今夜はわが校のスタンダード授業「掲示板逆電」

SOL!

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聴取期限 2024年2月12日(月)PM 10:00 まで

今夜はわが校のスタンダード授業「掲示板逆電」


SOL!


『 元気 』

こもり校長「校長先生、元気になりました」

COCO教頭「それが聞きたかった」

こもり校長「ごめんなさい。木曜日金曜日、お休みをいただきまして、元気になりました。ありがとうございます」

COCO教頭「今日、もし校長がお休みだったら、こもり校長が表紙の、このTOKYO FMタイムテーブル見つめながら授業やろうかな? って思ってたぐらいなのよ」

こもり校長「そうなの。今月2月、TOKYO FMのタイムテーブル、こもり校長が務めさせて頂いております」

COCO教頭「イェ〜イ! 素晴らしい」

こもり校長「ただ今、TOKYO FMの顔です。SCHOOL OF LOCK! こもり校長、よろしくお願いします」

COCO教頭「でもちょっと、校長だけじゃない?」

こもり校長「そうなのよ」

COCO教頭「あの、もう1人、表紙に写ってらっしゃる方、ごめんなさい。こちらのなに仲間の方ですか?」

こもり校長「これね、ダンス仲間ではあるんだけども、これがまたややこしくて、年は俺の1個上なんだけど、歴は俺が上。ダンス仲間ってグループがいっぱいあんの。グループがいっぱいいて、すごいお兄さんがいて、その下に三代目を継ぐお兄さんっていうのがいて、で、その次に俺たちなのね。で、そのもう1個下のダンス仲間のグループなの」

COCO教頭「なるほど。後輩なんだね」

こもり校長「俺の後輩なの。だけど、年齢は俺の1個上なの。ややこしいやつがあんのよ」

COCO教頭「そういう時どうすんの? 喋る時はお互い敬語? どうなの?」

こもり校長「なんかどっちも敬語とタメ口が折り混ざってる。ほんとにインターナショナルスクールで育った子みたいな感じ。日本語と英語がすごいきれいに折り混ざってるじゃん。みたいな感じで喋ってる」

COCO教頭「じゃあ、その舞台稽古の時も、そういう感じでやってんの?」

こもり校長「ずっとやってる」

COCO教頭「ちなみにちょっとごめんなさい。私、あんまり舞台の経験がないもんで」

こもり校長「でも僕も初舞台だよ。人生、初舞台」

COCO教頭「ほんと? おめでとう」

こもり校長「ありがとうございます」

COCO教頭「こういう舞台って、台詞は覚えるの?」

こもり校長「これがまたね、えぐいほど覚えんのよ」

COCO教頭「だって1時間、2時間やるわけじゃない?」

こもり校長「2時間10分ぐらいかな? を、2人でやるから、ほとんど俺らよ。えぐい。量が。もう、次元がすごいね。SCHOOL OF LOCK!3日分って感じ」

COCO教頭「うわぁ。そりゃやばい。それは、熱出ます。これね、台詞覚え知恵熱です」

こもり校長「俺も絶対そうだと思った。でも、あれでしょ? 教頭も本出したとかなんとか。最近ネットニュースとかで見たよ」

COCO教頭「ありがとうございます」

こもり校長「きゃりー園長とTOKYO FMの番組も出てて」

COCO教頭「園長もそうだし、明日、坂本美雨さんの『ディアフレンズ』に出してもらいますし。そうなの」

こもり校長「なんか、朝の情報番組も出てたね」

COCO教頭「『DayDay.』ですね。今日、出さしてもらいまして」

こもり校長「なんだったっけ? タイトル。『CRAZY COCOの夢へのフライト ドバイ経由 乗継便』だったけか?」

COCO教頭「『夢へのフライト直行便』です」

こもり校長「直行便? 『夢へのフライト ヘルシンキ経由 コードシェア便』じゃないの?」

COCO教頭「なんで1回イケメン見てから行くのよ。直行なのよ」

こもり校長「どう? 発売してから、ある程度時期が経つでしょ?」

COCO教頭「これ、正直な話さ、吉本学園から何の連絡も来てないってことは、ちょっとあんまなんだと思うんだよね…。聞くわ。今んとこ謎だけどね」

こもり校長「また教えてくださいね。でも、忙しいじゃない」

COCO教頭「まあ、お互いね」

こもり校長「正直。お互い。めちゃくちゃ」

COCO教頭「そうなのよな」

こもり校長「1つだけ言っていい?」

COCO教頭「何?」

こもり校長「体には気をつけて健康で行こう」

COCO教頭「お前だよ!」

一同笑い

COCO教頭「もちろん、生徒もね」

こもり校長「そうそう。2月に入ってさ、みんなね、風邪ももちろん引きたくないだろうし、受験生とかは今は絶対、体調崩したくない時期じゃない。代わりに校長先生が貰っといた」

