我が校のスタンダード授業「学校掲示板逆電」!

SCHOOL OF LOCK!

SCHOOL OF LOCK!


『 プリティ先生へ届け 』

とーやま校長「今日、このニュースを見てみんなビックリしたと思うんだけど…」

何度もSCHOOL OF LOCK!の生放送教室でお会いしている、
go!go!vanillasのベース、長谷川プリティ敬祐先生が、
12月12日に交通事故にあい、命に別状はないものの、
いまだ意識が戻ってない
状況です。

とーやま校長「ビックリしたし、今この時間にも、掲示板にたくさんプリティ先生への想いが寄せられているね」


初解禁
今日のバニラズの新曲初解禁、ずっと楽しみにしてました。
でも、プリティさん心配です。
早くプリティさんのプリティな笑顔が見たい!
だから、これからもバニラズ応援します!プリティさん、頑張ってください。
クロテッドクリーム
女性/15歳/滋賀県
2018-12-18 17:43

長谷川プリティ敬祐先生
プリティ先生の事故のことをバニラズ公式LINEより知りました。
バニラズの音楽は学校生活で大変な時や落ち込んだ時に私を元気づけてくれます。ライブでもいつも笑顔で楽しそうなプリティ先生を早く見たいです。1日でも早く意識が戻ること、そしてバニラズ4人が揃うことを願っています。
おとうふめろんぱん
女性/15歳/愛知県
2018-12-18 15:58



あしざわ教頭「帰って来ますよ! 大丈夫です!
プリティ先生はたぶん、しめっぽいのが一番嫌いだと思うからね。
あの笑顔でロックを奏でて演奏している姿が、また絶対に観られるはずだから!
その気持ちを、みんな精一杯届けよう!」

とーやま校長「そうだね!
で、今日、バニラズ先生の新曲を生徒のみんなと一緒に聴く時間を頂いてるわけさ」

SCHOOL OF LOCK!


go!go!vanillas先生がそれぞれ、
ホームページでファンに向けてのメッセージを発信しています。

<⇒go!go!vanillas先生の公式サイトはコチラ!>

とーやま校長「ボーカルの牧(達弥)先生"図らずも、今のプリティへ向けた歌になっている"みたいなこともTwitterとかでおっしゃっている。
みんなの気持ちを乗っけて、楽しみにしていた新曲がここにあるわけだから!」

あしざわ教頭「そうよ!」

とーやま校長「それを受け取りたいし、プリティ先生に届けたい!
"俺は誰なんだ!?"、っていう話だけどさ、でもそういう想いだから。生徒のみんなもそうでしょ?
行くか!

あしざわ教頭行こう! みんな、ロックの時間だよ!」

<生徒の集まってくる音>

あしざわ教頭「さあ、生徒が集まってきました!
SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校です!
…起立!」

とーやま校長「はい、立って! 気合入れていこう」

あしざわ教頭「礼!!」

とーやま校長・あしざわ教頭叫べ〜〜〜〜〜!!!


♪ No.999 / go!go!vanillas


とーやま校長「ちょっと…最高すぎるね!

あしざわ教頭「あー、もう、かっけぇな!」

とーやま校長「かっこよすぎじゃん!(笑)」

あしざわ教頭「目覚まし時計みたいな曲だね」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「よかったよ! だって、"デスからアゲイン"だからね!
ちゃんとリスタートを切ってこの曲も終わっていて、しっかりここから始まっているしね!」

あしざわ教頭「そう! "スタート"だよ!」

とーやま校長「バニラズ先生聴いてました?
プリティ先生はこれを聴いてどうなんですか?」

あしざわ教頭「聴いてるんでしょ?」

go!go!vanillas先生は、バンドとしては、
プリティ先生がいつか復活することを待ちながら
サポートメンバーと共にLIVE活動を続けていくとのこと!

