東京事変先生が来校! 事変先生と掲示板逆電!!!

SOL!

今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LOCK!には……!本日6月9日に10年ぶりとなるフルアルバム「音楽」をリリースした東京事変先生が来校!


授業テーマは『東京事変先生と掲示板逆電!』今夜は、生徒のみんなが抱えている悩みや事変先生に相談したいこと、聞きたい質問など、さまざまな話を東京事変先生に聞いていきました。


と、その前に今日のオープニングでは東京事変先生のことが大好きだという生徒RN:じゃがバターに電話をつなぎ、事変先生のことがどれだけ好きかという話を聴いていたら……椎名林檎先生と伊澤一葉先生がサプライズで登場!! まさかの事態にRN:じゃがバターが固まってしまうという場面もありつつ、、事変先生への“愛”をきちんと伝えていきました。


続いて電話をした生徒RN:福ちゃんは事変を起こしたいも、東京事変先生の事が大好きでもちろんアルバム『音楽』も購入済!!! 直接、事変先生にアルバムの感想を話しつつ、曲振りをしてもらって一緒に曲を聴いてもらいました。


最後に電話を繋いだ生徒RN:竹取物語も他の2人同様に東京事変先生の事が大大大好き!!! しかも翌日が誕生日ということで事変先生にもお祝いをしていただきました(^ω^) そしてそんなRN:竹取物語が事変先生に相談したい内容は“恋愛”について。去年の年末から今年にかけて初めてできた彼氏がいたけど、付き合って2か月で振られてしまい次の恋に進むのが少しトラウマになってしまったという。。この話を聞いていた事変先生は、その付き合っていた彼氏に対して本人よりも怒ってくれてRN:竹取物語 自信も「心が軽くなったし最高の誕生日を迎えられます!!」とスッキリして電話を終えることが出来ました( ˘ω˘ )


もしかしたら今日初めて東京事変先生の曲を聴いたという生徒もいるよね!事変先生の曲は今日電話に出た生徒のみんなも言ように本当にめちゃくちゃカッコいいので少しでも興味を持った生徒は今すぐにでもチェックして欲しいです!!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年06月16日(水)PM 10:00 まで

東京事変先生が来校! 事変先生と掲示板逆電!!!


SCHOOL OF LOCK!


『 ドヴァググァグェ 』

さかた校長「俺の今の心臓の音! 今まで使ったことのない擬音! どきどきでもない、ソワソワでもない」

こもり教頭「僕の今の感覚と表現で読んだんですけど、正解は?(笑)」

さかた校長「◎△$♪×¥○&%#!?」

こもり教頭「その黒板、言えるか!(笑)」

さかた校長「初めてなのよ、この感じは!」

こもり教頭「と言うのも、1週間前の今日、東京事変先生が来校してくれることを発表してから、もうずっとこんな感じであります。もう心臓の音、聞こえるっしょ!」

こもり教頭「……聞こえないね(笑)」

<ドックン…ドックン…>

こもり教頭「あ、何か聞こえてきた」

さかた校長「俺の体の中でカナダってる…」

こもり教頭「カナダってるって何?(笑)」

さかた校長「奏てる音、こんなもんじゃねーから!」

こもり教頭「様子おかしいですよ」

<ウオエッ!>

こもり教頭「あ、苦手な椎茸を食べた時の反応ではないですか?」

さかた校長「世界一嫌いな椎茸を食べた時の音じゃなく! このドキドキというかバクバクなのは、東京事変先生を、高1の時かな、同じ剣道部の友達にCD借りて。元々、音楽は好きだったけど、そこからずっと東京事変先生を聴かせてもらって。10代の生徒たちで“初めて聴きます”とか“出会います”って生徒たちも今日はいると思うんだけど、俺の解釈で東京事変先生を本当に一言で言うならラスボスだね」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「俺がRPGだとして、俺が勇者でレベル99まで上げて、最後に東京事変先生が最後にラスボスでドンッ!って出てきたら、“さーせんでした!(すいませんでした)”って言う感じ。もう圧倒的な。“あぁぁぁぁ、すいませんでした!” 1から出直しますとかじゃない、そのぐらいの破壊力というか、そのぐらいの圧倒的な作品をバンッ! って食らう。10代の君たちは意味がわからんと思うけど」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「(笑) 今の話で言うと、自分が作品でしょ」

さかた校長「いや、そこは例えだから!」

こもり教頭「あぁ」

さかた校長「自分が勇者でレベル99で行っても“これは勝てないわ!”ってラスボスってこと! それぐらいの存在感ってこと!」

こもり教頭「なるほど」

さかた校長「だから、“あ、こんなのがあるんだ!”って10代の生徒たちが思ってくれたら、すげー嬉しい! 可能性ってめちゃめちゃあるし、“うわ! すごい! 表現ってここまでいくんだ!もうカッコいいしか言えないんだけど”とか、それぐらいの温度を今日、生徒のみんなが味わってくれたなと思ってますよ」

こもり教頭「生徒も東京事変先生を楽しみにしてる書き込み、来ております!」

SCHOOL OF LOCK!