COCO教頭「でっかいやつな」

こもり校長「みんなの熱は、全部、俺が貰っといたから、もう安心して欲しい。はい。ということで、SCHOOL OF LOCK! 今週も開校です」


♪ Party!! / 緑黄色社会


こもり校長「こもり校長がちょっと熱でやられちゃってる間です。世の中にはまだまだ素晴らしいニュースがたくさんありました。我々も去年たくさんお世話になりました緑黄色社会先生。壱誓先生と真吾先生がご結婚を発表されたという事で、改めておめでとうございます」

COCO教頭「同時発表おめでとうございます」

こもり校長「こんなことってあるんだなって俺も改めて思ったけど。こっから先ね、またいろんな分岐点を経て、さらにパワーアップした緑黄色社会先生と我々SCHOOL OF LOCK!もタッグを組んで、さらに盛り上って行けたらなと思いますね。また是非、生放送教室にも遊びに来てください。
あのね、東京、今日、雪がすごかった。とにかくすごかった。今ね、外も見えるんだけど、もうね、雷もすごくて。こういうの、なんて言うんだろう?」

COCO教頭「“雷雪”って言うらしい」

こもり校長「“雷雪”?」

COCO教頭「雷の雪で“らいせつ”っていうんだって」

こもり校長「いやもう、都心部は大変よ。東京はてんやわんや」



校長、教頭、こんばんは。雪積もってますね。小さい雪だるま作れました。
音楽がモチベの学生
女性/13歳/東京都


COCO教頭「可愛い」

こもり校長「あ、ほんとだ。可愛い。学校かな?」

COCO教頭「そうだね。外がまだ明るいから、この地獄になる前だね」

こもり校長「そうだね。今、真っ暗で雪も積もって雷だから、都心部はほんとに今混乱してるんです。全国の雪国のみなさん。雪国のみなさんからすれば、“何をはしゃいでるんだ?”と。“そんな、みぞれですやん”って思うかもしれませんが、もうほんとに申し訳ありません。東京は、ほんとに雪が降るように設計されておりませんので」

COCO教頭「だって、こんな積もってるのっていつ振りよ? 2年振り?」

こもり校長「いや、そうだわ。2年前も、俺、SCHOOL OF LOCK!で同じこと言ったわ。で、そん時も秋田県かなんかの生徒が書き込みをくれて。“いやいや。それは雪積もってません”みたいな(笑) で、同じこと言ったのよ。“東京は雪が積もる設計じゃないから”みたいな。教頭、帰り気をつけてよ。タクシー捕まんないから」

COCO教頭「あのね、頑張って予約しようと思ったんだけど、なかった」

こもり校長「でしょ?」

COCO教頭「だから、職員のタクシーパクる」

こもり校長「噂によると、授業が終わる前に帰る職員が、チラホラいるらしいよ」

COCO教頭「終電で帰るから(笑) 最後までいてよ」


さあ、という事で、SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業は!
『掲示板逆電』

こもり校長「わが校のスタンダード授業『掲示板逆電』」

COCO教頭「『学校掲示板』はSCHOOL OF LOCK !に通う生徒みんなの“教室”です。嬉しいことも、悩んでいることも、何を書き込んでもOKです」

こもり校長「毎回言ってるんけど、ほんとにどんな書き込みでもいいからね。今夜も生徒からの書き込み待ってます。一緒に話して行きましょう。
もしも〜し!」

カオナシしか勝たん 宮城県 16歳

こもり校長「16歳。学年は?」

カオナシしか勝たん「高校1年生です」

こもり校長「今日は、『掲示板逆電』だけど、最近どんな感じ?」

カオナシしか勝たん「高校に入ってから、部活動を今まで頑張って来たんですけど、メンタル的に来ちゃって、辞めたいなっていう風に考えてました

こもり校長「部活は何やってたの?」

カオナシしか勝たん「部活は野球です」

こもり校長「野球か。野球はもう昔からずっとやってたの?」

カオナシしか勝たん「小学校1年生からずっとやってました」

こもり校長「高校1年生じゃない。その学校に入って、野球部があるなって知ったのか? その野球部に入りたくてその学校に入ったのか? どっち?」

カオナシしか勝たん「公立高校なんで、この野球部で甲子園出たらかっこいいなって思ったんで入りました」

こもり校長「なるほど。じゃあ部活やりたくてその学校の野球部に入ったけど…。メンタル的にっていうのは、何が苦痛なの?」

カオナシしか勝たん「監督からの指導のされ方が自分と合わなくて、そこでちょっと来ちゃいましたね」

COCO教頭「監督は、どんな感じの指導して来るの?」

カオナシしか勝たん「昭和っぽい感じで、なんか理不尽なことで、ボール取れなかったりしたら、“それはお前の声がなかったからだ”とか、“周りのお前らがちゃんと声を出さないからだ”みたいな感じで言ってくる感じです」

COCO教頭「その、ボールと声出しって別にイコールじゃないけど、そういうところで理不尽に怒ってくるんだ?」

カオナシしか勝たん「はい」

COCO教頭「周りの部活の子たちは、その指導について何か言ったりしてないの?」

カオナシしか勝たん「先生に対しての悪口は、いない所でめちゃくちゃ言ってます」

こもり校長「まあでもね、それはどこもそうよ。やっぱ俺もちょっと裏で、先生のこと“なんだ? あの野郎”とか言ったりとかした時期もあるから。それはまあたぶんどこの現場でもあるし、たぶん不満に思うことをみんなで共通認識して言うってことは大事だと思うんだけど。その監督のその指導みたいなのが、もう全部、カオナシしか勝たんは合わないの?」