とーやま校長「いつプリティ先生がこの場に帰って来てもいいように、たぶん準備万端で待っておくはず!
新曲の『No.999』を聴いて、耳に届いて、心の中に届いているわけじゃん。
でも、音楽ってものは目には見えないわけよ」

あしざわ教頭「確かにそうですね」

とーやま校長「だけどさ、もうみんなの中にあるよね。
ってことは、俺は、青臭い言葉かもしれないけど、目に見えないものは本当にあると信じているんだ!
となったら、今みんながもらったものを、今度はプリティ先生に目に見えないものをしっかり届けていくことが、たぶんここから俺たちができることなんだと思っているんだよ」

あしざわ教頭「本当にそうですね!」

とーやま校長「プリティ先生に向けて、気持ちという気持ちをありったけ飛ばし続けて、いつかこの『No.999』を4人そろって目の前で披露して貰える日を願っておくしかないんだから!」

go!go!vanillas先生の『No.999』は1月23日リリース!

SCHOOL OF LOCK!



さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!は我が校のスタンダード授業!
「掲示板逆電」をお届け!

とーやま校長「我がSCHOOL OF LOCK!の教室である、学校掲示板に書かれた、気になる書き込みに電話をして直接話をしていくという、いつもの授業!」

あしざわ教頭「みんな、学校掲示板は基本どんな事ことを書いてもOK!
嬉しかったことでもいいし、悲しかったことでもいいし、なんてことないことつぶやきでもいい、何をしゃべってもいいのが、SCHOOL OF LOCK!の教室"学校掲示板"です」

学校掲示板に書き込むのはちょっと…」
「他の生徒にこのメッセージを読まれたくない!」

そんな生徒は、"校長教頭へメールする"というところから、
メッセージが送れるようになっているぞ!

どんなことでもいいので、
学校掲示板もしくはメールにメッセージを書きこんで欲しい!



♪ ネリネ / KANA-BOON


とーやま校長「今日新潟の方にちょっとお邪魔したんだけど…。
トンネルを越えたら空気がツンと、スンとしててさ。
北海道生まれだから、雪国のあの感じがすごい好きなの。
で、この曲を聴いてて、そういうのをものすごい感じてだね。
"シャンとしてる空気とか、つんざくものとかがあるな"、って思ってたら…」

「ネリネ」は12月19日発売のKANA-BOON先生のミニアルバム。
他にも、『春を待って』『湯気』『ペンギン』など、
冬をイメージしたミニアルバムとなっているのだそう。

あしざわ教頭「ああ、そういうことなんだ!」

とーやま校長「俺は特にそういう情報もなくこの曲を聴いてたんだけど、えらいもんで(冬を)感じるもんだな、と思ってね」

あしざわ教頭「すごいですね! 景色が見えたってことは感じ取ってたんですね」

とーやま校長「そう!
我が校の"走る体育の講師"KANA-BOON先生! また早く憎まれ口を叩かれに来てもらわないと…」

あしざわ教頭「相当どMみたいな感じになってますね(笑)」

とーやま校長「こっちも戦う準備ができてるわけだからね!
校長先生に対して口が悪いんだから! 僕のことを舐めているんだ!!」

あしざわ教頭「それぐらいがちょうどいい(笑)」

改めて、KANA-BOON先生のミニアルバム「ネリネ」は、
明日12月19日発売

SCHOOL OF LOCK!



さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!は、
我が校のスタンダード授業「掲示板逆電」

とーやま校長「ちょっと前から、いつか話をしたいなと思ってて…」


校長教頭に相談
こんにちは!
私は、親にはまだ話していないのですが2ヶ月くらい前からカトリックの教会に通っています。
自分が生きていくうえで、行動の基本となるものを探していた時に今通っている教会を見つけてそれから毎週日曜日は教会に行き、ミサに参加しています。
カトリックの教えは、自分にとてもあったものだと思っているし、これからも通い続けて勉強しながら洗礼を受けるか受けないかを長い期間かけて考えたいと思っています。

