
明日(20日)の14時30分から『トライアルネクスト』というライブがあるので、
ぜひお時間があったら来ていただけたらな、と思います!


とーやま校長東京・渋谷、∞(無限大)ホールね!」

ナチョスピリッツ「そうです、∞ホールです!」

とーやま校長「思いっきり平日のド昼だけどね(笑)」

一同笑い

とーやま校長「ナチョスピリッツ、まだ話を聞かせて!」

ナチョスピリッツ「はい!!!」

とーやま校長「『アプリコット』!!
いっぱいウケろ!!!!!

ナチョスピリッツ「ありがとうございます!」

『アプリコット』。
みんなも、このお笑いコンビに注目してみて!!
ナチョスピリッツ、お笑いライブ頑張れ!!
結果の報告も待ってるぞ!


♪ StaRt / Mrs.GREEN APPLE


とーやま校長「詰め込みすぎてないかな〜、大丈夫かな〜」

あしざわ教頭「ネタの内容?」

とーやま校長「コントだとさ、『出オチ』。
ボケの人が出て来た瞬間にそこでどーんとウケるみたいな、破壊力があるボケができるけど、
漫才ってそういうのがないから」

あしざわ教頭「『どうも〜』って始まりますからね」

とーやま校長「ボケをいっぱい詰め込みがちになっちゃうけど、
そうなると焦りが生まれてしまって、間もへったくれもなくなってしまって、
全部ボケが流れてくみたいなことになるから。
出来ることなら、丁寧に一個ずつ。
ちゃんと二人でやってるけれども、ちゃんとお客さんの顔とかも見て…」

あしざわ教頭「ちょっと待って」

とーやま校長「お客さんの心も巻き込んで」

あしざわ教頭「校長か? これ」

とーやま校長「1分間。55秒で終わらせろ、ネタ合わせは。
絶対伸びるんだから。なぜなら”笑い待ち”があるからね」

あしざわ教頭「校長さん、校長さん」

とーやま校長「それを過ぎちゃうとね…え、なに?」

あしざわ教頭「とーやまさん、とーやまさん。
顔が変わってる。校長先生ですから、今」

とーやま校長SCHOOL OF LOCK!
校長のとーやまです!


あしざわ教頭「帰って来た!」


アプリコット
テレビで見れるのを楽しみにする!
みー♪
女性/13歳/熊本県
2018-07-09 22:45



SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「いや、全然あるからね。
今だって、深夜番組とかで若手の芸人さんたくさん出てるし。あるよ!」


■ ピラミッド
怖い
ラッキーflowerセヴン
男性/16歳/広島県



SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「システムに恐怖を感じてます(笑)」

とーやま校長「お笑いのね。
これ、さらに怖いのが、ギャラ。
プロの芸人だけど、『アプリコット』みたいに一番下は、ギャラはほぼ発生してないです」

あしざわ教頭「…え〜?」

とーやま校長「なんなら、マイナスです。
まず、チケットを劇場に買わされます。
一人×3枚ぐらいは買ってるはず。
だから、コンビで9000円ぐらい?」

あしざわ教頭「うわうわうわ」

とーやま校長「それを買って、ようやく劇場の舞台に立てるという」

あしざわ教頭「会社に対して何か文句を言ってません?」

とーやま校長「いやいやいや。
でもそれで切羽詰まって、バイト先のお客さんとかに『来てください!』って言って、
来てもらって、劇場が潤うということもあるわけで。
それで、たくさんのお客さんの前でやるのが一番良いわけじゃん。
…という為に、(アプリコットは)多分、苦しんでる最中だと思う(笑)」