カオナシしか勝たん「言ってることは正しいっていうのは、わかる時もあるんですけど、それよりも言われ方っていうところが、ちょっときついなっていう風に」

こもり校長「なるほどね。正直なこと言うと、カオナシしか勝たんからすりゃ“時代に合ってね〜よ”って思っちゃうところが多いってこと?」

カオナシしか勝たん「そうですね」

こもり校長「まあね、何をもってして時代と言うのかっていう話もあるし。先生、何歳ぐらいの監督? 50ぐらい?」

カオナシしか勝たん「もう定年近いです」

こもり校長「そうだよね。って考えると、40歳以上離れてる人と価値観を一緒にするっていうのは、たぶん、相当難しいことだから」

カオナシしか勝たん「はい」

COCO教頭「逆に、カオナシしか勝たんが思う、時代に合ってる指導ってどういう感じなの?」

カオナシしか勝たん「褒めて伸ばす、っていう感じ」

COCO教頭「なるほどね」

カオナシしか勝たん「悪いところを見つけて、それをずっと言うんじゃなくて、“いいところ、こういうところがあるから、こっちをなくせばもっと伸びるよ”みたいな」

COCO教頭「なんか、その方がやる気が出る感じはあるもんな」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「だから、もうちょっと“何故?”っていうところを突き詰めて、ちゃんと分析した上で喋って欲しいってことだよね?」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「その、“ボールを取れなかったのは、声出してねぇからだろ! カオナシ!”みたいな、“もっと声出してけよ! お前ら〜”っていうことではなく」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「まあ言えば、監督と馬が合わないわけじゃない。でも、野球部は1個しかないわけじゃない。カオナシしか勝たんは、どうなの? 野球部を辞めたいの?」

カオナシしか勝たん「部活を辞めて、中学校の時に入ってたクラブチームで野球は教えたいなっていう風に」

こもり校長「教える側?」

カオナシしか勝たん「そう。競技的な方はもういいかなっていう感じです」

こもり校長「そうなんだ? 競技の方はいいかな、と思うのは何でなの?」

カオナシしか勝たん「自分で競争して行くのが、ちょっとそこもきつくなっちゃって。メンタル的にちょっとダメになった時から、そこももういいかなって思い始めちゃって」

こもり校長「なるほどね。じゃあ、今は部活はどうしてんの?」

カオナシしか勝たん「今は、1回、先生に辞めたいっていうのを伝えて、そこで1回話したんですけど、引き留められた感じで休部してます」

COCO教頭「なんて言って引き留められたの?」

カオナシしか勝たん「まだ早いんじゃないか? 決めるのは早いんじゃないか? みたいなことを言われて」

COCO教頭「それがいつの話?」

カオナシしか勝たん「2週間ぐらい前です」

こもり校長「最近だ。それは顧問じゃない、なんか野球部の担当の先生みたいな人に?」

カオナシしか勝たん「はい。部長の先生。監督じゃなくて」

こもり校長「正直さ、今までもず〜っと野球をやって来たわけじゃん。2週間休んだわけじゃん。離れてみてどう思った?」

カオナシしか勝たん「休んでる間も、朝練とかでみんながやってる時の声も聞こえてくんですけど、まあ、楽しそうな声もあるんで、“あ〜いいな〜”って思う時があります」

こもり校長「でも、“いいな〜”って思うな〜っていう気持ちと、“辞めたいな”と思う気持ち、どっちの方が大きい?」

カオナシしか勝たん「辞めたい方が大きいですね」

こもり校長「なんか今のカオナシしか勝たんの話を聞いて、俺が思うのは、やっぱり環境を変えるってすごく難しいことだと思うのね。今、野球部っていうものに所属してて、そこの組織から出て新しい組織に入って何かを始めるって相当難しいことだと思うの。
で、世の中の人は、“そんなに嫌なんだったら無理する必要ないよ”とか、“疲れたら休めばいいよ”とか、“辞めた方がいいんじゃない? 自分らしいのが1番だよ”っていう意見ってめっちゃあると思うんだけど、たぶん、それを言ってる人たちも自分が組織から抜けれてないのに頑張ってやってる人たちなのよ。っていうぐらい、やっぱり抜けて何かするっていうのは相当難しいことだと思うのね。
なんだけど、カオナシしか勝たんが2週間離れてみて、まあたしかに楽しそうな声が聞こえるなっていう風に思うけど、それってやっぱ表面的なところだけじゃない。で、考え直した時に、自分が中学のクラブチームに入って、そこで新しく指導とかするっていう道がいいなぁっていう、その組織を変えて何かをしようって思う気持ちがあるんだとするならば、そっちに乗っちゃってもいいんじゃないかなって俺は思う。
その後の道もないし、どこに行っていいかもわかってないのに、ただ“嫌だ”っていう理由だけでそこを抜けるって相当しんどいことだと思うから。俺はその先があるんだったら、ビジョンも見えてるし、動いてもいいんじゃないかな、とは思う」