今日、学校帰りに事変の『音楽』を買ってきました。
ずっと楽しみにしてたので、今から聞くのが楽しみです!
じゃがバター
男性/15歳/千葉県


さかた校長「これは楽しみにしてるRN じゃがバターに、今どんな気持ちか直接、電話で聞いてみましょうか!」

じゃがバター 千葉県 15歳 男性

さかた校長「学年は?」

じゃがバター「高校1年生です!」

さかた校長「この後、東京事変先生、登場してくれるけど、今どんな気持ちよ?」

じゃがバター「もう楽しみ過ぎて、心臓が破裂しそうです(笑)」

こもり教頭「校長と一緒じゃない!」

さかた校長「ほら、臓器が危ういんだから」

こもり教頭「内から震えてる感じ?」

<ドックン…ドックン…>

じゃがバター「そうですね。血液が沸騰して足がガクガクしてるような感じです」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「いいね。聞こえるよ」

<ドカーン!>

さかた校長「爆発しちゃってるもん!」

こもり教頭「溢れてるじゃない、これだと(笑)」

さかた校長「東京事変先生を好きになったきっかけとかあるの?」

じゃがバター「元々、椎名林檎先生の曲が好きで、主にYouTubeで聴いてたんですけど、コメント欄に“東京事変も最高だったよね!”みたいなコメントがあって、そこがきっかけで、まず『ハンサム過ぎて』って曲を聴いて、その後、一番好きな『新しい文明開化』を聴いて、ハマっちゃった感じです」

さかた校長「なるほどね。一言で言うと、どんなところが好きよ?」

じゃがバター「個性と個性がぶつかり合ってるんだけど、それがぶつかり合うことによって、ようやく東京事変という1つのバンドが成立してるような感じですかね」

さかた校長「もう最強だよな」

じゃがバター「最強ですね」

さかた校長「ラスボスで来たら、太刀打ちできないだろ?」

じゃがバター「はい?」

さかた校長「(笑)」

こもり教頭「ほら、やっぱそうでしょ! “はい?”ってなるよな?」

じゃがバター「ちょっと上手く聞き取れなかったんで…」

さかた校長「聞き取れなくて良かったわ」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「でも、今回の新譜も入手してる?」

じゃがバター「しました! 今、現物が手元にあります!」

こもり教頭「さすが!」

さかた校長「テンション上がってるな!」

じゃがバター「上がってますよ!」

こもり教頭「だって、学校帰りにそのまま買いに行ったぐらいだもんね」

じゃがバター「はい」

さかた校長「こう言ってますけど、どうですか?」

林檎先生「こんばんは。椎名です

じゃがバター「え、あ…」

こもり教頭「(笑)」

林檎先生「お話できて、嬉しいです」

じゃがバター「し…し…えっ?」

林檎先生「レコードを買ってくださったそうで、ありがとうございます」

じゃがバター「あぁ…いえ…いえ…こ…ちらこそ。あの…お話し出来て光栄というか…え…本物ですか?」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

林檎先生「一葉さんからも。一葉さんの声と口調もあるから」

一葉先生「どうも。東京事変の鍵盤を担当してます、伊澤一葉です

じゃがバター「…はい」

一葉先生「どうも、こんばんは」

じゃがバター「…こんばんは」

林檎先生「嬉しいです」

じゃがバター「嬉しい。めっちゃ嬉しい! …え、立てない」

さかた校長「(笑)」

こもり教頭「じゃ今、見えないところで、立てなくてガタガタしてるってことだな?」

じゃがバター「そうです(笑)」

さかた校長「座ってくれ。柔らかい椅子に座ってくれ。これは夢じゃない。現実だ!」

じゃがバター「愛してます!

こもり教頭「(笑)」

林檎先生「こちらこそです。ありがとうございます」

さかた校長「今の林檎先生の声を聴いた瞬間どうだった?」

じゃがバター「まず信じられないのが半分と、めちゃくちゃ嬉しいのが半分で、もうぶつかり合って科学反応起こしそうです」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「ケミストリーしちゃってるね。ずっといて、じゃがバターの話を事変先生が聴いてくれてたからね。これはもう特別な夜になったと思うけど、改めて、東京事変先生に伝えたいこと、伝えておくか!」

じゃがバター「はい! ずっと…ずっとって言っても、まだ2年ぐらいなですけど、ファンでファンで、今お話し出来て嬉しいです。さっきも言っちゃいましたけど、みなさんのこと、本当に心の底から愛してますし、応援してます。これからも頑張ってください」

林檎先生「嬉しい〜。ありがとうございます。こんな貴重な青春を我々に使っていただいて」

SCHOOL OF LOCK!


じゃがバター「いぇいぇ、一度しかない…「今日は一度切り」 無駄がなけりゃ意味がないと『キラーチューン』でも歌われてるように」

林檎先生「ありがとうございます(笑)」

じゃがバター「一度きりしかしかない青春だからこそ、本当に愛してる人たちに捧げたいと言いますか」

こもり教頭「うわ〜」

さかた校長「素敵!」

じゃがバター「はい。盛大なラブコールと受け取ってください」

林檎先生「ありがとうございます。光栄です。ちょっと一葉どうですか? また一葉の曲をあげてくださってますよ」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

一葉先生「それは歌詞ですよ」

林檎先生「昔の曲だけど、覚えてる?」

一葉先生「覚えてますよ…覚えてるって(笑)」

一同笑い

林檎先生「ありがとう。すごく幸せ」

さかた校長「じゃがバター、ありがとうな。しっかりそのラブコール、伝わってるからな!」

林檎先生「恥じぬように頑張ります!」

じゃがバター「ありがとうございます!」

一葉先生「ありがとうございます」

さかた校長「ありがとな」

こもり教頭「ありがとう!」


♪ 青のID / 東京事変


さかた校長「じゃがバターもサプライズで心臓ヤバかったと思うけど(笑) 改めて! 今夜のSCHOOL OF LOCK!、生放送教室には…!

東京事変の椎名林檎先生、伊澤一葉先生が来校ーーーー!!!!!