あしざわ教頭「楽しいですって言ってたじゃん!」

とーやま校長「劇場のシステム、大変だよ。
どんどん変わっていくからね」

あしざわ教頭「詳しすぎません? ちょっと」

とーやま校長「なんですか?」

あしざわ教頭「だって、卒業されてるんですよね? 学校は」

とーやま校長「卒業っていうか、…まあね、ずっと前の話」

あしざわ教頭「学校は卒業されてるからね」

とーやま校長「まあね。
手売りと…」

<校長の喋りを遮って「SCHOOL OF LOCK!」のタイトルコールが流れる>

一同笑い

とーやま校長「『SCHOOL OF LOCK!』じゃないんだよ!
掲示板逆電だから!」

あしざわ教頭「すごい、ゴリっと終わらされたな(笑)」


さて、毎週月曜日は、校長による部活動【ドライ部】と、
竹内大輔先生が所長を務める研究室、【LOCK!LAB】の更新日!
ぜひみんなもチェックして欲しい!



ありがとうございました!
とーやまさん(校長)、芦沢さん(教頭)ありがとうございました!
久しぶりにお2人と話せて嬉しかったです!
芸人頑張れます。
アプリコット頑張ります。よろしくお願いします!
ナチョスピリッツ
男性/20歳/埼玉県
2018-07-09 22:56



とーやま校長「さっき、電話を切った後にアドバイスをさせてもらったんだけど、
1分ネタの漫才、やっぱり間を詰めすぎるとテンポもなくなっちゃうから、
出来ることなら時間をたっぷり使って欲しい」

あしざわ教頭「校長?」

とーやま校長「そして二人だけで漫才をする…」

あしざわ教頭「校長、校長。
とーやまさん?」

とーやま校長「…はい? とーやまです」

あしざわ教頭「(笑) とーやまさん?」

とーやま校長「さあ、今日の授業は…!」

あしざわ教頭「帰って来たな、校長が!」

とーやま校長「『掲示板逆電』!
学校掲示板の気になる書き込みに電話をして、話を聴いていこうと思います」


告白するタイミング
僕は2つ下の部活の後輩のことが好きです。毎日毎日話していくうちになんでも話せるようになって、めちゃめちゃ好きになりました。
その子もよくLINEしてきてくれたり、積極的に話しかけてきてくれたりします。
僕はその子と気が合うのでは??と思っていました。
しかし、そこに宿敵が立ちはだかったのです。同じ部活の後輩の男子です。その子とめちゃめちゃ仲良くし出したのです!!しかも髪の毛とか触っちゃったりしてスキンシップもままならないのです!!気づけばその女子の隣にはその後輩がいます。
そんなこともあって、これは早く告白しないと!って思ったのですが、中々1歩踏み出せません。さらに、僕は今年で部活最後なので部活に力を入れて11月の大会で優勝を目指したいと思っています。そこに恋愛が絡んでくると集中出来ないのではないかとも心のどこかで思っています。なので、後輩に好きな子が取られたくないので告白はしたいのですが、いつすればいいのか分かりません。今すぐすべきなのでしょうか?それとも大会後でも良いでしょうか??
ちなみに今日は好きな子の誕生日なんです!!
この日をどうにかうまく使いたいです。アドバイスください!
ヒロヒロトリプル
男性/17歳/長野県
2018-07-09 18:04



SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「もう終わるよ!? 誕生日!」

とーやま校長「いや、いっとくしかない!」

あしざわ教頭「後30分ぐらいしかない!」

とーやま校長「まだあるある!」

あしざわ教頭「イケる!?」

とーやま校長「アディショナルタイムが27分も残ってるんだよ、まだ!
…もしもし!」

???「もしもし」

とーやま校長「校長のとーやまです!」

あしざわ教頭「教頭のあしざわです!」

ヒロヒロトリプル 長野県 17歳 男性 高校3年生

とーやま校長「まず、今の気持ちはどういう気持ち?」

ヒロヒロトリプル「もともと、僕は2年生の時から”部活一筋でやっていこう”と思ってたんですけど」

とーやま校長「何部なの?」

ヒロヒロトリプル「工業系出身なので、ロボット制作部に入っています」

RN ヒロヒロトリプルは現在、工業系高校の3年生。
「今年こそは優勝したい」と、部活に集中するつもりだったのだけど、
今年入部して来た1年生の女子に恋をしてしまい…。