私の家は親が無宗教でクリスマスを祝ったり初詣に行ったりする家なのですが、私は来年の初詣にはあまり行きたくないと思っています。教会に通っているのに神社でお参りするというのが私には変なことに感じられたからです。
そのためには親に教会に通っていることを話して説明しないといけないのですが、親に言う勇気が出ません。
宗教に詳しくない親にどんな反応をされるか怖いし、教会の皆さんは親も祖父母もカトリックを信仰されている方が多く、私のような人間はあまりいません。
なので体験談を聞くことも出来ず、調べていると信仰を理解してもらえないことが多いというのも見つけ、尚更言えなくなりました。

もしも校長教頭がこのような状況になったらどんなタイミングで、どうやって親に話しますか?
そして、親に話す勇気を私にください!
染香
女性/16歳/埼玉県
2018-11-26 18:31



染香 埼玉県 16歳 女性

RN 染香は、今日も書き込みをくれている。
書き込みありがとう!
10月頃からミサに通っているRN 染香は、
授業で少しずつ宗教に触れる機会があり、
そこでキリスト教のことを知って興味を持ったのだそう。

染香「調べてみたら、色々"おお〜"って感じるような教えとかもたくさんあって…」

とーやま校長「俺は詳しくないんだけど、例えばカトリックの教えってどういうものなの?」

染香「私もそんなに詳しくないので間違ってたら申し訳ないんですけど…。
聖書の中にイエス様がかつておっしゃった言葉とかがたくさん書かれてて、その中に、『見た目の美しさはいつか損なわれてしまうけど、中身の知識などは失われないから、知識とかを大事にしなさい』という教えがあります。
それがすごいいいなと思ったんですよ」

見た目も大事だが、見た目だけでしか自分を認めてもらえなくなったら
例えば怪我などで今までと見た目が変わってしまった時、
相手に失望されてしまうかも知れない。
けれど、知識などで自分を強く持っていれば、
自信を失うことはないと感じた、と話すRN 染香。

染香「あとは、『いつかイエス様がもう一回救世主として来てくださるから、それまで私たちは善い行いをして待つ』みたいな感じなんですけど…」

とーやま校長「そういうものを信じて毎日生きて行けば、たぶん染香にとっても1日1日が張りのあるものになるんだろうね。
いつか"もう無理かな"、"もう諦めるか"ってなった時に、"もういっちょ踏ん張ってみるか"って思えるってこと?」

SCHOOL OF LOCK!


染香「そうです」

とーやま校長「いいよね。
対象が違えど、どんな人だってそういう想いはあるだろうしね。
しかも、ちょうど自分で生き方を模索してた時に出会ったんだもんね」

染香「はい。
私はまだ高校生ですけど、これからどんどん歳を重ねるにつれて、自分の行動は全部自分で決めて、自分で責任を持つ日が来るじゃないですか。
今は学校に行っているから、勉強をするのは"学校でテストがあるから"とかそういう理由があるけど、自分で全部色々考えて行動する時に、自分の考え方の基盤になるものとして何かないかな、っていうのを考えていたんです。
その時にちょうど見つけて、っていう感じです」

あしざわ教頭「それがあると、自分の中で何か違うの?」

染香「そうですね。
行動に一貫性というか。
今までは、その時の感じ方とか、その瞬間に感じたことだけとか、そういうふうに考えて行動してたけど、何か自分の考えの基本になるものがあれば、その時ちょっと迷ったとしても、"でも自分はこうやって心の支えになるものがあるんだから、こっちを信じて行動すればいいんじゃないか"って。
そう思えたら、すごく大変なことになって途方に暮れたとしても、心の支えになるというふうに考えてます」

とーやま校長「染香の中でブレがなくなったわけだ」

あしざわ教頭「なるほど。がそこにあるんだね」

とーやま校長「で、これをだね…。
自分だけのことじゃなくなってきてるわけだから、親に…何回かは言おうと思ったことはあるの?」

染香「何回かあります」

行動に移せそうと思ったことはないけれど、
親には言わなければいけないとずっと思っていたそう。
でもまだ言い出せていないとのこと。

とーやま校長「しかも、染香はあんまり初詣に行く気になれない?