早速、事変先生が大好きなRN じゃがバターとサプライズで話していただきましたけど、こういう10代の子たちと話すことってありますか?」

林檎先生「一葉さん、ありそうですよね?」

一葉先生「いやいや、ないですないです」

林檎先生「そっか。あまりないですかね」

さかた校長「じゃ、あんなに驚いて、しかもサプライズだったんで、じゃがバター“立てません”って言ってたけど、今もまだ衝撃で立ってないと思うんですよ」

こもり教頭「まだ現実かどうかわかんなくて、さまよってるところじゃないですか」

林檎先生「そうですか。眩し過ぎますね」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

林檎先生「何てことでしょう」

一葉先生「逆の立場になりたいね」

林檎先生「ほんとほんと。味わってみたいですね」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「一生の思い出が、死ぬ前の走馬灯が、確実にじゃがバターには出来ましたから」

林檎先生「でも、その割にすぐにパッと歌詞を引用してくださって」

こもり教頭「すごいですよね」

さかた校長「だから、愛が。脳みそ行かずに感覚で喋れたんでしょ」

こもり教頭「よっぽど入ってるんでしょうね」

林檎先生「光栄ですよ」

さかた校長「そして、東京事変先生は本日6月9日、ロックの日に10年振りとなるフルアルバム『音楽』(ミュージック)をリリース! おめでとうございます!!!」
<⇒ニューアルバム『音楽』特設サイトはこちら!>

林檎先生・一葉先生「ありがとうございます」

さかた校長「本当に素敵なアルバム。生徒たちも早速購入して何度もリピートして聴いてくれてると思いますけど、このアルバムについては後ほど聞かせてもらいつつ、今夜、東京事変先生とこんな授業をおこなっていく…!
『東京事変先生と掲示板逆電!』

さかた校長「今夜は東京事変先生と一緒に、掲示板に書き込んでくれた生徒の君と直接、話をしていく!」

こもり教頭「生徒の君は、東京事変先生に聞いてほしい悩みや相談したいこと、 伝えたいことを学校掲示板に書き込んでください!」

さかた校長「さっきみたいに愛を掲示板に生徒たちが書いてくれますけど、これだけは勘弁してくれっていうNGはなんかあったりしますか?」

林檎先生「椎名、ないですね」

さかた校長「おぉ!」

こもり教頭「やった!」

林檎先生「基本的にNGナシなんで」

一葉先生「そうですね…」

さかた校長「“好きなおにぎりの具は?”とか、グッと聞かれるかもしれませんけど」

一葉先生「全然、何でも。ヤラしいことでも別に」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

林檎先生「そうですね。我々、けっこう迎えに行く質(たち)なので」

こもり教頭「本当ですか? それはそれでお話ししたいですけどね」

さかた校長「でも、あまりにも迎えに行かれると、僕たちもドキドキドキドキしちゃう」

こもり教頭「(笑)」

林檎先生「じゃ、その辺はコントロールしていただいて」

さかた校長「これは生徒のみんなギア上がったんじゃないか?(笑)」

こもり教頭「上がったね(笑)」

東京事変先生…!
東京事変先生の「音楽」届きました!金欠でございますが、お年玉を切り崩して買いました!先日のYouTube生配信も拝見しました。スクショ50枚は撮りました(笑)
人間関係に受験勉強、嫌になってしまうことが多々あるのですが、東京事変先生の音楽を聴いていたら、「こんなのクソ喰らえだな(笑)」と鼻で笑えるようになりました…!これからもお耳の恋人でいて下さい!
迷えるジンギスカン
女性/15歳/愛知県
2021-06-09 22:15


林檎先生「ホントですか。もう嬉しいです。もう涙腺が…」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

林檎先生「どんどん緩くなってきて。ウルウル。光栄ですね。どうして、よりによって我々のって」

さかた校長「お年玉を切り崩して、少ない中のお金を使ってもいいという愛が」

林檎先生「ねぇ。どうしましょうか」

さかた校長「本当に林檎先生の涙腺が(笑)」

林檎先生「ありがとうございます」

こもり教頭「愛の伝え方の引き出しがあるよね。さっきの、じゃがバターもそうだったけど。“お耳の恋人でいて下さい”って」

さかた校長「もう、お耳の恋人になってるんですよね。生徒たちの」

林檎先生「ホントに…(涙)」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

林檎先生「ありがとうございます。書き甲斐があります」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「では改めて。東京事変先生は本日6月9日に10年ぶりとなるフルアルバム『音楽』をリリース! おめでとうございます!
2012年2月29日の日本武道館公演をもって活動が終了して、2020年に再始動してから初のフルアルバム! 時を経て、全13曲入りの今作、僕も聴かせていただきまして。この学校の生徒は10代、中高生が多いんですけど、聴いてて、若い世代に向けてのメッセージも節々に感じまして」

林檎先生「あ、嬉しいですね」

さかた校長「10代の子た血は特にSNSが身近にあるようになって、情報がすごく多い中で、自分で判断していかなくちゃいけないってことが、大人たちよりめちゃめちゃあって」

林檎先生「我々の時よりね。確かにそうかもしれませんね」

一葉先生「そうですね…」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

さかた校長「一葉先生、ありがとうございます」

林檎先生「(一葉先生に)思い出迷子になってた? だいぶ遠いところ見てたけど」

一葉先生「いや、すごい分析が」

さかた校長「でも、そういった生徒たち、話を聞いた時に、相手のことを想いすぎて、なかなか喋れないってすごくいるんですよ」

林檎先生「えぇ〜」

さかた校長「自分を二の次にしてしまう生徒がいる中で、“自分が思うように自由に話しちゃっていいぞ。表現していいぞ”っていうのを、このアルバムからすごく感じ取れたので、10代の子が聴いてくれて、“自由でいいんだよ”っていうのが伝わってくれたらいいなと思いますね」

SCHOOL OF LOCK!


林檎先生「そうですね。本当にその通り。我々そう願っておりました」

さかた校長「だから、お耳の恋人どころじゃないです。“お耳の家族”になってます」

こもり教頭「(笑)」

一葉先生「嬉しいですね〜」

林檎先生「ね。そうなってくださったら、嬉しい」

さかた校長「もうなってるし、しみじみと受け止めてくれたことの感動で、俺もしみじみなってしまった」

林檎先生「(笑)」

こもり教頭「わかるよ。自分の想いを伝える機会もなかなかないですからね」

さかた校長「僕はそういう想いを受け取ったんですけども、そもそもアルバムのタイトルを『音楽(ミュージック)』にした意味というのは何かあるんですか?」

林檎先生「どうでしたっけ?」

一葉先生「これはレコーディングの合間とかに話してる時に、これまでテレビのチャンネル縛りでアルバムを出してて、『教育』『大人(アダルト)』『娯楽(バラエティ)』『スポーツ』あと『大発見』と。その中で“次出すなら、『音楽』だろう”と林檎ちゃんが言って。“あぁそうだね”と、みんなの意見が食い違わず」

SCHOOL OF LOCK!