とーやま校長「その子のどういう所が好きなの?」

ヒロヒロトリプル明るい所とか、話せば話すほど大好きです

とーやま校長「好きなんだから、しょうがないよな!」

ヒロヒロトリプル「はい(笑)」

とーやま校長「宿敵はどんなヤツなんだよ」

ヒロヒロトリプル「(彼女と)同じく僕の2つ下の後輩なんですけど、
なんか、仲良くし始めちゃったんですよ」

あしざわ教頭「いいことだけどな、別に(笑)」

とーやま校長「部活にとってはいいことじゃん(笑)」

ヒロヒロトリプル「いいことなんですけど…」

とーやま校長「それ、最近?」

ヒロヒロトリプル「最近です」

とーやま校長「改めて、どういう仲の良さを見せつけられたの?」

ヒロヒロトリプル「二人で良く話したりしてるんですけど、
『あ、髪の毛にゴミが付いてる』とか言って、髪の毛を取ったり。
取るだけじゃなくて、髪の毛をわしゃわしゃ(触ったり)」

とーやま校長「男子がその女の子にやってるの?」

ヒロヒロトリプル「そうです」

とーやま校長「うわー。
それは、どの位置で見てるの?」

ヒロヒロトリプル「いやもう、隅っこの方で

一同笑い

あしざわ教頭「なんでわざわざ隅に行くの!」

とーやま校長「それは、正面に捉えてるの?
横目とかではないの?」

ヒロヒロトリプル「はい。
結構、3人で色々な物を作ったりするんで」

あしざわ教頭「3人でいることが多いってことだ。
その中で、そういうことが行われるってこと」

ヒロヒロトリプル「そうです」

とーやま校長「見れば見るほど『キーッ』ってなるわけだろ?」

ヒロヒロトリプル「なりますね」

とーやま校長「でも、先輩なんだからさ…。
まあ、注意するのもおかしいもんな」

ヒロヒロトリプル「そうですね…。
あまり注意も出来ないというか」

とーやま校長「自分では、平静を装えてるわけ?」

ヒロヒロトリプル「表面的には全然、”俺、そんなん興味ないから”っていう感じなんですけど

とーやま校長「(笑) 俺、絶対出てると思うんだけど」

あしざわ教頭「なんか『ぐぎぎー!』ってなってると思う(笑)」

とーやま校長「で、7月9日は今日でしょ? (彼女の)誕生日なの?
学校では会ったの?」

ヒロヒロトリプル「会いました」

とーやま校長「話はした?」

ヒロヒロトリプル「何度か」

とーやま校長「誕生日のことは何か言ったの?」

ヒロヒロトリプル「一応、おめでとうとだけは言いました」

とーやま校長「どんな感じだった?」

ヒロヒロトリプル「結構、満面の笑みで『ありがとうございまーす!』みたいな」

とーやま校長「今日は、宿敵とは話をしていた?」

ヒロヒロトリプルだいぶ話をしてました

とーやま校長「ヒロヒロトリプル的には、想いを伝えたいんでしょ?」

ヒロヒロトリプルもう、伝えたいです

とーやま校長「焦りはある?」

ヒロヒロトリプル「焦りはあります。
そこで告白してしまって、関係が崩れるのも嫌だし、
もし仮に成立したとしても、今後部活にも集中できなくなってしまうんじゃないかな、という…」