カオナシしか勝たん「はい」

COCO教頭「私、今、話聞かせてもらっててさ、ちょっと自分の経験と結びつけちゃったのね。まあ、仕事と学校って違うんだけどさ。
仕事で、私、最初、大学卒業して入った会社の先輩がさ、ほんとこういう監督みたいな人だったのよ。“そんなにネイルしてるから仕事できないんだよ”とか、全然関係ないことで怒られてて、すごい会社行きたくなかったのね。なんだけど、やっぱ自分がこの日本っていう国に属してる以上、自分の理不尽だなと思ってることも耐えなきゃいけない時期って結構あるなって感じたのね。
で、むちゃくちゃしんどいし悔しいしめっちゃ嫌いだったんだけど、でもやっぱその先生とかその先輩、上司なりの想いっていうのもやっぱり後々わかって来たのよ。“私を早く成長させたい”とか“期待してるからこれだけ言う”とか、他の人よりきつく当たっちゃうっていうのも、“早く1人前にしたい”とかっていう想いがあったっていうのを、周りから聞いたのね。
で、今、話を聞いてたらさ、部長の先生とはお話できたんだよね?」

カオナシしか勝たん「はい」

COCO教頭「だから、もしかしたら監督がカオナシしか勝たんに期待していることもあるかもしれないし、なんかそこをまだ確認してない状態、お互いの気持ちが交わってない状態で辞めちゃうってなると、なんかね、社会に出た時に辞めグセとか付かないかなってちょっと正直思ってる。辛いのはすごいわかるんだけど、なんか今、全然、野球が楽しめてない状態じゃない。
だけど、もしかしたら、あと2ヶ月とか3ヶ月、休部を続けてった時に、やっぱり自分のプレーしたいって思うかもしれないし、なんかその時は、自分の心に、“やっぱこうやって辞めたいって言っちゃったしな…”とかじゃなくてさ、自分がその時感じたことに素直に向き合って行くのがいいんじゃないかなっていう風にも、ちょっと感じている」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「カオナシ的にどう思う? 今、俺とね教頭がバ〜っと話しちゃったけど」

カオナシしか勝たん「うん…・まあ、まだ、結論は出すのはちょっと早いかなっていう感じ…」

こもり校長「そう思った?」

カオナシしか勝たん「はい。たしかに監督からは、“お前は体が大きいからいいバッターになるぞ”とか、そういう風に言われたことはあったんですけど…。そこよりも、言われ方とかで、やっぱりメンタルに来ちゃって、っていう感じなんで、期待に応えたいっていうのはもちろんあるんですけど、その期待に応えるためのモチベーションを維持するメンタルがちょっとなくなっちゃった感じではあります」

こもり校長「うん。そうね。だから教頭が言ったみたいに、何か期待されてるっていうことをカオナシしか勝たんが感じるものがあって、信じるものがあって、続けるっていうことになれば、やっぱ続けるに越したことないと思うのよ。1年やって来たし。これから先、高校生活続くわけじゃない。ってなった時に、自分が高校3年間やり切った何かみたいなのって、たぶん、俺、相当大きいものになると思うから、そこで戦い続けるってことは素晴らしいことだと思う。
ただ、さっき言ったみたいに、モチベーションだったりとか、メンタルがやられちゃってみたいな、なんか自分自身が崩れちゃったら元も子もないから、そこをどう戦わせるか? 言えば、俺はほんとに根性みたいなところもあると思う。“負けてたまるか”みたいな、“やり続けてやるよ”、“よっしゃ頑張るぞ”って根性がないとやれないことって、もちろん、俺、この世界であると思うの。それが時代に合わないっていうことで判子を押される時代になって来たから言いづらいと思うんだけど、俺は絶対あると思う。根性が勝つ時も絶対あると思うから、そういうものを信じてやってみるっていうのも1個あるし。あと、やっぱり監督は結果を出して来た人だから、そこに乗ってみるっていうのも1個あるだろうし。
まだまだ折れてないんだったら戦ってみてもいんじゃないかな。あと、時間が許す限り、もうちょっと離れてみるっていうのもありだしね。休部できるんだったら」

COCO教頭「たしかにね。まだ2週間しか経ってないからね」

こもり校長「もうすぐだって、3学期も終わりだろ?」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「考えたら。1 ヶ月休んだところで、学期が変わったタイミングで復活すれば、周りの子も違和感もないだろうしとかさ。そういうこともあるだろうから。たしかにまだ今すぐ決めなくてもいいと思う」

COCO教頭「もっと悩んで大丈夫だよ」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「心が思うままに行った方がいいと思う。ただ辞めるってなった時に、監督のせいにだけしなければ。もし万が一ね、自分がそこを離れるってなった時に“あいつのせいで…”ってなっちゃうと、野球自体にまで影響する気持ちになっちゃうから、そこは自分の中でしっかり丸を付けて次に進む。もし頑張るんだったら何を以てして頑張るか? みたいなのを決めて、1歩進んでみるっていうのは1個いいと思う」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「だから今はすごく悩む時期だと思うけど、おもむくままに、自分の心が向くまま、いろんなことを感じながら整理してってみて」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「いろいろ話してくれてありがとね」