林檎先生「うん。『ニュース』も直近で出しちゃったしね」

さかた校長「じゃ、なるべくして『音楽』になったと思うんですけど」

林檎先生「選択肢の問題だったというかね、順番で(笑)」

さかた校長「(笑) 先ほども軽く話していただきましたけど、この『音楽』はどういう想いで制作されたんですかね?」

林檎先生「我々は“チャンネル”と言っても音楽を作ってるわけで。今回はけっこう風呂敷が大きい気がして、私はだからこそ説教臭いものにならないというか、自慢にならないようにしたいなと思って、作曲とか演奏のスキルを自慢する感じにならない方がいいかなとか。なるべく身近で手に取りやすいものにしたいとは、ちょっと思ったかな」

SCHOOL OF LOCK!


一葉先生「曲をそれぞれ持ち寄った時にはまだ決まってなくて、その途中で『音楽』ってアルバムのタイトルが決まったんで、そんなに意識はしてなくて」

林檎先生「そうそう。意識はしてないけど」

一葉先生「林檎ちゃんは言葉を乗せる人だから、意識をせざるを得ないというか、大変でしたよね? …大変じゃないか(笑)」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

林檎先生「大変だった(笑) めちゃくちゃ難しいけど」

さかた校長「このSCHOOL OF LOCK!は10代の生徒たちがすごく聴いてくれるんですけど、10代に向けてのメッセージとかもアルバムから感じましたけど」

林檎先生「嬉しいです。特に前半はそういう意識を確かに持ってました。7曲目ぐらいまでは、お若い方々にキャッチして欲しいという想いでした」

一葉先生「素晴らしいですよ」


♪ 緑酒 / 東京事変


さかた校長「この『緑酒』、曲も素晴らしいけど、ミュージックビデオもぜひ観て欲しい! 日本の美しさが詰まってるし。一言言わせてください。一葉先生の風呂上がりの手ぬぐいの“ピシャッ”、日本一カッコいいです」

林檎先生「あ〜」

一葉先生「あれ」

林檎先生「あれ。ね」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

さかた校長「あれは最高でした」

林檎先生「毎度あれです」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

林檎先生「タブーをお迎えに行くからね」

一葉先生「そうですね」



さかた校長「うれしいですわ。そして、アルバムを聴いた生徒からも直接感想を聞いてもらいましょう!」

福ちゃんは事変を起こしたい 静岡県 17歳 女性

林檎先生「椎名です」

一葉先生「伊澤です」

林檎先生「こんばんは」

福ちゃんは事変を起こしたい「こんばんは」

林檎先生「お電話ありがとうございます。お話し出来て嬉しい」

福ちゃんは事変を起こしたい「こちらこそ、もう人生の中でこんなことがあるとは思ってもみませんでした(笑)」

林檎先生「ここからですよ。ここからサビをどんどん言って頂かないと。“福ちゃん事変”を起こしたいんだから」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

さかた校長「でも、ピーク来るぐらい嬉しいな?」

福ちゃんは事変を起こしたい「もう終わっても大丈夫です

さかた校長「(笑)」

こもり教頭「ダメだよ。さっき椎名先生も言ったでしょ〜」

林檎先生「ここからよ」

さかた校長「ここから最高を、ピークを続けていかないと」

林檎先生「17歳とか?」

福ちゃんは事変を起こしたい「17歳です」

さかた校長「福ちゃんは事変先生大好きだと思うけど、どこが好きなの?」

福ちゃんは事変を起こしたい「もう全てなんですけど、まず私は音楽知識とか全然ないんですけど、初めて聴いた時からビシバシすごさが伝わってきて、私は初め、林檎さんの、浮雲さんとやってらっしゃる『長く短い祭』をコーラのCMで2015年に観て、それがテレビから流れてきた時の衝撃が本当にすご過ぎて、今のその情景が映像で残っているぐらいすごくて、そこから沼にハマりまくってきたんです」

さかた校長「もうズブズブになったわけね」

福ちゃんは事変を起こしたい「ズブズブです」

林檎先生「光栄です」

さかた校長「今回のアルバム『音楽』の中では、どの曲が好きなの?」

福ちゃんは事変を起こしたい「『孔雀』が好きです」

林檎先生「(笑)」

さかた校長「なんで『孔雀』」?」

福ちゃんは事変を起こしたい「林檎さんのラップがレア過ぎて、YouTubeライブの『東京事変の花金ナイト アジトなう。』を観ていて、それが終わった瞬間にティーザーが出て、“あぁ、ラップされてる! 可愛い!”と思って」

林檎先生「可愛い(笑)照れる…照れます」

一同笑い

福ちゃんは事変を起こしたい「もうずっとそこから楽しみにしてて。昨日6月8日にフラゲしたんですけど、ずっと聴きまくってて、今日はラッキーなことに学校が休みだったんですよ(笑) それで堪能できました」

林檎先生「嬉しいです〜」

さかた校長「今日1日は耳が至福やね」

福ちゃんは事変を起こしたい「本当に感動でしかないです」

林檎先生「幸せですね〜」

一葉先生「良かったです〜(超小声)」

林檎先生「ちょっと声が聞こえない!」

SCHOOL OF LOCK!


一同笑い

林檎先生「ウィスパーだとマイクのりがあれだから」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「一葉先生もめちゃめちゃ、しみじみ。想いは届いてるし、せっかくだから、福ちゃんが大好きな『孔雀』、一緒に聴こうか」

福ちゃんは事変を起こしたい「はぁ! 嬉しいです!」

さかた校長「もうこんなことはないから、曲振りもやってみるか!」

福ちゃんは事変を起こしたい「えぇ!(笑) あ、じゃあ」

林檎先生「あ、お願い」

福ちゃんは事変を起こしたい「お聴きください。次は東京事変で『孔雀』です!