とーやま校長「デートもしたいしな。
そこで、色々悩んでるということか」

ヒロヒロトリプル「そうですね」

あしざわ教頭「俺は、あんまり”焦り”で行かない方がいいんじゃないかと思うけどね」

とーやま校長「そうだよね。
”焦り”って、結局、その好きな子のことを考えてないんじゃないかって思っちゃうよね」

あしざわ教頭「俺も経験あるんだよ。
やっぱりライバルがいて、好きだった子に”言わなきゃ!”ってなって。
で、言おうとして友達に『好きな子がいて、告白したい』って相談するわけですよ。
そういう時は、”いつもならしないこと”をしちゃうんです。焦ってるから。
それで、『アッシー、普段そういうことをしないから、怖いんだけど』みたいなことを言われて。
『落ち着いて。冷静に考えた方がいいよ』みたいな。
『自分のタイミングで、”気持ちが溢れた時”に言うべきだから、
今焦って言ったら、きっと上手く伝わらない気がするよ』
って友達に言われて、
”あ、俺完全に見失ってるわ”って思って。
自分が人の相談に乗る時にはあんなにすっすっと言ってるくせに、
自分のことになると、結構わからなくなっちゃう。
あと、もしかしたら、ヒロヒロトリプルが女の子を好きだから、
その男の子(ライバル)と彼女が仲が良いように見えてる
って気がして」

SCHOOL OF LOCK!


ヒロヒロトリプル「ああ…」

あしざわ教頭「冷静に考えたら、同級生同士、仲の良い友達だったらそれぐらいするかなって思えると言えば思えるじゃん」

ヒロヒロトリプル「そうですね」

あしざわ教頭「”好き”ってフィルターが入ると、
”コイツどんどん追い越そうとしてる””俺を意識してすげー来てる”みたいな。
一個プラスアルファが入っちゃってるんじゃない?」

ヒロヒロトリプル「はい、入ってます」

あしざわ教頭「よく考えたら、(ヒロヒロトリプルは)先輩だし。
先輩にはそうは出来ないし。
友達同士だったら、そういうこと(多少のスキンシップは)は起き得るよ」

ヒロヒロトリプル「はい…」

あしざわ教頭「冷静に考えたらそうなるんだけど、
今は自分がそうなっちゃってるから、色々大事な部分を見逃しちゃってる気がするんだよね」

とーやま校長「そうだね。
なんか邪念が入っちゃってるよね、焦って伝えるっていうのはね。
だから、”今日”とかじゃないんじゃない?」

あしざわ教頭「うん」

とーやま校長「でも、誕生日が終わるまであと20分ぐらいあるから、
改めてLINEとか送っとこうよ

ヒロヒロトリプル「はい」

とーやま校長「もう一回ぐらい、別に『おめでとう』って言ったっていいよ」

あしざわ教頭「明日、プレゼントをあげてもいいんじゃない?
だって別に、”今日じゃなきゃいけない”ってわけじゃないじゃん」

ヒロヒロトリプル「そうですね」

とーやま校長ジャブだね。ジャブを打ち続けるんだよ!」

あしざわ教頭「このお兄さんは誰だ?」

とーやま校長ジャブ兄さんだよ」

あしざわ教頭「ジャブ兄さん(笑)」

とーやま校長「向こうだって攻撃してくるかもしれないけど、
こっちから、プレゼントでもいいしさ、今日もLINEとかをして。
素直に、『誕生日おめでとう』って思ってるんでしょ?」

ヒロヒロトリプル「思ってます」

とーやま校長「じゃあ、それでいいよ!
それがジャブになる!」

あしざわ教頭「出た! ジャブ兄さん。
これがジャブ兄さんだ!」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「(笑) でも、本当にそう。
だって、純粋な気落ちなんだから。
ただ、そこに”邪念”みたいなものが入った時は、さっき教頭が言っていたように、上手いことハンドルを切る。
それでいいんじゃない?」

ヒロヒロトリプル「はい。ありがとうございます」

あしざわ教頭「勝手に、”色々な締め切りが来てる”って思い込んでるかも。
”誕生日だから”とか、”◯◯だから、言わなくちゃいけない”とか」

とーやま校長「あと、”部活”と、”好きな気持ち”は、お互いが作用するものだから。
どっちも手付かずってこともあるかもしれないけど、
ヒロヒロトリプルの中で起きてることには変わりないから、
そこが繋がればすごく良いと思うんだよね。
その子に、めっちゃカッコいい所を見せるために、めっちゃ部活を頑張るとか」