染香「私はあんまり(行く気に)なれないです。
まだ洗礼を受ける段階にはなっていないんですけど、でもこうやって毎週教会に行ってお祈りをして…、というふうに生活してるのに、神社に行ってそこでも別の神様に祈って何かお願いごとをするっていうのは、どっちの宗教に対しても失礼と言うか。
真剣に、心からキリスト教を信仰している方もいれば、心から神道を信仰している方もいらっしゃるのに、そうやって"どっちも中途半端に祈っていいのかな?"、って思って、だから自分ではあんまり行く気にはなれなかったです」

とーやま校長「すごく、染香の考えていること、これまで悩んで来たことも、俺は"なるほど"って思ったんだけど、親がこの話を聞いたら、ちょっと"ん?"ってビックリはしちゃうじゃん」

染香「そうですね」

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とーやま校長「だから、どうやってこの扉を開けて、招くのか、自分から部屋に入って行くのか…。
このやり方だよね」

あしざわ教頭「俺もそうだけど、親御さんも無宗教だから、たぶん急に"カトリックに入りたい"っていうのを聞いたら、"大丈夫かな?"って心配すると思うんだよね」

染香「周りの人にも言われました」

あしざわ教頭「たぶんそれは、別にそれが悪いとかではなくて、『宗教』というものの漠然としたイメージみたいなものがあったりして、それによって自分の子供が間違った方にそのまま進んじゃうこともあるんじゃないかっていう心配を、親だったらパってすると思う」

とーやま校長「そうだね。"怖い"とか"大丈夫?"っていうね」

あしざわ教頭「そういう事件とかもあるっちゃあるから、そういう心配を真っ先にするとは思うんだけど…。
今の染香の話を聞いてると、一回は否定されることは絶対にあると思うけど、俺はたぶんめちゃくちゃ長い時間、何度も染香がしゃべり続けるしかないかな、と思う。
で、本当に自分が思ってそこに行くんだっていうのを、自分のためにも、親と話した方がいいかなっていう気がする。
親と話してて、自分の中で"ああ、そう言われるとそうじゃないかも"とかって、もしかしたら固まってないところもあるかもしれない。
だから親と話すことで、自分の中の考えとか思ってることを話し合ってみたらいいんじゃないかな」

染香「あ〜…」

あしざわ教頭「"OKもらいました! じゃあ行きます!"じゃなくていいと思うんだよね。
"自分が今こういうことを思ってます"、じゃあ親はどう思ってるか?  "でもこうです"っていうのを、ちゃんと一緒にその場所に行けたらいいんじゃない?」

とーやま校長「物理的なことじゃなくて、気持ち的な問題で手を繋ぐことができたらいいってことでしょ?」

あしざわ教頭「そうそう。
今の染香の話を聞いてたら、俺は"絶対に行くな"っていう感情にはならなかったから、話し方かなっていう気はする。
"もう決めました!"って言われちゃうとビックリすると思うけどね」

染香「そうですよね」

あしざわ教頭「そういう順序があれば、わかってくれることもあるんじゃないかな?」

染香「確かに。ありがとうございます。
あと、話し出すタイミングも見つけられなくて…
なるべく家族みんながいる時に話した方がいいと思うんですけど、でもみんなでご飯を食べてる時に話して、空気が変なことになったら申し訳ないっていうか」

RN 染香は、お父さん、お母さん、中学1年生の妹の4人家族。
悪いことをしていないのに、変な空気になってしまうことが
申し訳ない、と思っているそう。

とーやま校長「一気にじゃなくて、まず、妹に(話す)、みたいなことは?
妹とは普段から結構話すの?」

染香「結構話します」

とーやま校長「じゃあ、別に気負うことなんてないからさ。
だって思ってることだし。
俺は、好きなアーティストと似てる気がしてる。
好きなアーティストの曲を聴いて、"あ、こんな考え方があるんだ。じゃあ俺はこういう進路を取ろう"とかっていうようなことだとも思うの。
それぐらいの感じで、妹に話してみて、妹もお父さんお母さんの空気感とか感じ取ってるはずだからね。
ひとりってよりは、誰かいてくれたらいいかなって思うけどね」

染香「なるほど…! 確かに」

あしざわ教頭「もしかしたら妹も反対するかもしれないけど、そこもちゃんと話せばいいんじゃないかな」

染香「確かに、親に話すよりは気軽に言えそうな気がします」

とーやま校長「そこで、張り詰めてるものが溶けて、いい空気が出るかも知れないしね」

あしざわ教頭信仰って、大前提として、絶対的に自由なものだから。
染香が"それがいい"って思えば、もうそれだと思うから、そこは自分が信じたものを信じればいいんじゃない?」

SCHOOL OF LOCK!