♪ 孔雀 / 東京事変


さかた校長「もう、福ちゃんは事変を起こしたいは完全に事変が起きたね」

こもり教頭「今日は起きたと言ってもいいんじゃないですか」

林檎先生「(笑) もっともっと起こして頂かないとね」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「これから自分で素敵なことをいっぱい起こして欲しいけど、曲振りできるなんてことはないから、今はめちゃめちゃ震えてるんじゃ」

こもり教頭「僕もこれめちゃ好きなんですよ」

林檎先生「ありがとうございます」

こもり教頭「今回のアルバム自体がすごく多様性を感じる部分もあるというか、世の中のちょっとグチャグチャしたカオスな感じもあるじゃないですか。それが音楽のいろんなジャンルの中に入ってる感じがして、この新しいファンクな感じも、昔の空気感は残りつつもアップレートされてる感じが1曲目から来ることで、混沌感。世の中とリンクする感じで引きこまられた1曲なんですよ」

SCHOOL OF LOCK!


林檎先生「嬉しい。なんか我々としては素顔が出てきた感じもあるんですよ。今までより」

一葉先生「確かに」

林檎先生「ね。素っぽいよね」

さかた校長「じゃあ、ファンのみんなはその素顔も見えて、1曲目からブチ上がりですよ」

こもり教頭「そうですね」

林檎先生「ありがてぇ〜」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「(笑)」

さかた校長「聴こえたか、みんな。林檎先生の…」

さかた校長・こもり教頭「ありがてぇ!」

さかた校長「これがありがてぇよな、ホントに」

こもり教頭「ありがたいっすね」


♪ 銀河民 / 東京事変


さかた校長「この時間は事変先生のお2人と一緒に、学校掲示板に届いた書き込みを見ていきたいと思う!」

音楽
音楽って何だと思いますか?
世界には必ずしも最初に音楽をつくった人がいて。でも、その人はどうして音楽をつくったんでしょうか。
今あるSNSなど何もない時代で発信する方法も限られているはずなのに、なぜつくったのでしょうか。
今も、こういうことを伝えたいとかあるけど、それをどうして音楽という形にして伝えるのでしょうか。
私はミュージシャンになりたいんです。
音楽を届けたいんです。
東京事変先生の考えを聞いて、本気で音楽を目指したいです。
GREEN AZUKI
女性/14歳/大阪府
2021-06-09 18:30


林檎先生「おぉ〜。眩しいぞ! これは一葉先生がお詳しい」

一葉先生「いやいや詳しいというか、自分の考えで。でも、この方も気付いてらっしゃるというか」

林檎先生「うん。答えはありますよね」

一葉先生「“こういうことを伝えたい”ってことがあるから、“それをどうして音楽という形に”の“どうして”を消せばいいってだけで」

林檎先生「なるほど。確かに」

一葉先生「音楽って伝えることがもともとあって、伝えたいツールでしかないというか」

林檎先生「メディアみたいな?」

一葉先生「そうですね。だから、本当に書いてるそのままだと思うんですけど」

林檎先生「そうですね。もともと祈りとかの要素も、雨乞いとか求愛とか」

一葉先生「だから、そのまんまで」

林檎先生「GREEN AZUKIさんが?」

一葉先生「そうですね。もうわかってらっしゃる」

林檎先生「あとは鳴らせばいいと?」

一葉先生「そうですね。あとはやるだけ」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「なるほど」

林檎先生「やって頂きたい!」

こもり教頭「“どうして”の部分じゃないってことですね。伝えたいことがあるなら、形にしちゃえばいいっていう」

林檎先生「そうですよね。やって頂きたい。我々、バンドとか楽器とかやって頂きたくてやっているようなところもあるので、もう嬉しいですね」

こもり教頭「GREEN AZUKIは何で奏でるんでしょうね?」

さかた校長「声でもいいしね。歌でも。今この瞬間からね」

林檎先生「バッキバキのデスクトップミュージックとかも」

こもり教頭「今だったらそうですよね」

一葉先生「リュウシですから何でもね」

林檎先生「リュウシ?」

一葉先生「粒子。音の伝達物質って感じでしょ。何でもいいと思いますよ」

林檎先生「楽しみですね」

さかた校長「GREEN AZUKI、聞いたか。これで完全に気合い入ったね」

林檎先生「まだ14歳だもん。やって頂きたい〜」


♪ 紫電 / 東京事変


さかた校長「この曲もニューアルバム『音楽』からで、頭で“若い世代を憂うのは日本の伝統です”って入りですけど、14歳の夢を持ってる子に事変先生の言葉がめちゃめちゃ後押ししてくれますね」

林檎先生「そういう風に思って頂きたいんですよ。ツンとしてて頂きたいですね。“私、天才だから”って感じでいて頂ければ」

さかた校長「自信持ってというか、信じちゃっていいですよね」

林檎先生「そりゃそうですよ。我々もそうやっていっぱい言われて育ったわけですけどね」

さかた校長「一葉先生がおっしゃってたように、GREEN AZKI、もう伝えたい想いがあるなら、もう後はやるだけだから」

林檎先生「ね〜。素敵だわ、14歳」

こもり教頭「自分が何を表現したいのかに忠実になっちゃっていいんじゃないかなと思いますけどね」

SCHOOL OF LOCK!


林檎先生「何回だってやり直せますからね。身軽です」

さかた校長「まずは一歩目、GREEN AZKI、パワーもらったと思うし、好きなことガーンとやっちゃってくれ! 頑張れよ!」

こもり教頭「頑張って」

林檎先生「頑張って下さい」

さかた校長「まだまだ、話をしていきましょう!」

竹取物語 鹿児島県 17歳 女性

林檎先生「夜遅くにありがとうございます」

竹取物語「いえいえ、こちらこそ」

さかた校長「(笑)」

こもり教頭「このラリー、いいですね(笑)」

さかた校長「学年は?」

竹取物語「高校3年生です」

さかた校長「そして、明日が?」

竹取物語「はい。誕生日です!