ヒロヒロトリプル「ああ、なるほど」

とーやま校長「話して考えたくなりがちだけど、そうじゃなくて、
両方大きくすることも、絶対出来ると思うから」

あしざわ教頭「それがお前の”カッコ良さ”かもしれないしな」

とーやま校長「部活を一心不乱に頑張ることによって、
『トリプル先輩、めっちゃカッコいいじゃん』ってなるかもしれないし。
『好きだ』って気持ちが、まだ部活での自分をまた引っ張ってくれるかもしれないし」

ヒロヒロトリプル「はい。ありますね」

とーやま校長「だから、今の気持ちを大きくしていこう!」

ヒロヒロトリプル「はい!」

とーやま校長「部活も、大会とかあるの?」

ヒロヒロトリプル「はい、11月に…」

とーやま校長「ちょっと先だけど、そこに向けても頑張れ!
応援してる!」

ヒロヒロトリプル「ありがとうございます!」

とーやま校長「じゃーね!」

ヒロヒロトリプル「校長教頭、したっけねー!!

とーやま校長・あしざわ教頭したっけねーーー!!!

RN ヒロヒロトリプル、ありがとう!!


♪ ひまわり / UNICORN


とーやま校長「これ、めっちゃ好きな曲で、
一度止まってしまったものがこの曲でまた動き出して、今もずっと続いていて。
ヒロヒロトリプルにもそういう瞬間があるかもしれないけれど、
まだまだこれから続くことを願って、この『ひまわり』という曲を聴いて欲しい」


そして今日のラストは…。
今まさに被災地で頑張ってくれている生徒に、電話を繋いでみたいと思います。


現状
校長教頭、こんばんは。
藍色モラトリアムのギターボーカルの合唱少女のとみーです。
わたしは広島に住んでいます。先日の大雨の影響で、いま、広島は、土砂崩れや氾濫が起きています。わたしの地元も孤立化し、公共機関がストップしてしまって、藍色モラトリアムがお世話になっているスタジオや楽器屋も被害を受けたりしています。
だいじな未確認の三次審査前に、って。恨みました。悔しいです。今も被害は大きくなる一方で、無力感と、やりきれなさでいっぱいです。
だけど、ぜったいに、未確認の舞台に向かいます。音楽しか取り柄がないわたしは、今出来ることは、良いライブをして結果を残して広島に帰ることだと思っています。こんなことに負けてたまるかって思っています。がんばります。
合唱少女のとみー。
女性/17歳/広島県
2018-07-08 19:31