カオナシしか勝たん「ありがとうございます」

COCO教頭「まずはしっかり休もう」

カオナシしか勝たん「はい」

こもり校長「ありがとな」

カオナシしか勝たん「ありがとうございます」

COCO教頭「バイバ〜イ」


♪ 歩む日々に / Odol


こもり校長「めちゃくちゃ単純に俺が思うんだけど。辛いなら辞めたらいいと思うんだけど、たぶん、後悔すると思ってるからできないんだよね。辛いなら、それはもちろん辞めた方がいいじゃん。自分が壊れるぐらいなら辞めた方がいいし、離れた方がいいし、触れない方がいいしって、そんなのわかってんだけどね。でも、もしここで離れちゃったら後悔するかもしれないってすごく思うから、たぶん、踏み止まっちゃうんだと思うし。
カオナシしか勝たんも、きっと辞めたい気持ちあるんだけど、周りから聞こえるこの楽しそうな声を今離したら後悔するんじゃないかな、とか、そういうことを思ってるから、すごく引き留まっちゃうってこともあると思う。だから、後悔しちゃうかもみたいなセンサーをすごく信じるっていうのは、俺は1個の指針で持ってていいのかなと思うけどね」


ふわらるぱー 福岡県 14歳

こもり校長「14歳。学年は?」

ふわらるぱー「中2です」

COCO教頭「中2、高2は、Do what you want!」

ふわらるぱー「OK〜」

COCO教頭「ありがとう」

こもり校長「さあ、ふわらるぱー、何話そうか?」

ふわらるぱー「この前、英検の準2級を受けて、次に面接があるので、COCO教頭に面接のことを教えて欲しいです

COCO教頭「面接があるということは、筆記は受かった?」

ふわらるぱー「はい」

COCO教頭「まず、おめでとう!」

こもり校長「すごいね。おめでとう。俺、中2で英検5級落ちたんじゃなかったかな? たしか」

COCO教頭「マジ? すごいな、それも。ふわらるぱーさ、その面接はいつあるの?」

ふわらるぱー「2月の25日」

こもり校長「なんで準2級を取得しようと思ったの?」

ふわらるぱー「私が通っている学校で、中3までに学年全員が準2級を取るっていう風潮というか、目標みたいなのがあるので」

こもり校長「それは何? 英語専門の学校みたいなこと?」

ふわらるぱー「いや。普通の私立の学校なんですけど、英語の先生が仰ってたので、なんかたぶん、そうなんだろう」

こもり校長「実際さ、面接で落ちることってあんの?」

ふわらるぱー「わからない…」

COCO教頭「ふわらるぱー」

ふわらるぱー「はい」

COCO教頭「実は私、英検を受けたことないんだよな。まさかの」

こもり校長「ふわらるぱーもビックリの事実(笑) あなたに面接のコツを教えて欲しかった(笑)」

COCO教頭「でもね、ふわらるぱー、聞いて」

ふわらるぱー「はい」

COCO教頭「私、英検を受けたことないんだけど、英語で面接っていうのを受けたことあるから、それこそCAの試験とかさ、あと別の英語の資格とか取った時に英語で喋らなきゃいけなかったっていう経験はあるから、ちょっとそれを踏まえてアドバイス、私にできることあったらして行きたいと思うんだけど」

こもり校長「ちなみにふわらるぱーは何が不安なの?」

ふわらるぱー「頭の中で英文とかを組み立てて、持ってる語彙(ごい)とか文法とか使って組み立てて行くのが苦手で、質問されてから答えるまでに結構時間がかかっちゃうので」

COCO教頭「なるほどな〜」

こもり校長「そうか。面接ってコミュニケーションだもんね。だから“○○ですか?”って聞かれた時に、“あ、こういうことを言いたい”っていうのをまず考てから、それを英語に起こしてって作って話す、だから、ちょっとその間が怖くなっちゃうってことか?」

ふわらるぱー「はい」

COCO教頭「ちなみに今、どういう面接対策やってるの?」

ふわらるぱー「まだ、今日合格したってわかったばっかりだったので」

COCO教頭「じゃあこれからか」

ふわらるぱー「はい。これから。まだ何もできてないんですけど」

COCO教頭「ごめんね。私がその準2級の情報をあんまり知らないからあれなんだけど、面接ってどういう内容なの?」

ふわらるぱー「イラストと英文が一緒に書かれた紙みたいなのが配られて、それを黙読した後に読んで、で、その試験官の方がそのイラストとかに関する質問をするので、それに答えるっていうのと、あとは、自分自身に関する質問について試験官の人に聞かれたらそれに答える、みたいな感じです」