林檎先生「めでてぇよ!」

こもり教頭「あと30分ちょっとでしょ」

さかた校長「もうこれは明日と一緒ぐらいだぞ」

林檎先生「カウントダウン始まってる」

竹取物語「はい」

こもり教頭「確かに始まってますね(笑)」

林檎先生「始めたい」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「ちょっと早めに始めようか」

林檎先生「前祝いだね」

竹取物語「ありがとうございます! まさか祝っていただけると思わなくて」

さかた校長「東京事変先生、大好き?」

竹取物語「はい、大好きです」

さかた校長「『音楽』は手に入れてる?」

竹取物語「はい、今日届きました」

こもり教頭「いいね!」

林檎先生「嬉しい」

さかた校長「いい誕生日になるね」

竹取物語「はい。誕生日プレゼントとして両親に買ってもらったんですけど」

林檎先生「親御さんが。嬉しい〜」

こもり教頭「そっか。両親が認めるぐらい大好きなんだ?」

竹取物語「そうです。両親もハマってくれて」

こもり教頭「お!」

さかた校長「ちなみに、今は部屋?」

竹取物語「自分の部屋にいます」

さかた校長「家にはご両親もいるってこと?」

竹取物語「はい。います」

さかた校長「これは家族一同でテンション上がってますよ」

竹取物語「そうですね」

林檎先生「これ聴いてらっしゃるんですか?」

竹取物語「はい、たぶん。でも恥ずかしいって言っちゃったので」

こもり教頭「(笑)」

林檎先生「あ、なるほど」

さかた校長「違う部屋で聴いてる可能性もあるし」

竹取物語「その可能性が高いです」

さかた校長「すごい! 『音楽』を手に入れて、どの曲が一番好きだった?」

竹取物語「13曲目が一番好きだなって思いました」

林檎先生「ありがとうございます」

さかた校長「ということは『一服』か?」

竹取物語「はい、そうです」

林檎先生「そんな、おまけのエンドロールなんか」

竹取物語「(笑)」

林檎先生「ありがとうございます」

さかた校長「マジで『一服』カッコいいよな?」

竹取物語「カッコいいです」

さかた校長「ティザー動画も観た?」

竹取物語「すごくカッコよくて、以前のライブ配信の時の最後に流れて、ビックリし過ぎちゃって、画面に向かってキレちゃって」

一同笑い

竹取物語「申し訳ないです」

こもり教頭「わかるわかる。好きって行き過ぎるとちょっとムカつくよな?(笑)」

竹取物語「そう。“何、急にそんなにたくさん情報出しちゃっていいの?”みたいな」

一同笑い

林檎先生「ありがとうございます」



さかた校長「キレちゃうぐらい、事変先生への愛が爆発してるけど、竹取物語が話したいことは何か教えて」

竹取物語「恋愛相談になるんですけど(笑)、初めて彼氏が数ヶ月前に出来たんですが、2ヶ月で振られてしまいまして。それがけっこう、自分の中で大きな心の傷になってしまって、次の恋に進むのがちょっと難しいなと思っていまして。ちょっと林檎さんのご意見をお聞きしたいなと思ってて」

林檎先生「これ、苦しいよぉ〜」

さかた校長「ちなみに、その付き合ってた彼氏は、同級生?」

竹取物語「同級生で同じ学校なんですけど、学科が違うので教室もめちゃくちゃ離れてます」

こもり教頭「付き合うきっかけは何だったの?」

竹取物語「共通の友人がいて、その彼が私と初めて会う数日前に前の彼女と別れて、共通の友人に失恋の傷を慰めてもらってた状況で、それが私の教室で慰め会みたいな感じになってて、そこに居合わせてたら、彼が私に一目惚れしてくれたという感じで」

林檎先生「おぉ、ドラマチック」

こもり教頭「じゃ、向こうからのアプローチ?」

竹取物語「そうですね。向こうから猛アタックされて、出会って1週間で付き合い始めました」

さかた校長「猛アプローチがあったけど、2ヶ月しか付き合えなかった?」

竹取物語「そうですね。コロナの影響で学校が休校になったりもあって、2週間ぐらい会えない時期がありまして、その間に私からちょっとLINEとか連絡取るのが恥ずかしくて出来ていなかったら、その間に相手が冷めてしまったのか、休校明けて、バレンタイン直前にあっちから振られました」

林檎先生「竹取物語はその彼のことが好きだったと思う?」

竹取物語「好きで、その時は初めての彼氏っていうのもあったし、けっこう顔も好みだったので」

林檎先生「顔が」

竹取物語「はい」

さかた校長「お互い一目惚れパターンね」

竹取物語「で、性格も第一印象がとても良かったので、勝手に好きだと錯覚していたような部分も、今思えばあったのかなと思います」

林檎先生「そういうところもあるかもしれないですよね。振られたとは言えないかもしれないですよね」

こもり教頭「お!」

竹取物語「そうなんですよ」

林檎先生「竹取物語の方で、ちゃんと彼を選んでたかどうかですよ」

竹取物語「それもあります。あとあと聞いた話ではあるんですけど、けっこう女遊びが激しい方だったらしくて」

林檎先生「はいはい。話変わってきますよ」

竹取物語「そうですね。以前の子とも2週間しか付き合わずに別れて、すぐに私と付き合ってますし、私と別れた後も女の子と2人でいる現場を目撃してしまいまして」

林檎先生「何ぃ? 聞き捨てならない」

竹取物語「そうですよね(笑) しかも、自分で言うのもなんですけど、私と顔のタイプが同じような女の子でして」

林檎先生「あ〜なるほどね」

竹取物語「“お前そういうヤツだったか”という(笑)」

林檎先生「“モノじゃねーんだよ”ってことですよね」

竹取物語「そうですよね」

林檎先生「なんだよそれ〜」

一葉先生「林檎ちゃん、近いね(笑)」

林檎先生「うん、ちょっとマイクのボリュームあげたの。今、竹取物語の声を上げたよ」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「竹取物語が隣にいるかのごとくね(笑)」