とーやま校長「…もしもし!」

合唱少女のとみー。 広島県 17歳 女性 高校3年生

合唱少女のとみー。「もしもし!」

とーやま校長「久しぶり!」

合唱少女のとみー。「お久しぶりです」

とーやま校長「今、大丈夫?」

合唱少女のとみー。「大丈夫です」

とーやま校長「ちょっと、大変だったね」

合唱少女のとみー。「はい」

とーやま校長「色々なこと、無事だったの?」

合唱少女のとみー。「家とか家族は全員無事で、私は大丈夫です」

とーやま校長「それはまず、何よりだよね。
今は普通の生活なの?」

合唱少女のとみー。「今は、たまに水が止まったり、
自分の地元が孤立化してたり
しています」

とーやま校長「そうか…。
場所とかは聞いたらまずい?」

合唱少女のとみー。『瀬野』っていう地域です」

とーやま校長「そこが、今孤立化しているの?」

合唱少女のとみー。「はい、そうです」

とーやま校長「なにか、要るものとか、言っておきたいこととか、ある?」

合唱少女のとみー。道路と、線路が遮断されてしまっていて、
物資も全然届いていないので、断水しているのに水が足りなかったり、食料が足りなかったりします」

とーやま校長広島の、安芸区の瀬野ね。
今、これを聞いてくださってるみなさん。
多分、色々な方が動いてくださってると思うけど、改めて今、こういう状況です。

とみー、今週末だもんな、大阪大会(未確認フェスティバル)」

合唱少女のとみー。「はい」

とーやま校長「もう、”一週間切ってる時になんでだよ!”って思ってしまうよな」

合唱少女のとみー。「そうですね…」

とーやま校長「バンドの皆とは、会えてるの?」

合唱少女のとみー。「さっき書き込みが読まれていた、RN さくらんぼのみなみん。がベースなんですけど、
(豪雨が)起こってから、全然会えてないです。
自分がここから出られないので、毎日電話をしていたりします」

とーやま校長「何て言ってくれてた?」

合唱少女のとみー。「毎晩寝れないんですけど、すごく元気付けてもらっています」

とーやま校長「そうだね…。
じゃあ、今思っていることを、ちょっと黒板に書いてみるわ!」

あしざわ教頭「お願いします」

SCHOOL OF LOCK!

SCHOOL OF LOCK!


『 全て未確認 』

とーやま校長「今、めっちゃ不安でしょ?
いつバンドメンバーと会えるのかも、正直まだわからないもんね」

合唱少女のとみー。「はい」

とーやま校長「純粋に今、思ったことね。
俺はやっぱり音楽が好きで、とみーとも何度も話をして、ようやく会えることになって、
ライブを観れるのがめっちゃ楽しみなのさ。
教頭もそうだと思うし、職員もそう。大阪に来てくれる生徒の皆も。
でも、どんなライブかは観てみないとわからない。
どんな感情になるかもわからない。
そういうことが全部”未確認”だからこそ、”未確認フェスティバル”なのよ。
もしかしたら(会場に)辿り着けるかもわからないけど、
俺は『絶対に辿り着ける』としか思っていない。
そういうことが、”今わかっていたら面白くない”んだよ、多分。
何もわからないけど、確実に、とみーを待ってる俺たちが絶対にいるから、そこを信頼して。
あとは、会えることを信じているから。
練習不足とか色々あるかもしれないけど、そんなことは関係ないから。
”完成形”を観たいんじゃないんだよ、”お前たち”を観たいだけだから。
それだけ、伝えておく!」

合唱少女のとみー。「はい!」

とーやま校長「すごい安っぽい言葉になるかもしれないけど、一言言わせてくれ。
『頑張れ!』

合唱少女のとみー。頑張ります!

とーやま校長「待ってるから!」


♪ はだしのうら、まわるみずいろ / 藍色モラトリアム


【FAXイラスト】


SCHOOL OF LOCK!

RN みなづき


SCHOOL OF LOCK!

RN 桜嵐@永遠のSOLファン


SCHOOL OF LOCK!

RN 黄緑大好き


SCHOOL OF LOCK!

RN 桜嵐@永遠のSOLファン


SCHOOL OF LOCK!

RN 浜のラジック


SCHOOL OF LOCK!

RN ハムカツ御膳


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【逆電リスナー】
ナチョスピリッツ 埼玉県 20歳 男性
縄文弥生飛鳥時代 岐阜県 17歳 女性
合唱少女のとみー。 広島県 17歳 女性

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【本日の放送部員】
宇宙戦艦46 千葉県 16歳 男性

radikoタイムフリーで聴く!
⇒放送部についてくわしくは【 コチラ 】

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【オンエアリスト】
22:08 way out way out / 10−FEET
22:14 アニー / ズーカラデル
22:29 Believe in ourselves / LiSA
22:47 StaRt / Mrs.GREEN APPLE
23:16 SEVENTH HEAVEN / Perfume
23:42 ひまわり / UNICORN
23:52 はだしのうら、まわるみずいろ / 藍色モラトリアム

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もう、極限、「想いを飛ばす」という非科学的なことになってしまうかもだけど、ラジオってそれで良いのだと思っています!

校長のとーやま

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藍色モラトリアムの音を、声を楽しみにしてる。

教頭のあしざわ

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