染香「ありがとうございます!」

とーやま校長「そうだよ。
俺たちには、信仰するも自由だし、しないのも自由が認められてるものだから。
時間をかけていこう!

あしざわ教頭「そう、これは時間をかけていった方が本当にいいと思う!
ちゃんと理解してもらった方がいいよ。自分の中でも整理できるしね」

染香「理解はされなかったとしても、とりあえず打ち明けて…」

あしざわ教頭「ポップに行けばいいんじゃない?
"私、今すごいキリスト教に興味あってぇ"っていうところから入ったら?
それこそ、"このバンドめっちゃ好きで〜"っていうのと一緒でいい気がする」

染香「そうですよね。
いきなり認めて理解してもらうのって難しいと思うので」

とーやま校長「自分のペースでいけたら一番いい。
いつもの日常会話の延長上にこの話がある、ぐらいの感覚がいいと思うけどね」

染香「なるほど…!」

とーやま校長「あとは染香のやり方だからさ。
まぁまずは妹あたりから気軽に話してみたら?」

染香「はい、わかりました! 頑張ります!」

とーやま校長「また書き込みちょうだい。
ありがとう!」

染香「ありがとうございます!
校長・教頭、したっけね〜!(北海道で"バイバイ"のあいさつ)」

とーやま校長・あしざわ教頭したっけね〜!!


掲示板には、RN 染香の逆電を聴いて
色々な書き込みが届いている!


カトリック
私もカトリック信者です。私は幼児洗礼で0歳の頃に洗礼をさずけてもらいましたが、母と兄はカトリックで父は無宗教です。宗教は違っても家族は家族だと私は思います。
カトリックはどういう宗教なのか、カトリックのどこに惹かれているのかを既にラジオでご自分の言葉で述べることが出来ているので、ご家族にもしっかりとお話できると思います。宗教が薄れている日本でなかなか難しいと思いますが、丁寧に時間をかければ伝わると思います。
もし初詣に行くことになっても、手を合わさずにご家族のお参りを待っているとかでも大丈夫だと思います。
神様のお恵みがありますように(*´̆`*)
あとすけ
女性/18歳/北海道
2018-12-18 22:53



あしざわ教頭「なるほど!」

とーやま校長「確かに"宗教が薄れてる日本"ってあとすけも言ってて、なかなかそういう話を聞く機会もなかったりするから、だから"ん?"って結構な人数がなると思う。
だけども、こうやって話を聞いたら、"そうなんだ"って思えることがたくさんあるもんね」

あしざわ教頭"家族は家族"ってすごいいい言葉ですね! その通りだな〜」

SCHOOL OF LOCK!




ソメカさん、頑張って!
わたしは祖父母が仏教のお寺さんをしている家庭の、長女です。母も長女で、厳しい家庭だったため、クリスマスやハロウィンは一切なかったようですが、わたしは緩い仏教徒として生きています。初詣にも行きます。心は仏教徒ですが、神様は大勢いらっしゃり、また御心が広いことを知っているので、自分を赦して(ゆるして)います。

初詣の件ですが、ソメカさんが神道を「嘘」だと思うか思わないか、で決めたらいいと思います。
お話を聞いていると、しっかり神道も受け止められているように感じたので、決して「どちらにも失礼」とはならないと思います。
井瀬めいろ
女性/25歳/北海道
2018-12-18 23:08



とーやま校長「色んな考え…"緩い仏教徒"ってのもあるんだね!
"ライトな感覚で色々信仰してます"って、そういう概念も、もしかしたらみんなは初めて聞いたかもしれない」