林檎先生「そうですか。その情報が出揃ってきて、なお好きではないですよね。私は嫌いだけど、どうですか?」

竹取物語「そうですね。今は思い出すだけで怒りに変わってしまう」

林檎先生「うん。むしろキモいよね!」

さかた校長「(笑)」

こもり教頭「まぁ確かに」

林檎先生「キモくない? イヤですよね」

竹取物語「そんな風に人のことを思ってしまうのは、やっぱりいけないことだし、自分がそう思われるのも嫌なので」

林檎先生「心が綺麗」

竹取物語「今は一旦、心が収まったって感じで」

林檎先生「なるほど。これは出来事としては嫌な出来事ではあるが、その人のことは別にそんなに惜しいと思わなくていいでしょ」

竹取物語「はい」

林檎先生「ですんで、あっちがカタログみたいに見るんだったら、こっちだって、カタログしてやれって感じですよね」

竹取物語「(笑)」

林檎先生「そういう男はハナから勘弁というか、門前払い?」

一同笑い

林檎先生「という形でいきませんか、これは」

竹取物語「そうですね」

林檎先生「で、いって頂きたい」

竹取物語「(笑)」

こもり教頭「確かになぁ。でも、竹取物語的には次の恋に進むのが…っていうのが今の相談というか」

林檎先生「やっぱ残るじゃない。嫌だよねぇ」

さかた校長「一葉先生どうですか?」

一葉先生「別にそんなにすぐに恋愛する必要もないし」

林檎先生「そうだね」

竹取物語「そうですよね(笑)」

一葉先生「この経験を経て、ゆっくり」

竹取物語「ありがとうございます」

林檎先生「それに、そもそも今から新しい18歳のCount Down始まるし」

一葉先生「そうですよね。めでたいことがね」

こもり教頭「もう30分切ってる」

竹取物語「そうですね(笑)」

さかた校長「こんなめでたい日に、昔のムカつくヤツのことなんて思い出す必要なんてないし」

竹取物語「そうですよね。本当に心がだんだん軽くなってきました」

林檎先生「あ、なって下さい」

竹取物語「はい」

林檎先生「そうすると、きっと竹取物語も一段と素敵になりますしね」

SCHOOL OF LOCK!


竹取物語「(笑) ありがとうございます」

一葉先生「だって林檎ちゃんと、そんな恋愛相談の電話をしてるってことが…」

竹取物語「もう夢にも見てなかったことなので」

林檎先生「それは別にあれだけども(笑)」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「でも、経験値は今めちゃくちゃ積みましたよね」

竹取物語「はい」

こもり教頭「でも、こういう1つ前の彼氏に対してでもいいんですけど、“ムカつく”とか“うまくいかなかったな”ってちょっとネガティブな感情って今後活きてくる場面ってあります?」

林檎先生「やっぱりあるんじゃないですかね」

竹取物語「あ〜なるほど」

林檎先生「むしろ、どんどん定まっていかないと。大人になっても、すぐそういう人にひっかかちゃう人だと危ないでしょ。事故が起きてからじゃ遅いですから」

竹取物語「うんうん」

こもり教頭「確かに」

林檎先生「そういう経験は早めにどんどん済ませて」

竹取物語「はい(笑)」

さかた校長「見抜く力というか」

林檎先生「そうそう。初っ端からいいのをパンって選んで頂きたいですもんね。間違えずに」

竹取物語「そうですね」

一葉先生「こればっかりは経験していくしかないですよね」

林檎先生「あ、そうですか」

竹取物語「(笑)」

林檎先生「でも、安売りする必要はないですからね」

一葉先生「もちろんもちろん」

竹取物語「はい」

一葉先生「それは大事にしてください」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「竹取物語、力強いよ。林檎先生も一葉先生もお前以上に怒ってくれてる」

竹取物語「(笑) 本当ですね、そう思っていただけて、本当に嬉しいです」

林檎先生「ちなみに鹿児島ってどのあたりなんですか?」

竹取物語「鹿児島市内です」

林檎先生「天文館とか」

竹取物語「あ、そっちじゃないんですけど」

さかた校長「同じ九州ですもんね」

林檎先生「いいなと思って。鹿児島は美味しいものもいっぱいあるし、いっぱい召し上がって」

さかた校長「明日『音楽』を聴きながら、黒豚でも何でもいいから美味いものを…お母さん! すぐに豚カツ! 豚カツ用意してあげて下さい!」

林檎先生「そうですよ。美味しいものしかないし。豚しゃぶでもいいし」

竹取物語「はい。しゃぶしゃぶ今日食べました」

林檎先生「本当に? いいですね! お肌もツヤツヤだ」

さかた校長「(笑) だから、美味いもの食って、最高の『音楽』聴いて。明日だけど、もう今日だから、18歳の誕生日」

林檎先生「一緒にお祝いしたい!」

さかた校長「じゃ、せーので。せーの!」

林檎先生・一葉先生・さかた校長・こもり教頭「竹取物語、誕生日おめでとう!