COCO教頭「じゃあ、あれだね。例えば、自分のことだったらある程度用意して行けるじゃない。でもそのイラストみたいなのは、その場でもらうんだ?」

ふわらるぱー「はい」

こもり校長「だから、応用力みたいの、対応能力みたいなところを見られるってことだね? 瞬発力というか」

COCO教頭「たしかにね、そうかそうか。ふわらるぱーは、例えば、英語学ぶこと自体は全然苦じゃないの?」

ふわらるぱー「はい」

COCO教頭「将来の夢に、英語を使いたいとかって、そういうのある?」

ふわらるぱー「学校とかってあんまり好きじゃない子とかもいるじゃないですか。それで、日本だとなんか行かないといけないみたいな風潮があるけど、外国に行ったりしたら、行かなくても他の場所で教育を受けられるみたいなのがあるので、そういうのに感心があるので、学びたいなとちょっと思ってます」

COCO教頭「素敵素敵」

こもり校長「じゃあ将来は、日本というよりかは、どっちかっていうと世界のどこかで仕事したいみたいな気持ちもあったりするんだ?」

ふわらるぱー「まだ決まってないけど、ちょっと興味があります」

こもり校長「じゃあ、英語を覚えとくっていうのは大事だね」

COCO教頭「そうだな。そうか。なんかね、緊張もするしね」

ふわらるぱー「はい」

こもり校長「面接って、心構えとしては何をしとけばいいの? 筆記はもう“今まで勉強して来た”、“自分を信じて”、“あとは焦ることなくやるだけ”、っていうので、“よういスタート”でさ、“焦らない焦らない、ケアレスミスなしで”っていう感じのマインドで行けるじゃん。面接ってどんなマインドで行ったらいいの?」

COCO教頭「これ、受ける前のふわらるぱーに元も子もないこと言っちゃって申し訳ないんだけど、ほんとに極論、“気楽にやる”っていうのが1番なのよ、私、英検準2級持ってないけど、海外で4年半働けてるから。ただ、一応今こうやって試験を資格を取ろうとしているふわらるぱーにはもちろん受かって欲しいけど、まあ極論“それがなかったとしても、海外で働けるか”、みたいな。“教頭みたいに行けるか”、みたいな。あんまりプレッシャーかけ過ぎないで欲しいっていうのがあって。
私が面接する時に自分の中で唱えてた言葉が“YYK”なのよ。“ゆっくり(Y)”、“勇気を持って(Y)”、“気楽に行こう(K)”」

ふわらるぱー「おぉ〜」

COCO教頭「英語、特に喋る時は、緊張で早口になりがちです。黙読した後に朗読させられるんでしょう? その時とか速くなるよ。ほんとに。だからゆっくり。いつもよりゆっくりを心掛けるっていうのと。
あとそのイラストについてよくわかんない質問が飛んでくるわけじゃない? それが聞き取りにくい可能性もあるけど、その時、“何て言ったんだろう? あ、そのまま進んじゃおう”じゃなくて、“すみません。もう1度質問言ってもらっていいですか?”っていう、聞き返す勇気。これもめちゃめちゃ必要」

こもり校長「もう、来てるよ。“Y”、2つ終わったよ。今」

COCO教頭「で、最後、“K”。“気楽に行こう”。今日、筆記の合格がわかったわけじゃない。だから、英語力っていうのは既にあるんだからさ、そこに自信持って。あと、落ち着いて行ったら大丈夫だから」

ふわらるぱー「はい」

COCO教頭「“YYK”を引っ提げて、頑張って欲しいと思う」

こもり校長「ふわらるぱーどう? “YYK”、授かったけど」

ふわらるぱー「それを持って、2次試験、頑張って来たいと思います」

こもり校長「“YYK”を胸にな、気楽に2次試験、行っておいで」

ふわらるぱー「はい」

こもり校長「俺は準2級、取れること応援してるから」

ふわらるぱー「はい。ありがとうございます」

こもり校長「頑張れよ!」

ふわらるぱー「ありがとうございます。頑張ります」

こもり校長「頑張れ!」


♪ Blue / YOASOBI


こもり校長「ここで1つお知らせです。雪の影響で職員1人帰りました」

COCO教頭「え? 黒板待たずして?」

こもり校長「僕の黒板を待たずして、1人職員が帰りました。ここで終電が来たということで、“お疲れ様です”と言ってから結構な速さで帰りました」

COCO教頭「気をつけて帰ってください」

こもり校長「マジで気をつけ帰って」


こもり校長「さあ、ということで、まだまだ生徒と電話して行きます。もしも〜し」

墨汁無双 新潟県 17歳

こもり校長「17歳。学年は?」

墨汁無双「高2です」

COCO教頭「中2、高2は、Do what you want!」

墨汁無双「OK」

COCO教頭「Fantastic! 素晴らしい」

こもり校長「墨汁無双、今日はどんな話しようかね?」

墨汁無双「自分、進路のことについて話したい

こもり校長「いいよ。何? 進路のことで、なんかちょっと悩んでたりとかすんの?」

墨汁無双「はい。自分が今、お笑い系の仕事に就きたいなと思ってて、興味があるんですけれど、なかなか他の人に言えずにいるというか」

こもり校長「墨汁無双は、あれだよな? ランジャタイ先生がすごい好きって言って、1回話したよね?」

墨汁無双「2回ほど話しました」

こもり校長「そうだよね。話したよね。じゃあ、あれからずっとお笑いに興味があるんだ?」

墨汁無双「はい。『M-1グランプリ2020』ぐらいからずっと見始めて、予告の4分間のビデオとかほんとカッコよくて。芸人さんって笑わせるためにやるじゃないですか。そういう生き様とかかっこいいと思って、サポートしたいなって思ったんです」