あしざわ教頭自分の気持ち次第ってことですかね」



宗教の話
宗教の話って色々難しいけど、どの宗教を信じるかどうかは家族単位で考えることじゃなくて、個人それぞれで考えればいいと思う。親に言うのはちょっと気が重いと思うし、親には驚かれると思うけど正直に言ったほうがいいと思うな。時間をかけて理解してもらうことになるかもしれないけど。
あと、僕は仏教系の高校に通ってるけど、先生とか職員の中にはキリスト教徒の人もいて、でも仏教行事には普通に参加してお経だって呼んでいるし、他宗教の行事に参加するのは異文化理解で海外のことを学ぶような感覚で、異宗教理解として参加してみるのはアリだと思う。まだ若いしゆっくり色んな世界を見たほうがいいかなって気もする。
偏差値36
男性/18歳/東京都
2018-12-18 22:52



とーやま校長「っていうのが、18歳の意見!」

あしざわ教頭「すごいね!
確かに初詣に行くこと自体が悪いわけではないから、自分の中でしっかりとしたものがあればいいですよね」

とーやま校長「今この時点でも、色んな考えが世の中にはあって、しかも脈々と、何千年と歴史が受け継がれてるものがある。
本とか、俺もネットでバババっぐらいの感じだけど見たことがあって、"なるほど、人間、こういう想いで過ごすこともできるんだ"とか。
っていうのも、染香もこれを機会に、更に、今信仰してる以外のことを色々見てみることも大事なんじゃないかっていうことを、偏差値36は言ってくれてるし俺もすごい思った」

あしざわ教頭「みんなも掲示板を見てみて!
自分たちがまだ知らないことがそこに書かれているよ」

SCHOOL OF LOCK!



さあ続いては…



むこせき(無戸籍)なので学校いったことなくてバイトの手伝いの愛犬二匹の独り暮らし。
がんばってます!
もえちん
女性/18歳/東京都



もえちん 東京都 18歳 女性

なんと、RN もえちんは、今日18歳になったのだそう!
おめでとう!!

とーやま校長「"むこせき(無戸籍)"って書いてあるけど、もうその名の通り"戸籍がない"ということ?

もえちんそうです

RN もえちんは、
弁護士と話をしているということ。
父親がたぶん違うということ。
親が出産証明書を出せなかった訳があったということ。

を、話してくれた。

とーやま校長「色んな事情があるんだね。
18年前の今日を境に色んなことが合って、でももえちんは18年こうやって生きてきてるわけじゃんか」

もえちん「はい」

とーやま校長学校は一回も行ったことないってこと?」

もえちん行ったことないです

とーやま校長「そもそも行けないってことか?」

もえちん「そういうわけじゃないと思うんです。
行ける人と行けない人がいるっていうか」

あしざわ教頭「へぇ〜」

とーやま校長「もえちんはどういう18年を送って来たの?」

もえちん「家にずっと家族といました。
お姉ちゃんもちょっと離れちゃってお兄ちゃんもアメリカ行っちゃって、私も出てきちゃいました」

とーやま校長「今一人暮らししてるんだもんね? いつからしてるの?」

SCHOOL OF LOCK!


もえちん14歳ぐらい

とーやま校長「最初なんて、何もわかんないから大変だったでしょ?」

もえちん「めっちゃ大変でした」

あしざわ教頭「お金とかどうしてたの?」

もえちん「一応、警察の人からお母さんに、"20歳までは仕送りしなさい"って言われてて」

とーやま校長「じゃあ最低限、家賃とか生活費はお母さんからもらえてたんだ?」

もえちん「はい」

20歳までなので、今も仕送りは貰っているとのこと。
おそば屋さんでバイトをしていて、
家から二匹の犬を連れて来て一緒に暮らしているそう。

とーやま校長「弁護士さんは頼りになる? 大丈夫?」

もえちん「わかんないです」

とーやま校長「弁護士さんとどういう話し合いをしてる?」

もえちん"これから戸籍を取るにはどうしたらいいか"、とかしてます。
戸籍を取るには親とかの承諾を得なきゃいけなくて、もし承諾を得なかったら家庭裁判になっちゃうって…」