竹取物語「ありがとうございます!」

林檎先生「18歳、輝かしい!」

一葉先生「最高だよな〜」

竹取物語「本当に嬉しいです」


♪ 一服 / 東京事変


さかた校長「竹取物語、すごくテンション上がってたけど、ご家族はどうだったんだろう? 聴いてたと思うんだよね」

こもり教頭「俺も聴いてたと思うよ」

さかた校長「それか、お母さん、お店開いてるかわからないけど、明日のパーティーの食材買いに行ってるんじゃないか」

こもり教頭「あり得るね(笑)」

ニヤニヤ
椎名先生がJKみたいだ………
Grin Reaper
女性/17歳/神奈川県
2021-06-09 23:38


林檎先生「あ、お恥ずかしい」

一同笑い

さかた校長「同級生ぐらいの感じに見えましたよ」

林檎先生「全然SFですよ。…“主婦”」

一同笑い

こもり教頭「その略は初めてお会いしました(笑)」

林檎先生
まじかっこいいっす、
すんごいスカッとします!
ありがとうございます
腐ったパンダのカップケーキ
女性/18歳/愛知県
2021-06-09 23:38


さかた校長「聴いてくれてる生徒が“代わりに怒ってくれて、ありがとうございます”と」

林檎先生「いやいやいや」

一同笑い

林檎先生「眩しいのよ」

一葉先生「貴重だと思いますよ。そりゃ眩しいですし、そのやりとりをここ隣で聴いてる私も眩しい感じがしましたね」

さかた校長「一葉先生も、そんな面を見ることもないですもんね?」

一葉先生「そうそう。やっぱりメンバー4人が男なんで、いつも林檎ちゃんはそれに合わせてくれてるところがあるから」

林檎先生「合わせてないよ。無視してるだけだよ。聞いてないだけだから」

一葉先生「あ、そうですか。そりゃどうも」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

一葉先生「でも、合わせてくれてるじゃん」

林檎先生「ほんと? そう見えるなら」

一葉先生「対女性だと逆に熱いなと」

さかた校長「あ、事変先生の中でもレアな林檎先生も見られたんですね」

林檎先生「そうかね?」

こもり教頭「竹取物語はあと15分ぐらいで誕生日を迎えるけど、17歳の最後の話題が事変先生と話せたって、なかなかよ」

さかた校長「最高の17歳になりましたね」

林檎先生「さっきからこのお仕事が羨ましくって。技が素晴らしいから、難しいのもそうなんだろうなと思うけど、お若い方とずっと毎週、すごい」

さかた校長「いや、僕らがエネルギーもらいますよ。眩しいですし。歳は違えど、同じ10代だと思って、気持ち若返りますしね」

SCHOOL OF LOCK!


林檎先生「ね。素晴らしいお仕事で」

こもり教頭「急に僕らが気持ちよくなっちゃいましたね」

さかた校長「うん。何か褒められて、変な充実感が」

こもり教頭「(笑)」



今日の黒板


SOL!


『自由』

一葉先生「若い人達は悩むでも何でも経験が全てフリー、自由すぎるんで。悩むのも立派な活動だと思うし、とことん悩めば良いと思うし」

林檎先生「そうだそうだ!」

一葉先生「どんどん次にいって経験していくのも良いし、とにかく"自由"だということを本当に、、まぁそのときは分からないかも知れないですけど、でも実際、自由なんで。それを自分の解釈で受け取ってやってもらえたら良いと思います」

林檎先生「本当ですね。我々が制約しないように伸び伸びやっていただきたいですよね」

一葉先生「そうですね。『音楽』を聴いてもらって」

林檎先生「そうですね。もしよろしければ」

一葉先生「今回のこのアルバム歌詞が素敵なんで、咀嚼してもらって。この時期に言葉でメッセージを伝えるって素敵なことだと思うので」

林檎先生「みなさんにもどんどんやっていただきたいですね」


♪ 赤の同盟 / 東京事変


♪ 命の帳 / 東京事変


さかた校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です! この『命の帳』も僕めちゃめちゃ好きです」

林檎先生「ありがとうございます」

さかた校長「大切な人がいる生徒の君、改めてこの曲と歌詞を聴いて欲しいなと思う。この最後の行が僕は大好き過ぎるから」

林檎先生「あ〜、ありがとうございます」

さかた校長「これで生徒たちには伝わると思う。さて、2時間10代の生徒たちと直接電話だったり、メッセージだったりで向き合って、いかがでした?」

林檎先生「私、もう限界ですね。感無量で」

さかた校長「(笑)」

こもり教頭「これ以上だと涙腺が!」

林檎先生「さっきから我慢で」

さかた校長「ずっと涙腺を」

林檎先生「眩しいもの〜 どうして愛しいんでしょうか」

さかた校長「一葉先生いかがでした?」

一葉先生「本当に貴重な経験というか、こちらの方がリアルな今の若者のね」

林檎先生「そうそう。直には、なかなかね」

一葉先生「ないない」

こもり教頭「今の世の中だと会うこともなかなか出来ないじゃないですか」

林檎先生「そうそう」

さかた校長「でも、すごい夢を持ってたり、恋愛で悩んでたりするけど、あと一歩がなかなか踏み出せないって生徒たちに、“想いがあるのなら”と強く言ってもらったところもあって」

一葉先生「これ林檎ちゃん始めちゃえばいいじゃない、このラジオ」

林檎先生「ね〜」

さかた校長「えぇ〜!」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「『東京事変LOCKS!』始まるか?」

林檎先生「でも、もたないよ。すぐ泣いちゃって(笑)」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「ずっと2時間、泣き泣きLOCKS!みたいなやつもぜひ」

林檎先生「なんでだろう? やっぱり美しいんですよね」

こもり教頭「確かに」

さかた校長「またいつでもお待ちしております。生徒のみんなも待ってますので」

こもり教頭「来ていただきたいです」

林檎先生「よろしければ是非。ありがとうございます。貴重でした」

さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」

こもり教頭「起立!」

さかた校長「最後、挨拶よろしくお願いします」

こもり教頭「礼!」

さかた校長・こもり教頭・林檎先生・一葉先生「また明日〜〜〜〜〜!!!!」

SCHOOL OF LOCK!




さかた校長の放送後記

まぶしい夜 キミたちが ピッカピカに光ってるからだ!!


こもり教頭の放送後記

なんだかとても不思議な時間でした!! あしざわ元教頭。一言も喋らなかったのもったいない。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年06月16日(水)PM 10:00 まで

Music 2021.06.09PLAYLIST

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