こもり校長「そしたら、マネージャーさんとかになりたいってこと?」

墨汁無双「はい。劇場のスタッフとか、そういうのやってみたいなって思ったり」

COCO教頭「そっち側か」

こもり校長「それを周りになかなか言えないっていうのは、何でなの?」

墨汁無双「自分の住んでるところがすごく田舎で、エンタメの仕事に就きたいとか言ったら…“できるわけないじゃん。そんなん”みたいな感じで言われそうで怖くて」

こもり校長「まあ、たしかに言われるね。俺もめちゃくちゃ言われたもんね。俺も三重県出身で、たぶん俺も墨汁無双に負けないぐらい田舎だけど、まあ言われたよ。俺、東京に、“EXILEになります”って言って出てくって言った時は、まあ家族全員に笑われたね」

COCO教頭「なんて言われたの? 校長」

こもり校長「“なれるわけないじゃん”って。“何言ってんの?”って。家のお母さんだけは信じてくれてたけど、まあ親戚にも言われたね。“なれるわけないよ”って。
で、俺、中学で上京したから、“高校になったら”とか、“就職するタイミングになったら絶対戻って来るよ”みたいな。さんざん言われたよ。まあ俺からすると、“ですよね〜”みたいな感じだったけど」

COCO教頭「そこで校長はショック受けたりみたいなのは、特になかった?」

こもり校長「なかった。俺はね。だからちょっと俺は逆に特殊なタイプなのかもしれないけど。
だから、墨汁無双が今不安に思ってるようなことは、“ないよ”とは言い切れないね。起きうる現実だと俺は思う。だから不安に思ってもしょうがないなっていうのはすごく共感する。でも“笑われるから言えない”っていうところも、もちろん1個、ネックとしてあるんだろうけど、自分の中でなんかちょっと心に引っ掛かることとかもあんの?」

墨汁無双「自分が1〜2年ぐらいで飽きることが多くて。自分が好きなアーティストとかで、この人のこの曲とか、すっごい聴いてたのに急に冷めて聴かなくなったりとか。もしお笑いに対しての熱が、感情が、それっきりだったりしたらって思ったりする」

こもり校長「なるほどね。今のこの熱量が、もし、“マネージャー目指すぞ!”って東京とかに出ちゃった時に、“でも冷めちゃってあんまだな…”ってなっちゃうかもしれなくて怖い、みたいな」

墨汁無双「そうです」

COCO教頭「でも、好きな音楽とか、なんかずっとはまってた食べ物とかいろいろあるけどさ、なんかそれ、飽きるって言うよりも、他に興味があるもの出てきたからトライしたみたいな。そういうプラスの捉え方もあるわけじゃない?
例えば、私もちょっとお笑い好きとして、それこそ私のマネージャーなんかお笑いが好きでマネージャーになってきたんだけど、なんかね、お笑いって毎日現場が違うんだよ。例えば、劇場にマネージャーが付いてく時もあれば、CRAZY COCOのテレビ収録に付いて行って好きな俳優さんにもちょっと会えた、とかさ。とか、ルミネの舞台にちょっと携わるとか。なんかね、いろんな。毎日同じことをするってことが、まあないの。だから意外と飽きないっていうのも正直あるよ。
まあ楽しいことばっかりじゃないかもだけど、できることとか、興味持てることがいろいろどんどん降って来る。私、まだ2年しかお笑い好きやってないけど、今の感覚値としてはそんな感じだし。だからその辺はあんまし不安視しなくていいと思うんだけど」

墨汁無双「はい」

COCO教頭「なんか、他に自分が冷めやすいな〜って思ったこととかあるの?」

墨汁無双「例えばですけど、お笑い芸人だったりすると、このコンビ、ずっと推してた、すっごい好きだったのに、急におもしろくなく感じてる時…。いや、おもしろいんですけど、ネタ観すぎて傾向がわかっちゃったみたいな」

COCO教頭「ネタを観すぎてね」

墨汁無双「テレビ番組でやってるネタが、“あ、このネタか…”みたいな感じで観ちゃったみたいなことが、たまにあったりして」

こもり校長「そんなこと言ったら、そんなんいっぱいいるだろ」

COCO教頭「ようけおるで」

こもり校長「でも逆に、自分が今、お笑い芸人のマネージャーをやってみたい、みたいな感じで、“ちょっとやってみたいな”みたいなことは他にもあったりするの?」

墨汁無双「ずっと小学校とかの時から図書館司書とかになってみたくて」

COCO教頭「図書館司書?」

墨汁無双「本とか貸し借りするような仕事なんですけど、自分が本が好きだから、そういう環境に行ってみたいな、とか思ってたりした中で、2つ選択肢っていうか、お笑いとかやってみたいなっていうのと、揺れ動いてるっていう感じ」