無戸籍者本人が戸籍を得る場合、家庭裁判所の許可がいるらしい。

とーやま校長「でもね、そこを…そのための弁護士さんだからさ。
俺たちは知識がないしさ」

あしざわ教頭「絶対戸籍がないと不便だもんね。
バイトするにしてもそうだと思うし」

もえちん「はい、そうですね」

とーやま校長「だって(戸籍)ないと、病院とか、これから結婚とかもあったりするわけだし。
絶対にないといけないから、そこは弁護士さんに頼ろうね」

もえちん「はい」

あしざわ教頭「自分を書類上証明できないのか」

もえちん「そうですね。身分証がないので結構色んなこと困ります。
保険証もないから病院とかで自費になっちゃったり」

あしざわ教頭「わー、キツイね!」

とーやま校長「病気になるのも怖いし、怪我するのもね」

SCHOOL OF LOCK!


他にも、
Suicaがいらなくなったので返そうとしたところ、
記入してあるRN もえちんの名前が身分証で証明できず、
返却を拒否されたこともあったのだそう。

もえちん「あとは、私もちょっと芸能の方に行ったりしてて…」

なんと、RN もえちんは11歳の頃から舞台女優をしているとのこと!

もえちん「事務所に入ろうかな、とか考えてるけど、戸籍のこととかを受け入れてくれる人が本当にいるのか、とか思ってます。
ただ、それが私のブランドだから、って思います」

とーやま校長「そうだね。
女優さんってやっぱり色んな役柄を演じる職業だけど、色んな経験がモノを言うわけだよね。
そこでその経験を経ている人と経ていない人では、同じセリフでも届き方が全然違ったりするじゃん。
そう考えたら…こんな言い方をしたらアレだけど、世の中に戸籍がない18歳の女の子なんて、何人もいないわけじゃん」

あしざわ教頭「そうだね…!」

とーやま校長「今までもだし、今もだし、これからもだけど、めちゃめちゃ大変だと思うよ。
でも、そういう前向きにとらえて行きたいね」

あしざわ教頭「とんでもない個性としてはとらえられるよね」

もえちん「はい」

とーやま校長「あと俺の肌感覚だけど、芸能の世界は、すごい"珍しい"って言い方で合ってるのかな…?
普通の社会だったら、今までの歩みが"何だ、その生き方は!?"っていうような人たちがたくさんいて、それを女優さんとしてお仕事で活かしたりとか、お笑いだったらそれを自分でお話して、愛を持って笑ってくれる人がたくさんいたり…。
そういう世界だから、すごく受け止めて抱き締めてくれる人はたくさんいると、俺は思う」

あしざわ教頭「そうだね。間違いなく、自分を出していい場所ではあるからね」

もえちん「はい。
変な話、キャッシュカードが作れないんで、ギャラが…(笑)」

とーやま校長・あしざわ教頭「(笑)」

とーやま校長「そこは、まず手渡しでいいだろ(笑)」

あしざわ教頭「(笑)
でも、書類とかそういう時に大変なんじゃないですか?」

SCHOOL OF LOCK!


もえちん「ああ、大変です」

とーやま校長「それも、事情を説明したら、分かってくれる人は世の中に多いと思うの。
さらに、今この事実を、俺も詳しくこの話を知らなくてね。
戸籍がない人がいるっていうことを、今初めて知ったみんなもたぶんいるわけじゃん。
だから、もしかしたら、みんなも次に、もえちんのような人とどこかで会うかもしれないから、"あ、そうか! もえちんでこの話を聞いたことがある!"って、軽い感じで接したいなと思う」

もえちん「はい、お願いします。
この世に生まれてる証明がないので、(戸籍がないということを)隠しちゃう人が多いんですよ。
私も最初は恥ずかしくて言えなくて、引かれたらやだなとか思ってました。
でも、それを誰かが発しないと何も変わらないし、大人でも戸籍のことに無関心な人とかも多いんで、理解してほしいというのもあります」

とーやま校長「当たり前だと思ってるもんね」

あしざわ教頭「そうだね。普通に、生まれた時点であるものだって思ってるからね」

さらに、不安なことを聞いてみると…。

もえちん「将来的に、免許とかも取れないし、生きていくのに精一杯で。
親との関係もあんまり良くないんで、どうしたらいいのかなっていう不安がすごい毎日あります」

あしざわ教頭「でも今もえちんはやりたいことがあって、目指す場所はわかってるじゃん。
何となくあっちの方が光ってるな、みたいな」

もえちん「はい」

あしざわ教頭「俺が言えたことじゃないけど…。
今大変だと思うけど、戸籍取ることもそうだし、自分が信じたとこに向かって行けばいいと思うよ。
そうすると、たぶん一緒に行ってくれる仲間がいっぱいできるから」

もえちん「頑張ります」

あしざわ教頭「そうすると、自分が誰か分かんないとかあるかもしれないけど、仲間がいることで、"自分ってこうだな"ってわかると思う。
校長も僕も、今もえちんの声を聞いたので、この時点でもえちんはいるじゃん!
だから胸を張って! 大丈夫よ!」

もえちん「はい!」

とーやま校長「そう。もう君、もえちんは、俺の生徒だからね!」

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「嫌かも知れないけど、そうなんだよ(笑)」

とーやま校長「え? 嫌だ? 嫌じゃないよね?」

もえちん「はい。
教頭、校長、大好きです

とーやま校長俺も好きだもん

あしざわ教頭俺も好きよ

とーやま校長「もえちんは書き込みもくれてるし、メールもくれてて。
今日この時点もそうだけど、これからも、俺らの生徒であることには変わりないんで、また話したい」

もえちん「一言だけ言っていいですか?」

とーやま校長「はい、何だい?」

もえちん戸籍ない子とか、ある子もそうだけど、生きていく上で色んなことを諦めちゃうと思うんですよ。
私もそうだったけど、でも、諦めないで頑張って、生きているだけでいいから生きてください


とーやま校長「みんな、もえちんの言葉は聴こえたかい?
生きた言葉!
しっかりと存在した!
ありがとう、もえちん!」

もえちん「ありがとうございます」


さあ、黒板の時間。

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「今日2時間かけて感じたことです!」

SCHOOL OF LOCK!


『 信じた瞬間、そこにある 』


♪ ロードムービー / 高橋優


あしざわ教頭「僕も今日はしゃべることはないです。
しばらく頭の中で、今日もらった言葉たちを考えていたい、そんな感じです」

とーやま校長「優先生の曲をみんなで聴こう!」


SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!

あしざわ教頭「起立! …礼!」

とーやま校長・あしざわ教頭また明日〜〜〜!!!!



【FAXイラスト】


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RN あの映画には出てこない


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RN 龍璃


SCHOOL OF LOCK!

RN 希望のネコ丸


SCHOOL OF LOCK!

RN キャンディとゾウ


SCHOOL OF LOCK!

RN ハムカツ御膳




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【逆電リスナー】
染香 埼玉県 16歳 女性
もえちん 東京都 17歳 女性

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【本日の放送部員】
ジェットアニキ 埼玉県 19歳 男性

radikoタイムフリーで聴く!
⇒放送部についてくわしくは【 コチラ 】

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

【オンエアリスト】
22:04 No.999 / go!go!vanillas
22:11 ネリネ / KANA-BOON
22:27 手を繋いで帰ろうか / 欅坂46
23:12 アルペジオ / [ALEXANDROS]
23:23 FISH TACOS PARTY / [ALEXANDROS]
23:50 ロードムービー / 高橋優

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

目には見えないものの存在を、今日もまた強く信じることができた。

校長のとーやま

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

色んな生徒がいる。だからこの学校は輝いている!

教頭のあしざわ

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

生放送教室 放送後記一覧

もっと見る

LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • アイナLOCKS!

    アイナ・ジ・エンド

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • ヨビノリLOCKS!

    ヨビノリたくみ

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