こもり校長「俺的な感覚なんだけど、“諦める”っていう選択じゃなくていいと思うわけ。図書館司書とお笑い芸人のマネージャーやりますって言った時に、どっちかを選んだらどっちかの夢がもう終わりっていうことではないと俺は思うのね。どっちかの道をず〜っと歩んでいる中で、どっかの分岐点で、あの頃思ってた夢が急に叶うみたいなことって結構あって、俺もそれこそダンスやりたくて『EXILE』みたいになりたくて、って、この業界に入って夢をずっと追っかけて来たら、気づいたら校長先生になってるからね」

COCO教頭「たしかに(笑)」

こもり校長「っていうことが起きるわけよ。それと同じで、今選んだ物がなくなっちゃうことは全くなくて、逆に墨汁無双がものすごくいろんなことに興味があって、すごくいろんなことに興味が湧いて夢ができちゃうタイプだとするんだったら、2つとか言わず、3つ、4つ、5つとか、どんどんやりたいことをいっぱいいっぱい貯めて行って。で、それを面で見るんじゃなくて、立体にして、いつかサッカーボールのような立体で見て、それを転がして行くかのように、夢を叶えていくという方法も絶対あると思うから、俺は、今自分が興味があるものに突き進んだらいいと思う。で、いつしか絶対にまたきっかけが来るから、そん時に図書館司書になろうと思えばなれるから」

墨汁無双「はい」

こもり校長「だから、夢っていうのは諦める必要ないし、いっぱい夢があるってことは恥ずかしいことでもないし。あと、夢はもう笑われいいんだよ。夢なんだもん。現実じゃないから。現実に起きたことを、あなたは今、笑われてるんじゃなくて、夢を語って笑われてるだけだから、そんなのは笑わせとけばいんですよ。悲しむ時は現実を笑われた時だけでいいから。言っちゃっていいと思うよ。“そういう夢があるんだよね”って」

墨汁無双「わかりました」

こもり校長「いつかそれで叶えた先にね、また違う夢を叶えて欲しいと思うから、夢を不安に思わないで」

墨汁無双「わかりました」

こもり校長「いつかまた、COCO教頭をサポートしてやってくれよ」

COCO教頭「マネージャーとして」

墨汁無双「わかりました」

こもり校長「あと、飽きないでやってくれ〜」

COCO教頭「飽きられたら悲しい〜」

墨汁無双「(笑)」

こもり校長「また、おもしろいこと話そうな」

墨汁無双「はい。わかりました」

COCO教頭「ありがとね」

こもり校長「ありがとな。頑張れよ」

墨汁無双「ありがとうございました」

COCO教頭「バイバ〜イ」

墨汁無双「失礼しました」



今日の黒板



SOL!


『 分からなくて良い 』

こもり校長「今、自分がすごくいろんなことに悩んでるっていうことは、って言うか、みんな何か悩んでると思う。“これやり続けようかな? やめようかな?”とか、“将来これでいいのかな? ダメなのかな?”とか、すごいいろんなことで悩んでると思うんだけど、自分の気持ちなんてわかんなくていい。んで、わかんないまま選択してもいい。それは恥ずかしいことじゃない。
ただ、それを決めた先に、答えっていうのは、結果っていうのは、いつも後から付いて来るから。今できることを全力でやって、今思ってることに体を委ねて、真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいけばいい。自分の気持ちなんてわかんなくていい。何年か経った先に振り返った時に、あの気持ちってこうだったなってわかることが絶対に来るから、不安にならなくいい。自分の気持ちがわからなくていい。自分が今思うその気持ちを、大切にして欲しい」



♪ 雪急く朝が来る / Official髭男dism


こもり校長「そろそろ下校の時間です」

COCO教頭「まだ、授業終わってないですよ」

こもり校長「終わってない。下校の時間だから。まだ。終わりじゃないけど、まず今、隣でカヲル先生はリュックを背負ってる。で、野村監督は、もう今、立ってる」

SOL!


COCO教頭「おかしいよ」

こもり校長「ちょっと待て。みんなが終電で帰ろうとしてる」

COCO教頭「まだだよ」

こもり校長「まだ下校の時間だぞ。でも、みんな今日は帰ろうとしているから、このまま帰る。こんな僕らでごめん。ということで、明日も元気でこの学校に登校。
SCHOOL OF LOCK! は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立!」

こもり校長「さあ、生徒のみんな、全員立って」

COCO教頭「礼!」

こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」

こもり校長「よっしゃ〜 帰るぞ〜」

SOL!

こもり校長の放送後記

さぁ皆帰るぞーーー

COCO教頭の放送後記

皆、足元気をつけて明日も通学すっぞ♡

この後記の放送を聴く

聴取期限 2024年2月12日(月)PM 10:00 まで

Music 2024.2.5 PLAYLIST

    22:09
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「夢は笑われてもいい」「悲しむのは、現実を笑われたときだけ」“エンタメの仕事に就きたい”10代の背中を押す言葉

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。2月5日(月)の放送では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、将来の夢に悩む10代リスナーと電話をつなぎ相談に乗りました。「エンタメの仕事に就きたい」という17歳のリスナーとのやり取りを紹介します。

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